2024年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:市場コンセンサスは記載なしだが、会社は同日(2024/2/5)に通期業績予想を修正(有)。第3四半期累計の実績は通期予想に対して大きな上振れ/下振れのサプライズは見られず、進捗はおおむね順調。
- 業績の方向性:増収減益(売上高は前年同期比 +2.1%、営業利益は △1.2%)。経常利益は微増(+0.7%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は △21.1%と減少。
- 注目すべき変化:アパレル事業の営業利益が大幅減(前年同期比 △43.6%)である一方、エステート事業が大幅に伸長(売上高 +14.6%、営業利益 +24.8%)し、グループ利益の中心になっている点。減損損失64百万円の計上が純利益を押し下げている。
- 今後の見通し:通期(2024年3月期)予想は修正済み(同日発表)。第3四半期累計の進捗は売上72.2%、営業利益71.0%、純利益78.4%で、期初見通し達成の可能性は現時点で概ね見込めるが、アパレル収益性の回復が鍵。
- 投資家への示唆:資産安全性は高い(自己資本比率86.5%)が、収益の源泉が不均衡(エステート寄与が大きい)なため、アパレル事業の収益性改善の有無が今後の業績安定性に影響する点に注意。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社キング(King Co., Ltd.)
- 主要事業分野:アパレル事業、テキスタイル事業、エステート(不動産賃貸等)事業
- 代表者名:代表取締役社長 長島 希吉
- 上場コード/市場:8118/東証
- URL:https://www.king-group.co.jp
- 問合せ先:取締役専務執行役員管理統轄 石井 修二(TEL 03-5434-7282)
- 報告概要:
- 提出日:2024年2月5日(四半期短信)
- 対象会計期間:2024年3月期 第3四半期累計(2023年4月1日~2023年12月31日)
- 四半期決算補足資料:無、説明会:無
- セグメント:
- アパレル事業:付加価値の高いプレミアム商品開発・販売(店舗・EC等)
- テキスタイル事業:企画提案型テキスタイルコンバーター(生地の企画・供給)
- エステート事業:所有不動産の賃貸・運用(東京・京都・大阪等)
- 発行済株式:
- 発行済株式数(期末、自己株式含む):24,771,561株
- 期末自己株式数:8,716,468株
- 期中平均株式数(四半期累計):16,200,363株
- 時価総額:–(記載なし)
- 今後の予定:
- 四半期報告書提出予定日:2024年2月14日
- IRイベント:四半期短信に基づく説明会は無(同資料)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想は通期修正有、四半期累計の会社提示進捗との比較を以下に示す)
- 売上高:6,217 百万円(前年同期比 +2.1%)。通期予想8,600百万円に対する進捗率 72.2%(良好ペース)。
- 営業利益:753 百万円(前年同期比 △1.2%)。通期予想1,060百万円に対する進捗率 71.0%。
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:431 百万円(前年同期比 △21.1%)。通期予想550百万円に対する進捗率 78.4%。
- サプライズの要因:
- アパレル事業の販売費・一般管理費増等で営業減益(営業利益の落ち込みが純利益減少の一因)。
- 減損損失64百万円を特別損失として計上したことが純利益を押し下げた。
- エステート事業の売上・利益拡大が全体を下支え。その他、有価証券評価差額金の増加で包括利益は拡大。
- 通期への影響:
- 第3四半期までの進捗は概ね通期予想を達成できる水準。ただしアパレルの収益性改善が遅れる場合は通期達成リスクあり。通期予想は修正済(詳細は同日発表資料参照)。
財務指標
- 財務諸表の要点(主要項目は連結、単位:百万円)
- 売上高(累計 Q3):6,217(+2.1%、前年6,088)
- 売上総利益:3,634(前年3,439)→ 売上総利益率 58.46%
- 営業利益:753(△1.2%、前年762)→ 営業利益率 12.12%(業種平均との比較は業種により差異)
- 経常利益:819(+0.7%、前年814)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:431(△21.1%、前年546)
- 1株当たり四半期純利益(累計):26.61円(前年32.58円)
- 主要BS項目(当第3四半期末:2023/12/31)
- 総資産:24,845百万円(前期末24,608百万円、+237百万円)
- 現金及び預金:10,145百万円(前期末10,669百万円、△524百万円)
- 商品(在庫):1,425百万円(前期末1,299百万円、+126百万円、+9.7%)
- 投資有価証券:2,246百万円(前期末1,632百万円、+614百万円)
- 負債合計:3,366百万円(前期末3,523百万円、△157百万円)
- 純資産合計:21,479百万円(前期末21,084百万円、+395百万円)
- 自己資本比率:86.5%(安定水準)
- 収益性指標(累計ベース、単純比)
- ROE(累計=親会社株主純利益 ÷ 純資産):431 / 21,479 = 2.01%(目安:8%以上で良好)
- ROA(累計=親会社株主純利益 ÷ 総資産):431 / 24,845 = 1.74%(目安:5%以上で良好)
- 営業利益率:12.12%(業種差あり。アパレルは通常低めの業界もあり、単純比較注意)
- 進捗率分析(通期予想に対する累計進捗)
- 売上高進捗率:72.2%(6,217 / 8,600)→ 通常の3Q時点水準として概ね順調
- 営業利益進捗率:71.0%(753 / 1,060)
- 純利益進捗率:78.4%(431 / 550)
- 四半期推移(QoQ):四半期ごとの詳細推移は本短信に四半期別表は限定的のため記載なし(直近四半期の単独数値は–)。
- 財務安全性:
- 自己資本比率 86.5%(安定水準)
- 負債比率(負債合計 / 純資産)=3,366 / 21,479 ≒ 15.7%(低レバレッジ)
- 効率性:総資産回転率等の記載なし(計算には年間売上等の補正が必要)。
- セグメント別(第3四半期累計:単位 百万円)
- アパレル:売上 4,898(+0.3%)、セグメント利益 151(△43.6%)
- テキスタイル:売上 593(+3.5%)、セグメント利益 54(△0.8%)
- エステート:売上 725(+14.6%)、セグメント利益 553(+24.8%)
- セグメント利益に占めるエステートの寄与が大きく、直近はエステート中心の収益構造となっている(エステートは営業利益の約73%を占める)。
- 財務の解説:在庫は増加、現預金は減少、投資有価証券が増加していることから資産配分の変化あり。負債は減少し自己資本比率は高水準。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:該当なし(本期間)。
- 特別損失:減損損失 64 百万円(計上)。固定資産除却損 2 百万円。特別損失合計 66 百万円。
- 一時的要因の影響:減損計上が当期純利益を押し下げているため、特別損失を除いたベースでの業績評価が必要。営業面ではアパレルの販管費増が継続的要因の可能性あり。
- 継続性の判断:減損は発生源に依存し、継続性は限定的と推定されるが、アパレル事業の構造的な収益性低下が続く場合は追加的な影響も考えられる。
配当
- 配当実績と予想:
- 2023年3月期(実績):年間配当 17.00円(期末17.00円、期中無配)
- 2024年3月期(予想):年間配当 18.00円(中間 0.00 円、期末 18.00 円)→ 直近公表予想からの修正は無し(注記あり)
- 配当性向(会社予想ベース):配当18.00円 ÷ 予想EPS 34.02円 ≒ 52.9%(予想ベース)
- 配当利回り:–(株価データなしのため算出不可)
- 株主還元方針:特別配当の記載なし。自己株式取得等の記載は当期に顕著な変動なし(直近は過去期に自己株買い実施の記録あり)。
設備投資・研究開発
- 設備投資額:–(短信に明示なし)
- 減価償却費:–(明示なし)
- R&D費用:–(記載なし)
- 主な投資内容:投資有価証券の増加が見られるが、設備投資の詳細は記載なし。
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 受注状況:受注高・受注残高の記載なし(–)。
- 在庫状況:
- 棚卸資産(商品):1,425百万円(前年同期比 +9.7%、1,299→1,425)。在庫回転日数の記載なし。
セグメント別情報
- セグメント別の状況(累計、百万円):
- アパレル:売上 4,898(+0.3%)、セグメント利益 151(△43.6%)→ 販管費等の影響で収益性低下
- テキスタイル:売上 593(+3.5%)、セグメント利益 54(△0.8%)→ 概ね横ばい
- エステート:売上 725(+14.6%)、セグメント利益 553(+24.8%)→ 高収益で全社利益を牽引
- 地域別売上:記載なし(国内/海外比率の明細なし)。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:短信内に中期計画の詳細は記載なし(進捗は記載なし)。
- KPI達成状況:特定KPIの記載なし(–)。
競合状況や市場動向
- 競合比較:同業他社との比較データは短信に無し(–)。
- 市場動向:アパレル業界は消費マインドの弱さや原材料高・円安等の影響で厳しい環境。旅行や外出増で回復する面もあるが、生活防衛意識等で衣料消費は一部停滞している旨の記載あり。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2024年3月期)連結予想(修正後、当日発表):
- 売上高:8,600 百万円(+2.1%)
- 営業利益:1,060 百万円(△1.3%)
- 経常利益:1,130 百万円(±0.0%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:550 百万円(△27.2%)
- 1株当たり当期純利益(予想EPS):34.02円
- 予想の前提条件:短信P.3に記載の前提参照(為替等の具体数値は短信参照)
- 予想の信頼性:第3四半期累計の進捗は概ね通期予想に沿う水準。過去の予想達成傾向は短信に記載なし(–)。
- リスク要因:アパレル消費の弱さ、原材料価格・為替変動、減損等の資産評価、地政学リスク等。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し(注記あり)。
- 四半期レビュー:四半期決算短信は公認会計士または監査法人による四半期レビューの対象外。
- その他:業績予想は現時点で入手可能な情報に基づくものであり、実際の業績は変動する可能性あり。
(注記)
- 不明・未記載項目は「–」と記載しました。
- 数値は短信(2024年2月5日 公表)に基づく連結ベースの累計/期末数値(単位:百万円、%は前年同期比)です。
- 本まとめは情報整理を目的とするものであり、投資助言ではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 8118 |
| 企業名 | キング |
| URL | http://www.king-group.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 繊維製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。
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