2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 業績の方向性:増収増益ではなく「減収減益(売上高△1.4%、営業利益△9.4%)」だが、経常利益は為替差損→差益の改善などで6.9%増、親会社株主に帰属する中間純利益は0.5%増の横ばい(やや改善)。総じて「売上は微減、利益は項目により増減混在」。
  • 注目すべき変化:2024年7月のインクジェットヘッド事業の統合(吸収分割)に伴う売上・売上総利益および販管費の増加、のれん計上(2,715百万円)が発生。一方で対ドルで円高進行(中間平均:1ドル=146.04円、前年同期比円高6.59円)が売上に下押し要因。
  • 今後の見通し:通期進捗は売上高進捗率約48.7%、営業利益進捗約47.9%で概ね期初想定の半期進捗ライン。中間純利益の進捗率は約39.8%とやや低め。会社は通期予想を修正しており、達成可能性は修正内容依存(詳細は「業績予想の修正に関するお知らせ」を参照)。
  • 投資家への示唆:印刷機器関連が主力であり事業統合による構造変化(のれん計上・原価低減効果)が業績に影響。為替・統合費用・販管費の動向が今後の収益性に与える影響を注視すべき。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:理想科学工業株式会社
    • 主要事業分野:印刷機器関連事業(印刷機器事業、インクジェットヘッド事業)、不動産事業、プリントクリエイト等の「その他」事業
    • 代表者名:代表取締役社長 社長執行役員 羽山 明
    • IR連絡先:取締役 執行役員 コーポレート本部長 成宮 慶臣(TEL 03-5441-6611)
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年11月5日(決算短信)
    • 対象会計期間:2025年4月1日~2025年9月30日(2026年3月期 第2四半期 中間連結)
    • 決算説明会:有(決算説明動画(録画)を配信予定、2025年11月13日公開予定)
  • セグメント:
    • 印刷機器関連事業:印刷機器事業(オルフィス等の高速インクジェット、リソグラフ等の孔版)およびインクジェットヘッド事業
    • 不動産事業:ビル賃貸等
    • その他:プリントクリエイト、デジタルコミュニケーション、アプリケーションソフト等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株含む):72,000,000株
    • 期末自己株式数:8,229,016株
    • 期中平均株式数(中間期):64,067,968株
    • 時価総額:–(資料記載なし)
  • 今後の予定:
    • 半期報告書提出予定日:2025年11月11日
    • 決算説明会(オンデマンド):2025年11月13日
    • 株主総会・IRイベント:–(資料記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社予想との比較は中間の個別予想提示なしのため達成率は会社通期予想に対する進捗率で算出)
    • 売上高:当中間期 37,620百万円。通期予想 77,200百万円に対する進捗率 48.7%(中間でほぼ半期水準)
    • 営業利益:当中間期 2,540百万円。通期予想 5,300百万円に対する進捗率 47.9%
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:当中間期 1,791百万円。通期予想 4,500百万円に対する進捗率 39.8%(やや低め)
  • サプライズの要因:
    • マイナス要因:主力「印刷機器関連事業」で本体製品販売がやや減少、対ドルでの円高が売上にマイナス影響。
    • プラス要因:インクジェットヘッド事業の統合により売上・売上総利益は増加、統合による原価低減効果も寄与。営業外では為替差益計上(1百万円)で前年同期の大幅な為替差損(416百万円)から改善。
    • 一時項目:子会社清算損101百万円を特別損失として計上。
  • 通期への影響:
    • 売上・営業利益の通期進捗はほぼ半期で順調だが、中間純利益の進捗が低め。会社は通期予想を修正しており(修正有)、通期見通しの達成可能性は修正後の前提・下期の収益回復次第。

財務指標

  • 財務諸表(要点)
    • 総資産:89,905百万円(前期末 88,911百万円、+9,94百万円増)
    • 純資産:65,475百万円(前期末 66,505百万円、△1,030百万円)
    • 自己資本比率:72.8%(前期末 74.8% → 2.0ポイント低下。安定水準)
    • 現金及び現金同等物:15,469百万円(前中間期末 13,706百万円、+1,762百万円)
  • 収益性(当中間期=2025/4/1–2025/9/30、百万円)
    • 売上高:37,620(前年同期 38,167、△1.4%、△547百万円)
    • 売上総利益:22,630(前年同期 22,387、+1.1%、+243百万円)
    • 販売費及び一般管理費:20,089(前年同期 19,583、+2.6%、+506百万円)
    • 営業利益:2,540(前年同期 2,804、△9.4%、△264百万円)
    • 営業利益率:2,540 / 37,620 = 6.8%(参考:業種平均との比較は業種資料参照)
    • 経常利益:2,810(前年同期 2,630、+6.9%、+180百万円)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:1,791(前年同期 1,782、+0.5%、+9百万円)
    • 1株当たり中間純利益(EPS):27.96円(前年同期 27.23円、+2.7%)※株式2分割を考慮済み
  • 収益性指標
    • ROE(年率換算目安):約5.5%(注:中間純利益年率換算3,582百万円÷自己資本65,475百万円=約5.5%、目安8%以上が良好 → 今回はやや低め)
    • ROA(年率換算目安):約4.0%(年率換算利益3,582百万円÷総資産89,905百万円)
    • 営業利益率:6.8%(製造業・機器製造の平均等と比較して判断が必要)
  • 進捗率分析(通期予想に対する中間累計進捗)
    • 売上高進捗率:48.7%(ほぼ中間標準)
    • 営業利益進捗率:47.9%
    • 純利益進捗率:39.8%(やや下振れ)
    • 過去同期間(前年中間期)との比較:売上・営業利益は前年中間期から減少、経常利益・純利益は改善または横ばい
  • キャッシュフロー(当中間期、百万円)
    • 営業CF:4,301(前年同中間期 2,353、+82.8% 増=良好)
    • 投資CF:△1,040(前年同中間期 △6,869、支出大幅減)
    • 主な投資:有形固定資産取得 703、無形資産取得 358 等
    • 財務CF:△1,684(前年同中間期 135。主な支出:短期借入の純増、自己株取得427、配当支払3,206)
    • フリーCF(営業CF−投資CF):約+3,261百万円(プラス)
    • 営業CF/純利益比率:4,301 / 1,791 = 2.40(1.0以上で健全 → 良好)
  • 四半期推移(QoQ)
    • 四半期ごとの詳細QoQ増減は資料中の個別四半期数値の提示が限定的なため詳細は–。中間期累計ベースでは季節性等の影響は限定的。
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:72.8%(安定水準)
    • 総負債:24,430百万円(前期末22,405百万円増加)
    • 流動比率:流動資産41,262 / 流動負債19,808 = 約208%(健全)
    • 有利子負債(短期+1年内長期+長期):3,572+751+2,069 = 6,392百万円。現金15,469を上回らず「ネット現金」状況(純現金約9,077百万円)
  • 効率性
    • 総資産回転率(中間期ベース):売上高37,620 / 総資産89,905 = 0.42回(年率換算等で比較判断)
  • セグメント別(当中間期、百万円)
    • 印刷機器関連事業:売上 36,801(前年 37,301、△1.3%)、セグメント利益 2,375(前年 2,665、△10.9%)
    • 国内売上 17,253(△2.5%)、海外売上 19,551(△0.3%)※本文数値
    • 不動産事業:売上 504(△3.3%)、セグメント利益 322(△3.1%)
    • その他:売上 314(△8.9%)、セグメント損失 156(前年は193の損失 → 損失幅改善)
  • 財務の解説:
    • インクジェットヘッド事業統合により、売上総利益は増加した一方で販管費等も増加。為替の円高傾向が売上に下押しをかけ、営業利益が前年同期を下回った。営業CFの大幅増は債権回収改善など運転資本の改善が要因。

特別損益・一時的要因

  • 特別損失:子会社清算損 101百万円(当中間期)
  • 特別利益:該当記載なし(–)
  • のれんの計上:吸収分割に伴うのれん増加(当中間期における増加額 2,715百万円)
  • 一時的要因の影響:子会社清算損は一時要因であり今後継続性は低いと想定。ただし事業統合に伴うのれんは継続的会計負担(償却/減損リスク)を含む。
  • 継続性の判断:為替影響は市場環境次第で継続性あり、のれん関連は継続的な注視が必要。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 中間配当:0.00円(2026年3月期 中間は0、前年も0)
    • 期末配当(予想):50.00円(通期合計予想 50.00円)
    • 直近公表の配当予想からの修正:無(注記あり)
  • 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
  • 配当性向:通期予想ベース 4,500百万円(純利益)に対する年間配当総額は株数等から算出必要→資料上は–。中間は無配、期末に集中する方針。
  • 株主還元方針:自己株式の取得実績あり(当中間期 自己株取得支出 427百万円)。特別配当の記載はない。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(当中間期)
    • 有形固定資産取得:703百万円(投資CF内)
    • 無形固定資産取得:358百万円
    • 投資活動による支出合計:1,040百万円(前年大幅な吸収分割による支出があったため前期比大幅減)
    • 減価償却費:1,460百万円(当中間期)
  • 研究開発:
    • R&D費用の明示的数値:–(資料記載なし)
    • 無形資産(ソフトウエア)残高等は記載あり(ソフトウェア 1,258百万円)があるが、R&D投下の内訳は不明。

受注・在庫状況

  • 受注状況:受注高・受注残高の明示的数値:–(資料記載なし)
  • 在庫状況:
    • 商品及び製品:7,634百万円(前期末 7,651、ほぼ横ばい)
    • 棚卸資産の増減:中間期の増減はCF明細で154百万円増加(影響小)

セグメント別情報

  • 印刷機器関連事業(主力):売上・利益とも前年同期比で減少。インクジェットヘッド事業統合により売上総利益は増加する一方、販管費増でセグメント利益は減少。
  • 不動産事業:安定的に小幅減収・小幅減益。
  • その他:売上減だがセグメント損失は縮小(改善)。
  • 地域別:国内売上 17,253百万円(△2.5%)、海外売上 19,551百万円(△0.3%)。為替が海外売上の実額換算に影響。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:資料に中期計画進捗の詳細は記載なし(–)。
  • KPI達成状況:公開KPIがある場合の進捗は資料記載なし(–)。

競合状況や市場動向

  • 競合他社との比較:資料上比較データは提示なし(–)。印刷機器市場でのポジションは「オルフィス/リソグラフ等の主力製品群を保有」との記述。
  • 市場動向:為替変動(ドル円)や印刷需要、インクジェットヘッド技術の統合効果が業績に影響する点が示唆されている。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(2026年3月期)会社予想(修正あり):売上高 77,200百万円(△1.9%)、営業利益 5,300百万円(△14.3%)、経常利益 5,700百万円(△10.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益 4,500百万円(+10.1%)、1株当たり当期純利益 70.40円
    • 予想修正の有無:有(詳細は別途通知「業績予想の修正に関するお知らせ」参照)
    • 前提条件:為替想定等の詳細は修正開示資料参照(本資料には通期の前提レートの明記なし)
  • 予想の信頼性:過去の実績と今回の中間進捗からは売上・営業は通期達成の目安(約半期進捗)だが、中間純利益の進捗が低めであるため下期の利益回復や特別項目の有無が達成に影響。
  • リスク要因:為替変動(特に対ドル)、主要製品販売動向、統合関連費用(のれん減損リスク含む)、半導体・部材供給、市場需要変動等。

重要な注記

  • 会計方針:中間連結財務諸表作成に特有の会計処理や会計方針の変更等:無(注記あり)。
  • その他重要事項:
    • 2025年1月1日に普通株式を1株→2株へ株式分割(期首仮定でEPS等を算定)。
    • 当中間期に自己株式取得を実施(取得額 427百万円、期末自己株式残高 8,743百万円)。
    • 第2四半期決算短信は監査法人のレビュー対象外。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6413
企業名 理想科学工業
URL http://www.riso.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 機械 – 機械

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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