2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社公表の通期予想に修正は無し。第3四半期累計(9か月)実績は会社想定を上回る好調な進捗(特に純利益進捗が高い)。(市場予想との比較は資料に記載なし → –)
- 業績の方向性:増収増益(経常収益192,000百万円:前年同期比+26.8%/親会社株主に帰属する四半期純利益44,702百万円:前年同期比+43.9%)
- 注目すべき変化:資金運用収益(貸出金利息・有価証券利息等)の改善と株式等売却益の増加で経常収益が大幅増。貸出金・預金残高が年末比で大幅増加(貸出金 +4,066億円、預金・譲渡性預金 +6,186億円)。
- 今後の見通し:通期予想(親会社株主に帰属する当期純利益50,000百万円)に対する第3四半期累計進捗率は89.4%と高水準で、現時点で通期予想達成の見通しは堅いと判断(会社による業績予想修正は無し)。
- 投資家への示唆:利ざや改善(貸出金利回りの上昇・貸出残高増)と有価証券評価の改善が業績押上げの主要因。短期的には金利環境と有価証券評価の動向、預金コストの推移が業績に与える影響を注視。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社ほくほくフィナンシャルグループ
- 主要事業分野:地域銀行持株会社。北陸銀行・北海道銀行等を中核に、預金・貸出・有価証券運用・各種手数料収益・金融子会社事業(証券・リース・カード等)
- 代表者名:取締役社長 中澤 宏
- URL:https://www.hokuhoku-fg.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2026年1月30日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期連結累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- 決算説明会:決算補足説明資料あり、決算説明会は無し
- セグメント:
- 北陸銀行:預貸金業務が中核(北陸地域)
- 北海道銀行:預貸金業務が中核(北海道)
- その他:証券、リース、カード、コンサルティング等の銀行以外子会社
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):122,208,714株(2026年3月期3Q)
- 期末自己株式数:707,696株
- 期中平均株式数(四半期累計):121,687,172株
- 時価総額:–(決算短信に記載なし)
- 今後の予定:
- 通期業績予想:公表済(修正なし)
- 株主総会、IRイベント等:直近資料に記載なし(次回案内は別途)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想=通期ベースの比較、達成率は通期予想に対する第3四半期累計の進捗率)
- 経常収益:192,000百万円(前年同期比+26.8%) — 通期予想に対する進捗率:–(通期経常収益の明示的予想なしのため算出不可)
- 経常利益:62,000百万円(前年同期比+55.8%) — 通期予想72,000百万円に対する進捗率:86.1%
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:44,702百万円(前年同期比+43.9%) — 通期予想50,000百万円に対する進捗率:89.4%
- サプライズの要因(上振れの主因)
- 資金運用収益の増加(貸出金利息・有価証券利息の増加)により資金利益が大幅改善。
- 株式等売却益の増加・有価証券評価損益の改善。
- 貸倒引当金の戻入等により与信関係費用が抑制。
- 経常費用は増加(主に預金利息の増加、国債等債券売却損増)したものの、収益増が上回る。
- 通期への影響:
- 第3四半期累計の進捗は高く、会社は通期予想を修正していない。現時点では通期予想達成の可能性は高いと見られる。ただし、下期の金利動向、有価証券の評価変動、預金調達コストや与信環境の変化がリスク要因。
財務指標
(単位明示がある場合は百万円。割合は前年同期比を明示)
- 財務諸表の要点(第3四半期末:2025年12月31日)
- 総資産:17,379,842百万円(前期末 16,441,220百万円)
- 純資産:708,284百万円(前期末 658,681百万円)
- 自己資本(参考):703,294百万円
- 自己資本比率:4.0%(注:自己資本比率告示とは異なる算出。目安として40%以上が安定水準だが、銀行業における比率の評価は資産構成等で異なる。)
- 収益性(第3四半期累計 vs 前年同期)
- 経常収益:192,000百万円(+26.8%/増加額 +40,551百万円)
- 経常利益:62,000百万円(+55.8%/増加額 +22,205百万円)
- 税引前四半期純利益:61,577百万円(前年同期 42,198百万円) → 増加
- 四半期純利益(親会社株主に帰属):44,702百万円(+43.9%/増加額 +13,629百万円)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):367.35円(前年同期 248.97円)
- 営業利益率的指標:経常利益率 = 経常利益/経常収益 = 62,000 / 192,000 = 32.3%(銀行業の収益構造を踏まえた簡易指標)
- 収益性指標(目安)
- ROE(四半期累計ベース:親会社株主に帰属する四半期純利益÷自己資本)= 44,702 / 703,294 = 約6.36%(期間利益ベース、年率換算ではない点に注意。目安:8%以上が良好)
- ROA = 44,702 / 17,379,842 = 約0.26%(銀行はROAが低い構造。目安: 5%は一般企業基準であり銀行とは相違)
- 営業費用比率(OHR): 54.63%(資料:改善傾向。業種平均との比較は地域銀行の平均を参照)
- 進捗率分析(通期予想に対する第3四半期累計進捗)
- 売上(経常収益)進捗率:–(通期売上予想の明示なし)
- 経常利益進捗率:62,000 / 72,000 = 86.1%
- 純利益進捗率:44,702 / 50,000 = 89.4%(資料でも言及)
- 過去同期間との比較:前年同期は純利益31,073百万円 → 今回44,702百万円(+43.9%)と大幅改善
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。減価償却費は6,184百万円(当第3四半期累計)。
- 四半期推移(QoQ)
- 直近9か月の増収増益は貸出金利回り上昇と貸出残高積上げが主因。季節性の記載はあるが詳細なQoQ数値は資料に限定的。
- 財務安全性
- 自己資本比率:4.0%(注:計算方法が自己資本比率告示と異なる旨注記あり。目安:一般企業で40%以上が安定だが、銀行業は資本構成で評価)
- 流動性・負債構成:預金・譲渡性預金合計は14,650,479百万円と厚い預金基盤。借用金は1,280,590百万円(増加)。
- 効率性
- セグメント別(主要)
- 北陸銀行:セグメント利益 29,830百万円(前年同期 20,096 → +48.4%)
- 北海道銀行:セグメント利益 13,754百万円(前年同期 8,514 → +61.5%)
- その他(証券等):1,419百万円
- 合計(調整後):44,702百万円(親会社株主に帰属)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:41百万円(固定資産処分益等。前年同期は3,877百万円に退職給付信託解約益等を含む)
- 特別損失:464百万円(固定資産処分損264、減損損失199等)
- 一時的要因の影響:前期にあった退職給付信託解約益や移転補償金などの一時益がなくなったことを除けば、今期は主に利ザヤ改善・有価証券損益改善が継続的要因。
- 負ののれん発生益:当期に北海道銀行が北海道リースを子会社化し、持分法適用化に伴う負ののれん発生益(持分法投資利益)として2,492百万円計上(調整額に含まれる)。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期 実績:第2四半期末 22.50円、期末 27.50円、年間合計 50.00円
- 2026年3月期:中間(第2四半期) 45.00円(実績)、通期予想 中間45.00円・期末45.00円 合計90.00円(予想)
- 直近発表から配当予想の修正は無し
- 配当利回り:–(株価情報なしのため算出不可)
- 自社株買い等:当第3四半期に自己株式の取得や消却の動きあり(株主資本の注記参照)。自己株式取得 △25,502百万円、自己株式の消却 △24,543百万円等。
設備投資・研究開発
- 研究開発費:該当項目なし(金融業のため該当しないか開示なし)
セグメント別情報(要点)
- 北陸銀行(単体ハイライト)
- コア業務純益:338億円(前年同期比+104億円、+44.8%)
- 四半期純利益:298億円(前年同期比+97億円、+48.4%)
- 3Q/通期進捗(当期純利益):89.0%(資料より)
- 北海道銀行(単体ハイライト)
- コア業務純益:184億円(前年同期比+59億円、+47.3%)
- 四半期純利益:137億円(前年同期比+52億円、+61.5%)
- 3Q/通期進捗(当期純利益):88.7%(資料より)
- セグメント動向の要因:両行とも貸出金利息・有価証券利息の改善が主因。与信費用減少(貸倒引当金の戻入等)や株式等損益の改善も寄与。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:本資料での中期計画進捗に関する明確な数値開示は限定的 → 進捗評価は部分的(利ざや改善・貸出増が計画どおりであれば整合)
競合状況や市場動向
- 市場動向:金利上昇(貸出利回りの上昇)が地域銀行収益にプラス。為替・債券利回りの変動が有価証券評価に影響する点はリスク/機会。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期業績予想(変更無し):経常利益72,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益50,000百万円、1株当たり当期純利益 410.50円
- 会社は2025年11月4日公表の通期予想を維持
- 前提条件:為替・金利等の前提は資料に明示的な詳細無し(注:有価証券評価は金利変動に敏感)
- 予想の信頼性:第3四半期累計進捗が高く、会社による修正は無し。過去の達成傾向と合わせて通期見込みは妥当性が高いが、下期の市場金利・有価証券評価と預金調達コスト次第で変動
- リスク要因:
- 金利急変による債券評価損・利ざやの変動
- 預金コストの上昇(預金利息の増加が経費増要因)
- 与信環境の悪化(与信費用の増加)
- 有価証券ポートフォリオの評価変動
重要な注記
- 会計方針の変更:該当なし(注記あり)
- 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理:一部子会社の税金費用は見積実効税率を用いて算定
- その他:第3四半期に北海道銀行による北海道リース取得に伴う持分法適用化があり、負ののれん発生益等の調整あり(持分法投資利益2,492百万円計上)。自己株式の取得・消却が実施されている。
(注)不明な項目・記載がない項目は“–”と表記しました。上記は会社が公表した決算短信・説明資料に基づく要約であり、投資助言を行うものではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 8377 |
| 企業名 | ほくほくフィナンシャルグループ |
| URL | http://www.hokuhoku-fg.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 銀行 – 銀行業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.3)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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