2026年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社公表の通期予想に対する修正は無し(会社予想との乖離は特段指摘なし)。四半期累計(第3四半期累計)進捗は売上・営業利益ともに通期予想に対して約76〜77%と順調で、特に親会社帰属四半期利益は通期予想に対して約86%と高い進捗。市場コンセンサスは不明のため「ほぼ会社予想どおり」と整理。
- 業績の方向性:増収増益(売上収益+4.6%、営業利益+34.8%、親会社帰属利益+115.7%:前年同期比)。
- 注目すべき変化:税引前利益・親会社帰属利益が大幅増(税引前+92.1%、親帰属+115.7%)──販売台数増や企業体質改善の効果が寄与。北米・アセアンの成長、欧州・中国は販売台数減だが利潤改善。
- 今後の見通し:通期業績予想(売上4,900,000百万円、営業利益205,000百万円、親会社帰属当期利益125,000百万円)に変更なし。第3四半期累計進捗は売上・営業利益とも約76%で通常の進捗範囲。通期達成の見込みは現時点で維持可能と判断できるが、為替・関税・生産台数の変動がリスク。
- 投資家への示唆:ボリューム増+コスト改善で利益率が改善。自己株式取得(株式分割後の発行済減少含む)や豊田自動織機(Toyota関連)に関する公開買付け対応など資本政策が動いており、キャッシュ配分・特別利益の発生可能性を注視すべき。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社アイシン
- 主要事業分野:自動車部品の製造・販売(パワートレインユニット、トランスミッション等)、エナジーソリューション関連機器等
- 代表者名:取締役社長 吉田 守孝
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月3日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日、IFRS・連結)
- 決算説明資料作成:有、決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)
- セグメント:
- 日本:自動車部品製造・販売、エナジーソリューション関連
- 北米:主に自動車部品
- 欧州:主に自動車部品
- 中国:主に自動車部品
- アセアン・インド:主に自動車部品
- 発行済(普通株式)等:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):759,023,902株(2026年3月期3Q)
- 期末自己株式数:33,659,650株(2026年3月期3Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):742,526,768株(2026年3月期3Q)
- 時価総額:–(資料に記載無し)
- 今後の予定:
- 決算説明会資料:決算発表後速やかに同社ウェブサイト掲載予定
- 株主総会等:–(本資料に記載無し)
- IRイベント:第3四半期説明会(2026年2月3日開催予定)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社公表の通期予想に対する進捗)
- 売上収益:実績3,769,158百万円/通期予想4,900,000百万円=達成率 約76.9%
- 営業利益:実績156,338百万円/通期予想205,000百万円=達成率 約76.3%
- 親会社の所有者に帰属する当期利益:実績107,375百万円/通期予想125,000百万円=達成率 約85.9%
- サプライズの要因:
- 主因:得意先の車両生産台数増加、パワートレイン/ハイブリッド製品の販売増、企業体質改善の成果(原価改善等)。
- マイナス要因:円高の影響、関税影響、人材・将来投資の費用計上等。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。第3四半期累計の進捗は概ね順調で、通期達成は現状では可能と見られるが、為替動向・関税・販売台数の変動が注視ポイント。
財務指標
(数値はいずれも百万円。前年比は資料記載の%を使用)
- 損益計算書要点(第3四半期累計、2025/4/1–2025/12/31)
- 売上収益:3,769,158(前年同期 3,602,171、+4.6%)
- 売上原価:△3,331,777
- 売上総利益:437,381
- 販管費:△286,736
- 営業利益:156,338(前年同期115,987、+34.8%)
- 税引前利益:177,525(前年同期92,397、+92.1%)
- 四半期利益(連結):129,116(前年同期56,248、+129.5%)
- 親会社帰属四半期利益:107,375(前年同期49,779、+115.7%)
- 基本的1株当たり四半期利益(YTD):144.61円(前年63.14円、+128.9%)
- 収益性指標
- 営業利益率:156,338 / 3,769,158 = 約4.15%
- EPS(通期予想ベース):通期予想基本1株当たり当期利益164.98円、YTD実績144.61円で通期達成率約87.7%
- ROE(注:以下は簡易的な年率換算での目安)
- 方法:第3Q累計の親会社帰属利益を年換算(107,375 × 12/9 ≒ 143,167)で計算した概算
- 平均自己資本(期首・期末平均) ≒ (1,977,263 + 2,125,438)/2 = 2,051,351
- 年率換算ROE ≒ 143,167 / 2,051,351 = 約7.0%(目安:8%以上が良好 → やや届かず)
- ROA(同様に年率換算)≒ 143,167 / 4,372,822 = 約3.27%(目安:5%以上が良好 → 下回る)
- 貸借対照表要点(2025/12/31)
- 資産合計:4,372,822(前期末4,284,600、+2.1%)
- 負債合計:1,965,267(前期末2,051,335、△4.2%)
- 資本合計:2,407,554(前期末2,233,265、+7.8%)
- 親会社所有者帰属持分:2,125,438
- 親会社所有者帰属持分比率(自己資本比率):48.6%(安定水準。目安: 40%以上で安定)
- 進捗率分析(通期予想に対する)
- 売上高進捗率:約76.9%(通常ペース)
- 営業利益進捗率:約76.3%
- 純利益(親帰属)進捗率:約85.9%(やや高い)
- 過去同期間との比較:前年同期に比べ利益率改善で進捗は良好
- キャッシュフロー(第3四半期累計)
- 営業CF:269,060(前年226,525、増加)
- 投資CF:△174,883(前年△91,272、支出増。主に有形固定資産取得175,049)
- 財務CF:△158,580(前年△195,980。自己株取得等でマイナスだが前期より減少)
- フリーCF(営業CF – 投資CF):約94,177(健全なプラス)
- 営業CF/四半期利益比率:269,060 / 129,116 = 約2.08(目安1.0以上で健全)
- 現金及び現金同等物残高:410,591(期首451,690、△41,099)
- 四半期推移(QoQ):
- 四半期ごとの詳細数値は四半期明細無しだが、YTDの進捗・季節性はほぼ想定内(業績はボリュームに依存)。
- 財務の安全性・効率性:
- 自己資本比率:48.6%(安定)
- 流動負債・流動資産の比率:流動資産1,772,452 / 流動負債1,017,923 ⇒ 流動比率 ≒ 174%(健全)
- 総資産回転率等の詳細は資料に未記載(算出可能だが業種比較データは資料に無し)
特別損益・一時的要因
- 当第3四半期連結累計では、目立った特別損益は連結上大きく計上されていない(持分法による投資の売却損益は当期は計上無し。前期は△16,217が計上)。
- 重要な後発事象として、同社が保有する豊田自動織機の普通株式を豊田自動織機による公開買付けに応募(売却)する決議があり、公開買付け価格が変更(1株18,800円、売却見込総額約1,236億円に更新)された旨を開示。これは個別(単体)決算上の特別利益計上見込みに影響する可能性あり(連結への影響は別途精査が必要)。
- 一時的要因の影響:連結では今回の四半期業績は主に本業(生産台数増等)による改善が主因。豊田自動織機株売却に伴う特別利益は単体での影響が想定されるが、継続性は無い(単発)。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当:30.00円(支払済)
- 期末配当(予想):35.00円
- 年間配当予想:65.00円(会社予想に修正なし)
- 配当利回り:–(株価情報が本資料に無いため算出不可)
- 配当性向:通期予想ベースで算出すると(配当総額/親会社帰属当期利益)要個別計算(資料に明示なし)
- 特別配当:無し
- 株主還元方針:自己株式取得を継続的に実施中(期中に自己株式取得・消却の動きあり。自己株式取得計画・公開買付け関連の動きあり)。
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資CF内の主要項目)
- 有形固定資産の取得による支出:175,049(前年148,222、増加)
- 減価償却費:197,247(前年205,195、若干減少)
- 研究開発費:資料に明確なR&D費単独の記載無し(–)
- 主な投資内容:資料では詳細内訳記載無しが多いが、有形固定資産投資が増加(生産能力維持・拡大や設備更新が示唆される)。
受注・在庫状況
- 受注関連:資料に受注高・受注残高の明示なし(–)。
- 在庫状況:
- 棚卸資産:577,171(前期末530,082、+47,089、増加)
- 在庫回転日数等:資料記載無し(–)
セグメント別情報
(第3四半期累計、2025/4/1–2025/12/31)
- 日本
- 売上収益:2,373,466(前年2,323,212、+2.2%)
- セグメント利益(営業利益ベース):48,456(前年38,347、+26.4%)
- 備考:車両生産台数増、円高の影響を受けるも改善。
- 北米
- 売上収益:874,161(前年789,597、+10.7%)
- セグメント利益:17,979(前年1,329 → 大幅改善)
- 備考:ハイブリッドトランスミッション生産増で売上・利益改善。関税影響はあるが収益改善。
- 欧州
- 売上収益:212,664(前年218,464、△2.7%)
- セグメント利益:4,931(前年2,329、+111.7%)
- 備考:販売台数減だが一過性収益等で利益増。
- 中国
- 売上収益:464,446(前年470,202、△1.2%)
- セグメント利益:30,801(前年28,201、+9.2%)
- 備考:販売台数減も企業体質改善で利益率向上。
- アセアン・インド
- 売上収益:434,732(前年389,913、+11.5%)
- セグメント利益:50,369(前年44,008、+14.5%)
- 備考:パワートレインユニットの販売増で成長。
- セグメント戦略:各地域での生産体制強化・市場近接戦略を継続。地域別で成長差があるが、全体ではボリューム増とコスト改善が効いている。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料内での中期計画の数値進捗の詳細記載は限定的(–)。ただし、企業体質改善や生産増で中期目標に沿った収益改善が進行している旨は示唆。
- KPI達成状況:明示的KPIは資料に無し(–)。
競合状況や市場動向
- 競合比較:同業他社との比較データは資料に記載無し(–)。
- 市場動向:自動車生産台数の増減、ハイブリッド/電動化の進展、為替・関税が業績に直接影響。地域別では北米・アセアンが堅調、欧州・中国は台数調整。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(変更無し):売上収益 4,900,000百万円(+0.1%)、営業利益 205,000百万円(+1.0%)、税引前利益 215,000百万円(+24.0%)、親会社帰属当期利益125,000百万円(+16.2%)。
- 次期予想:–(資料に記載なし)
- 会社予想の前提:為替や原材料価格等の前提記載は限定的(為替影響は注記あり)。
- 予想の信頼性:第3Q累計での進捗は概ね良好。過去の予想達成傾向についての明確記載は無し。
- リスク要因:
- 為替(円高が利益にマイナス)
- 関税等の国際政策
- 主要顧客の生産台数変動(自動車メーカー動向)
- 原材料価格・サプライチェーンの混乱
- 公開買付け関連の不確定要素(豊田自動織機関連の条件等)
重要な注記
- 会計方針:当該四半期における会計方針の変更は無し。
- 連結範囲:アイシン化工株式会社は2025年4月1日付で経営統合により連結の範囲から除外(連結範囲に変動あり)。
- 株式分割:2024年10月1日付で普通株式1株を3株に分割。1株当たり数値は分割後で調整済み。
- 自己株式取得・公開買付け関連:取締役会で自己株式取得(上限等)を決議。さらに公開買付け(条件付き)等、資本政策に関する重要な後発事象あり(公開買付け期間等の変更情報含む)。
- その他:本資料には将来予測が含まれるが実際の業績は内外の状況で変動する旨の開示あり。
(注)
- 出典:株式会社アイシン「2026年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)」(2026年2月3日)
- 数値は会社開示資料に基づく。記載のない項目は「–」と表記。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7259 |
| 企業名 | アイシン |
| URL | https://www.aisin.com/jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 自動車・輸送機 – 輸送用機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。
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