2026年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想(通期)を上方修正(売上高585,000百万円→前回517,000百万円、営業利益35,000百万円→30,000百万円)。今回の第3四半期累計実績は会社修正後予想に対して進捗良好(売上高進捗率約65.8%、営業利益進捗率約81.8%)。
  • 業績の方向性:増収増益(売上収益384,655百万円、前年同期比+3.1%、営業利益28,640百万円、前年同期比+95.0%)。
  • 注目すべき変化:貴金属事業(貴金属リサイクル+北米精錬関連)が利益改善の牽引役。セグメント別で貴金属営業利益は27,440百万円(前年同期13,405百万円)と大幅増。自己資本比率は17.2%に低下(前期末25.8%)。
  • 今後の見通し:通期業績予想を上方修正(売上+68,000百万円、営業利益+5,000百万円)。第3四半期時点の進捗は良好だが、営業CFは大幅マイナスで財務活動で資金調達している点は留意。
  • 投資家への示唆:収益性は改善しEPSも大幅増(基本EPS:255.41円→通期予想311.90円)が見込まれる一方、運転資本増(売掛金・棚卸)と負債増によりキャッシュと財務安全性に注意。配当は増配(期末予想65円、年間125円)で株主還元姿勢は継続。

基本情報

  • 企業名:AREホールディングス株式会社(コード 5857)
  • 主要事業分野:貴金属・希少金属のリサイクルおよび精錬・加工、産業廃棄物の収集運搬・中間処理などの環境保全事業(純粋持株会社としてグループを統括)
  • 代表者名:代表取締役社長 東浦 知哉
  • 問合せ先:企画部長 西藤 慈郎(TEL 03-6270-1833)
  • 報告概要:提出日 2026年2月3日、対象会計期間は2025年4月1日~2025年12月31日(2026年3月期 第3四半期連結累計)
  • 決算補足説明資料:有(同日ホームページ掲載予定)
  • 決算説明会:無

セグメント

  • 貴金属事業:貴金属含有スクラップ等から金・銀・Pd・Pt・Rh等を回収・販売、金銀中心の精錬・加工事業。
  • 環境保全事業:産業廃棄物の収集運搬・中間処理等。

(セグメント集約は行っておらず、上記2セグメントが報告セグメント)

発行済株式

  • 期末発行済株式数(自己株含む):79,708,688株
  • 期末自己株式数:3,079,484株
  • 期中平均株式数(四半期累計):76,621,390株
  • 時価総額:–(資料に記載なし)

今後の予定

  • 次回決算発表/株主総会/IRイベント等:–(資料に具体日程の記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社予想は2026年3月期通期・修正後を用いた場合)
    • 売上高:第3四半期累計 384,655百万円。通期修正予想585,000百万円に対する進捗率 65.8%(通常ペースか上振れ寄り)。
    • 営業利益:第3四半期累計 28,640百万円。通期修正予想35,000百万円に対する進捗率 81.8%(進捗良好)。
    • 親会社に帰属する当期利益:第3四半期累計 19,569百万円。通期修正予想23,900百万円に対する進捗率 81.9%。
  • サプライズの要因:貴金属事業(国内リサイクルの採算改善、北米精錬関連の入荷増と規模拡大による各分野での収益向上)が主因。金融費用は増加しているが、営業利益改善が上回った。
  • 通期への影響:会社は通期見通しを上方修正・配当増額(期末+5円、年間125円)。第3四半期時点の進捗は通期達成可能性が高いと判断しているが、営業CFの大幅マイナスと負債増加を踏まえ、ワーキングキャピタルの改善状況が鍵。

要点(各数値は百万円、前期末は2025/3/31)

  • 総資産:935,317(前期末490,037、増加445,280)
  • 親会社に帰属する持分(資本):160,887(前期末126,301、増加34,586)
  • 親会社所有者帰属持分比率:17.2%(前期末25.8%) ← 低下(目安:40%以上が安定)
  • 発行済株式数:79,708,688株
  • 現金及び現金同等物:7,314(前期末17,555、△10,241)

損益(第3四半期累計 2025/4/1–2025/12/31)

  • 売上収益:384,655百万円(前年同期比+3.1%、増加額+11,685)
  • 売上総利益:33,352百万円(前年同期19,465)
  • 営業利益:28,640百万円(前年同期14,686、+95.0%)
  • 税引前四半期利益:26,573百万円(前年同期15,337、+73.3%)
  • 親会社の所有者に帰属する四半期利益:19,569百万円(前年同期11,385、+71.9%)
  • 基本的1株当たり四半期利益(EPS):255.41円(前年同期148.84円)

収益性指標(計算は資料数値より)

  • 営業利益率:28,640 / 384,655 = 約7.45%(前年同期 約3.94% → 大幅改善)
  • ROE(簡易)= 四半期累計利益 / 親会社帰属持分 = 19,569 / 160,887 = 約12.2%(良好の目安8%超)
    • 注:簡易算定(期間整合を考慮せず期末持分で除算)。
  • ROA(簡易)= 四半期累計利益 / 総資産 = 19,569 / 935,317 = 約2.09%(目安5%以上が良好 → 低め)

進捗率分析(通期修正予想に対する第3Q累計)

  • 売上高進捗率:384,655 / 585,000 = 約65.8%(概ね順調)
  • 営業利益進捗率:28,640 / 35,000 = 約81.8%(良好)
  • 親会社帰属当期利益進捗率:19,569 / 23,900 = 約81.9%(良好)
  • 過去同期間比較:前年同期に比べ利益進捗大幅改善

キャッシュフロー(第3四半期累計)

  • 営業CF:△111,298百万円(前年同期+14,859百万円 → 大幅悪化)
    • 主因:営業債権の増加△281,717、棚卸資産の増加△56,651(運転資本の大幅増)
  • 投資CF:+1,392百万円(有形固定資産取得△6,958、売却収入2,098、貸付金回収8,958等)
  • 財務CF:+102,610百万円(短期借入純増+64,258、長期借入30,058、社債発行20,000、返済△3,943、配当△7,652)
  • フリーCF(営業−投資):△112,690百万円(概算)
  • 現金及び現金同等物残高:7,314百万円(前期末17,555、△10,241)

四半期推移(QoQ 等)

  • 本資料は累計値主体のためQoQ詳細は限定的。売上・利益は前年同期比で改善し季節性の影響は限定的。

財務安全性・効率性

  • 自己資本比率(親会社帰属持分比率):17.2%(安定目安40%に対して低い)
  • 有利子負債(社債及び借入金合計):約506,843百万円(流動452,215+固定54,628、前期合計289,862 → 大幅増加)
  • 流動比率(流動資産857,641 / 流動負債707,634)= 約121%(流動性は確保されているが、流動負債比重が高い)
  • 総資産回転率/売上高営業利益率:営業利益率改善で収益効率は向上

特別損益・一時的要因

  • 特別損益に関する明確な記載なし(資料上は特別利益・損失の主要項目の表示なし)。
  • その他:その他包括利益でキャッシュ・フロー・ヘッジの評価差額が大きくプラス(第3Q累計で+17,201百万円)および為替換算差額+5,229百万円が計上され、包括利益は大幅増(四半期包括利益 42,088百万円)。これらは損益計算書上の営業利益とは性格が異なる一時評価差分の影響。

継続性の判断:ヘッジ評価差額や為替差額は市場・為替動向により変動するため継続性は限定的。

配当

  • 中間配当:60円(実績)
  • 期末配当(今回修正予想):65円(前回予想より+5円)
  • 年間配当予想:125円(対前年度80円→増配)
  • 配当性向方針:配当性向40%を目安とする方針(今回の通期予想EPS 311.90円に対し125円は約40%)
  • 特別配当:なし(記載なし)

設備投資・研究開発

  • 設備投資(有形固定資産取得):第3四半期累計 6,958百万円(前年同期 4,542百万円)
  • 減価償却費:2,135百万円(第3Q累計)
  • 研究開発費:特記事項なし(–)

受注・在庫状況

  • 棚卸資産:107,828百万円(前期末51,178、増加56,649) → 在庫増大(在庫回転日数は資料記載なし)
  • 受注(Book-to-Bill 等):記載なし(–)

セグメント別情報

  • 貴金属事業(主要):外部売上 384,562百万円、セグメント営業利益 27,440百万円(前年同期 13,405百万円)。貴金属リサイクルと北米精錬関連が収益改善の主因。
  • 環境保全事業:外部売上 –(セグメント計上は小さい)、セグメント営業利益 1,341百万円(前年同期 1,493百万円、やや減少)。
  • 全体:セグメント合計営業利益 28,781百万円、調整後連結営業利益 28,640百万円。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画の明示的進捗数値は記載なし(–)。ただし貴金属事業の規模拡大(北米精錬)と採算改善が中長期の収益基盤強化につながる可能性が示唆されている。

競合状況や市場動向

  • 資料では競合比較の明示なし(–)。留意点として貴金属需給は国際政治・金融情勢や金属価格に影響を受けるため外部環境リスクが存在。

今後の見通し

  • 業績予想(2026年3月期 通期・修正後)
    • 売上収益:585,000百万円(前回517,000)
    • 営業利益:35,000百万円(前回30,000)
    • 税引前利益:32,700百万円(前回29,100)
    • 親会社帰属当期利益:23,900百万円(前回21,600)
    • 基本EPS(通期予想):311.90円
  • 予想の信頼性:第3四半期時点で進捗は良好だが、営業CFの大幅マイナス(運転資本の膨張)と有利子負債の増加が実現可能性のリスク要因。過去の予想達成傾向についての記載はなし(–)。
  • 主な前提・リスク:為替・金属価格の変動、運転資本管理、金利上昇による金融費用増加、国際需給の変化など。

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し
  • 連結範囲の変更:無し
  • 四半期レビュー:添付財務諸表に対する監査法人によるレビューは無し(未実施)
  • その他重要事象:有意な後発事象の記載なし

(注記)

  • 不明な項目や資料に記載のない事項は“–”と記載しています。
  • 財務指標(ROE、ROA等)は簡易計算による概算であり、期間整合や年率換算の違いにより異なる解釈となるため参考値として提示しています。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 5857
企業名 AREホールディングス
URL https://www.asahiholdings.com/
市場区分 プライム市場
業種 鉄鋼・非鉄 – 非鉄金属

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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