2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社の通期業績予想は修正あり(詳細は別途公表の「業績予想の修正に関するお知らせ」参照)。第3四半期累計実績は概ね会社予想の進捗に沿うが、親会社株主に帰属する四半期純利益は中国子会社株式売却益などの特別利益計上により大幅に上振れ(非継続的要因)。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高 33,170 百万円、前年同期比 +0.8%/営業利益 1,817 百万円、前年同期比 +7.7%)。
  • 注目すべき変化:親会社株主に帰属する四半期純利益は2,236 百万円(前年同期比 +63.5%)と大幅増。主因は関係会社株式売却益(昆山子会社の株式譲渡)等の特別利益(1,592 百万円)と減損等の特別損失(976 百万円)を勘案した差引影響。
  • 今後の見通し:通期進捗は売上高72.1%、営業利益79.0%、親会社株主純利益93.2%(いずれも通期会社予想比)。第3四半期で純利益はほぼ通期予想水準に達しているが、特別利益が大きく寄与している点に留意が必要。会社は通期予想を修正済み。
  • 投資家への示唆:営業面は価格転嫁や採算改善で増益基調。だが純利益の増加には一時的な特別益が大きく、恒常的な収益力評価は営業利益やセグメント別業況(住生活の減収、包材の増収など)を重視すべき。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:ダイニック株式会社
    • 主要事業分野:印刷情報関連事業(印刷被写体、印字媒体等)、住生活環境関連事業(不織布、壁装材、産業用ターポリン等)、包材関連事業(食品包材・蓋材、医療用フィルム等)、その他(ファンシー商品・物流等)
    • 代表者名:代表取締役社長 山田 英伸
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月10日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
    • 決算説明会:無し、決算補足資料:無し
  • セグメント:
    • 印刷情報関連事業:印刷被写体(布クロス、ビニールクロス等)、印字媒体(熱転写リボン等)
    • 住生活環境関連事業:不織布、壁装材、産業用ターポリン等
    • 包材関連事業:食品包材、蓋材、紙器、医療用加工等
    • その他:ファンシー商品、商品運送・庫内整理等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):8,504,747 株
    • 期中平均株式数(四半期累計):8,254,905 株
    • 自己株式数(期末):308,245 株
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 決算発表:既に第3四半期決算短信を公表(2026/2/10)
    • 株主総会:–(この資料に記載なし)
    • IRイベント:決算説明会は開催無し(補足資料も無し)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社の通期予想に対する第3四半期累計の進捗)
    • 売上高:33,170 百万円 ― 通期予想 46,000 百万円に対する進捗率 72.1%
    • 営業利益:1,817 百万円 ― 通期予想 2,300 百万円に対する進捗率 79.0%
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:2,236 百万円 ― 通期予想 2,400 百万円に対する進捗率 93.2%
  • サプライズの要因:
    • 上振れ要因:関係会社株式売却益(昆山子会社株式譲渡)317,199 千円+1,273,730 千円計上(特別利益合計 1,592,202 千円)が純利益を大きく押し上げ。
    • 下振れ要因:減損損失 887,277 千円など特別損失 976,373 千円を計上(主に一部工場・製造課の収益性悪化)。
    • 結果として特別益が特別損失を上回り、純利益は大幅増。
  • 通期への影響:
    • 通期業績予想は修正あり(本短信で修正公表)。第3四半期時点で純利益は通期予想にほぼ到達しているが、その多くは一時的要因によるため、今後の本業(営業利益)の推移が予想達成可否の鍵。

財務指標

  • 財務諸表(要点)
    • 売上高(第3四半期累計):33,170 百万円(前年同期 32,912 百万円、+0.8%)
    • 営業利益:1,817 百万円(前年同期 1,688 百万円、+7.7%)
    • 経常利益:1,939 百万円(前年同期 1,841 百万円、+5.3%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:2,236 百万円(前年同期 1,367 百万円、+63.5%)
    • 1株当たり四半期純利益(累計):270.84 円(前年同期 163.43 円)
  • 収益性指標
    • 営業利益率(第3Q累計):1,817 / 33,170 = 約5.48%(同業平均は業種により差異、目安として高い方が良い)
    • 経常利益率:約5.84%
    • ROE(注:通期予想ベースの概算):通期当期純利益予想 2,400 百万円 ÷ 純資産 28,076 百万円 = 約8.55%(8%以上は良好の目安)※会社予想ベースの概算値
    • ROA(通期予想ベースの概算):2,400 ÷ 61,693 = 約3.89%(5%以上が良好の目安。現在は目安以下)
  • 進捗率分析(通期予想に対する第3四半期累計)
    • 売上高進捗率:72.1%(第3Q時点としてやや高めの進捗)
    • 営業利益進捗率:79.0%(比較的順調)
    • 純利益進捗率:93.2%(ただし一時的要因が大きい)
    • 過去同期間との比較:前年同期比は増収増益だが、純利益増加は一時要因が主因
  • キャッシュフロー
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていない(本資料に未記載)
    • 現金及び預金:5,330 百万円(前期末 4,298 百万円、 +1,033 百万円)
    • 減価償却費(第3Q累計):1,098,683 千円(前年同期 1,116,125 千円)
    • 営業CF/純利益比率:–(CF明細未提示のため算出不可)
  • 四半期推移(QoQ)
    • QoQの詳細数値は本資料に記載無し。季節性についてはセグメント別に展示会・住宅市況等の影響を指摘。
  • 財務安全性
    • 総資産:61,693 百万円(前期末 61,085 百万円、+608 百万円)
    • 純資産:28,076 百万円(前期末 26,594 百万円、+1,482 百万円)
    • 自己資本比率:45.5%(安定水準、目安:40%以上で安定)
    • 短期借入金:11,461.9 百万円(前期末 13,253.3 百万円、減少)
    • 長期借入金:6,470.0 百万円(前期末 6,215.0 百万円、わずかに増加)
    • 流動比率・負債比率の明示値は資料に記載なし(流動負債 22,141.8 百万円、流動資産 29,172.9 百万円より流動比率は約132%)
  • 効率性
    • 総資産回転率や売上高営業利益率の詳細推移は資料内に明示なし。営業利益率は約5.5%。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:1,592,202 千円
    • 内訳:投資有価証券売却益 317,199 千円、関係会社株式売却益(昆山子会社の株式譲渡)1,273,730 千円 等
  • 特別損失:976,373 千円
    • 内訳:減損損失 887,277 千円(滋賀工場壁紙製造課、埼玉工場不織布製造課での減損)、事業整理損 68,572 千円、固定資産処分等
  • 一時的要因の影響:特別利益が特別損失を上回り、税引前利益・当期純利益を押し上げ。親会社株主に帰属する四半期純利益の大幅増はこれら一時的取引の影響が大きい。
  • 継続性の判断:子会社株式売却益は一時的・非継続的要因。減損は事業収益性の構造的問題を示唆する可能性がある。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 中間配当:0.00 円(期中は無配)
    • 期末(予想):35.00 円
    • 年間配当予想(通期):35.00 円(前期は合計30.00 円 → 増配見込み)
    • 直近公表の配当予想からの修正:無し
  • 配当利回り:–(株価未記載のため算出不可)
  • 配当性向:–(通期純利益見通しと配当金額で算出可だが、資料中に明示値なし)
  • 自社株買い等:記載なし

設備投資・研究開発

  • 設備投資:資料に明確な設備投資額の累計記載無し(建設仮勘定は 224 百万円等の明細)。
  • 減価償却費:1,098,683 千円(第3Q累計)
  • 研究開発:R&D費の明記無し(全社費用に研究開発費が含まれる旨の注記あり)

受注・在庫状況

  • 受注状況:受注高・受注残の記載なし(該当項目は–)
  • 在庫状況:
    • 棚卸資産(商品・製品等):商品及び製品 5,192 百万円(前期 5,303 百万円、やや減少)
    • 仕掛品 1,315 百万円(前期 1,170 百万円、増加)
    • 原材料及び貯蔵品 2,883 百万円(前期 2,937 百万円、やや減少)
    • 在庫回転日数等の記載なし

セグメント別情報

  • 印刷情報関連事業:
    • 売上高:16,649 百万円(前年同期比 +1.0%)
    • 営業利益:1,765 百万円(前年同期比 +0.1%)
    • コメント:布クロスやビニールクロスで減収分がある一方、フィルムコーティング・ラベル等が堅調。
  • 住生活環境関連事業:
    • 売上高:9,046 百万円(前年同期比 -1.8%)
    • 営業利益:327 百万円(前年同期比 +34.6%)
    • コメント:売上は低調(壁装材等)だが、販売価格転嫁等で採算改善。
  • 包材関連事業:
    • 売上高:6,086 百万円(前年同期比 +4.0%)
    • 営業利益:351 百万円(前年同期比 +6.8%)
    • コメント:食品包材、医療用フィルムが好調。新規顧客獲得で紙器も増収。
  • その他:
    • 売上高:2,222 百万円(前年同期比 +0.9%)
    • 営業損失:1 百万円(前年は営業利益 15 百万円)
    • コメント:ファンシー商品は在庫抑制が続いたが需要は回復傾向。運送・庫内業務は荷動き悪化。
  • 地域別売上:国内/海外比等の明細は資料に限定的(為替影響は為替換算調整勘定で変動)。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:中期経営計画「SOLID FOUNDATION2026」の最終年度に向けた取組みを継続中と記載。
  • KPI達成状況:個別KPIは明示なし。セグメント別の採算改善や増収施策を実行。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:国内は雇用・所得改善で緩やかな回復だが、物価上昇や国際情勢の不透明感が継続。包装・印刷・住環境関連で需要のばらつきあり。
  • 競合との比較:本資料に同業他社比較の記載なし。収益性(営業利益率約5.5%)やROE(会社予想ベース約8.6%)を目安に相対評価が必要。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(会社予想、修正後):売上高 46,000 百万円(+4.4%)、営業利益 2,300 百万円(+7.7%)、経常利益 2,400 百万円(+7.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益 2,400 百万円(+82.4%)
    • 次期予想:–(未記載)
    • 会社予想の前提条件:別添資料「連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」を参照(本短信には詳細記載なし)
  • 予想の信頼性:第3四半期の純利益は一時的特別益が主因のため、通期での純利益達成は本業(営業利益)の推移に依存。会社は業績予想を修正しているため、修正内容と前提を確認する必要あり。
  • リスク要因:原材料価格・為替変動、住宅市況の低迷、海外需要の変動、事業の採算悪化による減損リスク等。

重要な注記

  • 会計方針:当該四半期における会計方針の変更なし。四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理あり(税金費用は見積実効税率で算出等)。
  • 連結範囲の変更:100%子会社であった昆山司達福紡織有限公司を譲渡し連結範囲から除外(これに伴う売却益を計上)。
  • 監査(レビュー):有限責任あずさ監査法人による期中レビュー済(重要な点で不備なしの結論)。

(注)数値は決算短信記載の金額を基に記載。時価総額・市場コンセンサス等本資料に記載のない項目は“–”と表記。投資判断に関する助言は行っていません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3551
企業名 ダイニック
URL http://www.dynic.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 素材・化学 – 繊維製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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