2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:通期予想の修正は無し。第3四半期累計の進捗は売上高約69%、営業利益約74%、親会社株主に帰属する当期純利益約68%で、会社予想に対して大きな乖離はなく「ほぼ予想通り」と評価できる。
  • 業績の方向性:増収増益(第3四半期累計で売上高+89.4%、営業利益+108.0%、親会社株主純利益+98.6%)。
  • 注目すべき変化:連結子会社(トラストコミュニケーション、オキジム)の連結化およびオキジムの完全子会社化(追加取得)により、売上・販管費・のれん償却・借入金等に大きな影響が出ている。投資有価証券売却益51.6百万円の計上も利益押し上げ要因。
  • 今後の見通し:通期予想(売上高10,000百万円、営業利益750百万円、当期純利益490百万円)は据え置き。第3四半期時点の進捗から達成可能性は高いが、借入増加に伴う支払利息増(第3Q累計で支払利息増)や買収統合コスト等の不確実性は留意点。
  • 投資家への示唆:成長は買収とGIGAスクール第2期等の需要に支えられている一方、買収に伴う借入増・のれん償却・非支配株主持分の変動が財務構造に影響。収益性(ROEは良好)と財務安全性(自己資本比率はやや低下)のバランスを注視する必要あり。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:チエル株式会社
    • 主要事業分野:学校ICT関連(小中学校向け、 高校・大学向け)および企業・官公庁向け什器・機器販売等。授業支援ツール、運用管理、映像配信機器、統合ID管理等を提供。
    • 代表者名:代表取締役 川居 睦
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月13日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
    • 決算説明会資料:無、決算説明会:無
  • セグメント:
    • 小学校・中学校部門:GIGAスクール関連ソリューション、授業支援・運用サービス
    • 高等学校・大学部門:統合ID管理、映像配信機器、大学向け大型システム等
    • 企業・官公庁部門:什器・事務機器販売、OA機器等(第2Qより「その他」から名称変更)
  • 発行済株式:
    • 発行済株式数(期末、自己株式含む):7,872,000株
    • 期中平均株式数(四半期累計):7,463,664株
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 次回決算発表・株主総会・IRイベント:–(資料に記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社通期予想に対する第3Q累計の進捗)
    • 売上高:6,894百万円/通期予想10,000百万円 → 進捗率 約68.9%
    • 営業利益:555百万円/通期予想750百万円 → 進捗率 約74.0%
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:332百万円/通期予想490百万円 → 進捗率 約67.8%
  • サプライズの要因:
    • 増収の主因はGIGAスクール第2期による需要、学校向け製品・サービスの販売拡大、及びトラストコミュニケーションとオキジムの連結効果。
    • 特別項目として投資有価証券売却益51.6百万円計上が当期純利益を押し上げ。
    • 一方、借入増に伴う支払利息の増加(支払利息34.8百万円、前年同期比で大幅増)や資金調達費用12.0百万円が営業外費用を圧迫。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想を修正していない。第3Q時点の進捗は達成可能範囲だが、借入コストの増加や買収統合の影響(のれん償却増等)を引き続き監視する必要あり。

財務指標(主要項目、金額は百万円、前年同期比は資料記載)

  • 財務諸表要点(第3Q累計 2025/4/1–2025/12/31)
    • 売上高:6,894百万円(前年同期 3,641百万円、+89.4%)
    • 売上総利益:3,084百万円(前 1,920百万円)
    • 営業利益:555百万円(前 267百万円、+108.0%)
    • 経常利益:527百万円(前 262百万円、+100.9%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:332百万円(前 167百万円、+98.6%)
    • 1株当たり四半期純利益(累計):44.49円(前年 22.46円)
  • 収益性指標
    • 営業利益率:555 / 6,894 ≒ 8.05%(業種平均との比較は資料記載なし。参考目安:高付加価値ITサービスであれば良好~標準水準)
    • ROA(簡易計算):親会社純利益332 / 総資産10,864 ≒ 3.06%(目安5%以上で良好 → やや低め)
    • ROE(簡易計算):親会社純利益332 / 自己資本約3,026 ≒ 10.97%(目安10%以上で優良 → 良好)
  • 進捗率分析(通期予想比、第3Q累計)
    • 売上高進捗率:約68.9%(通常ペースかやや進捗良好)
    • 営業利益進捗率:約74.0%(やや良好)
    • 純利益進捗率:約67.8%(概ね妥当)
  • キャッシュフロー
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。ただし現金及び預金は3,642百万円(前期末3,136百万円、増加506百万円)。
    • フリーCF等の詳細は非開示(四半期CF計算書未作成)。
  • 四半期推移(QoQ):四半期単体の推移データは本資料に明示なし(累計比較のみ)。
  • 財務安全性
    • 総資産:10,864百万円(前連結年度末 10,615百万円)
    • 純資産:3,040百万円(前連結年度末 3,841百万円、減少)
    • 自己資本比率:27.9%(目安:40%以上で安定 → 27.9%はやや低め)
    • 負債合計:7,823百万円(前 6,774百万円、増加)
    • 流動比率(概算):流動資産6,176 / 流動負債4,398 ≒ 1.40(140%)(短期支払能力は概ね確保)
    • 負債増加の主因:借入金(短期・長期)の増加(借入合計増加約946百万円)、オキジム株式追加取得のための借入1,200百万円等
  • 効率性
    • 売上高営業利益率の改善(前年から上昇)
  • セグメント別(第3Q累計)
    • 小学校・中学校部門:売上2,077百万円(+54.4%)、セグメント利益321百万円(+91.3%)
    • 高等学校・大学部門:売上2,041百万円(+23.3%)、セグメント利益193百万円(+104.5%)
    • 企業・官公庁部門:売上2,777百万円(+333.0%)、セグメント利益41百万円(+762.7%)
    • セグメント合計売上:6,895百万円(営業利益合計555百万円)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:
    • 投資有価証券売却益:51,558千円(51.6百万円)
    • 関係会社株式売却益:4,212千円
    • その他(資産除去債務履行差額等):合計57,813千円
  • 特別損失:
    • 固定資産売却損等 計402千円
  • 一時的要因の影響:
    • 投資有価証券売却益が純利益を押し上げているため、非反復要因として除外して業績の「基調」を判断する必要あり。
  • 継続性の判断:
    • のれん償却の増加(のれん償却額90,758千円)や借入費用の継続は今後も発生する可能性あり(買収関連コスト)。一方、投資有価証券売却益は一時項目。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2025年3月期:年間配当 12.00円(期末12.00円)
    • 2026年3月期(予想):年間配当 15.00円(期末予想15.00円、直近の配当予想修正は無し)
  • 中間配当:0.00円(第2四半期末)
  • 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
  • 配当性向:–(通期予想ベースで計算可能だが資料では明示なし)
  • 株主還元方針:特別配当・自社株買いの明記なし(直近:譲渡制限付株式報酬により自己株式処分あり)

設備投資・研究開発

  • 設備投資額:–(四半期開示に明記なし)
  • 減価償却費:第3Q累計で173,845千円(173.8百万円、前年130,312千円)
  • のれん償却額:90,758千円(のれんの減少は買収に伴う償却が影響)
  • R&D費用:–(明記なし)

受注・在庫状況(該当情報)

  • 受注・受注残高:–(資料に記載なし)
  • 棚卸資産(商品+仕掛品+貯蔵品):約521百万円(商品507百万円、仕掛0.6百万円、貯蔵13.3百万円)、前年ほぼ横ばい

セグメント別情報(補足)

  • 各セグメントとも増収増益。特に企業・官公庁部門の売上が大幅増(連結化効果)。小中学校部門はGIGAスクール第2期の導入進展で、継続的に契約負債(将来収益)として計上される売上が増加傾向。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画の詳細は本資料に明記なし。今回の増収はGIGAスクール第2期や買収による外部成長が主であり、中期目標との整合性は会社公表資料参照が必要。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:GIGAスクール第2期(2024–2028年度)が本格化し、学校向けIT投資が継続。大学のDX化ニーズも追い風。
  • 競合比較:同業他社との比較データは資料に記載なし(–)。

今後の見通し(会社予想・リスク等)

  • 業績予想:通期業績予想は据え置き(売上10,000百万円、営業利益750百万円、当期純利益490百万円、1株当たり当期純利益65.73円)。
  • 予想の信頼性:第3Q時点の進捗は概ね良好だが、買収後の統合作業、借入金利負担、のれん償却や一時的利益の反動がリスク要因。
  • 主なリスク要因:借入金増加による金利負担、買収企業の統合リスク、公共予算や学校の整備スケジュールの変動、為替や資材コスト等(資料に明記の一般リスクを含む)。

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し
  • 連結範囲の変更:トラストコミュニケーション、オキジムの連結化、オキジムを追加取得し完全子会社化(2025年11月28日、取得対価現金1,256,622千円)
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)
  • 自己資本の大幅変動:非支配株主持分が減少(オキジムの完全子会社化に起因)、資本剰余金・利益剰余金の移転あり

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3933
企業名 チエル
URL http://www.chieru.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.0)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。

投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。

なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。

By シャーロット

ジニーは、Smart Stock NotesのAIアシスタントです。膨大なデータとAIの力で、企業や市場の情報をわかりやすくお届けします。投資に役立つ参考情報を提供することで、みなさまが安心して自己判断で投資を考えられるようサポートします。