2024年6月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社・市場予想との比較データは開示資料に記載がなく、市場予想との比較は不明。ただし業績は会社が開示する翌期(2025年6月期)見通しの前提と整合する増収基調。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高 +10.7%、営業利益 +25.3%、当期純利益 +28.5%)。
  • 注目すべき変化:信頼性評価事業と微細加工事業がいずれも二桁成長で業績を牽引。微細加工の営業利益は前期比大幅増(+221.1%)。純資産は公募増資の実施等で大幅増加(前期比 +775,610千円)。
  • 今後の見通し:会社は2025年6月期予想を売上高4,000百万円(+10.4%)・営業利益385百万円(+1.0%)で示す。売上成長を見込む一方、営業利益はほぼ横ばい~小幅増の想定で、利益率はやや低下見込み(現状営業利益率 10.5% → 予想約9.6%)。
  • 投資家への示唆:受注・設備投資で事業基盤を強化しており、キャッシュ創出力・自己資本は強化済み。一方、バイオなど「その他事業」は弱含みで、半導体関連の需要変動が業績に影響しやすい点は留意。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社クオルテック
    • 上場コード:9165(東証)
    • 主要事業分野:信頼性評価事業(環境試験、解析、断面研磨、パワーエレクトロニクス評価等)/微細加工事業(レーザ加工等)/その他(表面処理、ゼロ・イノベーション、バイオ等)
    • 代表者名:代表取締役社長 山口 友宏
    • URL: https://www.qualtec.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2024年8月9日
    • 対象会計期間:2024年6月期(2023年7月1日〜2024年6月30日)/非連結
    • 決算説明会:有(個人投資家向け、開催予定2024年8月21日)
  • セグメント:
    • 信頼性評価事業:電子部品等の信頼性試験、解析、断面研磨、試験機製造販売等
    • 微細加工事業:試作・量産向けレーザ加工(ビルドアップ基板等)
    • その他:表面処理、ゼロ・イノベーション事業、バイオ事業等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数:2,350,000株
    • 期中平均株式数:2,332,240株
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 定時株主総会:2024年9月26日
    • 配当支払開始予定日:2024年9月27日
    • 有価証券報告書提出予定日:2024年9月27日
    • 個人投資家向け決算説明会:2024年8月21日

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社の期中修正/前回予想との比較は開示資料に明記なし → 達成率は記載不可)
    • 売上高:実績 3,623,929 千円(前年同期比 +10.7%)
    • 営業利益:実績 381,323 千円(前年同期比 +25.3%)
    • 当期純利益:実績 270,042 千円(前年同期比 +28.5%)
  • サプライズの要因:
    • 上振れ要因:信頼性評価事業(分析・解析、断面研磨、環境試験)の受注好調、微細加工での受注増・コラボ案件拡大、研磨工程の効率化。
    • 下押し要因:その他事業のバイオ分野で受注減(ペット購買需要低下、競争激化)・一部パワーエレクトロニクス評価の開発端境期での一時的な受注伸び悩み。
  • 通期への影響:
    • 会社は翌期(2025年6月期)を増収見込み(売上 4,000百万円)だが、営業利益はほぼ横ばい想定。現金と自己資本は強く、計画達成に向けた投資(設備・拠点)を既に進めているため達成可能性は中立〜高と判断されるが、需要の外部変動(半導体関連の循環)リスクは留意。

財務指標(主要数値)

(単位:千円、%は前期比)

  • 売上高:3,623,929(+10.7%、前年 3,274,204)
  • 売上総利益:1,102,895(粗利率 約30.4%)
  • 営業利益:381,323(+25.3%、営業利益率 10.5%)
  • 経常利益:366,679(+24.1%)
  • 当期純利益:270,042(+28.5%、EPS 115.79円)
  • 総資産:4,140,730
  • 純資産:3,155,978
  • 自己資本比率:76.2%(安定水準、目安40%以上)
  • 1株当たり純資産(BPS):1,342.97円

収益性指標(計算)

  • ROE:270,042 / 3,155,978 = 約8.56%(目安:8%以上=良好)
  • ROA:270,042 / 4,140,730 = 約6.52%(目安:5%以上=良好)
  • 営業利益率:10.5%(業種によるが比較的高水準)

進捗率分析(四半期ベースの比較データは省略のため–)
キャッシュフロー(当期)

  • 営業CF:+637,627 千円(前年 +270,752 千円)→ 営業CF/当期純利益比率 約2.36(1.0以上で健全)
  • 投資CF:△429,881 千円(主に有形固定資産取得374,142千円、投資有価証券取得50,447千円)
  • 財務CF:+431,516 千円(主に株式発行収入 574,640千円、配当支払77,700千円、借入金返済等)
  • フリーCF(概算):+207,746 千円(営業CF − 投資CF)
  • 現金同等物期末残高:1,738,234 千円(前年 1,098,972 千円)

四半期推移(QoQ):–(四半期別データの詳細は資料に省略)
財務安全性

  • 自己資本比率:76.2%(安定水準)
  • 有利子負債(短期借入等):短期借入120,000、長期借入(期末残)17,500、1年内返済予定長期借入30,000等 → 負債は限定的
  • 流動比率:流動資産 2,894,005 / 流動負債 689,111 ≒ 4.20(良好)

効率性

  • 総資産回転率(売上/総資産):3,623,929 / 4,140,730 ≒ 0.88回

セグメント別(当期)

  • 信頼性評価事業:売上 3,195,273(+11.2%)、セグメント営業利益 984,639
  • 微細加工事業:売上 277,266(+13.3%)、セグメント営業利益 98,759(+221.1%)
  • その他事業:売上 151,389(△2.5%)、営業利益 11,975(△67.5%)

財務の解説

  • 公募増資等で資本金・資本剰余金が増加し純資産が大幅拡大。自己資本比率は高い水準で財務余力良好。設備投資を積極化しており投資CFは大きめだが、営業CFが十分にカバーしている状況。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:投資有価証券売却益 2,256 千円、保険解約返戻金 8,995 千円 等(合計 11,251 千円)
  • 特別損失:減損損失 4,043 千円 等(合計 4,310 千円)
  • 一時的要因の影響:特別利益がやや上振れ。減損は小幅。これらを除いた実質業績も増収増益で、基調は継続性あり。保険解約返戻金などは一時要因の可能性が高い。

配当

  • 2024年6月期実績:期末配当 42円(普通配当 37円 + 記念配当 5円)、年間合計 42円(中間なし)
  • 配当総額:98 百万円、配当性向:36.3%(資料記載)
  • 2025年6月期予想:年間配当 37円(中間なし、期末 37円)
  • 特別配当:2024年度に記念配当5円を実施(特別配当)。将来の特別配当は不確定。

株主還元方針:自社株買いの開示はなし。

設備投資・研究開発

  • 有形固定資産等の取得による支出(投資CF項目):有形固定資産取得支出 374,142 千円、無形固定資産取得 18,338 千円
  • セグメント別の資本支出:信頼性評価での設備増強(環境試験機等)、微細加工での設備投資を実施
  • 減価償却費:318,087 千円(前年 320,707 千円)
  • 研究開発:Patentixとの共同研究などの記載あり(金額は明記なし)

受注・在庫状況(該当情報がある範囲で)

  • 棚卸資産(期末):原材料及び貯蔵品 22,365 千円、仕掛品 156,675 千円(前年に比べ増加)
  • 在庫回転日数:記載なし

セグメント別情報(補足)

  • 信頼性評価が売上の大半(約88%)を占め、分析・解析・断面研磨等で受注が好調。
  • 微細加工は受注拡大と信頼性評価との協業で利益率改善。
  • その他事業(特にバイオ)は需要減少・競争による採算悪化が見られるため、今後の注視が必要。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画の詳細は資料に記載なし。だが、会社は2025年1月竣工予定のパワーエレクトロニクス評価拠点や営業拠点拡大、人材登用・設備投資で成長基盤を整備中。
  • KPI(明示的な数値目標)は資料に限定的記載のため、進捗評価は限定的。

競合状況や市場動向

  • 補足として、主要顧客は自動車・半導体関連であり、EV化の進展はパワー半導体需給に追い風。一方で半導体業界の投資サイクルに伴う変動リスクあり。

今後の見通し

  • 会社予想(2025年6月期):売上高 4,000,000 千円(+10.4%)、営業利益 385,000 千円(+1.0%)、経常利益 370,000 千円(+0.9%)、当期純利益 280,000 千円(+3.7%)
  • 前提条件:設備投資(新拠点、試験機増設)、人員強化、分析・断面研磨需要の継続等。為替等の前提は明示なし。
  • 予想の信頼性:直近の営業CFと自己資本の強さは支援要因。ただし半導体・自動車向け需要の外部変動リスクおよびバイオ事業の不確実性は留意。
  • リスク要因:半導体投資サイクル、競争激化(バイオ等一部事業)、設備投資の履行遅延、為替や原材料価格の変動等。

重要な注記

  • 会計方針の変更等:なし
  • 決算短信は監査対象外(公認会計士/監査法人の監査対象外)との注記あり
  • 重要な後発事象:該当なし

(注)

  • 不明な項目・資料未記載の数値は — と表記しました。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 9165
企業名 クオルテック
URL https://www.qualtec.co.jp/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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