2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社公表の通期業績予想に修正はなし。第3四半期累計(2025/4–12)は会社計画に対して概ね順調(会社予想との差異:なし=ほぼ予想通り)。
- 業績の方向性:増収増益。経常収益75,946百万円(前年同期比+22.3%)、経常利益18,290百万円(+30.7%)、親会社株主に帰属する四半期純利益12,804百万円(+25.6%)。
- 注目すべき変化:貸出金利息・有価証券利息配当金が増加し資金運用収益が拡大(貸出金利息 36,562百万円、前年同期29,341百万円)。一方で債券の評価損が大きく出ており(有価証券評価で債券の評価損607億55百万円のマイナス)、その他有価証券評価差額はマイナス幅拡大。ただし繰延ヘッジ損益がプラスで補正され、包括利益は大幅増(15,067百万円、+438.5%)。
- 今後の見通し:通期業績予想(経常収益97,600百万円、経常利益22,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益15,000百万円)は据え置き。第3四半期時点の進捗率は売上(経常収益)で約77.8%、経常利益で約83.1%、純利益で約85.4%と高水準であり、達成可能性は高いと判断できる(ただし市場金利や有価証券の評価変動リスクは残る)。
- 投資家への示唆:利ざや中心の利益拡大が確認できる一方、時価評価による債券評価損やデリバティブ・ヘッジの影響でOCI(その他包括利益)が変動しやすい点に留意。通期配当見通しは据え置き(年間160円、予想EPS 453.88円に対して配当性向約35%)で安定的な株主還元が維持されている。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社武蔵野銀行(Musashino Bank, Ltd.)
- 主要事業分野:地域銀行業(預金・貸出・為替・有価証券運用)、リース、信用保証、カード・決済・各種金融サービス等(埼玉県を中心とした地域金融)
- 代表者名:取締役頭取 長堀 和正
- 問合せ先責任者:執行役員総合企画部長 磯中 克哉(TEL 048-641-6111)
- 報告概要:
- 提出日:2026年1月30日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期(連結、2025年4月1日~2025年12月31日)
- 決算説明資料の作成:有、決算説明会:無
- セグメント:
- 銀行業:預金・貸出・有価証券運用等のコア事業
- リース業:リース債権・投資
- 信用保証業:カード関連などの保証業務
- その他:クレジットカード(JCB・VISA)、資産運用、システム事業、コンサル等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式を含む):33,405,456株
- 期末自己株式数:357,241株
- 期中平均株式数(四半期累計):33,064,272株
- 時価総額:–(資料未記載)
- 今後の予定:
- 通期予想の公表:2025年11月7日公表の数値から修正なし(直近修正:無)
- 株主総会・IRイベント等:資料に特記事項なし(–)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較、通期予想に対する第3四半期累計の達成率)
- 売上高(経常収益):75,946百万円/通期97,600百万円 → 進捗率 75,946/97,600 ≒ 77.8%(会社予想との差異:なし)
- 営業利益(経常利益):18,290百万円/通期22,000百万円 → 進捗率 ≒ 83.1%
- 純利益(親会社株主に帰属する当期純利益、四半期累計):12,804百万円/通期15,000百万円 → 進捗率 ≒ 85.4%
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:貸出金利息の増加(貸出金利息 36,562百万円、前年同期29,341百万円)や有価証券利息配当金の増加により資金運用収益が拡大。株式関係損益のプラス寄与(単体で3,491百万円のプラス)も寄与。
- 下振れ要因:債券評価の時価差で大きな評価損(債券の評価損が約607億円のマイナス)を計上している点は留意。ただし多くはその他包括利益に計上されている。
- 通期への影響:現在の進捗・経常利益比率から通期予想達成の見込みは高い。市場金利や有価証券の時価変動・与信費用動向が残リスク。
財務指標(第3四半期累計・連結、単位:百万円)
- 財務諸表の要点(貸借対照表・損益計算書の主要数値)
- 総資産:5,576,510(百万円)(前連結年度末比 +1,015億円)
- 純資産:278,111(百万円)(前連結年度末比 +101億円)
- 自己資本比率(単純計算の期末純資産÷期末総資産):4.9%(注:自己資本比率告示に定める算定ではない)
- 収益性(第3四半期累計、対前年同期比)
- 経常収益(売上的指標): 75,946百万円、前年同期比 +22.3%(+13,866百万円)
- 経常利益(営業利益相当): 18,290百万円、前年同期比 +30.7%(+4,306百万円)
- 四半期純利益(当期純利益): 12,806百万円(四半期ベース)、前年同期比 +25.6%(親会社株主に帰属する四半期純利益 12,804百万円)
- 1株当たり四半期純利益(EPS、四半期累計ベース): 387.26円(前年同期308.13円)
- 営業利益率(経常利益/経常収益): 18,290/75,946 ≒ 24.1%
- 収益性指標(目安との照合)
- ROE(目安:8%以上良好):計算値 ≒ 12,804/278,111 = 4.6%(目安より低い)
- ROA(目安:5%以上良好):計算値 ≒ 12,804/5,576,510 = 0.23%(銀行業では低く見えるが資産規模考慮が必要)
- 営業利益率:約24.1%(銀行業は利ざや中心のため比較指標が異なる)
- 進捗率分析(通期予想に対する第3四半期累計)
- 売上(経常収益)進捗率:77.8%
- 営業利益(経常利益)進捗率:83.1%
- 純利益進捗率:85.4%
- 過去同期間との比較:前年同期比で増収増益のため進捗は順調。
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。したがって営業CF等の数値は提示されていない。
- 四半期推移(QoQ)
- 当資料は第3四半期累計の比較(前年同期比)を主に提示。QoQの明確な四半期別比較数値は限定的。
- 財務安全性
- 自己資本(純資産)278,111百万円、自己資本比率(単純計算)4.9%(注:自己資本比率告示基準とは異なる算定。一般企業の40%以上参考基準は当てはまらない点に注意)
- 流動比率・負債比率の詳細は開示表に記載なし(–)。
- 効率性
- 総資産回転率や売上高営業利益率の詳細は資料に直接記載なし。経常利益率は上記参照。
- セグメント別(第3四半期累計、連結)
- 銀行業(外部顧客に対する経常収益): 65,212百万円、セグメント利益 17,710百万円(前年同期から大幅増)
- リース業:外部経常収益 8,718百万円、セグメント利益 254百万円
- 信用保証業:外部経常収益 701百万円、セグメント利益 889百万円(外形は小さい)
- その他:経常収益 1,462百万円、セグメント利益 341百万円
- セグメント構成比:銀行業が主要収益源(大半を占める)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:ほぼ無し(当期の特別利益 0 百万円)
- 特別損失:当期の計上はほぼ無し(報告上は0。セグメント注記で埼玉県内営業用店舗に対する減損11百万円の計上が確認できる)
- 一時的要因の影響:目立つ一時損益はなく、利益増は基本的に営業(利ざや・有価証券による収益)によるもの
- 継続性の判断:債券の時価評価損等は市場動向に依存するため継続性は不確定。貸出金利息の増加は金利水準によるため中期的な継続の可能性あり。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期(実績):中間 60円、期末 65円、年間 125円
- 2026年3月期(予想):中間 80円(支払済)、期末予想 80円、年間予想 160円(直近公表から修正なし)
- 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
- 配当性向(会社予想ベース):配当160円/予想EPS 453.88円 ≒ 35.3%
- 株主還元方針:特別配当・自社株買いの記載なし。役員向け株式報酬BIP信託あり(信託保有株は自己株式に含めて計上)。
設備投資・研究開発
- 設備投資額:資料に具体的な設備投資額の記載なし(–)
- 減価償却費:当第3四半期累計で 3,020百万円(前年同期 2,984百万円)
- 研究開発(R&D):該当項目なし(–)
受注・在庫状況
- 該当なし(銀行業のため受注・在庫の概念は限定的)
セグメント別情報(要点)
- 銀行業が収益の柱:外部経常収益 65,212百万円、セグメント利益 17,710百万円(前年から大幅増)
- リース業は安定的に推移(収益は小規模だが寄与)
- 信用保証業は収益が前年より減少(外部経常収益 701百万円)
- セグメント戦略・見通し:地域密着の貸出拡大と資金運用の強化が利益改善の主因と説明あり
中長期計画との整合性
- 中期経営計画に関する記載:当資料では中期計画との整合的評価は記載なし(–)
- KPI達成状況:特段の記載なし(ただしコア業務純益・経常利益は前年超過で推移)
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内は緩やかに回復、個人消費・設備投資は持ち直し。埼玉県経済も緩やか回復との記載。
- 競合比較:同業他社との定量比較は資料に記載なし(–)
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期業績予想(変動なし):経常収益 97,600百万円(+16.0%)、経常利益 22,000百万円(+21.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益 15,000百万円(+14.0%)、1株当たり当期純利益 453.88円
- 次期予想:資料に記載なし(–)
- 会社予想の前提:特に明記された前提(為替等)はなし。金利・有価証券市況等の影響を注記。
- 予想の信頼性:第3四半期までの進捗率は高く、過去の公表値からの修正は無いため現時点で達成見込みは高い。ただし有価証券時価や金利影響、与信動向がリスク。
- リスク要因:
- 市場金利の急変(貸出金利・資金運用収益に影響)
- 債券市況の変動による評価損(OCIへの影響だが、損益にも影響する可能性)
- 地域経済の悪化による与信費用の上振れ
重要な注記
- 会計方針の変更:なし(当期間における会計方針変更・見積り変更は無)
- 役員向け株式報酬(BIP信託):導入済み。信託保有株は自己株式として計上。信託株式の簿価239百万円、期末株式数92,248株。
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない。
- 自己資本比率(報告の算出方法)は自己資本比率告示に定めるものとは異なる旨注記あり。
(注)
- 数値はすべて連結ベース、単位は百万円で記載されたものをそのまま引用しています。明記されていない項目は「–」としています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 8336 |
| 企業名 | 武蔵野銀行 |
| URL | http://www.musashinobank.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 銀行 – 銀行業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。
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