2025年12月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社の通期予想からの修正は無し(上振れ/下振れなし)。第3四半期累計は会社予想に対して概ね想定どおりの進捗。
  • 業績の方向性:増収増益(売上収益 30,181 百万円、前年同期比+10.0%/営業利益 4,477 百万円、前年同期比+11.1%)。
  • 注目すべき変化:高マージンの「コンサル・クラウド事業」および「人材紹介(OpenWork 等)」が伸長。加えて Unipos(完全子会社化、取得対価 4,313 百万円、のれん 3,910 百万円)を連結に追加した点が財政・業績に影響。
  • 今後の見通し:通期予想(売上 41,200 百万円、営業利益 6,220 百万円)は第3四半期時点で売上進捗率約73%、営業利益進捗率約72%と「想定通りに進捗」と会社は表明。業績予想の修正は無し。
  • 投資家への示唆:高成長のクラウド収益(「モチベーションクラウド」の月会費売上 625.3 百万円、前年同期比+126.7%)および OpenWork のリクルーティング収益拡大が収益性を押し上げている。一方、M&A に伴うのれん増や有利子負債増が見られるため、のれんの妥当性・統合効果とキャッシュフロー動向を注視すべき。

基本情報

  • 企業名:株式会社リンクアンドモチベーション(コード 2170)
  • 主要事業分野:人的資本経営支援(組織開発:コンサル・クラウド、IR支援)、個人向け教育(キャリアスクール・学習塾)、マッチング(ALT 配置、人材紹介/OpenWork)およびベンチャー・インキュベーション
  • 代表者名:代表取締役会長 小笹 芳央
  • 問合せ先:常務執行役員 グループデザイン室 横山 博昭 TEL 03-6853-8111
  • 決算補足説明資料:作成有(TDnet/会社HPで同日開示)。決算説明会は開催無し。
  • 提出日(決算短信公表日):2025年11月13日
  • 対象会計期間:2025年1月1日~2025年9月30日(2025年12月期 第3四半期累計、IFRS、連結)
  • セグメント:
    • 組織開発Division(コンサル・クラウド、IR支援等)
    • 個人開発Division(キャリアスクール、学習塾)
    • マッチングDivision(ALT配置、人材紹介/OpenWork 等)
    • その他:レストラン事業等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通、自己株含む):110,937,011 株(2025年12月期3Q)
    • 期末自己株式数:259 株(2024年は2,521,017株)
    • 期中平均株式数(四半期累計):107,472,167 株
    • 時価総額:–(資料記載無し)
  • 今後の予定:
    • 配当支払開始予定日:2025年12月25日
    • 次回の決算修正・IRスケジュール:直近公表の予想から修正無し。決算説明会は無し。

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社が公表している通期予想に対する進捗)
    • 売上収益:第3Q累計 30,181 百万円。通期予想 41,200 百万円に対する進捗率 73.3%(30,181/41,200)。
    • 営業利益:第3Q累計 4,477 百万円。通期予想 6,220 百万円に対する進捗率 72.0%(4,477/6,220)。
    • 親会社帰属当期利益(通期予想 3,879 百万円):第3Q累計 2,518 百万円、進捗率 64.9%。
  • サプライズの要因:
    • 上振れ要因:高収益性のコンサル・クラウド事業(特に「モチベーションクラウド」の月会費収入増)と人材紹介事業(OpenWork)による売上・粗利の拡大。
    • 連結範囲の変更(Unipos、Chorus Call Asia を連結)により売上・資産・のれんが増加。
    • 下振れ要因:個人開発Division(既存教室の在籍者減)での売上減少はあるが、全体インパクトは限定的。
    • 特別損益:取得関連費(アドバイザリー等)127 百万円を販管費に計上。のれん(3,910 百万円)計上。
  • 通期への影響:会社は通期予想達成可能と判断(「想定通りに進捗」)。ただし、のれん計上・M&A関連負債増加・季節性(純利益進捗がやや遅い)を踏まえ、統合効果の実現とキャッシュフローの確認が重要。

財務指標(要点)

  • 損益(第3四半期累計:2025/1/1–9/30、単位:百万円)
    • 売上収益:30,181(前年同期 27,430、+10.0%)
    • 売上総利益:16,426(前年同期 14,574、+12.7%)
    • 営業利益:4,477(前年同期 4,030、+11.1%)
    • 税引前利益:4,491(前年同期 3,955、+13.6%)
    • 四半期利益(親会社帰属):2,518(前年同期 2,493、+1.0%)
    • 基本的1株当たり四半期利益(EPS):23.43 円(前年同期 23.16 円)
    • 営業利益率:4,477 / 30,181 = 14.8%(高め)
    • 純利益率(親会社帰属):2,518 / 30,181 = 8.35%
  • 財政(貸借対照表、2025/9/30)
    • 資産合計:40,700 百万円(前期末 33,178、増加 +7,522)
    • 流動資産:16,192(うち現金及び現金同等物 10,185)
    • 非流動資産:24,508(のれん 13,899)
    • 負債合計:22,518(前期末 18,793、増加 +3,725)
    • 有利子負債(流動+非流動):4,489 + 7,429 = 11,918 百万円
    • 資本合計:18,182(親会社帰属持分 14,961)
    • 親会社所有者帰属持分比率(自己資本比率に概ね相当):36.8%(目安:40%以上で安定;やや下回る)
  • キャッシュフロー(第3Q累計)
    • 営業CF:2,931 百万円(前年同期 2,667、増加)
    • 投資CF:△1,518 百万円(前年同期 △1,827)
    • 財務CF:181 百万円(前年同期 △77)
    • フリーCF(営業CF−投資CF):約 1,413 百万円(黒字)
    • 現金同等物残高:10,185 百万円(期首 8,607)
    • 営業CF/親会社帰属当期利益比率:2,931 / 2,518 = 1.16(目安 1.0 以上で健全)→良好
  • 収益性指標(参考)
    • ROE(簡易計算、親会社帰属四半期利益÷親会社所有者帰属持分)= 2,518 / 14,961 = 16.8%(良好:目安 10%以上で優良)
    • ROA(当該期間の親会社帰属利益÷総資産)= 2,518 / 40,700 = 6.2%(良好:目安 5%以上)
  • 進捗率(通期見通しに対する第3Q累計の進捗)
    • 売上高進捗率:73.3%
    • 営業利益進捗率:72.0%
    • 親会社帰属当期利益進捗率:64.9%(やや遅れ、年度後半の利益寄与が想定される可能性)
  • 流動比率・負債:
    • 流動比率:流動資産 16,192 / 流動負債 12,126 = 133.6%(流動性は確保)
    • 有利子負債合計 11,918 百万円に対し現金 10,185 百万円のためネット有利子負債は約 1,733 百万円(過度なレバレッジではない)
  • 四半期推移(QoQ・季節性)
    • 第3Q累計は通期の約7割程度の進捗。純利益の進捗がやや低め(65%弱)である点は季節性や税負担・持分法等の影響を確認する必要あり。

特別損益・一時的要因

  • 企業結合関連:
    • Unipos の完全子会社化(企業結合日 2025/8/1)。取得対価 4,313 百万円(現金 2,028、当社株式 2,285)、取得資産純額 402、のれん 3,910。
    • 取得関連費用(アドバイザリー等)127 百万円を販管費に計上(特別損益扱いではなく営業費用へ)。
    • のれんは暫定配分(取得日から1年間で見直しの可能性あり)。
  • 一時的要因の影響:企業結合によるのれん増加および短期的な投資支出(連結の範囲変更に伴う子会社株式取得支出 1,020 百万円)が発生。営業収益・利益は基調として持続的成長を示すが、のれんの将来の減損リスクは注視要因。
  • 継続性の判断:月会費型クラウド収益や OpenWork の登録増等は継続性が見込まれる一方、M&A の利益貢献は統合の進捗に依存。

配当

  • 配当実績と予想(円/株)
    • 2025年12月期(通期予想):年間 16.00 円(期末 4.10 円を含む)
    • 2025年12月期 第3四半期まで:第1四半期末 3.90、 第2四半期末 3.90、 第3四半期末 4.10(累計 11.90、期末見込みで合計 16.00)
  • 直近の修正:配当予想の修正無し
  • 配当利回り:–(株価情報が資料に無いため算出不能)
  • 配当性向:通期予想ベースでの配当性向は資料に直接記載なし(純利益見通し 4,280 百万円に対する総配当金額を用いて算出可能だが、会社発表値の利用推奨)
  • 株主還元方針:特別配当無し。自己株式の処分や株式発行の動きがあり(自己株式処分・新株発行などを実施)。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(投資CFの主な項目)
    • 投資活動による支出合計(第3Q累計):1,518 百万円(前年同期 1,827 百万円)。内訳は無形資産取得(▲415)、有形固定資産取得(▲71)、子会社株式取得(連結範囲変更による支出)1,020 百万円等。
    • 減価償却費:1,322 百万円(累計、前年同期 1,190)

受注・在庫状況(該当部分)

  • 受注関連:資料に詳細な受注高・受注残は無し(–)。
  • 在庫状況:棚卸資産 318 百万円(前年同期 297、増加)。在庫回転日数の記載は無し(–)。

セグメント別情報(第3Q累計:2025/1–9)

  • 組織開発Division
    • 売上収益:11,987 百万円(前年同期比+11.9%)
    • セグメント利益:8,422 百万円(前年同期比+12.7%)
    • 主因:コンサル・クラウド事業の成長(モチベーションクラウドのサブスクリプション拡大)、IR支援の収益改善(CCA の完全子会社化等)
  • 個人開発Division
    • 売上収益:4,628 百万円(前年同期比 △4.3%)
    • セグメント利益:2,218 百万円(前年同期比 △0.9%)
    • 主因:既存教室の在籍者減が売上を抑制する一方、オンライン講座は +21.4% と成長
  • マッチングDivision
    • 売上収益:14,109 百万円(前年同期比+14.1%)
    • セグメント利益:6,254 百万円(前年同期比+17.7%)
    • 主因:ALT 配置事業の増加、OpenWork のリクルーティング事業が大幅成長(OpenWork リクルーティング 売上 2,387 百万円、前年同期比 +31.9%)
  • 地域別・為替影響:資料上の詳細数値無し(–)

中長期計画との整合性

  • 中期的戦略:コンサル・クラウド事業へ重点投資(診断件数拡大、クラウドの機能拡張、自社開発・M&A・業務提携での変革サービス拡大)。国内大手・中小企業双方への展開と事業提携を通じた顧客基盤拡大(例:ふくおかフィナンシャルグループと提携)。
  • KPI:モチベーションクラウドの月会費売上増(625.3 百万円)は重要 KPI。進捗は良好。
  • 整合性:今回のM&A(Unipos)やCCA・FCE 等の提携はクラウド製品群の拡充や顧客接点拡大に合致。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:労働力減少・人的資本への投資拡大で人的資本経営関連サービスの需要は高水準を維持。クラウド型 HRTech の需要拡大を受け、モチベーションクラウドは成長継続。
  • 競合比較:資料中に同業他社との明確な数値比較は無し。ただし「モチベーションクラウド エンゲージメント」は市場調査でシェア1位との記載(ITR レポート)。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(2025年1月1日~12月31日)会社予想:売上収益 41,200 百万円(前年比+10.0%)、営業利益 6,220 百万円(前年比+13.4%)、親会社帰属当期利益 3,879 百万円(前年比+5.1%)。直近公表予想からの修正無し。
    • 会社の前提:人的資本経営ニーズ拡大、クラウドとコンサルのシナジーで成長を想定。為替・原料等の具体的前提は資料上限定的。
  • 予想の信頼性:第3四半期進捗は売上・営業利益ともに約7割と会社想定どおり。過去の予想達成傾向は資料に詳細記載無し(–)。
  • リスク要因:のれんの将来減損リスク(M&A に伴う)、国際情勢や急激な為替変動、物価上昇による顧客投資抑制、教育事業の在籍者動向。

重要な注記

  • 会計方針の変更:該当なし
  • 連結の範囲の変更:2025年第3四半期に Unipos(完全子会社化)および Chorus Call Asia を連結に追加
  • のれんについて:取得対価配分は暫定(取得日から1年間で修正の可能性あり)
  • 監査レビュー:四半期連結財務諸表に対する監査法人によるレビューは無し(注記あり)
  • その他:取得関連費 127 百万円を販管費に計上(企業結合関連)

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 2170
企業名 リンクアンドモチベーション
URL http://www.lmi.ne.jp/
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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