2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想の修正は無し。市場予想との比較は資料に記載なし(–)。通期予想に対する進捗は、売上高が44.6%、営業利益が49.9%、親会社株主に帰属する当期純利益が56.6%(達成ペースは指標によって差あり)。
- 業績の方向性:増収減益ではなく「売上高は前年同期比△27.4%(減収)、営業利益は△15.7%(減益)だが、親会社株主に帰属する中間純利益は+2.2%(増益)」という非対称な動き。
- 注目すべき変化:不動産セグメントで前年同期の不動産販売売上の反動により売上高が大幅減(売上高25億28百万円、前年同期比△70.7%)した点。これを主因にグループ計の売上が大きく押し下げられた一方、リース・割賦、ファイナンス、環境ソリューションは増収増益で主力事業の底堅さを示す。
- 今後の見通し:通期業績予想(通期売上34,800百万円、営業利益5,700百万円、親会社株主当期純利益3,700百万円)に変更なし。中間実績の進捗は営業利益・純利益は順調だが、営業CFの大幅流出(資産積増しによる)を借入等で賄っている点は注視事項。
- 投資家への示唆:不動産販売の「一時的な反動」で売上が減じたものの、リース・ファイナンスの主要収益源は堅調。短期的に注目すべきは(1)不動産販売の今後の回復/見通し、(2)営業CFのマイナス幅とそれを補う借入依存度(流動性・財務安全性)、(3)環境関連新規事業の進捗(連結範囲の変更あり)。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社九州リースサービス
- 主要事業分野:リース・割賦、ファイナンス(貸付等)、不動産(賃貸・販売)、フィービジネス(手数料・保険)、環境ソリューション(売電等)
- 代表者名:代表取締役社長 磯山 誠二
- 備考:中期経営計画「共創2027」を掲げ事業展開
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月7日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)連結、期間 2025年4月1日~2025年9月30日
- 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)
- セグメント:
- リース・割賦:商業用設備・再エネ関連等のリース/割賦
- ファイナンス:貸付・利息収入・手数料等
- 不動産:賃貸・販売(販売用不動産の売上は変動あり)
- フィービジネス:自動車関連手数料、保険代理店等
- 環境ソリューション:売電収益、環境関連の持分益等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数:25,952,374株(自己株式含む)
- 期中平均株式数(中間期):22,593,449株
- 自己株式数(期末):3,343,345株
- 時価総額:–(資料に株価情報なし)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月10日
- 配当支払開始予定日:2025年12月5日
- 決算説明資料:有(会社HP掲載)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(通期会社予想に対する中間期達成率)
- 売上高:実績15,521百万円、通期予想34,800百万円に対する進捗44.6%
- 営業利益:実績2,845百万円、通期予想5,700百万円に対する進捗49.9%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:実績2,095百万円、通期予想3,700百万円に対する進捗56.6%
- サプライズの要因:
- 売上下振れの主因は不動産セグメントの販売売上の反動(前年同期計上分の減少)。
- 一方でリース・割賦とファイナンスは新規取扱高の堅調や利息・手数料収入増で増収増益を確保し、純利益は前年並み~増益を維持。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を修正していない。中間の進捗を見ると営業利益・純利益は通期目標達成に向けた蓋然性はあるが、営業CFの大幅なマイナス(資産積増し)とそれに伴う負債増がファイナンス面のリスク要因。今後の不動産販売回復や金利動向、資金調達環境に依存。
財務指標(主要数値)
- 損益(当中間期:2025/4/1–2025/9/30、百万円)
- 売上高:15,521(前年同期21,365、前年同期比△27.4%)
- 営業利益:2,845(前年同期3,374、△15.7%)
- 経常利益:2,866(前年同期3,303、△13.2%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:2,095(前年同期2,050、+2.2%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):92.76円(前年同期90.89円、+約2.0%)
- 収益性指標
- 営業利益率:2,845 / 15,521 = 18.3%
- ROA(中間期ベース):中間純利益2,095 / 総資産218,441 = 0.96%(中間期ベース)。単純年率換算すると約1.9%。
- ROE(中間期ベース):中間純利益2,095 / 自己資本43,871 = 4.78%。年率換算すると約9.6%。
- (参考目安)ROE 8%以上が良好、ROA 5%以上が良好。現状は中間期ベースでは基準を下回るものの、年率換算でROEは目安近辺。
- 進捗率分析(通期会社予想に対する中間進捗)
- 売上高進捗率:44.6%(通常の上期比率の目安は業種により異なるが、不動産の季節性・大型案件の有無で変動)
- 営業利益進捗率:49.9%
- 純利益進捗率:56.6%(純利益は比較的前倒しの傾向)
- キャッシュフロー(中間期:百万円)
- 営業CF:△13,582(前年同期△1,487) — 営業貸付金・販売用不動産・割賦債権等の増加による大幅流出
- 投資CF:△1,724(前年同期+6) — 関係会社株式取得等(▲1,748)
- 財務CF:+15,198(前年同期+1,179) — 長短期借入増、CP発行等で調達
- フリーCF(営業CF−投資CF):△15,306(資金流出)
- 営業CF/純利益比率:△13,582 / 2,095 = △6.48(目安1.0以上:未達。短期では資産積増しによるマイナス)
- 現金同等物残高:4,798百万円(前期末比△109百万円)
- 四半期推移(QoQ):四半期別細分は資料に限定的記載。主因は不動産販売の反動と営業資産積み増しによる季節性・案件依存。
- 財務安全性
- 総資産:218,441百万円(前期末201,932、+8.2%)
- 純資産:44,024百万円(前期末42,630、+3.3%)
- 自己資本比率:20.1%(前期21.0%) — 目安40%以上で安定。現状は低め(レバレッジが高い構成)。
- 負債合計:174,416百万円(前期159,302、+9.5%) — 借入金・CP増加が主因
- 効率性
- 総資産回転率(中間期ベース):売上高/総資産 = 15,521 / 218,441 = 0.071(年率換算 ≒0.14回転)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:賃貸不動産売却益 29百万円(当中間期)
- 特別損失:該当大きな特別損失なし
- 一時的要因の影響:不動産販売の前年同期計上の反動が売上差に大きく影響。一時的要因を除くとリース・ファイナンス等の基礎収益は増収増益で堅調。
- 継続性の判断:不動産販売は案件依存で変動が大きく、継続性は案件次第。
配当
- 配当実績・予想(円/株)
- 中間配当(当中間期):28.00円(2025年3月期は中間17.00円)
- 期末(予想):28.00円
- 年間配当予想(通期):56.00円(修正無し)
- 配当利回り:–(株価情報なし)
- 配当性向(会社予想ベース):年間配当56円 / 予想EPS163.94円 = 約34.2%
- 株主還元方針:特別配当の記載なし。自己株式は信託保有(BBT、J-ESOP)あり。
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 当中間期の主要投資:関係会社株式取得による支出 1,748百万円(投資CFに計上)
- 減価償却費:602百万円(中間期)
- 研究開発:
- R&D費:資料に明示なし(–)
- 環境関連の事業展開(系統用蓄電池、FIP対応再エネ等)へ投資・新法人設立等を実施
受注・在庫状況
- 受注・在庫に関する詳細な受注高/受注残は記載無し(–)
- 販売用不動産(棚卸):14,003百万円(当中間期末、前期9,389百万円、増加)
セグメント別情報(中間期:百万円)
- リース・割賦:売上 10,858(+0.2%)、セグメント利益 1,017(+5.0%)、営業資産残高 103,165百万円(前期末100,815)
- ファイナンス:売上 1,185(+15.0%)、セグメント利益 738(+14.1%)、営業資産残高 48,982百万円(前期41,458)
- 不動産:売上 2,528(△70.7%)、セグメント利益 1,130(△37.6%)、営業資産残高 49,004百万円(前期42,668)
- フィービジネス:売上 266(+3.5%)、セグメント利益 142(+4.0%)
- 環境ソリューション:売上 669(+12.1%)、セグメント利益 191(+30.3%)、営業資産残高 5,023百万円(前期5,403)
- 解説:リース・ファイナンス・環境は増収増益で基礎収益を支える。不動産販売の変動が全体の売上に大きな影響を与える。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:「共創2027~つながるチカラで未来を創造する~」を推進中。資料では環境関連事業や海外(インドネシア戸建開発)への取組を明記。
- KPI達成状況:明確なKPI進捗数値は限定的だが、営業資産残高は前期末比で増加(2,061億75百万円、+8.3%)しており成長投資を進めている。
競合状況や市場動向
- 競合比較:同業他社との詳細比較は資料に無し(–)。リース・金融業界では金利動向や与信・資産回転、案件型収益の差が競争要因。
- 市場動向:環境関連(再エネ・蓄電池)への投資拡大を模索しており、成長領域への展開を明示。
今後の見通し
- 業績予想:通期予想は未修正(売上34,800百万円、営業利益5,700百万円、親会社株主当期純利益3,700百万円)
- 会社予想の前提:添付資料(別紙)に前提記載あり(為替等の特段の注記はなし)。詳細は決算補足資料参照。
- 予想の信頼性:中間実績は営業利益・純利益で比較的良好な進捗。だが営業CFの大幅流出と借入・CP依存の増加は、外部環境(資金調達コスト・市場流動性)に影響されやすい。
- リスク要因:不動産販売の案件依存、金利上昇による調達コスト増、与信悪化、資金調達環境の変化、海外プロジェクトの事業リスク等。
重要な注記
- 会計方針の大幅変更は無し。
- 連結範囲の変更:KLI新エネルギー合同会社を新たに連結、8JPR JV PTE.LTD.及び株式会社ストレージ王を持分法適用に追加。
- 第2四半期決算短信は公認会計士/監査法人のレビュー対象外。
(注)数値はすべて会社資料の記載に基づく。市場予想・株価など資料外の項目は“–”で表記。投資助言は行っていません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 8596 |
| 企業名 | 九州リースサービス |
| URL | http://www.k-lease.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 金融(除く銀行) – その他金融業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.1)」によって自動生成されました。
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