2025年1月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 業績の方向性:売上高はほぼ横ばい(△0.0%、減収)・営業利益は減益(△2.9%)。中間純利益は特別損益の影響を受けつつ前年並み(+0.7%)。
- 注目すべき変化:文教市場(教科書等)の書籍販売減で文教事業が減収減益(売上△2.8%、営業利益△12.8%)。一方、店舗・ネット販売事業は売上横ばいながら営業利益が大幅増(営業利益+251.6%)と改善。図書館サポート事業も堅調(売上+5.3%、営業利益+12.0%)。
- 今後の見通し:通期業績予想に変更は無し。ただし、第3四半期に固定資産売却益の計上見込み(約2,140百万円+約400百万円=約2,540百万円)があり、通期純利益の達成にはこれら一時益が寄与する見込み。
- 投資家への示唆:基礎事業(図書館サポート、店舗の高付加価値化)は改善傾向。通期業績は一時的な固定資産売却益に依存して膨らむ構図の可能性があるため、持続的収益力(営業利益の構造改善)と教科書等の文教市場の回復状況を注視すべき。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:丸善CHIホールディングス株式会社
- 主要事業分野:文教市場販売(図書・教科書・研究支援等)、店舗・ネット販売(書籍・文具・雑貨等)、図書館サポート(受託運営・業務委託)、出版、その他(店舗内装、保育サービス、PC修理等)
- 代表者名:代表取締役社長 五味 英隆
- 証券コード:3159
- URL:https://www.maruzen-chi.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2024年9月12日
- 対象会計期間:2025年1月期 第2四半期(中間期)連結(2024年2月1日~2024年7月31日)
- 決算説明資料:作成有、決算説明会:無
- セグメント(記載順/概要):
- 文教市場販売事業:図書館向け書籍、学術書・洋書供給、図書装備・検索ツール、大学内売店・教科書販売等
- 店舗・ネット販売事業:直営・FC含む書店チェーン、和書・洋書・文具・雑貨販売
- 図書館サポート事業:図書館業務受託、指定管理、PFI運営、人材派遣
- 出版事業:専門書・辞典・児童書等の刊行、DVD等
- その他:店舗内装、入出荷業務、PC修理、保育サービス、電子検索サービス等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式):92,554,085株(自己株式含む)
- 期中平均株式数(中間期):92,545,285株
- 時価総額:–(資料記載なし)
- 今後の予定:
- 次回決算発表(通期):業績予想期間は2024年2月1日~2025年1月31日(通期数値は既公表、修正無し)
- 株主総会:–(資料記載なし)
- IRイベント:決算説明会は中間で開催無し。個別のIR予定は添付資料参照(要確認)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想との比較)
- 売上高(累計中間):84,919百万円。通期予想164,500百万円に対する進捗率 51.6%(H1で概ね半分)。会社は通期予想の修正無し。
- 営業利益(累計中間):2,052百万円。通期予想3,400百万円に対する進捗率 60.4%。
- 親会社株主に帰属する中間純利益:1,233百万円。通期予想3,900百万円に対する進捗率 31.6%(ただし第3四半期に固定資産売却益約2,540百万円の計上見込みがある)。
- サプライズの要因:
- 営業利益の減少(△2.9%)は物価・人件費上昇による販管費増加が主因。
- 純利益は特別利益の計上(当中間期96百万円)と税金費用の減少により前年並みに維持。
- 第3四半期に予定される固定資産譲渡(譲渡益合計約2,540百万円)が通期損益に大きく影響する見込み(通期達成に寄与)。
- 通期への影響:
- 通期業績予想の修正は無しだが、通期純利益見通しは第3四半期の資産売却益の計上に依存する度合いが高い。資産売却が予定通り実行されれば通期見通し達成は現実的に見えるが、実行時期・金額に注意。
財務指標
- 損益計算書(中間、単位:百万円)
- 売上高:84,919(△0.0%、前年84,942)
- 売上総利益:20,810(+1.4%)
- 販売費及び一般管理費:18,757(+1.8%)
- 営業利益:2,052(△2.9%、前年2,113)
- 経常利益:2,064(△3.3%)
- 特別利益:96(計上、内訳に受取補償金等)
- 特別損失:152(計上)
- 税金等合計:764
- 親会社株主に帰属する中間純利益:1,233(+0.7%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):13.33円(前年13.24円)
- 貸借対照表(当中間期:2024年7月31日、単位:百万円)
- 総資産:124,772(前期末128,896、△4,124)
- 流動資産:89,137(△3,960)
- 現金及び預金:30,926(+4,796)
- 受取手形及び売掛金:15,149(△631)
- 商品及び製品(在庫):35,835(△344)
- 固定資産:35,634(△163)
- 負債合計:75,788(△5,341)
- 純資産合計:48,983(+1,216)
- 自己資本(参考):48,243百万円
- 自己資本比率:38.7%(前期36.5%、目安:40%以上が安定水準)
- 収益性指標(中間ベース、簡易算出)
- 営業利益率:2.4%(2,052 / 84,919)(業種平均との比較は業種別に異なるため参照要)
- ROE(中間実績/自己資本):約2.6%(1,233 / 48,243)→年率換算(単純2倍)約5.2%(目安:8%以上で良好)
- ROA(中間実績/総資産):約1.0%(1,233 / 124,772)→年率換算約2.0%(目安:5%以上で良好)
- 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
- 売上高進捗率:51.6%(通常は50%前後が均等配分、概ね計画通り)
- 営業利益進捗率:60.4%(利益率改善または上半期に利益重視の構造)
- 純利益進捗率:31.6%(第3四半期の一時益を見込むため進捗は低め)
- キャッシュフロー:
- 営業CF/投資CF/財務CFの明細は資料に記載無し(–)。ただし現金及び預金は前期末比 +4,796百万円。
- フリーCF(営業CF−投資CF):–(情報不足)
- 営業CF/純利益比率:–(情報不足。目安は1.0以上が健全)
- 四半期推移(QoQ):直近四半期の明細は資料に記載無し(–)。季節性は学事日程等で存在する可能性あり。
- 財務安全性:
- 自己資本比率38.7%(やや低めだが近年で改善傾向。目安40%以上で安定)
- 流動負債 49,911百万円、流動資産 89,137百万円 → 流動比率 ≒ 178.6%(流動比率の算出:89,137/49,911、流動比率はおおむね良好)
- 負債比率(負債合計/純資産):75,788 / 48,983 ≒ 154.7%(参考)
- 効率性:総資産回転率や売上高営業利益率の推移は限定情報のため簡易推定のみ(売上高/総資産 = 84,919 / 124,772 ≒ 0.68回/年)。
- セグメント別(中間:売上高/営業利益、百万円)
- 文教市場販売:売上 25,994(△2.8%)、営業利益 1,824(△12.8%)
- 店舗・ネット販売:売上 32,769(+0.1%)、営業利益 314(+251.6%)
- 図書館サポート:売上 18,655(+5.3%)、営業利益 1,530(+12.0%)
- 出版:売上 1,945(△5.9%)、営業損失 65(前年は営業利益34)
- その他:売上 5,552(△1.9%)、営業利益 207(△10.1%)
- 財務の解説:
- 売上はセグメントによる明暗分かれる構成。販管費上昇が全体営業利益を押し下げた。固定資産売却による一時益が今後の純利益・キャッシュを押し上げる見込み。
特別損益・一時的要因
- 当中間期の特別利益:96百万円(内訳に受取補償金等)
- 当中間期の特別損失:152百万円(減損損失、貸倒引当金積立等)
- 追加情報(第3四半期見込み):子会社による不動産譲渡に伴い、2025年1月期第3四半期連結会計期間に固定資産売却益約2,140百万円(雄松堂ビル)と約400百万円(三栄町ビル)を特別利益として計上見込み(合計約2,540百万円)。
- 一時的要因の影響:第3四半期の売却益が計上されれば通期純利益に大きく寄与するため、当期中間の実力値(営業利益ベース)と通期純利益の差異は一時益によるものと判断される。これらの一時益は継続性は低い。
配当
- 中間配当:0.00円(中間期)
- 期末配当(予想):1株当たり3円(通期合計3円)
- 配当利回り:–(株価情報なしのため算出不可)
- 配当性向(通期予想ベース):約7.1%(配当3円 / 予想EPS42.14円、低水準)
- 特別配当:無
- 株主還元方針:業績に応じた配当を継続する方針。自社株買いの記載は無し。
設備投資・研究開発
- 設備投資額:資料に明示的記載なし(–)
- 減価償却費:資料に明示的記載なし(有形固定資産増減は小幅)
- 研究開発費(R&D):記載無し(–)
受注・在庫状況(該当)
- 受注状況:記載無し(–)
- 在庫(棚卸資産):商品及び製品 35,835百万円(前年36,179百万円、前年同期比約△0.97%)。在庫回転日数は記載無し(–)。
セグメント別情報(補足)
- 店舗・ネット販売は高付加価値商品や新形態店舗(駿河屋コラボ、E H O N S、万博オフィシャルストア等)により利益率改善を実現。
- 文教は教科書販売減が重し。図書館サポート事業は受託館数増(期初1,806館→1,826館)で堅調。
- 地域別売上/為替影響等:記載なし(–)。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画の方針:グループ資産の活用、新規事業開発、収益構造の転換(既存事業の安定化と成長事業への投資)。
- 進捗:図書館サポート・店舗の高付加価値化は中期方針に沿った改善が見られるが、文教分野の構造的課題(教科書市場の縮小)への対応が中長期課題。
競合状況や市場動向
- 競合他社との定量比較は資料に記載無し(–)。市場面ではインバウンド回復や雇用・所得環境の改善が追い風だが、海外情勢・原材料・燃料等の価格高騰により先行き不透明。
今後の見通し
- 業績予想:2025年1月期通期予想は下記(変更なし)
- 通期売上高:164,500百万円(+1.0%)
- 通期営業利益:3,400百万円(△6.0%)
- 通期経常利益:3,350百万円(△9.0%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:3,900百万円(+77.7%)※一時的な固定資産売却益が寄与
- 1株当たり当期純利益(通期予想):42.14円
- 予想の信頼性:会社は各前提を示しつつ通期予想の修正は行っていない。通期純利益の大きな上振れ要因は固定資産売却益であるため、売却の実行・金額・時期が重要。
- リスク要因:教科書等文教市場の低迷、物価・人件費上昇、資産売却が想定どおり進まない場合の通期達成不確実性、景気・消費動向。
重要な注記
- 会計方針の変更等:無し
- 第3四半期に計上予定の固定資産売却益(2,140百万円・400百万円)については譲渡契約・引渡しが完了しており、会社は第3四半期での特別利益計上見込みと説明。
- 注記の無い項目は — と記載。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3159 |
| 企業名 | 丸善CHIホールディングス |
| URL | http://www.maruzen-chi.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。
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