2026年6月期 第1四半期 決算説明資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: 中核の「介護事業」に集中し、現場力(教育・ホーム長/エリア管理・リスク管理)強化、DX導入、人材処遇改善で生産性向上を図りながら新規開設・M&Aで規模拡大を継続。配当性向30%超を継続しつつ中間配当を導入(2026年6月期~)。
- 業績ハイライト: 2026年6月期第1四半期(2025/7-9)で連結売上高11,024百万円(+11.7%)、営業利益1,104百万円(+26.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益752百万円(+19.1%)。既存介護付ホームの入居進展と生産性向上が牽引。
- 戦略の方向性: 「原点回帰(介護事業集中)」-①現場主義の教育強化、②処遇改善による採用力強化、③少数精鋭+DXで生産性向上、④自社開発と選択的M&Aでホーム数拡大(首都圏・近畿圏中心)。ROE目標15%。
- 注目材料: (1)既存ホームの高入居率維持(既存ホーム平均94.8%)、(2)「3:0.9」人員配置緩和の実証拡大(2026年6月期に10ホームで実証)、(3)生成AIケアプランナー等のDX導入進展、(4)韓国DB Insuranceとの業務提携(海外展開の可能性)。
- 一言評価: 既存事業の収益性改善とDX/人材施策で堅調に成長軌道を強化しているが、人手不足・報酬改定・不動産売却の不確定性は留意点。
基本情報
- 企業概要: 株式会社チャーム・ケア・コーポレーション(東証プライム 6062)。主要事業は介護付有料老人ホーム等の運営(介護事業)および周辺事業(人材派遣・入居者紹介等)。
- 代表者名: 代表取締役会長兼CEO 下村 隆彦、代表取締役社長兼COO 小梶 史朗。
- 説明者: (記載人物)代表取締役会長兼CEO・代表取締役社長兼COO 等(発言概要:中核事業集中、DX推進、人材強化、新規開設とM&Aの継続、配当方針の維持)。
- 報告期間: 対象会計期間 2026年6月期第1四半期(2025年7月〜9月)/決算説明資料日 2025年11月7日/配当支払開始予定日:–(ただし2026年6月期より中間配当実施予定)。
- セグメント(報告):
- 介護事業:介護付有料老人ホーム中心(既存ホーム/新設/2年目/M&A取得ホーム等)
- その他事業:旧「不動産事業」を廃止し「その他事業」に包含(不動産関連は期内売却を想定も計上せず)
- グッドパートナーズ:人材派遣、訪問看護、ホスピス等(連結子会社)
- チャームシニアリビング:入居者紹介事業
- 調整額:全社費用等
業績サマリー
- 主要指標(連結・単位:百万円、前年同期比)
- 売上高:11,024(+11.7%/+1,154) → 良い目安:増収(好材料)
- 営業利益:1,104(+26.5%/+231) 営業利益率(売上比):約10.0%(前年同期9.5%、+0.6ppt) → 良い目安:増益(好材料)
- 経常利益:1,108(+18.9%/+175)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:752(+19.1%/+120) → 良い目安:増益
- 1株当たり利益(EPS):概算 約23.00円(前期:約19.29円)+約19.1%(注:当該四半期の概算、発行済株式数32,712,000株で計算)
- 会社予想との比較(達成率)
- 通期予想(2026/6期予想)に対する進捗率(概算):売上 11,024/48,585 = 22.7%(通期目安25%に対してやや未達)、営業利益 1,104/4,460 = 24.8%(ほぼ計画どおり)、当期純利益 752/3,090 = 24.3%(ほぼ計画どおり)。但し会社は第1Q計画を上回った旨を記載。
- サプライズの有無:会社予想は修正なし。四半期は売上・利益とも前年同期比で増加し、計画(社内1Q計画)を上回った点をアピール。市場サプライズ(コンセンサス)は資料に記載なし。
- 進捗状況(比較・注記)
- 通期計画(連結) 48,585 百万円(売上)に対する進捗:売上約22.7%(やや未達、四半期としては季節性あり)/営業利益進捗約24.8%(良好)
- 中期計画(2026〜2028)に対する現時点の達成率:中期計画の2026年値は既に設定(売上48,585、営業利益4,460)。第1Qは中期計画に沿った順調なスタートとの位置付け。
- 過去同時期との比較:前年同期(2025/6期1Q)に比べ増収増益で改善。
- セグメント別状況(単位:百万円)
- 介護事業:売上 10,536(+15.2%/+1,393)、セグメント利益 1,399(+21.2%/+244) → 主力で高成長(良)
- その他事業(旧不動産含む):売上 648(△25.4%)、セグメント利益 12(△16.0%) → 不動産売上を下期に計上予定の影響等で変動(留意)
- グッドパートナーズ(人材等):売上 614(△28.8%)、営業利益 32(△30.4%)※前期が決算期変更で5ヶ月計上の影響あり(見た目減収)
- チャームシニアリビング:売上 11(+108.6%)、営業利益 △4(△170.2%)→ 成長のため先行費用を計上中
- 不動産事業(個別計上分がある期の比較で変動):売上 23(+1099.3%)営業利益 △7(改善)
業績の背景分析
- 業績概要(ハイライト): 介護事業(既存ホーム、M&A取得ホーム、新設ホームの入居進捗)が増収の主因。インフレ・賃上げ環境下でも既存ホームの生産性向上が営業利益拡大に寄与。
- 増減要因:
- 増収の主因:既存介護付ホームの入居増、前期M&A取得ホーム(旧ケア21、ライク等)の入居改善、新設ホームの入居促進。
- 増益の主因:生産性向上(運営効率化、DX導入による業務時間削減、アソシエイト・リーダー等の配置最適化)、介護報酬の小幅改善も影響。前期は新規開設準備補助金約60百万円があった点を除くとベースで改善。
- 減収の要因(その他事業等):決算期変更や不動産売上の期ズレ、スポット需要の変動が影響。
- 競争環境: 市場は参入プレッシャーあるが「介護付有料老人ホーム」は自治体指定が必要で参入障壁が高い。首都圏・近畿圏にドミナント展開する同社は立地・ブランド・運営ノウハウで優位性を持つ。主要競合と比較すると利益率は上位水準(資料の利益率ランキングで上位)。
- リスク要因: 人材需給ひっ迫(介護職の有効求人倍率は高止まり、特に都市部)、賃金上昇・物価高、介護報酬改定による制度リスク、開設スケジュール遅延、M&A後の入居改善の進捗、計画に入れていない不動産売却の未確定性。
戦略と施策
- 現在の戦略(中期経営計画 2026/6〜2028/6):
- 原点回帰:介護事業に集中し現場力を徹底強化(教育・OJT、ホーム長/エリア長のマネジメント強化、リスク管理)
- 人材戦略:ベースアップ、賞与制度見直し、選択的週休3日制導入、介護DX人材育成(「スマート介護士」資格)
- 生産性向上:少数精鋭、DX(見守り機器、配膳ロボット、清掃ロボット、ポータブルエコー、生成AIケアプランナー等)活用、3:0.9配置比の実証拡大
- 成長投資:自社開発を増やし新規開設数を拡大、M&Aによる規模拡大とPMIで運営改善(当社の運営ノウハウを強み)
- 進行中の施策:
- DX導入:見守り睡眠解析システム(導入済台数5,980/7,338室=81.5%)、インカム全108ホーム導入、配膳ロボット21ホーム導入、ポータブルエコー導入、生成AIケアプランナー(NTT DXと共同開発、2026年春現場投入予定)
- 人員最適化:アソシエイト・リーダー制度、3:0.9(チャームスイート西宮用海町ほか)を10ホームで実証中
- 教育改革:現場OJT重視へ方針変更(外部キャリアセンター廃止・教育研修人員増強)
- M&A・開設:新規開設計画(2026年:9ホーム・537室、2027年:12ホーム・927室等)と複数M&A・リユース案件の情報収集強化
- セグメント別施策: 介護事業は開設・入居促進と運営改善、グッドパートナーズはグループ内需要への人材供給・ホスピス運営、チャームシニアリビングは入居紹介の強化(人員増強)。
- 新たな取り組み: 韓国DB Insuranceとの提携(海外での知見提供や第三国展開検討)、AIを用いた虐待防止システムの事業化検討、BtoC対話サービスの試作開発。
将来予測と見通し
- 業績予想(会社・連結) 2026年6月期(修正なし)
- 売上高:48,585 百万円(前期比 +4.1%)
- 営業利益:4,460 百万円(+16.0%)
- 経常利益:4,615 百万円(+14.7%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:3,090 百万円(+5.2%)
- 経営陣の自信度:計画は修正なし。中核事業の収益改善を織り込みつつ不確定要素(不動産売却等)を除外した保守的側面もあり中立〜やや強気。
- 予想修正: 通期・中期計画とも修正なし。修正無しの理由として、不動産売却等未確定要素を計画に含めていないため。
- 中長期計画とKPI進捗: 中期計画(2026〜28)で売上55,265百円(2028計画)、営業利益6,310百円(2028計画)、ROE目標15%(計画値)。現時点の進捗は初期段階だが入居率向上と新設計画で達成可能性を示唆。
- 予想の信頼性: 過去の説明資料では計画の数値は「現実的に実現可能と判断した内容」に絞り込むと明記。予想は保守的とも言える(不動産売却益を織り込まない等)。
- マクロ影響: 介護職人材需給、賃金動向、建築費・金利(自社開発や不動産売却のタイミングに影響)、介護報酬改定(3年毎)が主なマクロ要因。
配当と株主還元
- 配当方針: 成長投資とバランスを取りつつ配当性向30%以上を継続。2026年6月期より中間配当を実施。大型M&A等に備えM&A待機資金100億円以上を目安に確保。
- 配当実績・予想:
- 2025/6期(実績):年間配当 34.00円(配当性向 37.8%)
- 2026/6期(予想):年間配当 37.00円(内訳:中間17円+記念配当3円+期末17円)、配当性向予想 39.1%、配当金総額 1,208百万円、株主資本配当率(DOE)5.3%
- 目安(配当利回りの参考): 仮に株価1,296円(2025/6末)で算出すると37円は約2.9%(※参考値、変動あり)
- 特別配当: 2026年6月期に「第1号ホーム開設20周年記念配当」として記念配当3円を予定。
- その他株主還元: 自社株買い等の言及は無し(資料内記載なし)。
製品やサービス(主要)
- 主要製品/サービス: 介護付有料老人ホームの運営(ブランド:チャームプレミアグラン/チャームプレミア/チャームスイート/チャーム等)、住宅型ホームやホスピス型住宅、入居者紹介、介護人材派遣・紹介。
- 新製品/サービス: AIを用いた「虐待防止システム」(BtoB)実証完了→二次実証中、生成AI「AIケアプランナー」(老人ホーム向けケアプラン作成自動化)をNTT DXと共同開発中(2026春現場投入予定)、BtoC対話サービスの試作。
- 協業・提携: 韓国DB Insuranceとの業務協力基本合意(海外提携・将来の第三国進出の検討)、NTT DXパートナーとのAIケアプランナー共同開発。
- 成長ドライバー: 高入居率ホーム(既存ホームの94.8%)、新規開設計画(通期での居室増)、M&Aによる規模拡大、DXによる生産性向上(労務費抑制・加算取得)、配当方針での株主還元継続による株主支持。
Q&Aハイライト
- 経営陣の姿勢(Q&Aに基づく読み取り):説明資料全体からは説明責任を果たす姿勢で、事業集中・DX・人材強化に重きを置く回答スタンスと推察。
- 未回答事項(投資判断に重要な点): 不動産売却の見込み時期・金額、詳細なM&Aターゲット条件、3:0.9配置比の自治体適用見込み数・時期の確度等は明確化されていない。
経営陣のトーン分析
- 自信度: 全体として「中立〜強気」。既存事業の収益性改善とDXの具体施策を示し、通期予想据え置き。
- 表現の変化: 前回説明会に対し「現場回帰」「教育の現場重視」「DXの実証から導入へ」の言及が強まっている(資料比較)。
- 重視している話題: 介護事業の現場力向上、人材処遇・採用、DX導入、新規開設計画、M&AとPMI、配当方針。
- 回避している話題: 不動産の売却見込み金額の明示、短期的な外部マクロショックに対する感度分析の詳細。
投資判断のポイント(情報整理)
- ポジティブ要因:
- 既存ホーム高入居率(既存介護付ホーム約94.8%)と入居改善の継続性。
- 収益性改善(営業利益率上昇)+生産性向上施策の着実な展開(DX・人員配置最適化)。
- 中期での新規開設計画・M&Aパイプラインの存在。
- 配当性向30%以上のコミット(中間配当導入、2026期配当性向予想39.1%)。
- ネガティブ要因:
- 介護職の人材需給ひっ迫と賃金上昇圧力(採用コスト増)。
- 不動産売却等の特別利益は未確定(計画に含めず)。建築費・金利上昇が自社開発に影響。
- M&Aの実行・PMIが計画通り進まないリスク。
- 不確実性: 介護報酬改定(制度リスク)、3:0.9配置比の自治体適用拡大の可否・時期、AIサービスの商用化成功度。
- 注目すべきカタリスト: 3:0.9の追加認可(労務効率化期待)、AIケアプランナーの現場導入と効果公表、旧ケア21等買収案件の入居率回復の進捗、M&A新規発表、不動産売却の確定。
重要な注記
- 会計方針・セグメント変更: 今期より「不動産事業」報告セグメントは廃止し「その他事業」に含めている(比較上の留意)。
- リスク要因:資料中にある通り、業績予想は想定に基づくものであり不確実性がある点を経営が明記。
- その他: 新規開設計画・M&A計画は今後の実行により増減の可能性あり。中期計画の数値は現時点の進行案件に基づく保守的な算定と明記。
(不明な項目は — と記載しています。)
- 四半期EPSの正式公表値(資料に明示なし、上段は概算):約23.00円(計算根拠を明示)
免責:本まとめは提供資料に基づく整理であり、特定の投資判断を促すものではありません。必要に応じて原資料・決算短信等でご確認ください。
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企業情報
| 銘柄コード | 6062 |
| 企業名 | チャーム・ケア・コーポレーション |
| URL | http://www.charmcc.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.2)」によって自動生成されました。
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