2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社が公表した通期業績予想に対する修正は無し(実績は通期予想に対しておおむね想定内)。配当予想は本日修正(期末配当見直し)を実施し、年間配当予想は52円に変更(前期48円→今回52円)。
  • 業績の方向性:増収減益ではなく「減収減益」。第3四半期累計で売上高49,467百万円(△2.3%)、営業利益4,971百万円(△10.7%)、親会社株主に帰属する四半期純利益3,379百万円(△22.4%)。
  • 注目すべき変化:圧力センサ事業の売上が前年同期比9.6%減、営業利益は35.7%減と大幅悪化。一方、圧力計事業は売上横ばい、営業利益は微増(営業利益率改善)。第3四半期に固定資産売却益571百万円を計上(特別利益)している点も注目。
  • 今後の見通し:通期業績予想は据え置き(売上67,100百万円、営業利益6,800百万円、純利益5,100百万円)。第3四半期累計の進捗率は売上73.7%、営業利益73.1%、純利益66.3%で、売上・営業利益は通期予想達成の進捗は概ね順調だが、純利益は進捗がやや遅い(特別利益の有無や税負担の影響を注視)。
  • 投資家への示唆:半導体向けの需要低迷が圧力センサを中心に業績下押し要因となっている一方で、米国子会社の産業機械向け回復やダイカスト・計測制御機器の改善が下支え。配当は増額(年間52円、予想EPS比で配当性向約19.7%)で株主還元姿勢は継続。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:長野計器株式会社
    • 主要事業分野:圧力計・圧力センサ・計測制御機器・ダイカスト製品等の製造・販売(計測機器メーカー)
    • 代表者名:代表取締役社長 佐藤 正継
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月10日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期(連結、2025年4月1日~2025年12月31日)
    • 決算説明資料作成の有無:有(決算説明会は開催なし)
  • セグメント:
    • 圧力計事業:プロセス産業等向け圧力計の製造販売
    • 圧力センサ事業:各種産業向け圧力センサの製造販売(半導体向含む)
    • 計測制御機器事業:エアリークテスタ等の計測制御装置
    • ダイカスト事業:自動車向部品等のダイカスト製造
    • その他:不動産賃貸等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):19,432,984株
    • 期末自己株式数:860,129株
    • 期中平均株式数(四半期累計):18,991,931株
    • 時価総額:–(資料に記載無し)
  • 今後の予定:
    • 決算発表:本第3四半期短信提出済(2026/2/10)
    • 株主総会:–(期日記載無し)
    • IRイベント:決算補足資料あり、説明会は無

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社予想は通期ベース。以下は第3四半期累計実績と通期予想の進捗率)
    • 売上高:49,467百万円(通期予想67,100百万円に対する進捗率73.7%)
    • 営業利益:4,971百万円(通期予想6,800百万円に対する進捗率73.1%)
    • 純利益(親会社株主帰属):3,379百万円(通期予想5,100百万円に対する進捗率66.3%)
  • サプライズの要因:
    • 上振れ要因:事業再編や資産売却に伴う特別利益(固定資産売却益571百万円)が純利益を押し上げた。
    • 下振れ要因:主に圧力センサの半導体向け需要の減少が売上・利益を圧迫。受取配当金や受取利息の減少も営業外収益を下押し。
  • 通期への影響:
    • 現時点で会社は業績予想の修正なし。ただし、純利益進捗がやや遅く、半導体市況や為替・税負担等の変動が通期見通しに影響し得る。配当は期末予想を修正して増額(年間52円)したため、配当政策の面では上方修正が行われた。

財務指標

  • 財務諸表要点(第3四半期累計、単位:百万円)
    • 売上高:49,467(前年同期 50,607、△2.3%)
    • 売上総利益:15,610(前年16,101)
    • 営業利益:4,971(前年5,567、△10.7%)
    • 経常利益:4,921(前年5,529、△11.0%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:3,379(前年4,355、△22.4%)
    • 1株当たり四半期純利益:177.95円(前年227.95円)
    • 総資産:75,010百万円(前期末 74,406百万円)
    • 純資産:47,169百万円(前期末 44,656百万円)
    • 自己資本比率:61.6%(前期末 58.8%)(安定水準、目安40%以上)
  • 収益性指標
    • 営業利益率(第3Q累計):4,971 / 49,467 = 約10.1%(業種平均との比較は業種に依存だが、二桁は堅調)
    • ROE(簡易、年率換算ベースの目安):親会社株主純利益(第3Q累計3,379百万円)を年率換算(×4/3 ≒ 4,505百万円)して自己資本46,194百万円で割ると約9.8%(目安8%以上で良好、10%前後で優良寄り)
    • ROA(同年率換算):約4,505 / 75,010 = 約6.0%(目安5%以上で良好)
  • 進捗率分析(通期予想に対する第3Q累計比)
    • 売上高進捗率:73.7%
    • 営業利益進捗率:73.1%
    • 純利益進捗率:66.3%(純利益が相対的に遅れ)
    • 過去同期間との比較:前年同期比では売上・利益とも減少傾向
  • キャッシュフロー(注):
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は開示されていません(注記あり)。ただし貸借対照表上の現金及び預金は前期末10,118百万円→10,830百万円に増加(+712百万円)。詳細な営業CF・投資CF・財務CFは資料に記載無しのため省略(–)。
  • 四半期推移(QoQ)
  • 財務安全性
    • 自己資本比率61.6%(安定水準)
    • 有利子負債の動向:短期借入金は増(7,483→7,947百万円)、長期借入金は減(1,619→572百万円)。負債合計は29,751→27,840百万円(減少)。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:固定資産売却益 571,407千円(約571百万円)を計上(当期)
  • 特別損失:56,161千円(主に固定資産売却損・除却損、関係会社株式評価損等)
  • 一時的要因の影響:固定資産売却益の計上により税引前利益・純利益は上振れしている面がある。特別利益を除く実質業績(営業利益ベース)では前年割れが確認される。
  • 継続性の判断:固定資産売却益は一過性の項目のため継続性は低い。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 中間配当(支払済):26.00円(2026年3月期。前期は24.00円)
    • 期末配当(予想):26.00円(修正後)
    • 年間配当予想:52.00円(前期合計48.00円 → 今回52.00円に増額)
    • 配当利回り:–(株価依存で資料未記載)
    • 配当性向(会社予想ベース):年間配当52円 / 1株当たり当期純利益263.98円 = 約19.7%(目安:配当性向20%台で安定)
  • 特別配当の有無:無し
  • 株主還元方針:自己株式取得実績あり(当第3Q期間に自己株式540,500株取得)。配当増額と自社株取得で株主還元を継続。

設備投資・研究開発

  • 設備投資:
    • 主要事項:圧力センサ素子の加工・研磨工程増強のため、2025年6月に丸子電子機器工場内にダイアフラム加工棟(DP棟)増設、2025年9月稼働開始。さらなる生産棟新設プロジェクトを検討中。
    • 減価償却費(第3Q累計):1,356,113千円(約1,356百万円)
  • 研究開発:
    • R&D費の明細金額は開示無し(–)

受注・在庫状況(該当資料内の記載)

  • 在庫:棚卸資産は17,617,168千円→16,483,616千円(前期末比で11,333百万円の減少と記載)。在庫回転日数等は記載無し(–)。
  • 受注:受注高・受注残の記載は無し(–)。

セグメント別情報

  • セグメント売上高および利益(第3四半期累計、単位:百万円)
    • 圧力計:売上 26,480(△0.0%)、営業利益 2,261(+1.9%)
    • 圧力センサ:売上 14,476(△9.6%)、営業利益 2,142(△35.7%)
    • 計測制御機器:売上 3,048(+9.3%)、営業利益 282(+1,059.5%)※空気圧機器・医療機器が寄与
    • ダイカスト:売上 4,089(+5.6%)、営業利益 173(前年は営業損失)
    • その他:売上 1,387(△5.1%)、営業利益 110(+6.8%)
  • セグメント戦略・動向:
    • 圧力センサが半導体需要の在庫調整で大幅減収減益。圧力計は社会インフラ・プラント向は安定。計測制御機器は製品ミックス改善で利益大幅改善。ダイカストは自動車回復で改善。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画の詳細・KPIは本資料に記載なし(–)。ただし生産能力強化(DP棟増設、追加生産棟検討)は中長期の受注増対応の施策であり、成長投資の一環。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:米国の関税政策等の不透明感、中国の内需減速、半導体の従来用途需要の軟調が下押し要因。一方でAI・データセンター向の半導体需要は好調で裾野に差がある。
  • 競合比較:同業他社との定量比較データは資料に記載無し(–)。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期業績予想(変更無):売上67,100百万円(△3.5%)、営業利益6,800百万円(△11.1%)、経常利益6,900百万円(△8.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益5,100百万円(△15.8%)、1株当たり当期純利益263.98円
    • 会社は通期予想を据え置き。直近の市況変化や半導体需要の回復状況により下振れリスクは存在。
  • 予想の信頼性:過去の予想修正傾向は資料に限定的言及のみ。今回通期据え置きだが、業績感応度の高い半導体市場・為替等で変動の可能性あり。
  • リスク要因:半導体需要の続く弱含み、米国関税政策の影響、為替変動、主要顧客(自動車・産業機械)動向、原材料価格上昇等。

重要な注記

  • 会計方針の変更:該当無し。
  • 四半期連結財務諸表の期中レビュー:有限責任監査法人トーマツによる期中レビュー(レビュー意見:重要な点において適正である旨)。
  • その他:自己株式取得(当第3Q累計期間に540,500株取得)に伴い自己株式が増加。

(注)不明な項目や開示のない数値は — としています。本まとめは公表資料に基づく情報整理であり、投資判断や投資助言は行っていません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7715
企業名 長野計器
URL http://www.naganokeiki.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 電機・精密 – 精密機器

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.0)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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