2026年6月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社は通期業績予想を修正(「有」)と明記。第2四半期実績は会社予想との比較で部分的に進捗良好だが、営業利益は通期予想に対して進捗が遅い(下振れ寄り)。補助金計上が経常利益押上げに寄与している点が特徴。
  • 業績の方向性:増収減益(売上は前年同期比△2.7%の微減、営業利益は△82.7%と大幅減)。
  • 注目すべき変化:売上総利益(粗利)が314,931千円(前年同期比△22.7%)に減少し、売上総利益率が41.7%→33.2%へ大幅悪化(労務費やAIツール費増加が主因)。一方で補助金収入57,298千円を営業外で計上し経常利益を下支え。
  • 今後の見通し:通期(2026年6月期)予想は売上2,056,000千円(+2.3%)、営業利益55,000千円(△71.0%)など(予想修正あり)。第2四半期累計の進捗は売上46.2%、営業利益39.2%、当期純利益75.7%で、営業利益は通期達成に向け余地あり。補助金など一時的要因の影響を勘案する必要あり。
  • 投資家への示唆:営業利益率低下と売上債権増加によるキャッシュ支出が目立つ。補助金収入は一時的であるため、下期の受注・稼働回復(クライアントワーク)と人件費・ツール投資のコントロールが通期業績の鍵。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:フラー株式会社
    • コード/市場:387A/東京(グロース)上場
    • 主要事業分野:デジタルパートナー事業(事業企画、デザイン、システム開発・運用、データ分析、スマートフォンアプリ関連サービス)
    • 代表者:代表取締役社長 山崎 将司
    • 問合せ先責任者:取締役CFO兼経営管理グループ長 宮毛 忠相(TEL 04-7197-1699)
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月12日
    • 対象会計期間:2026年6月期 第2四半期(中間期) 2025年7月1日~2025年12月31日(日本基準・非連結)
    • 決算補足説明資料:有
    • 決算説明会:有(個人投資家向けオンライン配信)
  • セグメント:
    • 単一セグメント:デジタルパートナー事業(セグメント別開示省略)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式):1,697,520株(2026年6月期中間期)
    • 期中平均株式数(中間期):1,689,687株
    • 自己株式:80株(期末)
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 半期報告書提出予定日:2026年2月12日(提出済)
    • IRイベント:中間決算説明会(個人投資家向けオンライン配信)等(開催済/予定の詳細はIR参照)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社予想は通期のみ提示。以下は中間実績と通期予想に基づく進捗率)
    • 売上高:中間実績 949,267千円。通期予想2,056,000千円に対する進捗率 46.2%(達成ペース:ほぼ標準的〜やや前倒し)。
    • 営業利益:中間実績 21,547千円。通期予想55,000千円に対する進捗率 39.2%(達成ペース:遅め)。
    • 純利益(当期純利益):中間実績 85,615千円。通期予想113,000千円に対する進捗率 75.7%(ただし一時要因含むため実質進捗は過大評価の可能性)。
  • サプライズの要因:
    • 上振れ要因:営業外収益の補助金収入57,298千円が経常利益を押上げ(主に新潟県の給付金で一時的・今後継続見込みなしとの注記)。
    • 下振れ要因:クリエイティブ人材の積極採用やAIツール導入による労務費・ツール費増加で売上総利益率が大幅低下。クライアントワークで大型案件が一段落し稼働率低下・新規案件開始遅延で売上微減。
  • 通期への影響:
    • 補助金は今後追加収入は見込めないため、下期の営業回復(稼働率回復・新規受注)とコスト管理が通期業績達成の鍵。現時点で営業利益の進捗はやや遅く、通期予想の達成可能性は下期の稼働回復に依存する。会社は業績予想の修正を実施(詳細は別リリース参照)。

財務指標(主要数値は千円、前年同期は括弧内)

  • 損益(中間累計、2025/7/1–2025/12/31)
    • 売上高:949,267(975,787、前年同期比△2.7%)
    • 売上原価:634,336(568,468)
    • 売上総利益:314,931(407,319、△22.7%)
    • 販売費及び一般管理費:293,383(282,611)
    • 営業利益:21,547(124,707、△82.7%)
    • 経常利益:68,390(124,621、△45.1%)
    • 中間純利益:85,615(118,962、△28.0%)
    • 1株当たり中間純利益(EPS):50.67円(前年 51.70円)
  • 収益性指標
    • 営業利益率(中間期):約2.27%(目安:業種によるが低下が顕著。前年同期約12.8%)
    • 売上総利益率:33.2%(前年同期41.7% → 大幅悪化)
    • 経常利益率:約7.20%
    • ROE(中間期間ベース):85,615 / 1,143,800 = 約7.49%(目安:8%以上で良好 → やや低め。※中間利益ベースの計算)
    • ROA(中間期間ベース):85,615 / 1,785,198 = 約4.80%(目安:5%以上で良好 → やや低め)
  • 進捗率分析(通期予想に対する中間累計進捗)
    • 売上高進捗率:46.2%(標準的な進捗)
    • 営業利益進捗率:39.2%(やや遅れ)
    • 経常利益進捗率:68.4%(補助金の影響で高い)
    • 当期純利益進捗率:75.7%(補助金・税務影響で一時的に高め)
  • 貸借対照表(2025/12/31)
    • 総資産:1,785,198千円(前期末1,834,803千円、△49,604千円)
    • 流動資産:1,584,124千円(うち現金及び預金 1,157,810千円)
    • 受取手形・売掛金・契約資産:342,321千円(前期251,615千円、+90,706千円)
    • 純資産:1,143,800千円(前期989,779千円、+154,020千円)
    • 自己資本比率:64.1%(安定水準:>40%で良好、前年期末53.9%から改善)
  • キャッシュフロー(中間累計)
    • 営業CF:△193,727千円(前年同期 +60,226千円) → 営業活動で大幅な資金流出
    • 投資CF:△11,350千円(前年同期 △5,209千円)
    • 財務CF:+7,333千円(前年同期 △20,955千円、株式発行による収入が主要)
    • フリーCF(営業CF−投資CF):△205,077千円(資金流出)
    • 現金及び現金同等物残高:1,157,810千円(期首1,355,555千円、△197,745千円)
    • 営業CF/純利益比率:約△2.26(目安:1.0以上が健全。今回は純利益85,615千円に対し営業CFマイナスで要注意)
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:64.1%(安定水準)
    • 流動負債合計:359,754千円、固定負債281,644千円(長期借入金は減少)
    • 長期借入金残高(期末):281,644千円(1年内返済予定の長期借入金100,008千円含む)
  • 効率性
    • 売上債権の増加(+90,706千円)が営業CF悪化の主因。売上債権回収・稼働率回復が必要。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益・損益:
    • 補助金収入(営業外収益)57,298千円を計上(新潟県未来創造産業立地促進給付金等)。資料では「これまでの実績から支給が確実になったため計上。今後追加収入は発生しない」と注記(単発性)。
    • 上場関連費用:営業外費用9,068千円、財務活動での上場関連支出10,578千円等を計上(単発的費用)。
  • 一時的要因の影響:補助金により経常利益・当期純利益を下支えしているため、補助金を除いた実力値では営業利益・経常利益はより弱い可能性。
  • 継続性の判断:補助金は今後継続しない想定のため、継続性は低い。

配当

  • 中間配当:0.00円(実績)
  • 期末配当(予想):0.00円(通期予想)
  • 年間配当予想:0.00円(直近公表の配当予想に修正なし)
  • 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
  • 配当性向:–(期末配当0のため算出不可)
  • 株主還元方針:特別配当・自社株買いの記載なし

設備投資・研究開発

  • 設備投資(投資活動による支出):有形固定資産取得による支出 8,431千円(中間)
  • 敷金・保証金の差入:11,070千円(投資CF)
  • 減価償却費:9,471千円(中間)
  • 研究開発費:資料に明示的記載なし(–)

受注・在庫状況(該当情報がある範囲で)

  • 受注状況:受注高・受注残高の明細記載なし(–)
  • 在庫状況:仕掛品 8,411千円(前年11,433千円、減少)。在庫回転日数等の記載なし(–)
  • 備考:売上債権(売掛金・契約資産)が大幅増加(342,321千円、前年251,615千円、+90,706千円)がキャッシュ圧迫要因。

セグメント別情報

  • セグメント:単一「デジタルパートナー事業」のみ(セグメント別開示省略)
  • 備考:主要収益源はクライアントワーク(開発案件)とアプリ分析サービス(アプリ分析サービスは50,839千円でほぼ横ばい)。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:資料中に中期計画の数値的進捗は記載なし(–)。
  • KPI達成状況:公開KPIの記載なし(–)

競合状況や市場動向

  • 市場動向:スマートフォンアプリ関連市場はDX推進で需要高止まり。資料は業界全体の追い風を示すが、個別受注のタイミングが業績に影響。
  • 競合比較:同業他社との相対比較データは資料に記載なし(–)

今後の見通し

  • 業績予想(通期、2025/7/1–2026/6/30、会社公表値)
    • 売上高:2,056,000千円(+2.3%)
    • 営業利益:55,000千円(△71.0%)
    • 経常利益:100,000千円(△46.2%)
    • 当期純利益:113,000千円(△42.7%)
    • 1株当たり当期純利益:66.73円
  • 予想の修正有無:修正あり(2026年2月12日付で通期業績予想を修正)
  • 会社公表の前提(資料内の前提詳細は添付資料「1.経営成績等の概況(4)」参照)
  • 予想の信頼性:中間期は補助金等一時要因が利益を押上げているため、下期の営業回復と受注の進捗が予想達成の鍵。過去の予想達成傾向の記載なし(–)。
  • 主なリスク要因:受注・稼働率の変動、売上債権回収の遅れ、労務費・AIツールなどコスト増、補助金の非継続性、為替等(該当部分は一般的リスクとして留意)。

重要な注記

  • 会計方針の変更:なし。中間財務諸表作成に特有の会計処理:なし。
  • 監査:第2四半期決算短信は公認会計士または監査法人のレビュー対象外。
  • 上場に伴う増資:2025年7月24日付で公募60,000株を発行、資本金・資本剰余金が増加(資本金 50,379千円→84,713千円、資本剰余金 366,437千円→400,771千円)。
  • セグメント情報:単一セグメントのため省略。

(注)本資料は開示資料に基づく要約・整理であり、投資助言を目的とするものではありません。不明項目は“–”で省略しています。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 387A
企業名 フラー
URL https://www.fuller-inc.com/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.3)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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