令和7年9月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算のハイライト(サプライズ)
    • 会社予想・市場予想との比較:会社の当期業績予想(本資料上の当期予想は次期の開示のみ)と今回実績の直接比較は開示なしのため比較不能(–)。市場予想との比較データは提示なし(–)。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高83,476百万円、前期比+11.0%、営業利益16,142百万円、同+4.1%、親会社株主に帰属する当期純利益12,094百万円、同+7.3%)
  • 注目すべき変化(前年同期比での重要点)
    • 地方公共団体事業部門で売上が大幅増(27,565百万円、前期比+26.7%)だが、移行に伴うソフト償却等で営業利益は減少(3,513百万円、前期比△14.5%)→「標準準拠システム」移行関連の特需と費用化の影響。
    • 会計事務所事業は安定成長(売上52,827百万円、同+4.7%)で、利益率向上(営業利益+10.5%)に寄与。
  • 今後の見通し(会社予想)
    • 通期(次期:令和8年9月期)予想:売上高85,500百万円(+2.4%)、営業利益16,600百万円(+2.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益12,150百万円(+0.5%)。標準準拠システム移行による特需は次期にも波及する見込み。
  • 投資家への示唆(読み取りの要点)
    • 収益性(営業利益率19.3%、ROE 11.5%、ROA 13.0%)は高水準で財務体質も強固(自己資本比率83.6%、巨額の現預金)。一方、地方団体向けの「標準化移行」需要は一過性の側面があり、来期以降の業績トレンド分析では特需の反動を注視する必要あり。

基本情報

  • 企業概要
    • 企業名:株式会社TKC(銘柄コード 9746)
    • 主要事業分野:会計事務所向けシステム・クラウドサービス、地方公共団体向け行政システム、印刷・DPS等(セグメントは「会計事務所事業」「地方公共団体事業」「印刷事業」)
    • 代表者:代表取締役 社長執行役員 飯塚 真規
  • 報告概要
    • 提出日:令和7年11月12日(決算短信)
    • 対象会計期間:令和6年10月1日~令和7年9月30日(通期、連結)
    • 決算説明会:補足資料作成あり、決算説明会は無
  • セグメント(簡潔)
    • 会計事務所事業:中小~上場企業向け財務会計システム(FXクラウド等)、コンサル・サービス、コンピューターサービス等
    • 地方公共団体事業:TASKクラウド等の行政クラウド、標準準拠システム移行支援、自治体向けBPO等
    • 印刷事業:DPS、ビジネスフォーム、商業印刷(子会社:株式会社TLP)
  • 発行済株式等
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):52,301,466株(当期末)
    • 期末自己株式数:1,012,547株(当期末、役員報酬BIP信託保有を含む)
    • 期中平均株式数:51,618,907株(当期)
    • 時価総額:–(本資料に記載なし)
  • 今後の予定(開示分)
    • 有価証券報告書提出予定日:令和7年12月11日
    • 定時株主総会開催予定日:令和7年12月19日
    • 配当支払開始予定日:令和7年12月22日

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社予想との比較)
    • 本決算短信には当該期(令和7年9月期)の期中予想との直接比較数値の記載がないため、会社予想との達成率は記載不能(–)。
    • 市場コンセンサスとの比較データは本資料に無し(–)。
  • 通期実績(連結)要旨(百万円)
    • 売上高:83,476(+11.0%)
    • 営業利益:16,142(+4.1%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:12,094(+7.3%)
  • サプライズの要因(実績の増減理由)
    • 会計事務所事業:クラウド利用増、FXクラウド採用拡大、固定費削減(統合情報センター)で利益率向上 → 営業利益増。
    • 地方公共団体事業:売上は標準準拠システム移行などで大幅増。だが前期に計上されていた開発関連の大きな収益がなかったこと、移行に伴う資産計上済ソフトの減価償却増で営業利益は減少。
    • 印刷事業:DPS受注増と価格改定効果により利益率改善。
  • 通期への影響(次期見通し)
    • 会社は次期(令和8年9月期)に売上85,500、営業利益16,600を見込む。地方公共団体の移行作業が次期前半にも影響するため、次期は特需の残存を見込むが、基礎需要(クラウド化、ペポルインボイス対応等)も継続しており実現可能性は中立〜高めとの会社見解。

財務指標(要点)

  • 損益(連結、百万円)
    • 売上高 83,476(前期75,219、+11.0%)
    • 売上原価 26,869(前期21,571) → 売上総利益 56,606(前期53,647)
    • 販管費等 40,464(前期38,141)
    • 営業利益 16,142(前期15,505、+4.1%) 営業利益率 19.3%(業種平均との比較は業種ごとに異なるが高水準)
    • 経常利益 16,590(前期16,035、+3.5%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益 12,094(前期11,274、+7.3%)
    • 1株当たり当期純利益(EPS) 234.31円(前期216.21円、+約8.4%)
  • 主要収益性指標
    • ROE(自己資本当期純利益率):11.5%(目安:8%以上で良好)
    • ROA:13.0%(目安:5%以上で良好)
    • 営業利益率:19.3%(高水準)
  • 進捗率分析(四半期進捗は本資料に四半期開示があるが、本報は通期着地)
    • 通期決算のため当期進捗率の記載は割愛。第2四半期累計の参考値:売上45,000(累計)等は開示あり。
  • キャッシュフロー(百万円)
    • 営業CF:12,486(前期12,796、△309)
    • 投資CF:△360(前期△5,964、投資支出が大幅減)
    • 財務CF:△8,943(前期△5,228、自己株式取得3,302・配当支払5,450が主因)
    • フリーCF(営業CF−投資CF):約12,846(=12,486 − (−360) = 12,846)※計上上の表現に依存するが、営業CFが投資CFを上回る状況
    • 現金同等物残高:33,580(前期30,397、+3,182)
    • 営業CF/純利益比率:営業CF 12,486 ÷ 税引前当期純利益16,678 ≈ 0.75(目安1.0以上が良好だが企業業種による変動あり)※注:純利益ではなく税引前数値等で調整が必要
  • 流動性・安全性
    • 自己資本比率:83.6%(安定水準、目安40%以上)
    • 債務償還年数:0.0年(有利子負債ほぼゼロ、低リスク)
    • インタレスト・カバレッジ:39,612倍(利払いほぼ無し)
  • 四半期推移(QoQ等):詳細四半期推移は添付補足資料参照(本決算短信は通期中心)。
  • 効率性:総資産回転率や細目は開示表を参照。営業利益率は高水準で効率的。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:投資有価証券売却益170百万円等(合計173百万円)
  • 特別損失:固定資産除却損等85百万円(合計)
  • 影響:特別項目は小幅で、コア事業の業績が主因。地方公共団体向けの「標準準拠システム移行」に伴う費用・減価償却増は継続的影響が想定される(移行完了後は一時的負担解消へ)。
  • 継続性判断:投資有価証券売却益等は一時。ソフトウェア償却増は移行期における継続的要因(数期影響)。

配当

  • 当期配当(令和7年9月期実績):年間110円(中間50円、期末60円(うち特別配当10円))
    • 配当総額:5,663百万円
    • 配当性向(連結):46.9%(目安:安定的還元を重視)
    • 純資産配当率:5.4%
  • 次期予想(令和8年9月期):年間110円(中間55円、期末55円)に据え置き見込み
  • 自社株買い:当期中に自己株式取得3,302百万円(財務CFの主因)。自己株式の消却・取得動向は株主還元の一環として継続観察が必要。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(連結):有形固定資産及び無形固定資産の増加額 合計 8,934百万円(当期)※大半はソフトウエア等(無形)と地方公共団体向け設備投資含む
  • 減価償却費:4,502百万円(当期)
  • 研究開発費:明細の独立開示なし(R&D費用はソフトウェア投資等に含まれる可能性あり)→ 詳細は「–」
  • 備考:次期以降もクラウド化・標準準拠対応でソフト・サービス投資を継続予定。

受注・在庫状況(該当項目)

  • 受注状況:受注高・受注残高の明示開示なし(–)
  • 契約資産:483百万円(前期344百万円、増加)
  • 棚卸資産:468百万円(前期346百万円、増加)→ 在庫規模は小さい。
  • 備考:地方公共団体での移行プロジェクトが進展しており、短期的受注集中は発生。

セグメント別情報(主要数値、連結)

  • 会計事務所事業部門
    • 売上高:52,827百万円(前期比+4.7%)
    • 営業利益:12,476百万円(前期比+10.5%)
    • 特徴:FXクラウド等クラウド化の進展、利用社数327,000社、クラウド比率約44%。黒字化支援サービスや金融機関連携(MIS等)が拡大。
  • 地方公共団体事業部門
    • 売上高:27,565百万円(前期比+26.7%)
    • 営業利益:3,513百万円(前期比△14.5%)
    • 特徴:標準準拠システム移行(ガバメントクラウド)で受注集中。移行に伴う資産計上済ソフトの減価償却増が利益を圧迫。
  • 印刷事業部門(子会社:TLP)
    • 売上高:3,083百万円(前期比+2.9%)
    • 営業利益:144百万円(前期比+142.6%)
    • 特徴:DPS受注好調、価格改定効果あり。
  • セグメント戦略:各部門ともクラウド化・デジタルインボイス(ペポルインボイス)対応、自治体向け標準化対応、DPSのデジタル付加価値強化を重点に継続。

中長期計画との整合性

  • 会社の見立て:地方公共団体の標準準拠移行は一時的特需をもたらすが、移行後は行政のデジタル化需要が継続すると見込む。会計事務所事業のクラウドシフトやMIS等の普及で基礎成長を確保する計画。
  • KPI等:クラウド利用率、FXシリーズ利用社数(32.7万社)、TKC連結グループソリューションの採用(約6,000企業グループ)、自治体採用団体数(TASKクラウド:1,150超)等を進捗指標としている。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:デジタルインボイス(ペポルインボイス)普及、自治体システム標準化、業務のデジタル化・BPO化が追い風。上場企業や大企業向けの税務・会計分野でも導入進む。
  • 競合他社との比較:本資料での同業比較は無し(–)。ただし高い営業利益率・高い自己資本比率・強い現金保有で相対的な財務強度は高いと判断可能。

今後の見通し(会社開示)

  • 連結業績予想(令和8年9月期=次期、会社予想)
    • 売上高:85,500百万円(対前期+2.4%)
    • 営業利益:16,600百万円(+2.8%)
    • 経常利益:17,100百万円(+3.1%)
    • 当期純利益(親会社株主帰属):12,150百万円(+0.5%)
    • 前提・注記:為替・原材料等特定前提の詳細は添付資料「今後の見通し」を参照。
  • 予想の信頼性:同社はクラウド・自治体移行の進捗を把握しており、次期見通しは移行関連の一時的売上を織り込んでいる。過去の予想達成傾向等の詳細データは本資料に限定情報のため評価は中立(–)。
  • リスク要因(開示項目より抜粋)
    • 標準準拠システム移行の遅延や顧客の導入ペース変化
    • 法令・制度(デジタルインボイス等)や外部環境の変化
    • 人材確保・開発の遅延や主要システムの運用トラブル等

重要な注記

  • 会計方針:令和4年改正会計基準(法人税等関連)の適用あり。連結財務諸表への影響はないと記載。
  • 連結範囲の変更:期中における連結範囲の重要な変更は無し。
  • その他:株主還元として自己株式の取得・消却を実施(当期は取得3,302百万円、自己株式の消却あり)。役員の異動予定(取締役候補の新任等)も記載。

(注)不明・未開示の項目は「–」で表記しています。本サマリは開示資料に基づく整理であり、投資助言を目的とするものではありません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 9746
企業名 TKC
URL http://www.tkc.jp/
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.0)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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