2026年3月期 第3四半期決算短信日本基準

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ: 会社は2025年11月14日に通期業績予想を上方修正しており(連結:経常収益94,200百万円、経常利益21,300百万円、当期純利益15,000百万円)、第3四半期累計の実績は同修正後予想に対して概ね順調(売上進捗74.7%・経常利益進捗79.6%・当期純利益進捗81.2%)で、通期見通しに対して上振れの懸念は小さいと判断される。市場コンセンサスは提示資料に不明のため(–)。
  • 業績の方向性: 増収増益。連結経常収益70,291百万円(前年同期比+20.6%)、経常利益16,958百万円(同+24.5%)、親会社株主に帰属する四半期純利益12,180百万円(同+21.9%)。
  • 注目すべき変化: その他有価証券の評価差額金が前年同期比で280億円増加し、連結でのその他有価証券評価差額金は1,670億円(評価益)に拡大。これにより包括利益は55,524百万円(前年同期比+157.9%)と大幅増加。
  • 今後の見通し: 通期業績予想は上方修正済み(連結:経常収益+5,200百万円、経常利益+500百万円、当期純利益+500百万円)。第3四半期累計の進捗率は概ね7~8割に達しており、通期予想の達成可能性は高いと判断される。ただし預金利息の増加等費用面の上振れリスクは念頭に置く必要あり。
  • 投資家への示唆: コア要因は貸出金利息や有価証券利息配当の増収および有価証券評価益の拡大。収益性改善は金利収入の増加が主因であり、資産運用と預金・貸出の増加動向が今後の業績鍵となる。自己株式取得(上限200,000株・1,000百万円)や通期配当予想(年間130円:期末70円(うち創業130周年記念10円))は株主還元面の継続を示唆。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 株式会社阿波銀行(AWABANK)
    • 主要事業分野: 地域銀行業(預貸業務、資金運用、窓販・仲介等)およびリース業
    • 代表者名: 取締役頭取 福永 丈久
    • 上場取引所: 東証
    • URL: https://www.awabank.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日: 2026年1月30日
    • 対象会計期間: 2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
    • 決算説明会: 有(補足資料は作成。説明会の開催は無し)
  • セグメント:
    • 銀行業: 預金・貸出、有価証券運用、為替、手数料等が中心(第3Q累計経常収益:56,903百万円、経常利益:16,374百万円)
    • リース業: リース売上等(第3Q累計経常収益:13,388百万円、経常利益:584百万円)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式を含む): 40,000,000株
    • 期末自己株式数: 948,267株(前期 409,180株)
    • 期中平均株式数(四半期累計): 39,174,474株(前年同期 39,959,369株)
  • 今後の予定:
    • 決算発表: 本資料(第3四半期)提出済(2026/1/30)
    • IRイベント: 決算説明資料添付(説明会開催は無)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(連結・通期予想に対する第3四半期累計の進捗率)
    • 経常収益: 実績70,291百万円 ÷ 通期予想94,200百万円 = 74.7%
    • 経常利益: 実績16,958百万円 ÷ 通期予想21,300百万円 = 79.6%
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 実績12,180百万円 ÷ 通期予想15,000百万円 = 81.2%
  • サプライズの要因:
    • 上振れ要因: 貸出金利息の増加、有価証券利息配当の増加、貸出・預金残高の増加(貸出金は前年同期比+929億円)、および有価証券(株式・投信)評価の上昇による評価益拡大(その他有価証券評価差額金+280億円)。
    • 下振れ要因: 預金利息(資金調達費用)増加(預金利息:4,528百万円、前年同期1,314百万円)により経常費用は増加。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想を上方修正済み(経常収益+5,200百万円、経常利益+500百万円、当期純利益+500百万円)。第3四半期累計の進捗は概ね順調で、修正後の通期目標達成可能性は高いと見られる。ただし金利コストや市場変動(有価証券評価の逆回転)等のリスクは残る。

財務指標

  • 財務諸表(要点、単位:百万円)
    • 総資産: 4,148,926(2025/12/31) ← 前期末比 +124,025(+約3.08%)
    • 純資産: 383,857 ← 前期末比 +49,641
    • 自己資本比率(貸借対照表ベース): 9.2%(期末純資産 ÷ 期末資産合計)
    • 連結自己資本比率(国内基準): 10.97%(前年同期比 +0.25ポイント、良好目安: 高いほど余裕)
  • 収益性(連結・第3四半期累計)
    • 経常収益: 70,291百万円(前年同期比 +20.6%:+12,019百万円)
    • 経常利益: 16,958百万円(前年同期比 +24.5%:+3,342百万円)
    • 税引前四半期純利益: 16,908百万円(前年同期 13,451百万円)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 12,180百万円(前年同期比 +21.9%:+2,195百万円)
    • 1株当たり四半期純利益(累計): 310.91円(前年同期 249.89円)
  • 収益性指標(目安付記)
    • 想定ROE(通期予想ベース): 当期純利益予想15,000百万円 ÷ 純資産383,857百万円 ≒ 3.91%(目安:8%以上が良好、10%以上が優良 → 低め)
    • 想定ROA(通期予想ベース): 15,000百万円 ÷ 総資産4,148,926百万円 ≒ 0.36%(目安:5%以上が良好 → 業種特性(銀行)は数値が小さいが低め)
    • 営業(経常)利益率: 経常利益/経常収益 = 16,958 / 70,291 ≒ 24.1%(参考値)
  • 進捗率分析(連結・第3四半期累計 vs 通期予想)
    • 売上高(経常収益)進捗率: 74.7%
    • 経常利益進捗率: 79.6%
    • 当期純利益進捗率: 81.2%
    • 過去同期間との比較: 進捗は概ね標準的〜やや良好(通期への到達見込みは高い)
  • キャッシュフロー:
  • 四半期推移(QoQ)
    • 第3四半期累計(9ヶ月)ベースで前年同期比は増収増益。四半期ごとの季節性は記載あるが詳細QoQ数値は開示PDFに季節性の言及のみ → 直近四半期QoQ変化率は–(個別単体資料では進捗率等を掲載)。
  • 財務安全性:
    • 連結自己資本比率(国内基準): 10.97%(前年同期比 +0.25ポイント、十分余裕のある水準と開示)
  • 効率性:

特別損益・一時的要因

  • 特別利益: 21百万円(固定資産処分益)
  • 特別損失: 71百万円(固定資産処分損23百万円、減損損失48百万円)
    • 当期の減損損失48百万円は、主に銀行業における事業用資産等の地価下落や除却予定資産に関連。
  • 一時的要因の影響: 金額は小さく、特別損益を除いた実質業績(経常利益ベース)と整合的。主要増益要因は通常の業務(貸出金利息、有価証券利息)であり一時項目の影響は限定的。
  • 継続性: 減損や固定資産処分は一時的要因と判断される。その他有価証券の評価差額は市場動向に依存するため反転リスクあり。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 中間配当(第2四半期末): 60円(2026年3月期)
    • 期末配当(予想): 70円(うち普通配当60円、創業130周年記念配当10円)
    • 年間配当予想: 130円(2026年3月期予想)
    • 直近公表の配当予想からの修正: 無
  • 配当性向: 通期予想当期純利益15,000百万円、発行済株式数ベースで1株当たり当期純利益384.10円。配当性向 = 130 / 384.10 ≒ 33.8%(目安:20–40%台は一般に還元と内部留保のバランス取れた水準)
  • 特別配当: 期末に創業130周年記念として10円を計上(特別扱い)
  • 株主還元方針: 自己株式取得を決議(最大200,000株、1,000百万円、期間2026/2/4~2026/3/18)あり。

設備投資・研究開発

  • 減価償却費(第3四半期累計): 2,163百万円(前年同期2,242百万円)

セグメント別情報

  • セグメント別第3四半期累計(連結)
    • 銀行業: 経常収益 56,903百万円(前年同期比+109億71百万円相当の増収)、セグメント利益 16,374百万円(前年同期比+30億62百万円)
    • リース業: 経常収益 13,388百万円(前年同期比+11億2百万円)、セグメント利益 584百万円(前年同期比+2億80百万円)
    • 構成比: 銀行業が収益・利益の大部分を占める(銀行業中心の収益構造)
  • 地域別売上/貸出(単体):
    • 貸出金残高(2025/12末): 24,960億円(前年同期比 +929億円)
    • 地域別: 徳島県内13,026億円(前年同期比 +59億円)、関西4,871億円(+208億円)、中四国(徳島以外)2,694億円(+354億円)、関東4,367億円(+307億円)

中長期計画との整合性

  • KPI達成状況: 中核指標(貸出残高、中小企業等貸出比率等)は増加傾向(中小企業等貸出比率77.89%、前年同期比 +0.40ppt)であり、地域金融の成長に沿った進捗を示す。

競合状況や市場動向

  • 市場動向: 金利上昇局面で貸出金利息収入増加、ならびに株式・投信など資産価格上昇に伴う評価益が利益拡大に寄与。今後は金利動向や市場の反転が業績に影響を与える可能性あり。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 連結(修正後): 経常収益94,200百万円(前回89,000)、経常利益21,300百万円(前回20,800)、親会社株主に帰属する当期純利益15,000百万円(前回14,500)、1株当たり当期純利益384.10円
    • 修正理由: 貸出金利息等の増収により資金利益が前回予想を上回る見込みのため
  • 予想の信頼性: 第3四半期累計の進捗は約7~8割で、修正後の目標達成可能性は高い。ただし市場評価益の逆回転や預金調達コストの上昇がリスク。
  • リスク要因:
    • 為替・原材料は銀行業に限定的影響だが、金利変動、資本市場の変動(有価証券評価の逆回転)、与信コストの増加(景況悪化による不良債権増)等が主要リスク。

重要な注記

  • 会計方針: 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用あり(税効果の按分法等)。会計方針の重要な変更等は無し。
  • 開示特記事項: 第3四半期連結累計期間のキャッシュフロー計算書は作成していない(注記あり)。自己株式取得(上限200,000株・1,000百万円)を取締役会で決議(取得期間2026/2/4~2026/3/18)。
  • 不明な項目は「–」としてあります。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 8388
企業名 阿波銀行
URL http://www.awabank.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 銀行 – 銀行業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.0)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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