2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 業績の方向性: 増収増益(売上高81,820百万円、前年同期比+9.0%、営業利益3,143百万円、同+44.8%)。
- 注目すべき変化: インテリア事業が主導して売上・利益を牽引。海外(グローバル事業)は販売環境が弱く売上減・セグメント損失拡大(売上1,762百万円、同−4.5%、セグメント損失180百万円)。
- 今後の見通し: 通期業績予想は据え置き(売上111,000百万円、営業利益5,100百万円、当期純利益4,000百万円)。第3四半期の進捗は売上で約73.7%、営業利益で約61.6%、当期純利益で約62.1%(累計/通期予想ベース)と、売上は順調だが利益は通期達成に向けてもう一段の下支えが必要。
- 投資家への示唆: 国内インテリア製品の販売拡大と価格改定・製造原価低減が寄与している一方、海外市場の弱含みと物流・人件費の上昇が利益圧迫要因。通期予想の達成可否は残り期間の国内販売動向と海外コスト動向に依存。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 東リ株式会社(TOLI Corporation)
- 主要事業分野: インテリア製品(ビニル床材、カーペット、壁装材、ウィンドウトリートメント等)の製造・販売、グローバル事業、建材・産業資材等の製造販売
- 代表者名: 代表取締役社長 永嶋 元博
- URL: https://www.toli.co.jp
- 報告概要:
- 提出日: 2026年2月5日
- 対象会計期間: 2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- セグメント:
- インテリア事業: 主力事業。ビニル系床材、カーペット、壁装材、ウィンドウトリートメント等の開発・販売
- グローバル事業: 海外販売(現地法人・代理店網)、TOLIブランドの海外展開
- 建材その他事業: 浴室向け床材や産業用資材、住設機器の販売等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式): 60,129,249株(自己株式含む)
- 期末自己株式数: 1,884,108株
- 期中平均株式数(四半期累計): 58,245,546株
- 今後の予定:
- 決算発表(今回): 2026年2月5日(第3四半期短信)
- IRイベント/決算説明会: 決算説明資料作成の有無は記載あり(有無の具体日時は記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社公表の通期予想との簡易比較)
- 売上高(第3Q累計): 81,820百万円(通期予想111,000百万円に対する進捗率 73.7%)
- 営業利益(第3Q累計): 3,143百万円(通期予想5,100百万円に対する進捗率 61.6%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益(第3Q累計): 2,484百万円(通期予想4,000百万円に対する進捗率 62.1%)
- サプライズの要因:
- 上振れ要因: 国内インテリア事業の販売数量増、製造原価低減効果、一部製品の上代価格改定、新製品の市場浸透(ビニル床タイル、壁装材、カーペット等)。投資による新製品の投入が奏功。
- 下振れ要因: グローバル事業(特に中国・北米での需要低迷)による売上減、物流コスト・人件費の増加。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。現在の進捗は売上面では良好だが、営業利益の進捗はやや遅れ。残り期間の販売動向とコスト管理次第で通期達成度は左右される。
財務指標
- 要点(第3四半期末 2025年12月31日)
- 総資産: 97,490百万円(前期末94,063百万円、+3,427百万円)
- 純資産合計: 50,480百万円(前期末48,377百万円、+2,102百万円)
- 自己資本比率: 51.4%(安定水準、前期 51.1%)
- 自己資本(参考): 50,125百万円(前期 48,046百万円)
- 収益性(当第3四半期累計 / 前第3四半期累計)
- 売上高: 81,820百万円(前年同期 75,046百万円、+9.0% / +6,774百万円)
- 営業利益: 3,143百万円(前年同期 2,171百万円、+44.8%)
- 営業利益率(第3Q累計): 3,143 / 81,820 = 3.84%
- 参考(通期予想ベース)営業利益率: 5,100 / 111,000 = 4.59%
- 経常利益: 3,735百万円(前年同期 2,447百万円、+52.6%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 2,484百万円(前年同期 1,657百万円、+49.9%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS): 42.66円(前年同期 28.10円)
- 収益性指標(推定・目安)
- ROE(通期予想ベース概算): 当期純利益予想4,000百万円 ÷ 純資産50,480百万円 ≒ 7.9%(目安: 8%に近く良好水準に迫る)
- ROA(通期予想ベース概算): 4,000百万円 ÷ 総資産97,490百万円 ≒ 4.1%(目安: 5%未満)
- 営業利益率: 上記参照(第3Q累計 3.84%)
- 進捗率分析(第3四半期累計/通期予想)
- 売上高進捗率: 73.7%(81,820 / 111,000)
- 営業利益進捗率: 61.6%(3,143 / 5,100)
- 純利益進捗率: 62.1%(2,484 / 4,000)
- コメント: 売上は想定ペース以上だが、利益は通期想定比でやや遅れ(年度末に向けた利益回復要)。
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は添付されていない(作成していない旨)。
- 減価償却費(第3Q累計): 2,295百万円(前年同期 2,139百万円)
- 現金及び預金: 9,183百万円(前期末 8,212百万円、増加)
- 有利子負債(概算): 短期借入金5,080百万円 + 長期借入金5,400百万円 = 10,480百万円
- 営業CF/純利益比率: 不明(CF明細未開示)
- 財務安全性
- 自己資本比率: 51.4%(安定水準)
- 流動比率(概算): 流動資産52,942 / 流動負債33,533 ≒ 158%(短期支払余力は良好)
- 負債比率(簡易): 有利子負債10,480 / 純資産50,480 ≒ 20.8%(低水準)
- 効率性
- 総資産回転率(概算): 売上高(通期想定111,000)/ 総資産97,490 ≒ 1.14回(業種特性に依存)
- セグメント別(第3Q累計)
- インテリア事業: 売上78,025百万円(+9.1%)、セグメント利益3,180百万円(+42.8%) — 主力で高寄与
- グローバル事業: 売上1,762百万円(−4.5%)、セグメント損失△180百万円(前年 △148百万円)
- 建材その他事業: 売上3,682百万円(+4.3%)、セグメント利益143百万円(+54.6%)
特別損益・一時的要因
- 特別利益: 投資有価証券売却益 41百万円(当第3Q累計)
- 特別損失: 固定資産除却損 19百万円
- 影響: 特別損益は小額で、業績全体に与える影響は限定的。実質業績評価は通常の営業利益ベースが妥当。
- 継続性の判断: 上記項目は一時的で継続性は低い。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(実績): 10.00円(2026年3月期 中間)
- 期末配当(予想): 22.00円(会社予想)
- 年間配当予想: 32.00円(通期予想)
- 配当利回り: –(株価情報が未提示のため算出不可)
- 配当性向(通期予想ベース): 32.00円 ÷ EPS 68.95円 ≒ 46.4%
- 特別配当: なし(記載なし)
- 株主還元方針: 自社株取得等の記載なし(直近の公表変更なし)。
設備投資・研究開発
- 設備投資: 明確な投資額の数値は決算短信に記載なし。ただし、
- 固定資産(建物・機械等)が増加(有形固定資産合計 28,372百万円、前年同期末 26,857百万円)→ 製造設備増強等を反映
- 建設仮勘定 3,781百万円(投資継続を示唆)
- 減価償却費: 第3Q累計 2,295百万円(前年同期 2,139百万円)
- 研究開発費: 明確な数値の記載なし(–)
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 受注状況: 受注高・受注残高の明示的記載なし(–)
- 在庫状況:
- 商品及び製品(棚卸資産): 10,404百万円(前期末 9,854百万円、+550百万円、+5.6%)
セグメント別情報
- インテリア事業: 売上78,025百万円(+9.1%)、セグメント利益3,180百万円(+42.8%)。好調製品はビニル系床材(新見本帳・新製品)、壁装材(新ブランド、量的伸長)、カーペット(新柄・ライン拡充)、ウィンドウトリートメント(新製品)。価格改定・製造原価低減が寄与。
- グローバル事業: 売上1,762百万円(−4.5%)、セグメント損失△180百万円。中国市場の低迷、北米の伸び悩みが要因。米国現地法人立ち上げ中の施策継続。
- 建材その他事業: 売上3,682百万円(+4.3%)、セグメント利益143百万円(+54.6%)。浴室向け床材等の高付加価値製品が堅調。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 「SHINKA Plus ONE 2.0」を推進中(第Ⅱフェーズ)。事業ポートフォリオ見直しに伴い、報告セグメントを第1四半期から3区分に変更(インテリア/グローバル/建材その他)。セグメント管理指標も経常利益→営業利益へ変更。
- KPI達成状況: 大型投資による新製品投入が奏功し、インテリア事業での販売拡大が確認される。一方でグローバルの回復が課題。
競合状況や市場動向
- 市場動向: 国内のリフォーム・リニューアル需要や宿泊施設・オフィスのリニューアル需要は継続的な成長機会。ただし建設コスト高、人手不足、金利上昇に伴う住宅取得意欲低下など不確実要因あり。海外は中国の不動産低迷、北米の不透明感がマイナス要因。
- 競合比較: 同業他社との明確な数値比較は提示なし(–)。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年3月期)予想: 売上高111,000百万円(+5.0%)、営業利益5,100百万円(+16.5%)、経常利益5,500百万円(+17.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益4,000百万円(+14.1%)、EPS 68.95円
- 予想の修正有無: 2025年10月31日公表の業績予想から変更なし(据え置き)
- 会社想定の前提条件や敏感項目: 為替・原材料価格・物流コスト等の変動が業績に影響する旨を注記
- 予想の信頼性: 通期予想は据え置き。第3四半期時点で売上は順調、利益はやや遅れ。過去の予想達成傾向については記載なし(–)。
- リスク要因: 中国・北米等海外市場の弱含み、物流費・人件費・原材料高、建設投資の変動、金利動向、政策リスク(関税等)。
重要な注記
- 会計方針: 報告セグメント区分を2025年度から変更(第1四半期より)。セグメント利益基準を「経常利益」から「営業利益」に変更しているため、前年同期比較は変更後区分に再編成して開示。
- その他: 第3四半期累計に海外関係会社(連結子会社2社)の2025年1月~9月までの実績を算入している点など、連結範囲の取扱いに関する注記あり。
(注)本要約は提出済の決算短信に基づく情報整理であり、投資助言を目的とするものではありません。不明な項目は「–」としてあります。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7971 |
| 企業名 | 東リ |
| URL | http://www.toli.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.22)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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