2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社公表の通期予想から修正はなし(発表時点で「予想どおり」)。ただし、第3四半期累計の営業利益283百万円は通期予想の230百万円を既に超過しており(進捗率123%)、予想が保守的である可能性が示唆される。
- 業績の方向性:増収増益(売上高8,569百万円、前年同期比+4.4%;営業利益283百万円、前年同期比+104.3%)。
- 注目すべき変化:前年同期に計上された投資有価証券売却益(111.6百万円)が今回無く、かつ第3Qでは固定資産除却損・移転費等の特別損失6.7百万円が発生しているにもかかわらず、営業利益が大幅増加している点(本業の改善が主因)。
- 今後の見通し:会社は通期予想(売上11,176百万円、営業利益230百万円)を据え置き。第3四半期時点で営業利益・純利益ともに通期予想を上回っているため、通期達成可能性は高いが、四半期偏在や原材料(銅等)の価格変動リスクに注意。
- 投資家への示唆:本業(セグメント別では電線・ポリマテック)が改善しており、特に価格転嫁と高付加価値品の販売強化で電線の利益率改善が確認される。一方で原材料価格や受注の季節性・遅延、為替・国際需給リスクには引き続き注意が必要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社 三ッ星(コード 5820)
- 主要事業分野:電線事業、ポリマテック(樹脂・建材等)事業、電熱線・抵抗線事業
- 代表者名:代表取締役社長 青木 邦博
- 問合せ先:経理部長 小川 直樹(TEL 06-6261-8882)
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月13日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- セグメント:
- 電線:建設・電販向けの電線販売(銅価格変動の影響を受ける)
- ポリマテック:住宅・非住宅向け樹脂製品、高機能チューブ、LED関連等
- 電熱線:電熱線・抵抗線(産業機器向け、白物家電向け等)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):3,799,965株
- 期末自己株式数:354,411株
- 期中平均株式数(四半期累計):3,444,310株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 決算発表:本資料(第3四半期)提出済(2/13)
- IRイベント:決算補足資料・決算説明会の有無は資料欄に記載あり/詳細は追補資料参照
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想は通期のみ公表。以下は第3四半期累計実績と通期予想との比較=達成率)
- 売上高:第3Q累計 8,569百万円 / 通期予想 11,176百万円 → 達成率 76.7%(若干進捗良好)
- 営業利益:第3Q累計 283百万円 / 通期予想 230百万円 → 達成率 123.0%(通期予想を既に上回る)
- 純利益(親会社株主帰属):第3Q累計 194百万円 / 通期予想 158百万円 → 達成率 122.8%(通期予想を既に上回る)
- サプライズの要因:
- 電線事業:銅価格の乱高下や銅価差損はあるが、価格転嫁(基準価格見直し)および高付加価値製品販売、コスト削減で利益改善。
- ポリマテック:新製品立ち上げと非住宅向け受注増で売上増・損失幅縮小。
- 電熱線:需要低迷が続くなかでも売上は増加したが固定費・人件費の増加で小幅損失。
- 特別損益:前年同期に111.6百万円の有価証券売却益があったが本期間は計上なく、逆に6.7百万円の特別損失を計上している点を踏まえ、本業の改善がサプライズの主因。
- 通期への影響:
- 第3Q時点の進捗は良好で、通期予想は据え置かれている。通期予想は保守的で、今後為替・銅等原材料価格の動向や第4四半期の需要動向次第で上振れの可能性あり。会社は現時点で修正を行っていない。
財務指標
- 財務諸表(要点、金額単位は百万円表記)
- 売上高(第3Q累計):8,569百万円(前年同期 8,208百万円、増加361百万円、+4.4%)
- 売上原価:7,001百万円(前年同期 6,762百万円)
- 売上総利益:1,568百万円(前年同期 1,446百万円)
- 販管費:1,285百万円(前年同期 1,308百万円)
- 営業利益:283百万円(前年同期 139百万円、+104.3%)→ 営業利益率 3.3%(283/8,569)(参考:業種平均は企業により差あり。一般に5%前後が目安)
- 経常利益:287百万円(前年同期 117百万円、+145.5%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:194百万円(前年同期 177百万円、+9.9%)
- 1株当たり四半期純利益(累計):56.44円(前年同期 51.37円)
- 収益性指標(参考計算、注:年換算等の方法により見方が変わる)
- ROE(簡易):第3Q累計純利益÷期末自己資本 = 194 / 6,851 = 2.83%(9ヶ月分の実績ベース)。年率換算では約3.8%程度 → 目安(8%以上良好)には達していない。
- ROA(簡易):194 / 13,143 = 1.48%(9ヶ月分)。年率換算で約2.0% → 目安(5%以上良好)には達していない。
- 営業利益率:3.3%(前期同期間は1.7%程度)。改善傾向。
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:76.7%(通常はQ3で約75%前後が想定されるため標準〜良好)
- 営業利益進捗率:123.0%(既に通期想定を超過)
- 純利益進捗率:122.8%(既に通期想定を超過)
- 過去同期間との比較:利益面で大きく改善(営業利益は前年同期比+104%)
- キャッシュフロー(注:四半期連結キャッシュ・フロー計算書は添付されていない)
- 現金及び預金:1,862百万円(前期末 2,040百万円、▲177百万円)
- 営業CF:–(未作成のため非開示)
- 投資CF:–(未開示)
- 財務CF:–(未開示)
- フリーCF:–(未開示)
- 営業CF/純利益比率:–(営業CF未開示のため算出不可)
- 四半期推移(QoQ等)
- 四半期ごとの詳細数値は本資料に累計で記載。第3Q累計の進捗は上記参照。季節性として第4Qが通期業績に与える影響は不明(業界の案件進捗に依存)。
- 財務安全性
- 総資産:13,143百万円(前期末 12,728百万円、+414百万円)
- 純資産:6,851百万円(前期末 6,663百万円、+188百万円)
- 自己資本比率:52.1%(前期末 52.4%)→ 安定水準(目安: 40%以上で安定)
- 流動資産:8,350百万円、流動負債:3,822百万円 → 流動比率 ≒ 219%(8,350/3,822)→ 良好
- 有利子負債(概算):短期借入・1年内長期返済分・長期借入合計 ≒ 3,057百万円、自己資本比との関係で負債比率は過度ではない(D/E ≒ 0.45)
- 効率性
- 総資産回転率(簡易):売上高/総資産 = 8,569 / 13,143 = 0.65(年間換算や業種差に注意)
- セグメント別(第3Q累計)
- 電線:売上 6,015.9百万円(前年同期比+2.9%)、セグメント利益 325.4百万円(前年同期比+27.4%)
- ポリマテック:売上 1,901.6百万円(前年同期比+9.0%)、セグメント損失 △38.9百万円(前年同期 △115.7百万円 → 損失幅縮小)
- 電熱線:売上 652.0百万円(前年同期比+5.4%)、セグメント損失 △3.1百万円(前年同期 △0.9百万円)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:当期は無し(前年同期に投資有価証券売却益111.6百万円が計上されていた)
- 特別損失:固定資産除却損 4.15百万円、事務所移転費用 2.57百万円、合計 6.72百万円(第3Q累計)
- 一時的要因の影響:前年の大幅な特別利益が無く、むしろ小幅の特別損失がある中で本業が改善しているため、実質的な業績改善は本業起因と評価できる。
- 継続性の判断:銅価格・為替などの外部要因は継続的なリスク。事務所移転費等は一時的。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期:期末等で合計 17.00円(配当実績)
- 2026年3月期(予想):年間合計 17.00円(期末のみ想定)→ 会社は配当予想に修正なし
- 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
- 配当性向(予想ベース):予想EPS 45.90円に対し1株配当17.00円 → 配当性向 ≒ 37.0%(目安:高めの還元水準)
- 株主還元方針:自社株買い等の記載なし(特記事項なし)
設備投資・研究開発
- 設備投資額:資料に明示なし(固定資産の増減は僅少、無形固定資産減少等)。→ 記載なし(–)
- 減価償却費:189,993千円(約190.0百万円、前年同期 184,700千円)
- 研究開発費(R&D):明示なし(–)
受注・在庫状況(該当)
- 受注状況:受注高・受注残高の明確数値記載なし(–)
- 在庫状況:
- 商品及び製品:1,766百万円(前期末 1,645百万円、+121百万円)
- 原材料及び貯蔵品:845百万円(前期末 595百万円、+250百万円)
- 在庫増加が見られる(仕入/生産調整や銅価格・供給の影響を反映の可能性あり)
セグメント別情報(要点まとめ)
- 電線:大型案件中心で需要は堅調だが、銅価格上昇・工事コスト上昇・労働不足等のリスクあり。売上増(6,015.9百万円)と利益改善(325.4百万円)。
- ポリマテック:住宅着工減の影響はあるが、非住宅や新規製品で売上増(1,901.6百万円)。損失幅縮小(△38.9百万円)。
- 電熱線:産業機器向け需要低迷の影響で損失(△3.1百万円)も、売上は前年より増加(652.0百万円)。固定費負担が課題。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画・KPI:資料に中期目標の進捗数値の詳細は無し。ESG・4S(新分野・新製品・新顧客・新グローバル戦略)を経営方針に掲げている旨の記載あり。
- KPI達成状況:具体KPI数値の記載無し(–)
競合状況や市場動向
- 競合比較:同業他社との定量比較データは資料に無し(–)
- 市場動向:銅・ニッケル等の原材料価格変動、米国通商政策による産業機器需要の不確実性、建設投資の持ち直しなどが業績に影響。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年3月期)会社予想(変更なし):売上 11,176百万円(+2.8%)、営業利益 230百万円(+63.3%)、経常利益 215百万円(+38.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益 158百万円(+26.7%)、1株当たり当期純利益 45.90円
- 予想前提:資料中の詳細前提(為替等)は添付資料P.3参照(本文には具体数値記載なし)。
- 予想の信頼性:第3Q時点で利益が通期予想を上回っているため、会社予想は保守的と見えるが、銅・ニッケル等の価格変動や受注の期ズレが通期業績に影響するリスクがあるため、慎重な見方も妥当。
- リスク要因:原材料価格(銅、ニッケル)、為替、米国通商政策による顧客需要の減速、労働力不足、建設工事の遅延・縮小。
重要な注記
- 会計方針:税金費用の計算方法を第1四半期から変更(四半期での実効税率見積りを使用)。影響は軽微で遡及適用は行っていない。
- 四半期CF計算書:第3四半期累計に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない旨(営業CF等は未提示)。
- その他:連結業績予想の修正は無し(2025/5/13公表の予想を据え置き)。
注意事項:本資料は提供された決算短信の記載に基づき要点を整理したものであり、投資判断や具体的な売買助言を行うものではありません。不明項目は「–」で示しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 5820 |
| 企業名 | 三ッ星 |
| URL | http://www.kk-mitsuboshi.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 鉄鋼・非鉄 – 非鉄金属 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.3)」によって自動生成されました。
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