2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 業績の方向性:増収減益(売上大幅増、利益は減少)。売上増は連結範囲拡大(株式会社ハウスワランティの連結化)による寄与が主因。
  • 注目すべき変化:のれん計上(のれん計534,324千円の計上、のれん償却費35,621千円計上)および損害補償引当金の大幅増(+312,400千円)が総資産・固定負債を押し上げ、当期純損失(親会社株主に帰属)を計上。地盤事業の売上・利益拡大と、BIM事業の売上減少が同時に発生。
  • 今後の見通し:通期業績予想(売上3,150百万円、営業利益30百万円、当期利益10百万円)は据え置き。中間の進捗は売上約48.9%、営業利益約21.2%で、営業利益面では通期達成に向けて上期比の巻き返しが必要。
  • 投資家への示唆:M&Aによる売上拡大が確認される一方、のれん償却・引当金増加など一時要因が利益を圧迫。注視点は(1)子会社統合によるコスト削減・シナジー実現の進捗、(2)損害補償引当金の妥当性と今後の与件、(3)営業CFの回復と借入動向。

基本情報

  • 企業名:地盤ネットホールディングス株式会社
  • 主要事業分野:地盤事業(地盤解析・保証・コンサルティング等)、BIM Solution事業(BIMモデリング、3D点群活用等)
  • 代表者名:代表取締役社長 荒川 高広
  • 問合せ先:取締役経営企画部長 高瀬 秀人(TEL 03-6265-1834)
  • 報告概要:提出日 2025年11月13日、対象会計期間 2025年4月1日~2025年9月30日(第2四半期・中間期)
  • 決算補足資料作成:有、決算説明会:無
  • セグメント:
    • 地盤事業:地盤解析、地盤保証、コンサルティング等(ハウスワランティの連結化により拡大)
    • BIM Solution事業:BIMモデリング、3D点群データ活用、CG等の設計・営業支援
  • 発行済株式:期末発行済株式数 23,148,000株(自己株式含む)
    • 期中平均株式数(中間期) 22,221,429株
    • 期末自己株式数 705,746株(注記により変動あり)
  • 今後の予定:決算説明会開催無し、その他IRイベント:–(四半期短信記載の範囲)

決算サプライズ分析(予想 vs 実績)

  • 予想 vs 実績(会社公表の通期予想に対する中間実績の進捗)
    • 売上高:中間実績 1,538,766千円 / 通期予想 3,150,000千円 → 達成率 ≒ 48.9%(通期の約半分を確保)
    • 営業利益:中間実績 6,364千円 / 通期予想 30,000千円 → 達成率 ≒ 21.2%(利益面では遅れ)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:中間実績 △16,729千円 / 通期予想 10,000千円 → 中間で赤字、単純な進捗把握不可(マイナス)
  • サプライズの要因:
    • 上振れ(売上):ハウスワランティの連結化による売上大幅寄与(地盤事業の外部売上が大幅増)。
    • 下振れ(利益):のれん計上と償却(のれん償却額35,621千円)、損害補償引当金の大幅積み増し(312,400千円)、子会社取得関連の支出(取得対価250百万円+アドバイザリー費等)等により営業外・特別損失や法人税等が増加し、当期純損失を計上。
  • 通期への影響:会社は通期予想を修正せず(直近公表予想からの修正無し)。ただし中間段階で営業利益進捗が低いため、下期での利益回復(統合効果発現や費用の平準化)が必要。

財務指標(要点)

  • 損益(中間・累計:2025/4/1–2025/9/30、単位:千円)
    • 売上高:1,538,766(前年同期 891,478、前年比 +72.6%)
    • 売上総利益:640,252(前年同期 400,363)
    • 営業利益:6,364(前年同期 7,446、前年比 ▲14.5%) → 営業利益率 0.41%(前年同期 0.84%)
    • 経常利益:4,429(前年同期 11,863、前年比 ▲62.7%)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:△16,729(前年同期 +6,486)
    • 1株当たり中間純利益(EPS):△0.75円(前年同期 0.28円)
  • 収益性指標(中間期)
    • 営業利益率:0.41%(業種平均との比較は業種に依存、目安では低位)
    • ROE(中間期ベース、概算):約 △1.4%(親会社株主に帰属する利益 / 平均自己資本 ≒ △16,729 / 1,208,540千円) → 目安 8%以上が良好のため現状は未達
    • ROA(概算):約 △1.0%(△16,729 / 平均総資産 ≒1,744,369千円) → 目安 5%以上が良好のため未達
  • 財政状態(貸借対照表ハイライト、単位:千円)
    • 総資産:2,004,324(前期末 1,484,415、増加+519,909)
    • 固定資産の増加が主因(無形固定資産の増加:のれん534,324等)
    • 負債合計:780,280(前期末 291,378、増加+488,902)
    • 固定負債の増加(損害補償引当金 314,400 等)
    • 純資産合計:1,224,043(前期末 1,193,036、増加+31,007)
    • 自己資本比率:61.1%(前期末 80.4%)→ 61.1%(安定水準:目安40%以上は安定)
  • キャッシュフロー(中間期、単位:千円)
    • 営業CF:+27,262(前年同期 +81,047) → 営業活動による資金獲得は継続だが減少
    • 投資CF:△329,152(前年同期 △20,416) → 主に子会社株式取得支出250,000千円、事業譲受50,000千円、無形固定資産取得等
    • 財務CF:+59,223(前年同期 △74,993) → 短期借入金の借入100,000千円が寄与(自己株式取得などの支出含む)
    • フリーCF(営業CF – 投資CF):△301,890千円(=27,262 – 329,152) → 投資フェーズで大幅マイナス
    • 現金及び現金同等物期末残高:570,467千円(前期末 821,680、減少▲251,213)
    • 営業CF/純利益比率:営業CF 27,262 /(税引前中間純利益 1,080)=約25.2(だが分母が小さくマイナス要因あり)。注:純利益は中間で赤字のため評価に留意。
  • 四半期推移(QoQ):詳細の四半期別数値は短信に限定的。中間累計で見ると前四半期比較は–。季節性:住宅着工の影響を受けるため下期・上期での変動あり(着工戸数は前年同期比で減少)。

財務の安全性・効率性

  • 自己資本比率 61.1%(安定水準、目安 40%以上)だが前年同期は80.4%で低下(のれん計上・引当金積増しが主因)。
  • 流動負債 460,885千円に対する流動資産 1,313,023千円 → 流動比率は概ね284%(健全)。

特別損益・一時的要因

  • のれんの発生:のれん計 534,323千円(ハウスワランティ取得により発生。のれんのうち242,180千円と記載の箇所あり。注記により計上金額の内訳を確認する必要あり)。のれん償却は8年均等、当中間期の償却額 35,621千円を計上。
  • 損害補償引当金:前期末 2,000千円 → 当中間期 314,400千円(増加312,400千円)。固定負債が大幅増。将来支出リスクの織り込み。
  • 特別損失:リース解約損 3,349千円計上。
  • 取得関連費用:子会社取得対価 250,000千円(現金)、取得関連アドバイザリー等 21,000千円(投資活動で支出計上)。
  • 一時的要因の影響:のれん償却および引当金の増加が利益を大きく押し下げたため、特別損益を除いたベース(営業キャッシュやセグメント利益)を合わせて評価する必要あり。これらはM&A関連で中期的に解消・効果化が期待される一方、損害補償引当金は継続的に影響する可能性あり。

配当

  • 中間配当:0.00円(実績)
  • 期末配当(予想):0.00円(会社予想、変更無し)
  • 年間配当予想:0.00円(直近公表の配当予想からの修正無し)
  • 配当利回り:–(株価情報が必要)
  • 配当性向:–(当期純利益が赤字のため算出不可)
  • 株主還元方針:特別配当・自社株買いの新規発表なし(自己株式の取得は過去に実施)。

設備投資・研究開発

  • 投資活動(中間期):無形固定資産取得 26,779千円(ソフトウェア等)
  • 子会社株式取得 250,000千円、事業譲受 50,000千円が投資CFの主因
  • 減価償却費・償却費:減価償却費 13,888千円、のれん償却額 35,621千円(中間期)

受注・在庫状況

  • 在庫(棚卸資産):中間期末 商品740千円、仕掛品12,126千円、在庫規模は小さい。棚卸資産の増減による業績への影響は限定的。

セグメント別情報

  • 地盤事業(報告セグメント):
    • 売上高 1,404,509千円(前年同期 729,827千円、前年比 +92.4%)
    • セグメント利益 158,450千円(前年同期 105,287千円、前年比 +50.5%)
    • コメント:ハウスワランティ連結化により顧客数増・売上伸長。系統用蓄電所向け地盤サービス等で新規受注獲得。
  • BIM Solution事業:
    • 売上高 134,257千円(前年同期 161,510千円、前年比 ▲16.9%)
    • セグメント損失 △2,163千円(前年同期 △7,307千円、損失幅縮小)
    • コメント:BIMモデリング等の高付加価値案件増だが、戸建着工減少に伴うCG関連受注減で売上減。
  • その他:該当事項無し(売上寄与小)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画(2025年3月期~2027年3月期):地盤事業とBIM Solution事業を「成長の両輪」とし、事業競争力強化と技術基盤高度化を推進。
  • 進捗:地盤事業はM&Aによる規模拡大で売上・セグメント利益が改善。BIMは収益改善中だが売上はマイナス。M&A統合でのシナジー実現が中期目標の鍵。

競合状況・市場動向

  • 市場動向:国内住宅市場は新設住宅着工戸数が当中間期で148,483戸(前年同期比▲14.4%)と減少傾向。住宅市場の弱さはBIM事業にネガティブ。
  • 競合比較:同業他社との比較データは記載無し → 競合相対位置はセグメント別の市場シェア(同資料では約20%目標言及)などから判断する必要あり。

今後の見通し(会社予想・留意点)

  • 通期業績予想(2026年3月期):売上高 3,150百万円(前期比 +67.7%)、営業利益 30百万円(▲72.6%)、経常利益 28百万円(▲74.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益 10百万円(▲86.5%)、1株当たり当期純利益 0.45円。
  • 想定前提:為替や原材料等の前提条件は資料で詳細記載の参照先あり(添付資料参照)。
  • リスク要因:住宅着工の低迷、損害補償関連支出の発生、M&A統合が想定通り進まない場合、資金調達環境の変化。

重要な注記

  • 連結範囲の変更:当中間期に新規連結 2社(株式会社ハウスワランティ、株式会社グランリフト)を追加。これが売上・資産の増加主因。
  • 会計方針の変更:無。中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用あり(税効果等の見積り等)。
  • 第2四半期決算短信は監査報告(レビュー)対象外。
  • 中間連結財務諸表における大幅な引当金計上(損害補償引当金)とのれん計上が財務構造を変動させている点に留意。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6072
企業名 地盤ネットホールディングス
URL http://jiban-holdings.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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