2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社は同日(2026/2/4)に通期業績・配当予想を修正公表しており、通期予想に対する第3四半期累計の進捗は良好(上振れ傾向)。市場予想との比較は情報無し(–)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高39,595百万円:前年同期比+9.6%、営業利益9,312百万円:前年同期比+29.1%、親会社株主に帰属する四半期純利益6,977百万円:同+55.6%)。
- 注目すべき変化:コネクタソリューション事業が大幅成長(売上+27.0%、営業利益+426.2%)で全体の増益を牽引。テストソリューションは売上・利益ともに前年同期比でやや減少(売上−3.1%、営業利益−10.4%)。光関連事業は営業損失→営業黒字に回復。
- 今後の見通し:通期予想(通期売上52,000百万円、営業利益11,000百万円、当期純利益8,050百万円)に対する第3四半期累計の進捗は高水準(売上進捗約76%、営業利益約85%、純利益約87%)で、会社が公表した修正予想の達成可能性は高めと判断できる状況。ただし原材料価格・為替・自動車市場等の外部要因がリスク。
- 投資家への示唆(助言は行わず示唆のみ):コネクタ関連(特に通信/データセンター向け)の需要回復・拡大が短期業績を押し上げている一方、テスト向け一部(特に自動車向け)の荷動きは弱め。為替差益や一時要因の影響も見られるため、通期業績の持続性はセグメント別の需要動向と原材料・為替の行方を注視すべき。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:山一電機株式会社(Yamaichi Electric Co., Ltd.)
- 主要事業分野:電子部品・コネクタ及び半導体用ソケット等の開発・製造・販売(テストソリューション、コネクタソリューション、光関連事業等)
- 代表者名:代表取締役社長 亀谷淳一
- 問合せ先責任者:取締役兼常務執行役員 管理本部長 松田一弘(TEL 03-3734-0115)
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月4日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- セグメント:
- テストソリューション事業:半導体/メモリ/ロジック向けソケット等のテスト用製品
- コネクタソリューション事業:通信機器、車載機器、産業機器向けコネクタ等
- 光関連事業:通信市場向け光関連製品
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):21,829,775株
- 期末自己株式数:3,432,397株
- 期中平均株式数(四半期累計):18,428,170株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 次回決算発表、株主総会、IRイベント等:資料に具体日程の記載なし(関連情報は別途「通期業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」を参照)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社の通期予想に対する進捗)
- 売上高:39,595百万円(通期予想52,000百万円に対する進捗率 ≒ 76.1%)
- 営業利益:9,312百万円(通期11,000百万円に対する進捗率 ≒ 84.7%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:6,977百万円(通期8,050百万円に対する進捗率 ≒ 86.7%)
- サプライズの要因:
- コネクタソリューションでデータセンター/通信機器向けが大幅増加したことが主因。
- 為替差益(営業外収益に334,353千円計上)や前期の特別損失(減損等)の反動も収益を押し上げ。
- 一方でテストソリューション(バーンイン等の自動車向け投資先送り)が一部重荷。
- 通期への影響:
- 第3四半期累計の進捗は良好で、会社が修正した通期予想は達成可能性が高いと見える。ただし原材料高や為替変動、車載需要の回復遅れなど外部要因による変動リスクあり。会社は本日通期予想・配当の修正を公表。
財務指標
- 財務諸表(要点)
- 資産合計:58,306,862千円(前期末53,389,812千円、増加)
- 純資産合計:44,203,659千円(前期末39,676,501千円、増加)
- 自己資本(参考):44,041百万円
- 自己資本比率:75.5%(前期末74.0%)(安定水準、目安40%以上)
- 収益性(当第3四半期累計:2025/4/1~2025/12/31)
- 売上高:39,595,572千円(前年同期比+9.6%、金額差 +3,459,049千円)
- 営業利益:9,312,385千円(前年同期比+29.1%、営業利益率 ≒ 23.5%)
- 経常利益:9,623,864千円(前年同期比+38.4%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:6,977,023千円(前年同期比+55.6%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):378.61円(前年同期221.01円)
- 収益性指標
- ROE(単純推計、自己資本44,041百万円ベース):6,977 / 44,041 ≒ 15.8%(良好、目安8%以上)
- ROA(単純推計):6,977 / 58,307 ≒ 12.0%(良好、目安5%以上)
- 営業利益率:23.5%(業種平均との比較は企業特性で差あり)
- 進捗率分析(通期予想に対する)
- 売上高進捗率:≈ 76%
- 営業利益進捗率:≈ 85%
- 純利益進捗率:≈ 87%
- 過去同期間との比較:前年同期比でいずれも改善(特に利益率向上)
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は添付されていない(作成していない旨)。
- 但し、現金及び預金は16,768,792千円(前期末12,981,469千円、増加3,787,323千円)と大幅増加。
- 短期借入金は3,119,580千円(前期末3,251,191千円、減少)。長期借入金は40,000千円(前期末370,000千円、減少)。
- フリーCF等の詳細は資料無し(四半期CF不作成)。
- 減価償却費:2,349,526千円(当第3四半期累計)
- 財務安全性
- 自己資本比率75.5%(安定水準)
- 総負債合計:14,103,203千円、流動負債10,721,772千円
- ネットキャッシュ概算:現金16,769百万 − 総借入(短期3,119+長期40)≒ 約13,610百万円(概算、高い自己資本比率と余裕ある現預金)
- セグメント別(主な数値は第3Q累計)
- テストソリューション:売上20,389,188千円(−3.1%)、営業利益5,996,563千円(−10.4%)
- コネクタソリューション:売上18,058,690千円(+27.0%)、営業利益3,113,085千円(+426.2%)
- 光関連事業:売上1,147,693千円(+32.1%)、営業利益164,301千円(前年は営業損失42,953千円)
- 財務の解説
- 売上はセグメント間で差が出ており、通信/データセンター需要の取り込みが収益改善をけん引。原材料高・為替の影響はコメントされているが、為替差益の計上で当期はプラス寄与。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益 453千円(当第3四半期累計)
- 特別損失:特別退職金 109,455千円、固定資産売却損 1,241千円(合計110,697千円)
- 比較:前期同期間は減損損失292,270千円、システム障害対応費用52,005千円等があり、特別損失は減少している。
- 一時的要因の影響:為替差益(営業外収益334,353千円)が当期収益を押し上げているため、為替動向は継続監視が必要。特別損失は縮小しており、業績の基礎は改善。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期:年間合計 89円(中間35円、期末54円)
- 2026年3月期(予想、修正):中間 35円(実績)、期末 97円(予想)→ 年間合計 132円
- 配当利回り:株価情報なしのため算出不可(–)
- 配当性向(予想ベース):年間配当132円 ÷ 会社予想EPS(通期)437.01円 ≒ 30.2%
- 株主還元方針:自己株式取得を実施(第3Q累計期間に自己株式取得1,004,400株、自己株式金額が1,907,158千円増加)。特別配当の記載なし。
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 固定資産は前期末比で増加(21,277,471千円 → 22,302,341千円、増加1,024,870千円)。増加の主因は使用権資産の増加(賃借契約等)と次期基幹システム構築費用(無形固定資産増加347百万円等)。
- 減価償却費:2,349,526千円(当第3四半期累計)
- 研究開発:
- R&D費用の明細は資料に記載なし(–)
- 事業説明では生産能力増強や生産性・品質改善への投資を継続と記載。
受注・在庫状況(該当情報)
- 受注状況:受注高・受注残高の明細記載なし(–)
- 在庫状況:
- 商品及び製品:3,360,843千円(前期末3,519,294千円、減少)
- 仕掛品:391,126千円(前期末317,295千円、増加)
- 原材料及び貯蔵品:4,034,464千円(前期末3,600,832千円、増加)
- 在庫回転日数の記載なし(–)
セグメント別情報(補足)
- テストソリューション:スマホ・PC向けは堅調だが、自動車(バーンイン等)の投資先送りが利益圧迫。原材料高・円高の影響を受ける。
- コネクタソリューション:通信機器(基幹系)及びデータセンター向けが大幅増。車載は弱含み。事業全体で過去最高の売上・営業利益を記録。
- 光関連:受注回復・通信市場向けが好調、収益性改善。
- 地域別や為替影響:為替差益が計上されており、円安が一定のプラス影響(為替換算調整勘定が増加)。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:第4次中期経営計画(2024/3期~2026/3期)を掲げ、成長戦略と構造改革を推進。半導体ソケットの供給体制強化や生産能力増強を実施中。
- 進捗:当第3四半期の増収増益は中期計画の成長側面と整合。設備投資・無形資産投資で基盤強化も実施。
競合状況や市場動向
- 市場動向:AI関連投資やデータセンター向け需要が好調。欧州の産業機器は在庫調整の底打ち、車載は世界的に需要弱含み。原材料(金・銅)高騰や地政学リスク、関税問題等が不確実性を増加。
- 競合比較:同業他社との詳細比較データは資料に無し(–)。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期業績予想(修正後、2025/4/1~2026/3/31):売上52,000百万円(前期比+14.8%)、営業利益11,000百万円(+33.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益8,050百万円(+53.6%)。EPS(通期予想)437.01円(自己株式取得の影響考慮済み)。
- 次期予想:資料に記載なし(–)
- 前提条件:為替等の具体数値前提は資料に明記なし(–)
- 予想の信頼性:第3四半期累計の進捗は良好だが、原材料・為替・車載需要など外部変動要因の影響が残るため、引き続き動向確認が必要。
- リスク要因:為替変動、金・銅等原材料価格、主要顧客の在庫調整や投資延期、地政学リスク、関税・規制等。
重要な注記
- 会計方針の変更:特記なし(会計方針変更の記載なし)
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない旨の記載あり。
- 株主資本の変動:取締役会決議に基づく自己株式取得(1,004,400株)の影響で自己株式が増加(当第3Q累計で自己株式金額 +1,907,158千円)。
- 継続企業の前提に関する注記:該当事項なし。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6941 |
| 企業名 | 山一電機 |
| URL | http://www.yamaichi.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。
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