2026年6月期第1四半期 決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社は通期業績予想の修正を行っておらず、今回の第1四半期決算に対する会社予想の変更は「無」。市場コンセンサスは提示されていないため「会社予想に対してはほぼ想定内」と解釈可能。
- 業績の方向性:前年同期比で減収減益(売上高52,729百万円:△13.6%、営業利益2,284百万円:△60.4%、親会社株主帰属四半期純利益1,662百万円:△55.4%)。
- 注目すべき変化:受注高は60,408百万円(+18.6%)と堅調に増加している一方、売上化のタイミングや製品構成(真空機器の売上減)が利益急減の主因。棚卸資産が増加(+7,480百万円)し運転資本が膨らんでいる点も重要。
- 今後の見通し:通期(2026年6月期)予想は修正なし(売上250,000百万円、営業利益28,500百万円、親会社株主に帰属する当期純利益20,000百万円)。第1四半期の進捗は売上で約21.1%、営業利益で約8.0%にとどまり、上期(第2四半期累計)見通し達成には後半(第2四半期)の利益回復が必要。
- 投資家への示唆:受注は増加しており需給は底堅いが、売上認識のタイミングや製品ミックス、短期的なマージン低下(営業利益率の急減)に注意。キャッシュは依然厚い(現金同等物84,745百万円)だが、棚卸資産増加や在庫回転にも注視が必要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社アルバック(ULVAC)
- 主要事業分野:真空機器事業(半導体・電子部品製造装置、ディスプレイ・エネルギー関連製造装置、コンポーネント、一般産業用装置)および真空応用事業(材料、表面分析機器等)を中心とした製造・販売
- 代表者名:代表取締役社長 CEO 岩下 節生
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月11日
- 対象会計期間:2026年6月期 第1四半期(2025年7月1日~2025年9月30日)
- 決算説明会:有(国内機関投資家・アナリスト向け)
- セグメント:
- 真空機器事業:半導体・電子部品製造装置、ディスプレイ・エネルギー関連装置、コンポーネント、一般産業用装置
- 真空応用事業:材料(マスクブランクス等)、表面分析機器等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):49,355,938株
- 期中平均株式数(四半期累計):49,244,290株
- 発行済自己株式数:111,648株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 通期業績予想の修正:直近発表分からの修正なし
- 株主総会/IRイベント等:次回予定は資料に明記なし(決算説明会は実施済)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較:通期予想は「変更なし」)
- 売上高(第1四半期):52,729百万円(前年同期比 △13.6%)
- 営業利益(第1四半期):2,284百万円(前年同期比 △60.4%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:1,662百万円(前年同期比 △55.4%)
- 会社は通期予想を据え置き(サプライズ的修正はなし)
- サプライズの要因(業績下振れの主因)
- 真空機器事業(特にパワーデバイス関連)の日本・中国での投資反動により売上が減少
- EVバッテリー向け投資の一部遅延による売上化後送り
- 棚卸資産増加や売上化タイミングの影響で営業利益率が低下
- 特別損失として減損損失114百万円計上(第1四半期)
- 通期への影響
- 受注は増加(受注高60,408百万円:+18.6%)しており需要基盤は維持。売上・利益はタイミング要因が大きいため、会社が通期予想を据え置いている点が重要(現時点で予想修正なし)。
財務指標
(単位は百万円、特記ない限り連結・第1四半期累計)
- 損益要点(第1四半期)
- 売上高:52,729(△13.6%:前年61,019)
- 売上原価:37,055
- 売上総利益:15,674
- 販管費:13,390
- 営業利益:2,284(△60.4%)
- 経常利益:2,480(△63.9%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:1,662(△55.4%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):33.76円(前年75.72円)
- 主要貸借対照表(期末:2025/9/30)
- 総資産:371,944
- 純資産:224,456
- 自己資本(参考):217,847
- 自己資本比率:58.6%(安定水準、目安40%以上)
- 現金及び現金同等物:84,745(前期末比△7,863)
- 受取手形・売掛金等:81,431(減少)
- 棚卸資産合計(商品+仕掛品+原材料):78,526(増加)
- キャッシュフロー(第1四半期累計)
- 営業CF:5,756(前年11,412)—営業活動による収入
- 投資CF:△3,276(前年△2,489)
- 財務CF:△10,666(前年△10,093)
- フリーCF(営業CF−投資CF):+2,480
- 現金期末残高:84,745(△7,863)
- 営業CF/当期純利益比率:約3.46(5,756 / 1,662)→ 1.0以上で健全の目安を満たすが前年から低下
- 収益性指標(四半期ベース、年率換算を併記)
- 営業利益率(第1Q):2,284 / 52,729 = 4.33%(前年第1Qは約9.45%)→ 利益率低下
- ROE(参考・年率換算):(四半期親会社株主純利益1,662×4)/ 自己資本217,847 ≒ 3.05%(目安8%で良好 → 現状未達)
- ROA(参考・年率換算):(1,662×4)/ 総資産371,944 ≒ 1.79%(目安5%で良好 → 現状未達)
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 通期売上予想250,000に対する第1Q進捗率:52,729 / 250,000 = 21.1%
- 通期営業利益予想28,500に対する進捗率:2,284 / 28,500 = 8.0%
- 通期純利益予想20,000に対する進捗率:1,662 / 20,000 = 8.3%
- 第2四半期(上期)累計目標に対する進捗(第2Q累計売上115,500):52,729 / 115,500 = 45.7%
- 四半期推移(QoQ):四半期別詳細は資料に記載なし(第1Q単体の比較を提示)
- 財務安全性:
- 自己資本比率:58.6%(安定水準)
- 長期借入金:30,719(前期末32,354→減少)
- 短期借入金:9,883
- 現預金と有利子負債の差(概算ネットキャッシュ):現金84,745 −(短期9,883+長期30,719)= 約44,143(ネットキャッシュの状態)
特別損益・一時的要因
- 特別損失:減損損失114百万円を計上
- 特別利益:該当なし
- 一時的要因の影響:減損は一時的費用だが規模は限定的。税金等調整額(△1,307百万円)による税負担の変動が当期純利益に影響。
- 継続性の判断:受注増加は継続的な需要を示唆する一方、特定分野(パワーデバイス、EVバッテリー)の投資タイミングは短期的に変動する可能性あり。
配当
- 配当実績・予想:
- 2025年6月期:期末配当164.00円(年間164.00円、期中配なし)
- 2026年6月期(予想):期末配当164.00円(年間164.00円、期中配なし)
- 配当性向(参考):通期予想EPS 406.14円に対して年間配当164円 → 配当性向 ≒ 40.4%
- 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
- 株主還元方針:直近の公表から配当予想の修正は無く、自社株買い等の記載は今回資料になし
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資CFより):有形及び無形固定資産取得による支出は3,016百万円(キャッシュフロー上の支出)
- 減価償却費:2,563百万円(第1四半期)
- 研究開発費:資料に金額の明示なし(–)
受注・在庫状況
- 受注高:60,408百万円(前年同期比 +18.6%)— Book-to-Bill(受注/売上)=60,408 / 52,729 ≒ 1.15(>1)
- セグメント別受注(百万円):
- 真空機器事業:45,854(+15.7%)
- 真空応用事業:14,554(+28.9%)
- 受注残高(真空機器):103,878百万円(資料記載)
- 棚卸資産:棚卸資産の増加が主因で、期末棚卸資産は増加(増加額約7,480百万円)。在庫回転日数等は資料に記載なし(–)。
セグメント別情報
- 真空機器事業(第1Q)
- 受注高:45,854百万円(+15.7%)
- 売上高:40,159百万円(△17.8%)
- セグメント営業利益:1,575百万円(△68.3%)
- 品目別売上(当期、第1Q累計):半導体・電子部品製造装置16,153(40.2%)、ディスプレイ・エネルギー関連11,089(27.6%)、コンポーネント8,379(20.9%)、一般産業用装置4,538(11.3%)
- 真空応用事業(第1Q)
- 受注高:14,554百万円(+28.9%)
- 売上高:12,570百万円(+3.5%)
- セグメント営業利益:710百万円(△9.0%)
- 品目別売上:材料6,290(50.0%)、その他6,279(50.0%)
- セグメント戦略/動向:半導体向けロジック・メモリや先端パッケージング分野は堅調。パワーデバイス・EV関連は短期調整。ディスプレイ向け有機EL投資は継続。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料上の中期計画の記載は本短信に詳細なし(–)
- KPI達成状況:受注高増加は中長期需要の回復シグナル。ただし第1Qの利益率低下は短期的な課題。
競合状況や市場動向
- 市場動向(会社コメントの要旨):
- 半導体:生成AI等で中長期的需要拡大見込み。世界各地での工場新増設が継続。
- エレクトロニクス:パワーデバイス投資は短期調整、IT用パネルは有機ELへの転換が進行。
- 競合比較:同業他社との比較データは本資料に記載なし(–)
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年6月期)予想:売上250,000百万円(△0.5%)、営業利益28,500百万円(+7.5%)、親会社株主帰属当期純利益20,000百万円(+19.9%)— 直近公表値から修正なし
- 次期予想:–(本短信に記載なし)
- 会社予想の前提:為替・市況・設備投資動向等の影響あり(詳細は別添資料参照)
- 予想の信頼性:第1Qは受注堅調だが売上・利益はタイミング要因で変動。会社の据え置き判断から、上期での売上回復と利益改善が前提と考えられる。
- リスク要因:為替変動、半導体・FPD・エネルギー投資の停滞、原材料価格、地政学的リスク、受注→売上化のタイミング遅延等。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 四半期レビュー:PwC Japanによる期中レビュー実施、結論は特記事項なし(保留なしのレビュー意見)
- 不明項目は–で表記(例:時価総額、詳細R&D費)
(注)
- 本文は提供資料に基づき数値を整理・計算しています。結果の解釈や今後の投資判断に関する助言は行っておりません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6728 |
| 企業名 | アルバック |
| URL | http://www.ulvac.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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