2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社公表の通期予想からの修正は無し。中間実績は通期予想に対してほぼ想定どおりの進捗(達成率約46–47%)で、「ほぼ予想通り」。
- 業績の方向性:増収増益(売上高198,296百万円、前年同期比+1.4%/親会社帰属中間利益17,174百万円、同+15.0%)。
- 注目すべき変化:受注高は206,788百万円(前年同期比△2.6%)と減少。一方、事業利益(23,584百万円、同+11.1%)、営業利益(24,900百万円、同+15.9%)は改善。セグメントでは電子市場の受注減(△10.3%)と継続契約型サービス伸長、一般水処理市場は土壌浄化の大型受注等で増収。
- 今後の見通し:通期予想(売上425,000百万円、営業利益53,500百万円、親会社帰属当期利益36,300百万円)は据え置き。中間実績の進捗は通期達成に概ね整合。
- 投資家への示唆:受注の地域・事業別の偏り・季節性に注意。営業CFは前年同期比で減少(△12,285百万円)しており、フリーCFは確保されているがCF推移と社債発行による負債増加(社債10,000百万円)を注視。
基本情報
- 企業名:栗田工業株式会社(Kurita Water Industries Ltd.)
- コード:6370
- 上場取引所:東証
- 代表者:取締役兼代表執行役社長 江尻 裕彦
- 主要事業分野:水処理装置・薬品、継続契約型サービス(超純水供給等)、精密洗浄、メンテナンス、土壌浄化など(報告セグメント:電子市場、一般水処理市場)
- 問合せ先:経理部長 増田 晋一/TEL 03(6743)5054
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月7日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期):2025年4月1日~2025年9月30日(連結・IFRS)
- 決算説明会:有(アナリスト・機関投資家向け電話会議)
- 半期報告書提出予定日:2025年11月10日
- 配当支払開始予定日:2025年12月5日
- セグメント:
- 電子市場:水処理装置、継続契約型サービス(超純水供給等)、精密洗浄、メンテナンス等
- 一般水処理市場:水処理装置、薬品、継続契約型サービス、メンテナンス、土壌浄化等
- 発行済株式等:
- 期末発行済株式数(自己株を含む):116,200,694株
- 期中平均株式数(中間期):110,163,780株
- 期末自己株式数:6,773,925株(前期は4,035,900株)
- 時価総額:–(本資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 通期業績予想の修正:直近発表分からの修正なし
- 株主関連イベント:株主総会等は通期スケジュールに準ずる(本資料に個別日程の記載無し)
- IRイベント:中間説明資料および電話会議あり
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想は2026年3月期通期予想を参照)
- 売上高:中間実績198,296百万円。通期予想425,000百万円に対する進捗率46.7%(ほぼ想定どおり)
- 営業利益:中間実績24,900百万円。通期予想53,500百万円に対する進捗率46.5%
- 親会社帰属当期利益:中間実績17,174百万円。通期予想36,300百万円に対する進捗率47.3%
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:継続契約型サービスやメンテナンスの増収、装置の採算改善、一般水処理の付加価値ビジネス拡大、為替差益(欧米子会社)等。電子セグメントで超純水供給契約中途解除に伴う清算益の計上。
- 下振れ要因:電子市場の大型装置受注の反動による受注減、特定顧客の工場稼働低下による精密洗浄減少、受注高は前年同期比で減少。
- 通期への影響:会社は通期予想を据え置き。中間の進捗・要因を踏まえると現時点では予想達成可能と判断。ただし受注動向(特に大型案件)や営業CFの回復状況、為替変動がリスク要因。
財務指標
- 損益要点(中間:百万円)
- 売上高:198,296(前中間195,530、+1.4% / +2,766)
- 売上総利益:73,353(+4,?%)※売上原価124,942
- 販管費:49,768
- 営業利益:24,900(前中間21,491、+15.9%)
- 税引前利益:24,564(+14.8%)
- 親会社の所有者に帰属する中間利益:17,174(前中間14,932、+15.0%)
- 基本的1株当たり中間利益(EPS):155.90円(前年132.83円)
- 収益性指標(中間実績ベース)
- 営業利益率:24,900 / 198,296 = 12.6%(業種特性で高めの水準)
- 事業利益(会社独自指標):23,584百万円(+11.1%)
- 資産・資本(百万円)
- 総資産:553,931(前期末548,949、+4,982)
- 親会社所有者帰属持分:336,145
- 親会社所有者帰属持分比率(equity ratio):60.7%(安定水準、前期末61.2%)
- 進捗率分析(通期予想に対する中間実績)
- 売上高進捗率:46.7%(通常ペース:上期で約50%が目安の企業が多いが同社は季節・案件で変動。現状は概ね計画的)
- 営業利益進捗率:46.5%
- 純利益進捗率:47.3%
- キャッシュフロー(百万円)
- 営業CF:28,326(前年同期40,611、△12,285) — 減少要因は法人税等支払増や運転資本の変動
- 投資CF:△17,006(前年△27,678) — 有形固定資産取得支出14,482、無形資産取得2,115
- 財務CF:△10,917(前年△14,329) — 社債発行収入9,954、自己株式取得15,161、配当支払5,207
- フリーCF(営業CF − 投資CF):約11,320百万円(中間)
- 現金及び現金同等物残高:65,214(期首62,951、+2,262)
- 営業CF/純利益比率:約1.65(28,326 / 17,174)→ 1.0以上で健全
- 四半期推移(QoQ):本資料は累計中間数値中心のため直近四半期(Q2単体)データは限定的。季節性として装置の受注・売上計上タイミングが影響。
- 財務安全性:
- 自己資本比率:約60.7%(安定)
- 流動資産224,958/流動負債129,352 → 流動比率約174%(良好)
- 社債発行(第3回無担保社債10,000百万円)により有利子負債が増加
特別損益・一時的要因
- 特記項目:
- 電子セグメントで「超純水供給契約の中途解除に伴う清算益」を計上(営業利益の押し上げ要因)。
- 一般水処理市場では為替差益(欧米子会社中心)を計上し営業利益に寄与。
- 一時的要因の影響:一部の増益は一時的要素(清算益、為替)を含むため、持続性は限定的。継続収益は継続契約型サービス・メンテナンスの伸長が鍵。
配当
- 中間配当:56円(前中間46円)
- 期末配当(予想):56円
- 年間配当予想:112円(修正無し)
- 配当利回り:–(株価が本資料に無いため計算不可)
- 配当性向(会社予想ベース):年間配当112円/予想EPS330.62円 = 約33.9%
- 株主還元:中間で自己株式取得実施(当中間期に自己株式取得 2,792,500株、支出15,161百万円)
設備投資・研究開発
- 設備投資(中間):有形固定資産取得支出14,482百万円(前年同期は大きく上回る26,408百万円)
- 減価償却費:中間で17,345百万円
- 研究開発費:明示なし(–)
- 主な投資内容:設備投資・成長投資(詳細は個別注記参照)
受注・在庫状況
- 受注高:206,788百万円(前年同期比△2.6%)
- セグメント別:電子87,547百万円(△10.3%)、一般水処理119,241百万円(+4.0%)
- 受注残高:–(中間短信に明示的な受注残高総額の記載なし)
- 棚卸資産(在庫):21,223百万円(前期末20,718百万円、微増)
- 在庫回転等:記載なし(–)
セグメント別情報
- 電子市場
- 売上高:90,084百万円(前年同期比+0.5%)
- 事業利益:11,897百万円(+11.6%)
- 営業利益:12,914百万円(+24.6%)— 超純水供給契約の中途解除に伴う清算益を含む
- 受注:87,547百万円(△10.3%)— 前年の大型案件受注の反動、精密洗浄の一部顧客影響
- 備考:継続契約型サービスやメンテナンスが増加
- 一般水処理市場
- 売上高:108,211百万円(+2.2%)
- 事業利益:11,684百万円(+10.7%)
- 営業利益:11,984百万円(+7.8%)— 為替差益が寄与
- 受注:119,241百万円(+4.0%)— 土壌浄化の大型案件等が増加
- 地域別売上(中間)
- 日本:100,615百万円
- アジア:42,299百万円(中国売上17,251百万円)
- 北南米:35,150百万円(米国売上31,042百万円)
- EMEA:20,231百万円
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:本資料では中期計画の詳細進捗指標は限定的。継続契約型サービス拡大やCSVビジネス強化は中期方針と整合。
- KPI達成状況:受注の地域偏重や装置受注の変動がKPI達成に影響を与える可能性あり。
競合状況や市場動向
- マクロ:世界経済は不透明感が残るが緩やかな回復。中国・米国の景気減速や関税政策等が影響。
- 同社コメント:設備投資は底堅いが、地域・市場による回復速度差あり。
- 競合比較:本資料に同業他社比較は無し(–)。
今後の見通し
- 業績予想:通期見通しは変えず(売上425,000百万円、事業利益54,000百万円、営業利益53,500百万円、親会社帰属当期利益36,300百万円)。
- 会社予想の前提条件:為替等の前提は添付資料参照(本短信本文では詳細数値の記載なし)。
- リスク要因:大型案件の受注・進捗、為替変動、主要顧客の稼働状況、営業CFの回復。
重要な注記
- 会計方針の変更:当中間期における会計方針の変更や見積りの変更は無し。
- 連結範囲の変更:当期に組織見直しに伴い、一部子会社のセグメント帰属を変更(アルカデGmbH等)。
- 監査:第2四半期(中間期)決算短信は公認会計士/監査法人のレビュー対象外。
- その他重要事象:
- 第3回無担保社債(ブルーボンド)10,000百万円を2025年9月4日に発行。
- 自己株式取得:2025年5月実施分(2,792,500株、支出15,158百万円)により自己株式が増加。
(注)
- 数値はすべて会社提出の中間決算短信(連結・IFRS)に基づく(単位:百万円、%は前年同期比)。不明項目は「–」と表記。
- ROE・ROA等の詳細は会社公表値がないため中間利益の年率換算等による推計値は明示していない。将来見通しは会社が示す前提に依存するため実際の結果は変動する可能性がある。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6370 |
| 企業名 | 栗田工業 |
| URL | http://www.kurita.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 機械 – 機械 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。
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