2025年1月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想(通期)からの修正はなし。第1四半期の実績は概ね会社計画に沿った内容(上振れ/下振れの大きなサプライズはなし)。
  • 業績の方向性:減収減益(売上高:△0.4%、営業利益:△6.4%)だが、特別利益計上と税負担の減少で親会社株主に帰属する四半期純利益は+2.7%と増益。
  • 注目すべき変化:セグメント別では「店舗・ネット販売事業」「図書館サポート事業」が増収増益、一方「文教市場販売事業」「出版事業」は売上減少(特に出版は新刊減少で売上△10.5%、営業損失)。
  • 今後の見通し:通期予想の修正なし。なお、追加情報で固定資産譲渡(雄松堂ビル等)により大きな譲渡益(注記上の数値で2,140百万円、400百万円)が見込まれており、引渡し時期(2024年8月予定)以降の四半期で利益寄与する可能性あり。これが実現すれば通期利益の上振れ余地がある。
  • 投資家への示唆:第1四半期は営業利益進捗が通期計画に対して高め(約61.6%)である一方、売上はほぼ横ばい。今後は(1)教科書等の文教市場の回復度合い、(2)出版商品の新刊投入、(3)固定資産譲渡の実行と認識時期が通期業績に影響する主要ポイント。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:丸善CHIホールディングス株式会社(証券コード 3159)
    • 主要事業分野:文教市場販売、店舗・ネット販売、図書館サポート、出版、その他(店舗内装、物流、保育等)
    • 代表者名:代表取締役社長 五味 英隆
    • 公式URL: https://www.maruzen-chi.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2024年6月13日
    • 対象会計期間:2025年1月期 第1四半期連結累計期間(2024年2月1日~2024年4月30日)
    • 四半期決算補足資料:無、決算説明会:無、四半期レビュー対象外
  • セグメント(概要):
    • 文教市場販売事業:図書館向け書籍・データベース・大学向け洋書・教科書販売、設計施工等
    • 店舗・ネット販売事業:書店店舗(和書・洋書等)及びネット販売
    • 図書館サポート事業:図書館業務受託・指定管理・PFI・人材派遣
    • 出版事業:専門書・児童書等の刊行、DVD発売
    • その他:内装・物流・保育・ITサービス等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数:92,554,085株
    • 期中平均株式数(四半期累計):92,545,390株
    • 期末自己株式数:8,812株
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 四半期報告書提出予定日:2024年6月13日(既実施)
    • 株主総会、IRイベント等:直近発表なし(記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社予想との比較/達成率)
    • 売上高:第1Q 実績 46,417 百万円。通期予想 164,500 百万円に対する進捗率 28.2%(通常期の進捗としてはほぼ順調)。
    • 営業利益:第1Q 実績 2,093 百万円。通期予想 3,400 百万円に対する進捗率 61.6%(高い進捗)。
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:第1Q 実績 1,484 百万円。通期予想 3,900 百万円に対する進捗率 38.0%。
  • サプライズの要因:
    • 売上は文教市場での教科書等販売減少によりわずかに減少。営業減益は主に同セグメントの利益減少による。
    • 一方で店舗・ネット販売や図書館サポートが堅調で、店舗利益は新形態店舗展開等で増益。
    • 第1Qの純利益増は、特別利益(P/L上は抱合せ株式消滅差益21百万円、受取補償金74百万円等 計96百万円)と法人税等調整の変動が寄与。
  • 通期への影響:
    • 現時点で通期予想の修正はなし。だが注記の固定資産譲渡(雄松堂ビル等、譲渡益計上見込額は注記で合計2,540百万円)については引渡予定が2024年8月であり、実行・認識されれば通期業績に大きく寄与する可能性あり(会社は現時点で業績予想修正なし)。

財務指標

  • 財務諸表の要点(第1Q末:2024年4月30日)
    • 総資産:135,067 百万円(前期末 128,896 百万円、+61,71百万円)
    • 純資産合計:49,651 百万円(前期末 47,766 百万円、+1,884百万円)
    • 自己資本(参考):48,890 百万円 → 自己資本比率 36.2%(前期 36.5%:やや低め、目安40%で安定)
    • 現金及び預金:28,953 百万円(前期末 26,130 百万円、増加)
  • 収益性(第1Q)
    • 売上高:46,417 百万円(前年同期比 △0.4%、金額差 △188 百万円)
    • 営業利益:2,093 百万円(前年同期比 △6.4%、金額差 △143 百万円)
    • 営業利益率:約 4.51%(2,093/46,417)※業種平均との比較は個別判断だが書籍小売・サポート系では概ね低〜中程度
    • 経常利益:2,101 百万円(前年同期比 △6.2%、金額差 △139 百万円)
    • 四半期純利益(親会社株主に帰属):1,484 百万円(前年同期比 +2.7%、金額差 +39 百万円)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS):16.04 円(前年同期 15.62 円)
  • 収益性指標(目安)
    • ROE(概算):1,484 / 48,890 = 約 3.04%(目安8%以上が良好 → 低い)
    • ROA(概算):1,484 / 135,067 = 約 1.10%(目安5%以上が良好 → 低い)
    • 営業利益率:約 4.51%(業種差あり)
  • 進捗率分析(通期計画に対する第1Q進捗)
    • 売上高進捗率:28.2%(通期目標に対しほぼ通常〜順調)
    • 営業利益進捗率:61.6%(高進捗。第1Qに利益寄与が集中)
    • 純利益進捗率:38.0%
    • 過去同期間の進捗と比較すると営業利益は好調だが、売上は横ばい。
  • キャッシュフロー:資料にP/L・B/Sはあるが、直接のキャッシュフロー計算書(営業CF等)の数値は開示ページに記載なし → 営業CF/投資CF/財務CF等は「–」
    • 現金同等物残高:現金及び預金 28,953 百万円(前期末比増)
  • 四半期推移(QoQ):前四半期(通期末)との比較は非表示のため詳細は「–」。季節性:学期・教科書関連の季節性は存在する可能性あり(文教セグメント参照)。
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率:36.2%(目安40%以上で安定 → やや低めだが大きく不安視される水準ではない)
    • 流動負債合計:61,025 百万円、固定負債合計:24,390 百万円、負債合計:85,416 百万円(負債はやや大きめ)
  • 効率性:総資産回転率や売上高営業利益率の詳細は産業平均との比較データがないため簡易評価に留める。
  • セグメント別(第1Q実績:百万円)
    • 文教市場販売:売上 16,133(△4.6%)、営業利益 1,787(△8.8%)
    • 店舗・ネット販売:売上 17,330(+1.5%)、営業利益 326(+47.8%)
    • 図書館サポート:売上 9,166(+4.8%)、営業利益 700(+3.7%)
    • 出版:売上 979(△10.5%)、営業損失 52(前年は営業利益39)
    • その他:売上 2,870(+1.2%)、営業利益 130(+4.5%)
  • 財務の解説:
    • 流動資産増(現金・受取債権・商品増)により総資産増加。支払手形・買掛金の増加が流動負債を押し上げている。固定資産は微増。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益(第1Q計上項目):合計 96 百万円(内訳:抱合せ株式消滅差益 21、受取補償金 74、固定資産売却益 0)
  • 特別損失:合計 3 百万円(早期割増退職金 等)
  • 一時的要因の影響:第1Qの純利益増は上記の特別利益と税務調整の影響が大きい。継続的な収益力を図るには特別利益を除いたベースでの営業利益動向を重視する必要あり(営業利益は前年同期比で減少)。
  • 継続性の判断:受取補償金等は一過性、また注記にある固定資産譲渡益(雄松堂ビル等、大きな金額)は引渡時期の関係で今後の期に反映される見込み(継続的要因ではないが、時点での利益押し上げ要因)。

配当

  • 配当実績・予想:
    • 第1四半期末:0.00 円(中間:0.00)
    • 期末(予想):3.00 円
    • 年間配当予想:3.00 円(通期予想から修正なし)
  • 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算定不可)
  • 配当性向(概算、通期予想ベース):約 7.1%(算出根拠:予想年間配当額合計 ≒ 3円×発行済株式数92,554,085株 ≒ 278百万円、通期当期純利益予想3,900百万円に対する比率 ≒ 7.1%)→ 低めの配当性向
  • 特別配当:なし
  • 自社株買い等:記載なし

設備投資・研究開発

  • 設備投資:資料に明確な設備投資(CapEx)額の開示なし。固定資産は前期末比で +211 百万円(有形固定資産 +1,120 百万円、無形固定資産 +1,160 百万円と記載)→ 詳細は「–」

受注・在庫状況(該当する業種情報)

  • 在庫状況:
    • 商品及び製品:37,977 百万円(前期末 36,179 百万円、増加 +1,798 百万円、増加率 約+5.0%)

セグメント別情報(要点)

  • 増収増益セグメント:店舗・ネット販売(売上+1.5%、営業利益+47.8%)、図書館サポート(売上+4.8%、営業利益+3.7%)
  • 減収減益セグメント:文教市場販売(売上△4.6%、営業利益△8.8%)、出版(売上△10.5%、営業損失)
  • セグメント戦略:中期経営計画でグループ資産活用・新事業開発・収益構造の転換を掲げており、店舗の新形態展開や図書館受託の拡大はその一環。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画の方針:グループ資産活用、成長領域の創出、事業ポートフォリオの転換(既存事業安定化+成長事業投資)
  • 進捗状況:図書館受託館数の増加(期初1,806館→1,824館)や新形態店舗展開の進展は計画と整合。文教・出版の回復が中長期計画達成に必要。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:国内書籍市場は教科書・出版市場の需要変動、インバウンド回復、物価上昇や為替変動が影響。会社も為替・原材料価格等の外部要因を注記。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(変更なし):売上 164,500 百万円(+1.0%)、営業利益 3,400 百万円(△6.0%)、経常利益 3,350 百万円(△9.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益 3,900 百万円(+77.7%)※通期EPS 42.14 円
    • 会社は業績予想の前提や見通しに変更はないと公表
  • 予想の信頼性:第1Qで営業利益の進捗が高い一方、通期予想には固定資産譲渡の実行タイミングや文教市場の動向が影響しうるため、実行事象(譲渡の完了等)を注視する必要あり。
  • リスク要因:
    • 教科書・学術書販売の需要変動(文教セグメント依存)
    • 出版物の新刊投入ペース
    • 為替変動・原材料・燃料価格の上昇
    • 競争激化や消費動向の変化
    • 不動産譲渡の対価や認識タイミング(予定通り認識できない場合の収益影響)

重要な注記

  • 会計方針の変更:なし
  • 追加情報(固定資産の譲渡):子会社保有の「雄松堂ビル」譲渡(譲渡益記載 2,140 百万円、売買契約 2024/3/6、引渡 2024年8月中予定)および「三栄町ビル」譲渡(譲渡益 400 百万円、売買契約 2024/3/25、引渡 2024/8/29予定)。譲渡益は入札ベースでの市場評価を反映との注記。ただし第1Q P/L上ではこれらの大きな譲渡益はまだ認識されていない(第1Qの特別利益計上額は96百万円)。
  • 四半期決算短信は四半期レビューの対象外(監査未実施)。

(注)本資料は提供された決算短信に基づく要約であり、投資判断を促すものではありません。不明項目は「–」と表記しています。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3159
企業名 丸善CHIホールディングス
URL http://www.maruzen-chi.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 小売 – 小売業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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