2026年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期予想からの修正なし。第3四半期累計は会社予想(通期)に対して概ね上振れ・順調(第3四半期時点での進捗率が高水準)。
- 業績の方向性:増収増益(売上収益50,985百万円、前年同期比+9.1%/営業利益5,097百万円、前年同期比+6.2%)。
- 注目すべき変化:情報基盤事業が好調で、同セグメント売上収益は37,043百万円(前年同期比+10.8%)と全体牽引。持分法損益が前年の損失からプラスに転じた(前年 △301百万円 → 今期+31百万円)が、アプリケーション・サービス事業は営業損失(▲1百万円)に転じた点が重要。
- 今後の見通し:通期予想(売上73,000百万円、営業利益7,600百万円、親会社帰属当期利益4,880百万円)は修正なし。第3四半期累計での進捗は売上約69.9%、営業利益約67.1%、親会社帰属利益約68.6%で、通期達成は現時点では可能性が高いと判断されるが、四半期の季節性や受注動向に左右される。
- 投資家への示唆:ストック売上(サブスクリプション等)比率が高く(全社ストック比率83.3%)、収益の安定性や契約負債(繰延収益)の積み上がりが業績の下支え要因。反面、自己資本比率は22.7%と低め(目安:40%以上で安定)であり、財務安全性や投資負担の観点は留意が必要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:テクマトリックス株式会社(証券コード 3762)
- 主要事業分野:情報基盤(ネットワーク・セキュリティ製品販売、クラウド型セキュリティ等)、アプリケーション・サービス(CRM、ソフトウェア品質保証、ビジネスソリューション等)、医療システム(PACS、医療情報クラウド、医療AI等)
- 代表者名:代表取締役社長 矢井 隆晴
- 連絡先(IR):執行役員コーポレート本部長 中村 陽子(TEL 03-4405-7802)
- 報告概要:
- 提出日:2026年1月30日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日、IFRS・連結)
- 決算説明会の有無:決算補足説明資料 有、決算説明会 無
- セグメント(報告セグメント):
- 情報基盤事業:ネットワーク、セキュリティ、ストレージ等の製品販売、インテグレーション、保守運用監視等
- アプリケーション・サービス事業:CRM、ソフトウェア品質保証、ビジネスソリューション、SaaS等
- 医療システム事業:医療関連ソフトウェア開発、クラウドサービス、PACS等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):44,518,400株
- 期末自己株式数:4,333,252株
- 期中平均株式数(四半期累計):40,175,863株
- 時価総額:–(資料中記載なし)
- 今後の予定:
- 次回決算発表等:通期見通しは既に公表済(2026年3月期通期予想に変更なし)
- 株主総会/IRイベント:–(資料中記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想は通期のみ提示、当四半期は累計実績を以下に比較):
- 売上高(累計):50,985百万円(前年同期比+9.1%)。通期予想73,000百万円に対する進捗率69.9%。
- 営業利益(累計):5,097百万円(前年同期比+6.2%)。通期予想7,600百万円に対する進捗率67.1%。
- 親会社の所有者に帰属する当期利益(累計):3,349百万円(前年同期比+15.4%)。通期予想4,880百万円に対する進捗率68.6%。
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:情報基盤事業のクラウド型セキュリティ製品(サブスクリプション)や関連ソリューションの新規受注・更新が好調。持分法損益が改善したことも寄与。
- 下振れ要因:アプリケーション・サービス事業では人件費やクラウド費用増加、特定案件の採算悪化などにより営業利益が圧迫。ストレージ大型案件の反動で一部子会社は前年を下回る。
- 通期への影響:現時点で通期予想の修正はなし。第3四半期時点の進捗は比較的高く、通期達成の可能性は高いが(売上・利益ともに約67~70%)、第4四半期の受注/納品やコスト動向(人員増加、クラウド費用、為替等)によっては変動あり。
財務指標
- 財務諸表(要点)
- 損益(第3四半期累計、千円):売上収益50,985,872/売上総利益16,054,295/販売費及び一般管理費10,978,489/営業利益5,097,211/税引前利益5,122,961/四半期利益3,583,701/親会社帰属四半期利益3,348,567。
- 貸借対照表(当第3四半期末、千円):資産合計117,324,526/負債合計84,723,265/資本合計32,601,260/親会社所有者に帰属する持分26,577,876。
- キャッシュ:現金及び現金同等物32,938,388千円(前年度末27,325,233千円、増加)。四半期キャッシュ・フロー計算書は作成していない(資料記載あり)。
- 主要収益性数値(第3四半期累計、金額=百万円単位で表示)
- 売上高:50,985百万円(前年同期46,731百万円、増加額+4,255百万円、+9.1%)
- 営業利益:5,097百万円(前年同期4,801百万円、増加額+296百万円、+6.2%)
- 営業利益率:9.99%(5,097/50,985)(前年同期10.28%、微減) ※業種平均は事業内訳により差あり
- 税引前利益:5,123百万円(前年同期4,541百万円、+12.8%)
- 四半期利益(当期利益):3,584百万円(前年同期3,113百万円、+15.1%)
- 親会社帰属当期利益(EPSベース):3,349百万円(前年同期2,901百万円、+15.4%)
- 1株当たり四半期利益(基本):83.35円(前年同72.25円、+15.4%)
- 収益性指標(簡易算出)
- 単純ROE(親会社帰属当期利益 ÷ 親会社所有者持分):3,348,567 / 26,577,876 = 約12.6%(目安:10%以上で優良。注:9か月累計ベースで算出している点に注意)
- 単純ROA(四半期利益 ÷ 総資産):3,583,701 / 117,324,526 = 約3.06%(目安:5%以上で良好 → 低め。こちらも累計ベース)
- 営業利益率:約10.0%(業種によるが安定的な水準)
- 進捗率分析(通期予想に対する累計進捗、通期=2026年3月期予想)
- 売上高進捗率:50,985 / 73,000 = 69.9%(第3四半期時点としては高め)
- 営業利益進捗率:5,097 / 7,600 = 67.1%
- 親会社帰属利益進捗率:3,349 / 4,880 = 68.6%
- 解説:第3四半期累計で7割近い進捗。季節性や第4四半期の納品タイミングによる変動はあり得るが、現時点では通期達成見込みは一定程度高い。
- キャッシュフロー:
- 営業CF:–(要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していないため不明)
- 営業CF/純利益比率:–(データ不足)
- 現金同等物残高:32,938百万円(前期末27,325百万円、+5,613百万円、+20.5%)
- 四半期推移(QoQ):詳細な四半期単独の数値は本資料に分解表示なし/累計比較のみ。
- 財務安全性:
- 親会社所有者帰属持分比率(自己資本比率):22.7%(目安:40%以上で安定 → 低め)
- 総負債:84,723百万円/自己資本26,578百万円で負債比率は高め(財務レバレッジあり)
- 流動比率:流動資産96,900百万円/流動負債78,166百万円 = 約124%(流動性は確保されている水準)
- 効率性:
- 減価償却費等:当第3四半期累計で2,073百万円(前年1,901百万円)。総資産回転率等の詳細は開示データでは算出困難。
特別損益・一時的要因
- 持分法による投資損益:前年は損失 △301,708千円 → 当期は利益+30,655千円(営業外要因として利益押上げ)。
- 特別損益の記載:資料上、当該四半期に計上された大きな特別損益の記載はなし(主要な一時的損益は特になし)。
- 一時的要因の影響:持分法損益の改善は一時/非継続的要因の可能性あり。情報基盤の受注拡大は継続性が期待されるストック型収益。
配当
- 配当実績と予想:
- 2026年3月期 中間配当:21.00円(実施済)
- 2026年3月期 期末予想:28.00円(予想、修正なし)
- 2026年3月期 年間配当予想:49.00円(前年34.00円→増配)
- 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
- 配当性向(通期予想ベース):配当(49円)÷予想EPS(121.47円) ≒ 40.4%(目安:配当性向40%は高めの株主還元)
- 特別配当:なし。
- 株主還元方針:現在は配当(増配)で還元。自社株買いの記載はなし。
設備投資・研究開発
- 設備投資額:–(資料に明確な金額記載なし)
- 減価償却費:当第3四半期累計で2,073百万円(前年1,901百万円)
- 研究開発(R&D):
- ソフトウェア開発投資に言及あり(「Quomiru」等の商品開発、医療関連PHR等への先行投資)。
受注・在庫状況
- 受注状況(当第3四半期累計、百万円表示):
- 情報基盤事業:受注高47,830/受注残高77,153
- アプリケーション・サービス事業:受注高7,422/受注残高6,347
- 医療システム事業:受注高9,651/受注残高18,572
- 計:受注高64,903/受注残高102,073(受注残が積み上がっており、将来収益の下支え)
- 在庫状況:棚卸資産513,757千円(前期末293,804千円、増加)。在庫回転日数等の詳細は記載なし。
セグメント別情報
- 売上収益(当第3四半期累計、千円):
- 情報基盤事業:37,043,661(370億43百万円、前年比+10.8%) セグメント利益4,641,413千円(前年比+16.9%)
- アプリケーション・サービス事業:7,146,294(71億46百万円、前年比+8.8%) セグメント損失▲106,582千円(前年は営業利益+2,828千円)
- 医療システム事業:6,795,915(67億95百万円、前年比+0.9%) セグメント利益562,380千円(前年比+2.9%)
- セグメント戦略と要点:
- 情報基盤:クラウド型セキュリティ、SOC自動化ソリューション等で高成長・高ストック化。ストック比率高(88.7%)。
- アプリケーション:CRMや品質保証分野でサブスクが積み上がる一方、人件費・クラウド費用の増加や一部案件の採算悪化で利益が圧迫。開発投資や人員増で短期的に収益性低下。
- 医療:PACSのクラウドシフト、新規契約増、医用画像診断支援AIの大型案件等で受注・売上は堅調。ストック比率68.4%。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料には特定の中期数値目標の明示はなし(記載なし/–)。
- KPI達成状況:ストック売上比率83.3%、受注残102,073百万円など、ストック型ビジネス転換の進展が確認できる。中期での収益安定化に資する動き。
競合状況や市場動向
- 市場動向:サイバーセキュリティ需要の高まり(ランサムウェア増加、法規制強化)により情報基盤事業の需要は高い。医療分野ではクラウドシフトや医療AIへの投資が進行。
- 競合比較:同社はストック型比率が高く、セキュリティ/医療領域での強みがあるが、アプリ領域の採算課題や自己資本比率の低さは留意点。詳細な競合比較データは資料に無し(–)。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(修正なし):売上73,000百万円(前期比+12.5%)、営業利益7,600百万円(+14.1%)、親会社帰属当期利益4,880百万円(+20.3%)、EPS121.47円。
- 会社が想定する主な前提条件:資料添付の「連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」を参照(為替等の具体的前提は本文詳細に明記なし→–)。
- 予想の信頼性:第3四半期累計での進捗は高く、現時点で修正は不要と判断しているが、人員・クラウド費用増や為替・外部環境変化等が第4四半期の収益性に与える影響はリスクとして存在。過去の予想達成傾向は資料にまとめ記載なし(–)。
- リスク要因:為替変動(円安)、原材料・サービス価格上昇、サブスクリプションの解約率、特定大型案件の受注/納品遅延、規制変化等。
重要な注記
- 会計方針:当期において会計方針の変更はなし。なお、第2四半期に企業結合に係る暫定的会計処理の確定を行っており、前年数値にその反映がある点に留意。
- キャッシュ・フローに関する注記:要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していないため、CF詳細は開示なし。
- その他:第1四半期にソフトウェア開発費の取扱いを変更(全額を販管費=研究開発費として計上)した影響でアプリケーション事業の営業利益が縮小している点は注記。
(注記)
- 不明項目は“–”で表記しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3762 |
| 企業名 | テクマトリックス |
| URL | http://www.techmatrix.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.2)」によって自動生成されました。
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