2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想(通期)は2025年8月公表値から修正(上方修正)。第3四半期累計実績は通期会社予想に対して概ね上振れ傾向(進捗率が高い)。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高 +5.3%、営業利益 +15.3%、親会社株主に帰属する四半期純利益 +10.9%)。
  • 注目すべき変化:パン類(食パン・菓子パン等)を中心に品質向上施策が奏功し、食品事業の売上・利益が牽引。流通事業は売上増で営業損失が縮小(営業損失→-378百万円)。自己資本比率は49.3%(安定水準)。
  • 今後の見通し:通期業績予想を上方修正(売上 +10,000百万円、営業利益 +1,500百万円、当期純利益 +1,000百万円)。第3四半期時点の進捗率(売上74.3%、営業利益75.8%、親会社純利益76.2%)は概ね順調で、通期予想達成の可能性は高いと会社は判断。
  • 投資家への示唆:原材料(鶏卵、油脂、包材)・人件費・物流費等コスト上昇リスクは継続するが、技術導入による製品競争力強化とデイリーヤマザキ等の収益改善が進んでおり、業績は安定的に推移している。進捗はやや前倒しで推移しているため、通期見通しは追跡が必要(原材料価格や需要動向がキー)。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:山崎製パン株式会社(Yamazaki Baking Co., Ltd. / 山崎製パン㈱)
    • 主要事業分野:食品事業(食パン、菓子パン、和洋菓子、調理パン・米飯類、製菓・米菓等)、流通事業(デイリーヤマザキ等のコンビニエンスストア運営)、その他事業
    • 代表者名:代表取締役社長 飯島 延浩
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年10月29日
    • 対象会計期間:2025年1月1日~2025年9月30日(2025年12月期 第3四半期累計、連結)
  • セグメント:
    • 食品事業:食パン、菓子パン、和菓子、洋菓子、調理パン・米飯類、製菓・米菓・その他商品類
    • 流通事業:デイリーヤマザキ等コンビニ事業(店舗運営)
    • その他事業:不二家等関連事業や物流・サービス等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式を含む):220,282,860 株(2025年9月30日)
    • 期末自己株式数:22,728,049 株(2025年9月30日)
    • 期中平均株式数(四半期累計):197,820,172 株(2025年3Q累計)
    • 時価総額:–(資料に株価記載なしのため省略)
  • 今後の予定:
    • 決算説明会:当該四半期は開催なし(決算補足説明資料・決算説明会:無)
    • 株主総会、IRイベント:–(今回資料に記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社予想=通期修正後数値 2025年通期を基準に進捗を算出)
    • 売上高:968,100百万円(実績)÷ 1,303,000百万円(通期予想)= 74.3%(進捗率)
    • 営業利益:44,718百万円 ÷ 59,000百万円= 75.8%
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:29,725百万円 ÷ 39,000百万円= 76.2%
  • サプライズの要因:
    • 上振れ要因:食品事業(特に食パン・菓子パン・調理パン・製菓等)の売上好調、品質改善による取扱拡大および子会社(サンデリカ、YKベーキング等)の好調が寄与。デイリーヤマザキでは売上改善と値入管理で収益改善。
    • 下振れ要因:特段の大幅下振れ要因は見当たらない。特別損益は増加しているものの業績全体には限定的。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想を上方修正(2025/8/1発表分から修正)。第3四半期の進捗は高めで、現時点では修正後予想の達成可能性は高いと見られる。ただし、鶏卵・油脂・包材等の原材料高や労務・物流費の動向がリスク。

財務指標(主要数値)

(単位:百万円、%は前年同期比)

  • 売上高:968,100(+5.3%、前年比 +48,506)
  • 売上総利益:317,003(前年 302,493 → +4.8%、+14,510)
  • 販売費及び一般管理費:272,285(前年 263,708 → +3.3%)
  • 営業利益:44,718(+15.3%、前年 38,785)
    • 営業利益率:44,718 / 968,100 = 4.62%(業種平均との比較は業種により差異あり。参考:製パン・大手食品業で4%台は堅調)
  • 経常利益:46,317(+12.2%)
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益:29,725(+10.9%)
  • 1株当たり四半期純利益(EPS):150.26円(前年 132.37円、+13.5%)
  • ROE(概算):29,725 ÷ 自己資本(431,612)= 約6.9%(目安:8%以上で良好 → 現状はやや下回る)
  • ROA(概算):29,725 ÷ 総資産(875,098)= 約3.4%(目安:5%以上で良好 → 現状は下回る)
  • 進捗率(通期予想に対する第3Q累計進捗):
    • 売上高進捗:74.3%
    • 営業利益進捗:75.8%
    • 純利益進捗:76.2%
    • 過去同期間(2024年度)の進捗(参考):売上73.9%程度 → 今回はほぼ同等〜やや前倒し
  • キャッシュ・フロー(注:第3四半期のCF計算書は作成していない旨注記)
    • 現金及び預金:174,524(百万円)← 前期末 152,443(増 +22,081)
    • 減価償却費(累計):31,730(前年 30,581)
    • 営業CF / 純利益比率:–(具体的な営業CF数は未作成のため省略)
    • フリーCF:–(未作成)
  • 四半期推移(QoQ・季節性):四半期ごとの詳細は開示ページ参照だが、第3四半期累計での進捗は通年比で通常ペースかやや前倒し。
  • 財務安全性:
    • 総資産:875,098百万円(前期末 865,105 → +9,993)
    • 純資産:480,579百万円(前期末 460,486 → +20,092)
    • 自己資本比率:49.3%(安定水準、目安40%超で安定)
    • 流動資産 339,029 / 流動負債 252,270 = 流動比率約134%(短期支払能力は良好)
    • 有利子負債(短期借入金+長期借入金):58,142 + 36,564 = 94,706百万円(前期と概ね同水準)
  • 在庫等:
    • 商品及び製品:18,132(前期 14,762、増加)
    • 原材料及び貯蔵品:18,464(前期 16,893、増加)
    • 在庫増は生産・需給調整や販売施策の結果と推察

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:566百万円(前年 2,042百万円)— 投資有価証券売却益等は前年より減少
  • 特別損失:1,897百万円(前年 1,526百万円)— 固定資産除売却損、減損損失等
  • 一時的要因の影響:特別損益の純額は小幅マイナスで業績に限定的影響。継続性は限定的で、通常の営業活動が主因。

配当

  • 配当実績・予想:
    • 2024年12月期:期末配当 45.00円(年間45.00円)
    • 2025年12月期(会社予想):年間合計 50.00円(注:資料上の表記により中間/期末の内訳は資料参照。公表予想からの修正はなし)
  • 自社株買い:当期に自己株式取得あり(2025年2月に1,326,200株取得)、自己株式額が増加(自己株式 55,516百万円)
  • 特別配当:なし
  • 株主還元方針:明確方針は資料に限定的な記載だが、配当は維持・増配見込み(予想上方修正なしで50円予想)。

設備投資・研究開発

  • 設備投資額:–(資料に明確な当期設備投資総額の記載なし)
  • 減価償却費:31,730百万円(当第3四半期累計、前年 30,581)
  • 研究開発(R&D)費用:–(明細記載なし)
  • 備考:新規技術導入(「ダブルソフト」等)による品質改善を積極展開。生産技術投資は継続中と記載あり。

受注・在庫状況(該当情報)

  • 受注状況:–(該当記載なし)
  • 在庫状況:商品及び製品・原材料ともに増加(商品及び製品 18,132百万円、原材料及び貯蔵品 18,464百万円)。在庫回転日数は記載なし。

セグメント別情報

  • 食品事業:
    • 売上高:897,169百万円(対前年同期比 105.2%、増収)
    • 営業利益:42,409百万円(前年 37,150 → +14.1%程度)
    • 内訳(主力):
    • 食パン:89,991百万円(103.8%)
    • 菓子パン:359,472百万円(103.9%)
    • 和菓子:58,380百万円(106.1%)
    • 洋菓子:116,352百万円(103.6%)
    • 調理パン・米飯類:132,220百万円(110.2%)
    • 製菓・米菓等:140,752百万円(106.0%)
    • コメント:新規技術導入による品質向上が価格改定とあわせて好影響。子会社(不二家、YK等)も堅調。
  • 流通事業:
    • 売上高:59,497百万円(対前年同期比 106.2%)
    • 営業損失:-378百万円(前年 -829百万円 → 損失縮小)
    • コメント:デイリーヤマザキの店舗収益改善施策(デイリーホット品質向上、売場・店舗改装等)が奏功。
  • その他事業:
    • 売上高:11,278百万円(対前年同期比 106.4%)
    • 営業利益:2,379百万円(+12.0%)
  • 地域別:詳細記載なし(国内中心だがインバウンド需要の寄与を言及)

競合状況や市場動向

  • 市場動向:消費者の節約志向・低価格志向が継続、原材料(鶏卵、油脂、包材)や人件費・物流費の上昇が業界全体の課題。インバウンド回復や人流増加は小売(デイリーヤマザキ等)に追い風。

今後の見通し(会社開示)

  • 通期業績予想(修正後、2025年1月1日~12月31日)
    • 売上高:1,303,000百万円(+4.7% vs 前期)
    • 営業利益:59,000百万円(+13.7%)
    • 経常利益:61,500百万円(+9.2%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:39,000百万円(+8.3%)
    • 1株当たり当期純利益(予想):197.21円
    • 修正の有無:有(2025年8月公表予想から上方修正。増減額:売上 +10,000百万円、営業利益 +1,500百万円等)
  • 予想の前提:原材料価格や為替等の基本前提は添付資料参照(資料内に不確実性と下振れリスクを明記)。
  • リスク要因:鶏卵・油脂・包材価格の上昇、労務費・物流費高騰、米国関税政策等の外部要因、消費者の節約志向。

重要な注記

  • 会計方針の変更:なし(当四半期における重要な会計方針変更等なし)
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない旨の注記あり。
  • 自己株式取得:2025年2月に1,326,200株取得(結果として自己株式金額が増加)。

注記・留意点

  • 不明な項目・未記載項目は「–」で示しています。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 2212
企業名 山崎製パン
URL http://www.yamazakipan.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 食品 – 食料品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.1)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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