2026年2月期第3四半期決算説明資料

エグゼクティブサマリー

  • 経営陣のメッセージ:
    • 識学本体(組織コンサルティング)は第3四半期累計で利益を確保しており、本業の収益力は維持していると説明。スポーツ事業は集客(Bプレミア昇格要件)優先で先行投資を行ったため短期的に収益を圧迫したが、スポンサー収入・有料チケット比率は回復傾向で、来期以降は収益性重視の運営へ移行する方針。M&Aとファンドは中長期成長エンジンとして継続推進。
  • 業績ハイライト:
    • 2026年2月期(通期)業績予想を下方修正:売上高を7,100→6,500百万円(▲600百万円)、営業利益950→500百万円(▲450百万円)。主因はスポーツ事業のスポンサー・チケット未達、プラットフォーム売上未達、ファンドの減損、M&A関連費用増。
    • 第3四半期累計(3Q累計/3月〜11月):売上高5,139百万円(YoY +28.0%:良い)、営業利益794百万円(YoY +177.9%:良い、ただし2Qのファンド売却の一過性寄与が大きい)。3Q単独は売上1,462百万円(YoY +5.6%)で営業損益は▲46百万円。
  • 戦略の方向性:
    • 中核の組織コンサルティングで安定キャッシュを創出し、識学ノウハウをM&A・ファンドに展開する「自己増殖型サイクル」を推進。長期保有型M&Aはモノづくり中小企業をターゲットに識学によるバリューアップ後も保有する方針。
  • 注目材料:
    • ファンド(新生識学ファンド)での1社売却により、2Qに売上+1,024百万円、営業利益+824百万円の一過性利益を計上(業績を押上げ)。
    • スポーツ事業は平均入場者数目標(Bプレミア基準)を達成水準に引上げたが、スポンサー収入等は前半で不足→収益性重視へ転換予定。
    • 株主優待制度を継続(200株以上で年合計QUOカード10,000円分)。
  • 一言評価:
    • 本業は堅調だが、スポーツ事業の先行投資・ファンドの損益変動で通期下方修正。中長期のM&A・ファンド戦略は継続。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 株式会社識学(SHIKIGAKU CO., LTD.、東証グロース:7049)
    • 主要事業分野:
    • 組織コンサルティング事業(マネジメントコンサルティング、プラットフォームサービス)—コアの安定収益源・ノウハウ供給
    • スポーツエンタテインメント事業—地域スポーツ運営、集客・スポンサー収入を狙う事業
    • ファンド事業(ハンズオン支援ファンド、VCファンド等)—投資・バリューアップ・売却によるキャピタルゲイン
  • 説明会情報:
    • 開催日時: 2026年1月14日(決算発表日)
  • 説明者: 発表者(役職)と発言概要: –(資料中の主要メッセージを上記に要約)
  • 報告期間:
    • 対象会計期間: 2026年2月期 第3四半期(3月〜11月の9か月を中心に報告)
  • セグメント:
    • 組織コンサルティング事業:マネジメントコンサル/プラットフォームサービス(契約社数推移あり)
    • スポーツエンタテインメント事業:チーム運営・チケット・スポンサー等、Bプレミア参入目標あり
    • ファンド事業:識学1号/2号、新生識学ファンド、新進気鋭スタートアップファンド(ハンズオン支援・VC)

業績サマリー

  • 主要指標(単位:百万円、前年同期比はパーセント表記)
    • 通期(修正後予想): 売上高 6,500(前回予想7,100から▲8.5%)※ダウン(悪い目安)
    • 修正理由:スポーツのスポンサー・チケット未達、プラットフォーム売上未達
    • 売上原価+販管費(通期予想): 6,000(前回6,150 ▲2.4%)
    • 営業利益(通期修正): 500(前回950)▲47.4%(悪い)/営業利益率(通期修正): 500/6,500 = 7.7%(目安)
    • 経常利益(通期修正): 520(前回954)▲45.5%(悪い)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益(通期修正): 360(前回687)▲47.6%(悪い)
    • EPS(9M実績): 46.69円(YoY +5.6%:良い)/(通期EPSは–)
    • 第3四半期(3Q単独、9月〜11月): 売上高 1,462(YoY +5.6%:良い)、営業利益 ▲46(前年106 → 赤字、悪い)
    • 9M累計(3月〜11月): 売上高 5,139(YoY +28.0%:良い)、営業利益 794(YoY +177.9%:良い、ただし一過性寄与あり)、当期純利益 392(YoY +3.7%)
  • 予想との比較:
    • 会社(前回)予想に対する達成率(通期修正前ではなく「修正後」に対する9M進捗を計算):
    • 売上高進捗 = 5,139 / 6,500 = 79.1%(良い目安:高進捗だが通期下方修正後の数値)
    • 営業利益進捗 = 794 / 500 = 158.8%(一見良いが、2Qのファンド売却一過性利益が含まれる点に注意)
    • 純利益進捗 = 392 / 360 = 108.9%(同上)
    • サプライズ: 2Qでファンド事業の1社売却による一過性利益(売上+1,024、営業利益+824)が大きく寄与。3Qはスポーツ集客強化の先行投資とファンドの減損で営業損失を計上(▲46)。
  • 進捗状況:
    • 通期予想に対する進捗(上記参照) — 売上は約79%で進捗良好、利益面は一過性要素により累計で目標超過だが3Q単独は悪化しているためQ4に注意。
    • 中期経営計画や年度目標に対する達成率: –(具体的中期KPI数値の開示なし)
    • 過去同時期との進捗比較: 9M売上YoY +28.0%(良い)、だが主因はファンド売却の一過性寄与を含む点に留意。
  • セグメント別状況(9M累計、単位:百万円、YoY):
    • 組織コンサルティング: 売上高 3,581(YoY +0.1%:ほぼ横ばい)、営業利益 123(YoY ▲71.2%:悪い) — 主因は子会社外注費・株主優待費・人件費増、内部取引の影響あり。
    • スポーツエンタテインメント: 売上高 530(YoY +21.2%:良い)、営業利益 14(前年▲34 → 黒字回復だが小幅) — 集客強化の先行投資で利益圧迫(3Qは投資大)。
    • ファンド事業: 売上高 1,027(新規計上含む)、営業利益 656 — 2Qの1社売却により大幅利益(ただし3Qに減損▲48を計上)。
    • 収益構成・成長率は上記の通り。内部取引(組織コンサル⇄スポーツ)で283百万円の内部売上が発生し、連結上の組織コンサル利益を圧迫。

業績の背景分析

  • 業績概要(ハイライト):
    • 2Qにファンド売却で一過性利益。3Qはスポーツの集客強化のための積極投資、ファンドの減損、M&A関連の先行費用増で単独営業損失。組織コンサルは契約数・プラットフォーム契約社数は増加傾向も、外注費や人件費で利益が圧迫。
  • 増減要因:
    • 増収要因: ファンドの売却収入(新生識学ファンドによる売却で当社持分に基づき売上+1,024百万円)。スポーツ・プラットフォームの一部は前年超。
    • 減収要因: スポンサー収入・チケット売上が計画未達、識学本体のプラットフォーム売上が計画を下回る。
    • 増益/減益要因: 戦略的な集客投資(スポーツ:10〜12月に集中)、投資有価証券の減損(ファンドでの減損計上)、M&A関連のデューデリジェンス費用・人材採用費増。
  • 競争環境:
    • 組織コンサル分野では契約社数(累計)が拡大(資料上は累計約4,891〜5,000社レンジの達成記載)し一定の存在感。スポーツ事業は地域・リーグ昇格に伴う競争・収益化のハードルあり。ファンド領域は投資先の成否・出口環境が収益に直結。
  • リスク要因:
    • スポーツ事業の集客・スポンサー依存、プラットフォーム売上の季節性・採用遅延、ファンド投資先の業績変動による減損リスク、M&Aの費用先行と期待どおりのバリューアップが得られないリスク、マクロ(景気・資本市場)影響、サプライチェーン等の外部要因。

戦略と施策

  • 現在の戦略:
    • 「識学ノウハウ」を中心に、組織コンサルで安定収益を生み、ファンド・長期保有型M&Aでバリューアップ→売却や連結取り込みによる成長を目指す多層的モデル。特にモノづくり中小企業をターゲットに長期保有型M&Aで技術保護と価値向上を図る。
  • 進行中の施策:
    • スポーツ事業:Bプレミア参入要件(平均入場者4,000人/試合)達成に向けた集客施策を実施(10〜12月に集中的投資)。1月以降は集客費用を抑制し収益性改善フェーズへ移行予定。
    • ファンド:投資実行フェーズ(新進気鋭スタートアップファンド等)およびハンズオン支援(新生識学ファンド)で投資先の組織支援を実施。
    • M&A:長期保有方針で案件ソーシングを拡大(検討数豊富)。
  • セグメント別施策:
    • 組織コンサル:プラットフォーム契約社数拡大(1,122社、微増)、マネジメントコンサル受注回復(受注金額707百万円)。
    • スポーツ:集客重視の先行投資後、収益性重視へ移行。
    • ファンド:IPO/売却による刈り取りを進め、ハンズオンでのバリューアップ実績を作る。
  • 新たな取り組み:
    • 長期保有型M&Aの公表(モノづくり企業ターゲット)と、ファンド→M&Aへのノウハウ横展開(自己増殖サイクル)の戦略化。

将来予測と見通し

  • 業績予想:
    • 予想の前提条件: 通期修正ではスポーツ収益回復見込み、プラットフォーム売上改善、だが外部環境変動やファンドの回収状況等に左右される旨。具体為替等の前提は記載無し。
    • 経営陣の自信度: 本業収益力維持を強調しつつ、スポーツは収益性重視に舵を切る等、慎重かつ前向きな姿勢。
  • 予想修正:
    • 通期予想の修正有無: 有(下方修正)。
    • 修正理由: スポーツスポンサー収入・チケット未達、プラットフォーム売上不足、ファンドの減損、M&A関連費用超過。
    • 修正の主要ドライバー(セグメント別): 売上減少は主にスポーツ・プラットフォーム、費用増はスポーツ集客投資・ファンド減損・M&A費用増。
  • 中長期計画とKPI進捗:
    • 中期計画(公表数値)は資料に明示なし。KPIとしてコンサルタント1人当たり売上513万円/月(計画通り)、プラットフォーム契約社数1,122社、マネジメントコンサル受注707百万円などの指標を開示。
    • 長期M&A目標:検討数200社、通期実行目標2社(3Q時点:検討105社、意向表明7社、実行0社)。
  • 予想の信頼性:
    • 過去の実績によりファンド売却等で業績が大きく変動するため、短期予想は一過性要因により変動しやすい点に注意。
  • マクロ経済の影響: 為替等の記載なし。資本市場環境がファンドの売却・評価に影響する点はリスク。

配当と株主還元

  • 配当方針: 資料に明示的な配当方針は記載無し。株主優待は継続。
  • 特別配当: 無し(記載なし)
  • その他株主還元:
    • 株主優待制度:基準日毎年2月末・8月末に200株以上保有でQUOカード5,000円(各回)、年間合計10,000円分を継続実施(継続方針を明記)。自社株買い等の表明は無し。

製品やサービス

  • 製品: –(識学はサービス中心のため「製品」明示なし)
  • サービス:
    • マネジメントコンサルティング(大企業・中小企業向け)、プラットフォームサービス(識学クラウド等)、スポーツ運営(チケット・スポンサー)、ファンドのハンズオン支援。
    • プラットフォーム契約社数は1,122社(FY26/3Q)。コンサルタント1人当たり売上は513万円/月(計画通り)。
  • 協業・提携: 新進気鋭スタートアップファンドはTKP(東証GRT)と共同出資。
  • 成長ドライバー: 組織コンサルのノウハウ横展開によるM&Aバリューアップ、ファンド事業での刈り取り(IPO・売却)、プラットフォーム契約拡大。

経営陣のトーン分析

  • 自信度: 中立〜慎重かつ前向き。識学単体の収益力は維持している点を強調しつつ、スポーツ事業は短期の収益性改善に注力すると説明。M&A・ファンドは中長期での成長エンジンと位置付け。
  • 表現の変化: 前回比の口ぶりは明記無しだが、今回資料では下方修正とその理由を丁寧に説明しており、透明性志向。
  • 重視している話題: 組織コンサルティングの収益維持、スポーツの集客→収益化、ファンド・M&Aの成長モデル。
  • 回避している話題: 将来の具体的数値(来期予想)、配当額の詳細、役員・代表コメントの個別開示は限定的。

投資判断のポイント(情報整理のみ、投資助言ではない)

  • ポジティブ要因:
    • 組織コンサルティングがキャッシュ創出基盤として機能している点(コア事業の安定)。
    • ファンドの一部売却による大幅一過性利益(2Q)が発生。
    • プラットフォーム契約数・コンサルタント1人当たり生産性は改善・計画通り。
    • M&A用のソーシングが豊富(検討数多数)。
  • ネガティブ要因:
    • 通期業績の下方修正(売上・利益の大幅減)。
    • スポーツ事業のスポンサー収入・チケット収入の未達と投資費用の増加。
    • ファンドの投資先での減損計上、M&A関連費用の先行増加。
    • 業績に一過性要因(ファンド売却等)が大きく影響する点。
  • 不確実性:
    • ファンドの出口環境(IPO/売却)と投資先の評価、スポーツ事業の継続的な集客力・スポンサー回復、M&Aの実行とバリューアップの成否。
  • 注目すべきカタリスト:
    • Bプレミア昇格・認定関連(スポーツ事業の入場者数・スポンサー回復)
    • ファンドの追加売却やIPO実現(刈り取り)
    • 長期保有型M&Aの実行(案件の公表・買収完了)
    • 4Q(期末)決算の内容(スポーツの費用抑制効果、ファンド評価の変動)

重要な注記

  • 会計方針: 変更の明示なし。ただし資料末尾に「将来予想に関する記述は確実性を保証しない」旨の注意書きと未監査の数値が含まれる旨の注記あり。
  • リスク要因: ファンド減損、投資先の業績悪化、スポーツ集客・スポンサー不振、M&A関連費用の増加などを明記。
  • その他: 株主優待は継続(200株以上で年合計QUOカード10,000円分)。IR問い合わせ:ir@shikigaku.com

(注)不明な項目は「–」と表記しました。数字は資料記載値を基にし、増減については良い/悪いの目安を併記しています。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7049
企業名 識学
URL https://corp.shikigaku.jp/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。

投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。

なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。

By シャーロット

ジニーは、Smart Stock NotesのAIアシスタントです。膨大なデータとAIの力で、企業や市場の情報をわかりやすくお届けします。投資に役立つ参考情報を提供することで、みなさまが安心して自己判断で投資を考えられるようサポートします。