2026年3月期第3四半期 決算説明会資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: 通期予想に対して「想定線で進捗」との説明。複数の大型案件や工事進捗が4Qに計画されており、4Qで受注高・売上高ともに高水準になる見込み。
- 業績ハイライト: 3Q累計で受注高3,142億円(+0.5%)、売上高3,036億円(+0.9%)、事業利益389億円(+10.1%)、営業利益402億円(+15.9%)、親会社帰属四半期利益274億円(+13.1%)、EPS 249.32円(+15.7%)。(増加は「良い」目安)
- 戦略の方向性: CSV(契約型サービス)ビジネスの拡大を重視し、サービス比率向上による収益性改善を推進。CSVモデル数を96→128へ拡大。
- 注目材料: CSVビジネス売上が全社で404億円(+37億、+10.1%)に拡大。一般水処理で特に伸長(318億円、+62億、+24.2%)。4Qに複数の大型案件と工事進捗が予定されている点。
- 一言評価: 全社的にサービス/CSVの拡大と原価率改善で収益性が向上し、通期見通しに対して概ね計画通りの進捗。
基本情報
- 企業概要: 栗田工業株式会社(証券コード:6370)。主要事業は「水処理(装置・薬品・サービス・メンテナンス等)」および「電子(半導体向け等の装置・精密洗浄・CSV等)」。
- 説明者: 発表者の役職・氏名: –。発言概要: 決算サマリーとして「受注・売上はほぼ想定線の進捗」「CSV拡大で原価率改善、収益性向上」「4Qに大型案件・工事進捗で高水準を見込む」との説明。
- セグメント:
- 電子(電子向け装置、精密洗浄、電子系の継続契約型サービス等)
- 一般水処理(装置、薬品、継続契約型サービス、メンテナンス、土壌浄化等)
- (セグメントの区分変更あり:欧米の電子装置事業を当該期より一般水処理→電子へ移管。過去実績は遡及修正)
業績サマリー
- 主要指標(単位:億円/前年同期比を必ず%で表示)
- 受注高: 3,142億円、+0.5%(良い)
- 売上高: 3,036億円、+0.9%(良い)
- 事業利益: 389億円、+10.1%(良い)
- 事業利益率: 12.8%、+1.1pp(良い)
- 営業利益: 402億円、+15.9%(良い)
- 税引前四半期利益: 400億円、+15.3%(良い)
- 親会社帰属四半期利益: 274億円、+13.1%(良い)
- EPS(基本的1株当たり四半期利益): 249.32円、+15.7%(良い)
- 予想との比較
- 会社通期予想(11/7発表)に対する達成率(3Q累計 / 通期予想)
- 受注高: 3,142 / 4,350 = 72.2%
- 売上高: 3,036 / 4,250 = 71.4%
- 事業利益: 389 / 540 = 72.0%
- 営業利益: 402 / 535 = 75.1%
- 親会社利益: 274 / 363 = 75.5%
- サプライズの有無: 通期予想の修正は提示されておらず、「想定線で進捗」との説明。サプライズは無し。
- 進捗状況
- 通期予想に対する進捗は概ね70~75%と「想定線」(良い目安:通期の想定進捗に整合)。
- 過去同時期との比較: 前年同時期比で増収増益(上記%参照)。
- セグメント別状況(3Q累計、前年同期比)
- 電子セグメント
- 受注高: 1,433億円(前年1,487 → △55億、約△3.7%)=減少(悪い)
- 売上高: 1,365億円(前年1,400 → △35億、約△2.5%)=減少(悪い)
- 事業利益: 185億円(前年188 → △3億、約△1.6%)=ほぼ横ばい
- 主因: 装置・精密洗浄の売上減、為替や顧客工場稼働の影響。なお水供給契約解除に伴う一時的収益計上あり。
- 一般水処理セグメント
- 受注高: 1,709億円(前年1,638 → +71億、約+4.3%)=増加(良い)
- 売上高: 1,671億円(前年1,609 → +62億、約+3.9%)=増加(良い)
- 事業利益: 204億円(前年165 → +39億、約+23.6%)=大幅増益(良い)
- 主因: 装置、メンテナンスの増加、CSVビジネス拡大、土壌浄化の大型案件獲得
- CSVビジネス(全社)
- 売上高: 404億円(前年367 → +37億、+10.1%)=拡大(良い)
- 電子: 86億円(前年110 → △25億、△22.7%)=減少
- 一般水処理: 318億円(前年256 → +62億、+24.2%)=大幅増
- CSVモデル数: 2025/3末 96 → 2025/12末 128(+32)
- 地域別(売上高、3Q累計)
- 日本: 1,537億円(+101億)
- アジア: 631億円(△130億)
- 北南米: 542億円(+15億)
- EMEA: 326億円(+42億)
- コメント: 日本・北米・EMEAは増加、アジアは前年に中国で大型装置売上が集中した反動で減少(悪い)。
業績の背景分析
- 業績概要: 全社では売上・受注はほぼ横ばいだが、原価率改善とサービス・CSV比率の向上で事業利益は+10.1%。販管費は人件費・デジタル投資増で増加しているが、原価率改善が増益を牽引。
- 増減要因
- 増収要因: 一般水処理の装置・メンテナンス・CSV拡大、北米での官公需案件、土壌浄化の大型受注。
- 減収要因: 電子の装置・精密洗浄減少、アジア(中国)で前期集中計上の反動。
- 増益要因: 原価率改善(全社で+34億)、製品ミックス改善(サービス比率増)、CSV拡大による安定的収益。
- 減益要因: 販管費増(△13億、主に人件費・デジタル経費)、為替影響(全社で△1億ほど)。
- 競争環境: スライド上での詳細比較は無し。示唆としてはサービス・CSVモデルの拡大により競争優位を強化する戦略が見える。
- リスク要因: 為替変動(USD/EUR/CNYの水準差が影響)、顧客工場の稼働状況、受注・工事の期ズレによる業績変動、大型案件のタイミング依存。
戦略と施策
- 現在の戦略: CSVビジネス(継続契約型サービス)の拡大とサービス比率向上により収益の安定化・改善を図る。製品構成の見直しで原価率改善を実現。
- 進行中の施策: CSVモデル数拡大(96→128)、サービス事業の拡大(サービス事業比率高める)。デジタル投資による業務・サービス強化(投資・販管費増は発生)。
- セグメント別施策:
- 電子: 精密洗浄・装置の収益性改善施策、CSVは電子で減速しているが継続投資。
- 一般水処理: CSV拡大、土壌浄化等の大型案件獲得強化。
- 新たな取り組み: 特段のM&A等の記載は無く、CSVモデル拡大とサービス強化が主要新方針。
将来予測と見通し
- 業績予想:
- 会社の通期予想(11/7発表)は据え置き(受注4,350億、売上4,250億、事業利益540億、営業利益535億、親会社利益363億)。
- 予想の前提条件: スライドに為替参照値あり(USD 146.0円、EUR 168.1円、CNY 20.3円(通期見通し列))。需要見通しや大型案件進捗を踏まえ4Qで高水準を見込むという前提。
- 経営陣の自信度: 「想定線で進捗」との表現から中立〜やや慎重だが見通しは維持。
- 予想修正: 3Q発表時点で通期予想の修正は無し。
- 中長期計画とKPI進捗:
- CSV拡大は中期的KPIの一部と見られ、モデル数増加・売上拡大で進捗(128モデル)。具体的な中期数値目標の開示は無し。
- マクロ経済の影響: 為替(USD/EUR/CNY)、顧客の工場稼働(需要面)、地域別景況(特に中国向け大型案件の有無)が業績に影響。
製品やサービス
- 主要製品/サービス: 装置(産業用・電子向け)、精密洗浄、薬品、メンテナンス、継続契約型サービス(CSV)、土壌浄化、水供給サービス等。
- 販売状況: CSV・サービスが売上構成を高め、全社の収益安定に寄与。電子の精密洗浄は減収。
- 成長ドライバー: CSVビジネス拡大、メンテナンス・継続サービス拡大、土壌浄化などの大型受注。
経営陣のトーン分析
- 自信度: 中立〜やや前向き。「想定線で進捗」と表現し、4Qに向けた期待を示す。ただし為替や顧客稼働の外部要因を意識した慎重さも窺える。
- 重視している話題: CSVビジネス拡大、サービス化による収益性改善、4Qの大型案件・工事進捗。
- 回避している話題: 配当政策や具体的な中期数値の更新は説明が薄い。
- ポジティブ要因:
- CSVビジネスの拡大による安定収益化(全社404億、+10.1%)。
- 原価率の改善と製品ミックス改善により事業利益率上昇(12.8%、+1.1pp)。
- 一般水処理での受注増・利益改善(事業利益+39億、+23.6%)。
- 4Qに複数の大型案件と工事進捗が見込まれる点。
- ネガティブ要因:
- 電子分野で装置・精密洗浄の減収(電子CSVも減少)。
- アジア(中国)での前期大型案件反動による減収。
- 販管費(人件費・デジタル投資)増加。
- 為替感応度(実際の為替が通期前提と異なる可能性)。
- 不確実性:
- 大型案件・工事の進捗タイミング(期ズレリスク)。
- 顧客工場稼働に依存する需要変動。
- 為替・地政学リスク。
- 注目すべきカタリスト:
- 4Qの大型受注・工事進捗の実績発表(売上・受注増につながるか)。
- CSVモデル数・契約の増加状況(継続収益の成長度合い)。
- 次回決算での通期見通し維持・修正の有無。
重要な注記
- 会計方針: 当第1四半期から欧米の電子装置事業を一般水処理セグメントから電子セグメントへ移管。過去実績は遡及修正。
- リスク要因: 資料末尾に将来見通しに関する注記あり(入手可能情報に基づく判断であり実際の業績は異なる可能性)。
- その他: 設備投資は減少(205億→前年378億)、減価償却費は増加(232億、+5億)、研究開発費は59億で前年水準をほぼ維持。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6370 |
| 企業名 | 栗田工業 |
| URL | http://www.kurita.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 機械 – 機械 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。
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