2025年12月期 第3四半期 決算短信〔IFRS〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想(直近修正後)に対する第3四半期累計の進捗は概ね良好。マーケットコンセンサスとの比較は資料に記載無しのため不明(–)。会社は通期業績予想を上方修正しており、配当予想も増額(増配)。
  • 業績の方向性:増収増益(売上収益2,634,028百万円、対前年同四半期 +13.2%;営業利益762,935百万円、+20.8%)。
  • 注目すべき変化:為替換算差額等のその他包括利益が大幅プラス(223,191百万円)となり、四半期包括利益が大幅増(737,512百万円、+78.6%)。医薬事業を当第3四半期より非継続事業に分類(報告・表示方法の変更)。
  • 今後の見通し:通期(2025年12月期)業績予想は修正有(売上収益34,560億円、営業利益8,450億円、親会社帰属当期利益5,620億円)。第3四半期累計からの進捗は売上:約76%、営業利益:約90%、当期利益:約91%で、通期予想達成の目途は良好と示唆される(ただし外部リスク注意)。
  • 投資家への示唆:たばこ事業(特にEMAクラスター)が業績牽引。為替影響・一時的会計・訴訟関連の動き(カナダ訴訟の供託処理等)を整理しておくことが重要。配当は増配見込みで株主還元を継続。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:日本たばこ産業株式会社(JT、2914)
    • 主要事業分野:製造たばこ(国内外)、加工食品(冷凍・常温加工食品、調味料等)。医薬事業は第3四半期から非継続事業に分類(鳥居薬品株式譲渡、塩野義への承継)。
    • 代表者名:代表取締役社長 寺畠 正道
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年10月30日
    • 対象会計期間:2025年1月1日~2025年9月30日(2025年12月期 第3四半期累計、IFRS連結)
    • 決算説明会資料作成:有/決算説明会開催:有(アナリスト・機関投資家向け)
  • セグメント:
    • たばこ事業:国内外で製造たばこの製造・販売(クラスター別:Asia、Western Europe、EMA)
    • 加工食品事業:冷凍・常温加工食品、調味料等の製造・販売
    • 医薬事業:当第3四半期より非継続事業に分類(連結範囲から除外)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):2,000,000,000株
    • 期中平均株式数(四半期累計):1,775,408,742株
    • 期末自己株式数:224,612,191株
    • 時価総額:–(資料に記載無し)
  • 今後の予定:
    • 決算発表:本資料(10/30)および決算説明会資料掲載済
    • 株主総会・IRイベント:通年スケジュールは別途(資料参照)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社予想は通期ベース。第3四半期累計実績を基に進捗率を算出)
    • 売上高:第3Q累計 2,634,028百万円。通期予想 3,456,000百万円に対する進捗率 約76.2%(進捗良好)
    • 営業利益:第3Q累計 762,935百万円。通期予想 845,000百万円に対する進捗率 約90.3%(進捗非常に良好)
    • 親会社帰属当期利益:第3Q累計 511,749百万円。通期予想 562,000百万円に対する進捗率 約91.1%
  • サプライズの要因:
    • 主要因はたばこ事業の売上・調整後営業利益拡大(自社たばこ製品売上収益が増加、特にEMAクラスターの貢献)。
    • 為替一定ベースの調整後営業利益も増加(Q3累計で848,991百万円、+27.2%)。
    • 非経常面:為替換算差額の大幅プラス(OCI)やカナダ訴訟に係る供託・引当金処理等の一時的要因。
  • 通期への影響:
    • 会社は直近の状況を反映し業績予想を上方修正(前回予想比で営業利益・当期利益を増額)。第3Q進捗から見ると通期予想達成可能性は高いと考えられるが、為替・規制・訴訟等リスクは残存。

財務指標

  • 要旨(百万円)
    • 売上収益(第3Q累計):2,634,028(前年同四半期比 +13.2%)
    • 営業利益:762,935(+20.8%)
    • 税引前利益:707,162(+23.0%)
    • 四半期利益(当期利益):514,239(+15.7%)
    • 親会社の所有者に帰属する四半期利益:511,749(+15.7%)
    • 基本的1株当たり四半期利益(EPS):288.24円(前年249.18円)
  • 収益性指標(計算値)
    • 営業利益率:762,935 ÷ 2,634,028 = 28.97%(高水準。業種平均よりかなり上回る)
    • ROE(親会社帰属利益 / 親会社帰属持分):511,749 ÷ 4,142,487 = 12.36%(良好、10%以上は優良)
    • ROA(親会社帰属利益 / 総資産):511,749 ÷ 8,195,045 = 6.25%(良好、目安5%以上)
  • 進捗率分析(通期予想に対する第3Q累計)
    • 売上高進捗率:約76.2%
    • 営業利益進捗率:約90.3%
    • 親会社帰属当期利益進捗率:約91.1%
    • 過去同期間の進捗との比較:前年同期比増収増益で、利益進捗は良好
  • キャッシュフロー(第3Q累計、百万円)
    • 営業CF:286,997(前年392,015 → 減少。理由:法人税、たばこ税等の支払い増や引当金の変動)
    • 投資CF:△171,277(前年△142,640 → 支出増。主に有形固定資産取得、企業結合後支出等)
    • 財務CF:△473,942(前年△439,420 → 支出増。借入返済・配当支払等)
    • フリーCF(営業CF − 投資CF):115,720(百万円)
    • 現金及び現金同等物残高:729,463(前年期末1,084,567 → 減少)
    • 営業CF/当期純利益比率:286,997 ÷ 514,239 ≈ 0.56(目安1.0以上が健全。今回は1未満で、税支払等のタイミング要因あり)
  • 財務安全性
    • 総資産:8,195,045
    • 負債合計:4,026,281
    • 親会社所有者帰属持分:4,142,487
    • 親会社所有者帰属持分比率(自己資本比率に相当):50.5%(安定水準。目安40%以上で安定)
    • 有利子負債(社債及び借入金、current+non-current):約1,614,068百万円
    • ネット負債(概算):有利子負債1,614,068 − 現金729,463 = 約884,605百万円(負債レバレッジは限定的)
  • 効率性:総資産回転率等の細目は資料上明示無し(–)
  • セグメント別(第3Q累計)
    • たばこ事業:外部収益 2,516,859、調整後営業利益 845,386
    • 加工食品事業:外部収益 115,270、調整後営業利益 5,548
    • クラスター別(たばこ 自社製品売上収益/調整後営業利益)
    • Asia:639,070/195,256
    • Western Europe:565,252/251,588
    • EMA:1,224,195/398,542

特別損益・一時的要因

  • 医薬事業の非継続事業への分類:当第3四半期より非継続事業に分類。関連損益は継続事業と区分表示。
  • カナダ訴訟:JTI-Macが再生計画に基づき巨額を供託(JTグループシェアでJTI-Macは約179,952百万円を供託)。これに伴い、既計上の訴訟損失引当金を供託額相当で取り崩し、残額を「その他の金融負債」に振替。財政状態・CFに影響。
  • 為替換算差額:在外営業活動体の換算差額が22,3191百万円のプラス(OCI)と大きく、四半期包括利益を押し上げ。
  • 一時的要因の影響:OCIの大幅な為替差益等は一時的要因であるため、継続的業績評価は営業利益・調整後営業利益を重視するべき。

配当

  • 中間配当:104円(2025年、前年は97円)
  • 期末配当(予想):130円(通期予想合計 234円、前年194円)
  • 年間配当予想:234円(増配。直近公表予想から修正あり)
  • 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
  • 配当性向:通期予想ベース 親会社帰属当期利益5,620億円、年間配当総額(仮に234円×発行済株式数ベース)での厳密算出は別途。資料では配当性向の明記は無し(–)
  • 株主還元方針:配当増額とともに自社株買い等の開示は本資料では限定的(自己株式の取得実績あり)。配当は継続的還元方針。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(投資活動による支出内訳)
    • 有形固定資産取得:94,438百万円(第3Q累計、前年86,208)
    • 無形資産取得:12,214百万円(前年16,919)
    • 投資の取得・売却等の支出・収入あり(事業譲渡収入や企業結合後支出など)
  • 減価償却費:減価償却費等 合計146,280百万円(前年130,252)
  • 研究開発費(R&D):資料上明示無し(–)

受注・在庫状況

  • 棚卸資産:1,003,588百万円(前年度末957,281百万円、前年同期比増加)
  • 在庫回転日数等:資料上記載無し(–)

セグメント別情報

  • セグメント別売上・利益(第3Q累計)
    • たばこ:外部収益2,516,859、調整後営業利益845,386(自社たばこ製品売上収益2,428,517)
    • 加工食品:外部収益115,270、調整後営業利益5,548
    • その他(本社等):マイナス項目あり(消去・本社費)
  • セグメント戦略・動向:たばこ事業が主力でEMAクラスターの利益貢献が顕著。医薬事業の切り離しにより事業ポートフォリオが整理される。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画(経営計画2025:2025–2027)では、為替一定ベースの調整後営業利益で「年平均 high single digit 成長」を想定。今回の為替一定ベース実績は第3Q累計で848,991百万円(+27.2%)と、現状は計画に沿った成長を示唆。
  • KPI達成状況:為替一定ベースの調整後営業利益は好調で、中長期目標に対する進捗は良好。

競合状況や市場動向

  • 競合比較:資料に同業他社との比較データは無し(–)。ただし、営業利益率・ROEは高水準で競合に対して優位性が示唆される可能性あり。
  • 市場動向:たばこ関連の規制リスク、健康懸念、為替変動、訴訟リスク(カナダ等)を挙げており、これらが将来業績に影響するリスク要因として明示。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(2025年12月期)会社予想(修正後):売上収益 3,456,000百万円(+13.1%)、営業利益 845,000百万円(+168.9% と表記だが注記参照)、親会社帰属当期利益 562,000百万円(+213.5%)
    • 為替一定ベース調整後営業利益(通期予想):9,230億円(前年比 +24.3%)
  • 予想の信頼性:会社は直近業績を踏まえ予想修正を行っており、第3Qの進捗は通期達成を示唆。ただし、為替・税金・訴訟・規制等の外部要因により変動する可能性あり。
  • リスク要因(抜粋):たばこ規制・増税、訴訟の進展、為替変動、原材料価格、ロシア・ウクライナ情勢等。

重要な注記

  • 会計方針変更:IFRS関連の基準適用の変更あり(IAS21等)、重要な影響は限定的。
  • 表示方法の変更:医薬事業を非継続事業へ分類したため、当該再表示を実施。
  • 監査(レビュー):四半期連結財務諸表は任意の期中レビューを受け、監査法人(有限責任監査法人トーマツ)による期中レビュー報告書あり。結論は「重要な点において不適正と信じさせる事項は認められなかった」。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 2914
企業名 日本たばこ産業
URL http://www.jti.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 食品 – 食料品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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