2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社は通期予想の修正を行っておらず、本中間期決算に関して重大な会社側予想からの乖離は公表されていない(会社予想:無修正 → 実績はほぼ想定内)。市場予想との比較データは提供資料にないため未記載(–)。
- 業績の方向性:増収減益ではなく「減収減益」。売上高は前年同期比△6.1%、営業利益は△10.5%、親会社株主に帰属する中間純利益は△27.3%。
- 注目すべき変化:前年同期に計上された投資有価証券売却益や貸倒引当金戻入等の一時要因の反動で利益が大きく減少(とくに繊維・化学品セグメントのセグメント利益に影響)。
- 今後の見通し:通期業績予想(売上330,000百万円、営業利益15,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益11,000百万円)は修正なし。中間期進捗は売上で約44.0%、営業利益で約44.1%、当期純利益で約46.5%と、単純計算上は期初想定に対してやや下振れ(半期比50%基準)だが、季節性や下期回復の前提を会社が維持している。
- 投資家への示唆:短期的には利益の下押し要因が明確(市場低迷・前年の特殊利益の反動)が、財務基盤は堅固(自己資本比率65.6%、手元資金約25,586百万円)。配当方針は維持(中間72円、通期144円予想)で株主還元を継続している点も確認される。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:蝶理株式会社
- 主要事業分野:繊維事業(テキスタイル・カーシート資材等)、化学品事業(パフォーマンスケミカル等)、機械事業(産業機械等)、関連の流通・サービス
- 代表者名:代表取締役社長 迫田 竜之
- 上場取引所:東京証券取引所、証券コード 8014
- 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)、決算補足資料作成:有
- 報告概要:
- 提出日:2025年10月30日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間:2025年4月1日~2025年9月30日)※四半期(中間)決算
- 半期報告書提出予定日:2025年11月12日、配当支払開始予定日:2025年12月1日
- セグメント:
- 繊維事業:衣料・産業用繊維、カーシート資材等の販売・仲介
- 化学品事業:パフォーマンスケミカル等の販売・トレーディング
- 機械事業:産業機械、自動車関連機器等の販売
- その他:事務処理受託等のサービス
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):25,303,478株
- 期中平均株式数(中間期):24,645,910株
- 期末自己株式数:657,652株
- 時価総額:–(資料記載なし)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出:2025年11月12日
- 決算説明会:開催済/開催予定(機関投資家向け)
- 株主総会:–(期日未記載)
- その他IRイベント:決算説明資料あり(詳細は別資料)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績:
- 売上高:144,962百万円(前年同期154,455百万円、前年同期比△6.1%)。会社の中間期予想(個別中間想定)は開示されていないため達成率は会社中間予想との比較不可。通期予想330,000百万円に対する進捗率44.0%。
- 営業利益:6,610百万円(前年同期7,384百万円、前年同期比△10.5%)。通期予想15,000百万円に対する進捗率44.1%。
- 親会社株主に帰属する中間純利益:5,113百万円(前年同期7,038百万円、前年同期比△27.3%)。通期予想11,000百万円に対する進捗率46.5%。
- サプライズの要因:
- マイナス要因:繊維・化学品分野での需要減や市場低迷(特にパフォーマンスケミカル分野)、欧州向け自動車販売の低迷(機械事業)、および前年に計上した投資有価証券売却益や貸倒引当金戻入の反動。
- プラス要因:営業活動によるキャッシュフローは大幅改善(営業CF+5,949百万円、前年+2,057百万円)。手元資金の増加。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。中間時点の進捗は売上・営業利益ともに通期予想に対し約44%前後で、期初想定(単純に50%)よりやや遅れ。下期での回復や季節要因、コスト管理の進展が前提となるため、通期達成の可否は下期の市場動向次第。現時点で会社は見通し修正を行っていない。
財務指標
- 財務諸表要点(中間期:2025/9/30、単位:百万円)
- 売上高:144,962(前年同期154,455、△6.1%)
- 営業利益:6,610(前年同期7,384、△10.5%)
- 経常利益:6,842(前年同期8,560、△20.1%)
- 税金等調整前中間純利益:6,851(前年同期9,310、△26.4%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:5,113(前年同期7,038、△27.3%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):207.49円(前年同期285.61円)
- 総資産:143,909(前期末146,076、減少)
- 純資産:94,402(前期末92,101、増加)
- 自己資本比率:65.6%(安定水準:40%以上)
- 収益性指標
- 営業利益率:6,610 / 144,962 = 4.56%(目安:業種平均により差異。一般に5%前後を標準視)
- ROE(中間期ベース):5,113 / 94,333 = 5.42%(中間期分)。年率換算(単純2倍)≈10.84%(目安:8%以上で良好、10%以上で優良)
- ROA(中間期ベース):5,113 / 143,909 = 3.55%。年率換算≈7.10%(目安:5%以上で良好)
- 注記:ROE/ROAは中間利益を単純年率換算した近似値。季節変動を考慮した正確な判定には通期データが望ましい。
- 進捗率分析(通期予想比)
- 売上高進捗率:144,962 / 330,000 = 44.0%
- 営業利益進捗率:6,610 / 15,000 = 44.1%
- 親会社株主に帰属する当期純利益進捗率:5,113 / 11,000 = 46.5%
- コメント:いずれも単純50%基準を下回る。下期での回復が必要だが、会社は想定を維持。
- キャッシュフロー(中間)
- 営業CF:+5,949百万円(前年同期+2,057百万円) — 営業CF/純利益比率:5,949 / 5,113 ≈ 1.16(目安1.0以上で健全)
- 投資CF:△437百万円(前年同期+187百万円)。主な支出:有形固定資産取得(126百万円)、無形固定資産取得(66百万円)。
- 財務CF:△2,340百万円(前年同期△2,149百万円)。主な支出:配当金支払額2,007百万円、短期借入金純減171百万円。
- フリーCF(簡易):営業CF−投資CF = 5,949 − 437 = +5,512百万円
- 現金同等物残高:25,586百万円(期首23,203百万円 → 増加)
- 四半期推移(QoQ):詳細四半期別数値は資料にないため—。
- 財務安全性
- 自己資本比率:65.6%(安定水準)
- 流動比率(概算):流動資産119,121 / 流動負債45,672 = 約261%(流動性良好)
- 負債比率:負債合計49,507に対し純資産94,402 → 低レバレッジ、ネットキャッシュの状況(現金25,586に対して短期借入等は小額)
- 効率性・セグメント別
- セグメント売上・利益(中間、百万円、前年同期比)
- 繊維事業:売上69,248(△7.4%)、税引前中間純利益3,265(△25.4%)
- 化学品事業:売上75,314(△4.9%)、税引前中間純利益3,958(△12.9%)
- 機械事業:売上355(△13.6%)、税引前中間純利益229(△23.4%)
- セグメント利益の減少は市場低迷と前年の一時利益の反動が主因。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:関係会社株式売却益56百万円(当中間期)、投資有価証券売却益9百万円
- 前年との違い:前年は投資有価証券売却益770百万円や貸倒引当金戻入807百万円等の一時利益が大きく、これらの反動が今年の利益減少を拡大
- 一時的要因の影響:前年の一時利益を除くと、実質的な業績低下幅はやや縮小される可能性あり。今回の一時項目は限定的で継続性は低いと判断される。
配当
- 中間配当:72円(2026年3月期中間、前年61円 → 増配)
- 期末配当予想:72円(据え置き)
- 年間配当予想:144円(2025年3月期実績142円 → 今期予想は増額)
- 配当性向:通期予想ベースで計算すると(当期純利益予想11,000百万円、発行済株式数約25.3百万株→1株当たり当期純利益予想446.32円に対し年間配当144.00円) → 配当性向 ≈32.3%(144/446.32)。目安:通常20–40%レンジは株主還元として中立~積極的。
- 自社株買い:今回資料に該当記載なし(ただし株式給付信託に関わる自己株式は保有)。
設備投資・研究開発
- 設備投資(中間):有形固定資産取得支出126百万円(前年204百万円)、無形固定資産取得66百万円(前年1,348百万円)
- 減価償却費:期間内で858百万円(前年456百万円)
- 研究開発費(R&D):明示的金額記載なし(–)
受注・在庫状況(該当情報がある場合)
- 受注状況:資料に該当記載なし(–)
- 在庫状況:
- 棚卸資産(商品・製品等)合計:17,866(前期17,350)→ 小幅増加
- 在庫回転日数等の詳細は記載なし(–)
セグメント別情報
- セグメント別売上・利益(中間、百万円)
- 繊維:売上69,248(△7.4%)、税前利益3,265(△25.4%) — カーシート資材・テキスタイル販売の低迷が要因
- 化学品:売上75,314(△4.9%)、税前利益3,958(△12.9%) — パフォーマンスケミカル市況低迷、前年の債権回収の反動等
- 機械:売上355(△13.6%)、税前利益229(△23.4%) — 欧州向け自動車販売の低調影響
- 地域別売上等:資料に詳細記載なし(–)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:「Chori Innovation Plan 2025」を引き続き実行中(DX・グローバル成長が基本方針)
- 進捗状況:短期業績は前年一時要因の反動で低下。ただし財務基盤やキャッシュ創出力は維持されており、中期経営計画の資金面では大きな支障はない模様。
競合状況や市場動向
- 市場動向:パフォーマンスケミカル市場の市況低迷、欧州自動車市場の低迷、中国・中東向けテキスタイル需要の減速が主な外的要因。
- 競合比較:同業他社との相対比較データは資料にないため記載不可(–)。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期見通し(変更なし):売上330,000百万円(+5.9%)、営業利益15,000百万円(+3.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益11,000百万円(△5.6%)。
- 会社の前提条件:詳細な前提(為替等)は添付資料参照(決算短信P.4参照)※本資料では具体数値の転載なし。
- 予想の信頼性:会社は通期予想を据え置き。直近の中間進捗が50%を下回るため、下期回復が前提。過去の予想達成傾向については本資料では明記なし(–)。
- リスク要因:
- 為替変動、原材料市況(化学品原料等)、主要顧客産業(自動車等)の需要動向、地政学リスク(中東等)、一時的な貸倒や投資評価の変動。
重要な注記
- 会計方針の変更:棚卸資産の評価方法を「主として月次総平均法」から「主として移動平均法」に変更(2025/4/1期首より)。影響は軽微との記載。遡及適用は行っていない。
- 株式給付信託(BBT-RS):業績連動型株式報酬制度を導入しており、信託保有株式は自己株式として純資産に計上(信託株数135千株、帳簿価額403百万円)。
- 監査/レビュー:本第2四半期(中間期)決算短信は公認会計士または監査法人のレビュー対象外と明記。
(注)
- 「–」は資料上の記載がないか不明な項目を示す。
- 比率やレシオは資料の中間期数値を基に簡易計算した値(端数処理あり)。ROE/ROAの「年率換算」は単純に中間実績を2倍にして算出した近似値であり、季節性や下期の変動を考慮していない点に留意されたい。
- 本まとめは提供資料に基づく情報整理であり、投資助言(売買の勧誘)は含まない。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 8014 |
| 企業名 | 蝶理 |
| URL | http://www.chori.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.22)」によって自動生成されました。
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