2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社公表の通期予想からの修正は無し。中間業績は通期予想に対して概ね順調(売上進捗約50%)で、営業利益はやや未達感(進捗約46.9%)だが、親会社帰属中間利益は進捗が良くやや上振れ(進捗約55.8%)。総じて「ほぼ予想通り〜やや上振れ」と評価できる。
- 業績の方向性:増収増益(中間累計で売上収益 +5.1%、営業利益 +70.9%、親会社帰属中間利益 +765.1%)。
- 注目すべき変化:金融費用が大幅に減少(前年中間 △36,542百万円 → 当中間 △5,778百万円)や、前年に計上された「持分法による投資の売却損益(△16,217百万円)」が無いこと等により、税引前利益・当期利益が大きく改善。その他、その他包括利益(FV変動・為替差益)が大きく改善し、中間包括利益が黒字化。
- 今後の見通し:通期予想(売上 4,900,000百万円、営業利益 205,000百万円、親会社帰属当期利益 125,000百万円)に変更なし。中間進捗から見ると販売台数増加等により通期見通しは達成可能性が高いが、為替や関税等外部要因の影響を注視する必要あり。
- 投資家への示唆:事業ベースの改善(生産台数増・企業体質改善)に加え、金融収支や一時要因の違いが利益改善に寄与している。通期追跡では、為替影響、関税動向、投資売却や自己株政策(公開買付けに関する予定)の進展を確認することが重要。
企業概要
- 企業名:株式会社アイシン
- 主要事業分野:自動車部品等の製造・販売(主にパワートレイン、ハイブリッド関連、エナジーソリューション等)、地域別に「日本」「北米」「欧州」「中国」「アセアン・インド」の5セグメントで展開。
- 代表者名:取締役社長 吉田 守孝
- その他:2024年10月1日に普通株式1→3株の株式分割を実施(本決算では前期数値を分割後の仮定で表示)。
報告概要
- 提出日:2025年10月31日(決算短信公表日)
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期、連結)=2025年4月1日〜2025年9月30日
- 半期報告書提出予定日:2025年11月7日
- 配当支払開始予定日:2025年11月26日
- 決算説明会:有(証券アナリスト・機関投資家向け、2025年10月31日開催予定)
セグメント
- 日本:自動車部品、エナジーソリューション関連機器の製造・販売
- 北米:主として自動車部品の製造・販売
- 欧州:中国:主として自動車部品の製造・販売(欧州・中国別の地域セグメントあり)
- アセアン・インド:主として自動車部品の製造・販売
発行済株式
- 期末発行済株式数(自己株式を含む):2026年3月期中間期 759,023,902株(2025年3月期 809,023,902株)
- 期末自己株式数:2026年3月期中間期 21,272,967株(2025年3月期 51,362,870株)
- 期中平均株式数(中間期):2026年中間 749,159,347株、2025年中間 798,355,374株
- 時価総額:–(資料記載なし)
今後の予定
- 半期報告書提出:2025年11月7日
- 決算説明会:2025年10月31日(資料は後日ウェブ掲載予定)
- 自己株式の公開買付け:実施予定(条件整い次第、2026年3月以降開始見込み)。豊田自動織機に関する公開買付けの進捗が関連。
予想 vs 実績(会社公表の通期予想との比較)
(会社の通期予想=売上収益 4,900,000 百万円、営業利益 205,000 百万円、親会社帰属当期利益 125,000 百万円)
- 売上高(中間):2,472,066 百万円 → 通期見込みに対する進捗 50.4%
- 営業利益(中間):96,060 百万円 → 通期見込みに対する進捗 46.9%
- 親会社帰属中間利益(中間):69,811 百万円 → 通期見込みに対する進捗 55.8%
結論:売上の進捗はほぼ50%で順調。営業利益は通期想定に対してやや遅れ(約47%)だが、純利益(親会社帰属)は金融収支等の改善で高い進捗となっている。
サプライズの要因
- 上振れ要因:生産台数増加(特にパワートレイン/ハイブリッド関連)、企業体質改善の進展、金融費用の大幅減少、持分法売却損益の前年計上が今回無い点。
- 下振れ要因:円高影響、関税影響、人員・将来投資等コスト増(営業利益面で一部影響)。
通期への影響
- 会社予想の修正は無し。現状の中間進捗では通期達成可能と見られるが、為替・関税等外部要因の変動が業績に与える影響は大きく、引き続き注視が必要。
要旨(百万円)
- 売上収益(中間):2,472,066(前年中間 2,352,507、+5.1% / +119,559)
- 営業利益(中間):96,060(前年中間 56,199、+70.9% / +39,861)
- 営業利益率:96,060 / 2,472,066 = 3.89%(前年中間 56,199 / 2,352,507 = 2.39%)
- 税引前中間利益:106,422(前年中間 19,569、+443.8%)
- 親会社の所有者に帰属する中間利益:69,811(前年中間 8,069、+765.1%)
- 基本的1株当たり中間利益(EPS):93.19 円(前年中間 10.11 円)
主要貸借対照表(期末)
- 資産合計:4,287,583(前期末 4,284,600、+0.1%)
- 負債合計:1,990,412(前期末 2,051,335、−3.0%)
- 親会社所有者に帰属する持分:2,032,904(前期末 1,977,263、+2.9%)
- 親会社所有者帰属持分比率(自己資本比率):47.4%(前期末 46.1%)(安定水準)
※現金及び現金同等物:472,511、社債及び借入金(流動+非流動):105,029 + 566,184 = 671,213 → 単純なネット有利子負債(借入金−現金)概算 ≒ 198,702 百万円(参考値)。
キャッシュフロー(中間)
- 営業CF:176,168(前年中間 123,232、+42.9%)
- 投資CF:△113,952(前年中間 △51,259、より多い投資支出)
- 有形固定資産取得による支出:△125,993(前年 △100,943)
- 財務CF:△48,277(前年中間 △122,059、借入等の差により改善)
- フリーCF(営業CF − 投資CF):176,168 − 113,952 = 62,216(プラス)
- 営業CF/純利益比率(目安):営業CF 176,168 / 中間利益(82,004) = 2.15 (>1.0で健全)
収益性指標(参考・年換算)
- 参考年換算ROE(概算・年率換算):(親会社帰属中間利益 ×2) / 親会社資本 ≒ (69,811×2) / 2,032,904 = 約6.9%(目安:8%以上が良好 → やや低め)
- 参考年換算ROA(概算・年率換算):(中間利益 ×2) / 総資産 ≒ (82,004×2) / 4,287,583 = 約3.8%(目安:5%以上が良好 → やや低め)
(注)上記ROE/ROAは中間利益の年換算による概算値であり、参考値。
財務安全性
- 自己資本比率:47.4%(安定水準)
- 流動比率等:流動資産 1,819,159 / 流動負債 1,067,782 → 流動比率 ≈ 170.5%(流動性は良好)
特別損益・一時的要因
- 当中間期間の特別損益(主要):顕著な特別損益の計上は無し(前年は持分法による投資の売却損益 △16,217百万円があり、前年比較で今回の利益改善要因の一部)。
- 売却目的で保有する資産:中間期末に一部持分(愛信(安慶)汽車零部件有限公司の持分譲渡)を売却目的で保有に分類。
- その他包括利益:当期は公正価値測定の金融資産の純変動 +35,550百万円、在外営業活動換算差額 +19,110百万円等によりその他包括利益が大幅改善(当中間 52,830百万円、前年中間 △158,371百万円)。
- 継続性判断:金融資産の公正価値変動や為替差は一時変動性が高く継続性は限定的。事業ベースの売上・営業利益の持続性を重視。
配当
- 中間配当(支払済):30.00 円(株式分割後)
- 期末予想(会社予想):35.00 円(株式分割後)
- 年間配当予想(会社):65.00 円
- 配当性向(参考、会社通期EPS想定を用いて):65 / 164.98 ≒ 39.4%(参考値)
- 特別配当:無し(現時点)
- 株主還元方針:自己株取得・公開買付け実施予定(条件整い次第)。自己株取得の上限・期限の範囲で公開買付けを開始する見込み(2026年3月以降の可能性)。
設備投資・研究開発
- 設備投資(有形固定資産取得による支出):当中間 125,993 百万円(前年中間 100,943 百万円、+24, (約25%))
- 減価償却費:130,636 百万円(前年中間 137,529 百万円)
受注・在庫状況
- 棚卸資産(期末):550,977 百万円(前期末 530,082 百万円、+3.9%)
セグメント別情報
(当中間連結会計期間:2025/4/1〜2025/9/30、金額は百万円)
- 日本:売上収益 1,555,125(+3.0% YoY)、セグメント利益(営業利益ベース)25,426(前年 8,783、+189.5%)
- 北米:売上収益 569,258(+7.7% YoY)、セグメント利益 8,449(前年営業損失 1,097 → 改善)
- 欧州:売上収益 143,732(−4.3% YoY)、セグメント利益 3,468(+101.5% YoY、主に一過性収益等)
- 中国:売上収益 294,841(+1.6% YoY)、セグメント利益 20,441(+36.1% YoY)
- アセアン・インド:売上収益 280,130(+8.5% YoY)、セグメント利益 33,782(+17.9% YoY)
- セグメント合計営業利益(報告ベース):91,569 → 調整等で連結営業利益 96,060
コメント:北米・アセアンで販売台数増やハイブリッド関連が寄与。欧州は販売台数減で売上減だが一過性要素で利益は増加。
中長期計画との整合性
- 本中間では「企業体質改善」として各地域での改善効果がみられるため、中期目標に沿った取り組みが進展している旨の記載あり。
競合状況や市場動向
- 市場動向:自動車市場の生産台数動向、為替、関税、EV/ハイブリッド需要の推移が業績に影響(資料でも為替・関税等が言及)。
今後の見通し
- 業績予想:通期予想に変更無し(公表済)。会社は為替等外的要因の変動を前提に注意喚起。
- 会社予想の前提条件:特段の詳細記載なし(為替前提等の明細は別資料/説明会で提示予定)。
- リスク要因:為替変動、関税・貿易政策、人件費や原材料価格の変動、投資・資本政策の実行状況(自己株買付けの実施可否)等。
重要な注記
- 連結範囲の変更:アイシン化工株式会社は2025年4月1日付で当社を存続会社として経営統合したため、連結範囲から除外。
- 会計方針の変更・見積りの変更:無し。
- 第2四半期決算短信は監査法人のレビュー対象外。
- 自己株式の公開買付けに関する予定:豊田関連の公開買付けの進捗に連動しており、条件整い次第実施予定(時期は2026年3月以降見込み)。
- 重要な後発事象:該当事項無し(資料記載)。
(注記)本まとめは公開資料(当該決算短信)に基づく要約であり、投資助言を行うものではありません。不明項目は — と表記しました。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7259 |
| 企業名 | アイシン |
| URL | https://www.aisin.com/jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 自動車・輸送機 – 輸送用機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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