2026年6月期中間期 決算説明資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: 売上は微減だが人材投資(クリエイティブ人材増加)を継続し、ヤプリ/電通グループ等との業務・資本提携を通じて下期以降の受注拡大を目指す。通期は下方修正しつつ、余剰リソースを使った新規受注強化に注力。
- 業績ハイライト: 中間期売上高949百万円(前年同期比△2.7%)、営業利益21百万円(前年同期比△82.8%)、中間純利益112百万円(前年同期比△6.1%)。売上総利益率33.2%(△8.6pt)、営業利益率2.3%(△8.5pt)。
- 戦略の方向性: (1)人材(クリエイティブ)確保によるリソース拡充、(2)外部サービス/開発パートナー活用とAIの現場導入でソリューション力向上、(3)ヤプリ・電通グループ等との提携で販路拡大。
- 注目材料: 2026年2月12日付で通期業績予想を下方修正(売上2,232→2,056百万円、営業利益200→55百万円)。中間期に補助金収入57百万円計上。ヤプリ/電通グループとの提携が収益寄与開始。
- 一言評価: 成長投資(採用)と提携で基盤強化を進める一方、短期的には大型案件の収益影響で利益が大きく落ち込んだ決算。
基本情報
- 企業概要: 企業名 フラー株式会社(Fuller, Inc.)、主要事業 デジタルパートナー事業(アプリ企画・デザイン・開発・運用、データ分析「App Ape」等)、代表者 山﨑 将司
- 説明者: 発表者(役職)と発言概要:資料の公表日に基づく発表。具体の説明者名や発言の逐語記録は資料に明記なし(代表執行部による説明想定)。
- セグメント:
- クライアントワーク: 企画・デザイン・システム開発・運用(スマホアプリ中心)
- アプリ分析サービス: App Apeによるアプリ市場データ提供・分析
業績サマリー
- 主要指標(中間期:単位 百万円/前年同期比)
- 営業収益(売上高): 949 百万円、前年同期比 △2.7%(やや減少)
- 営業利益: 21 百万円、前年同期比 △82.8%(大幅減少)、営業利益率 2.3%(前年同期比 △8.5pt)【目安:営業利益率10%が目標レベルと明示】
- 経常利益: 95 百万円、前年同期比 △23.9%
- 純利益(中間純利益): 112 百万円、前年同期比 △6.1%
- 1株当たり利益(EPS): –(資料に未記載)
- 予想との比較
- 会社当初通期予想(2025年8月12日公表)に対する中間期進捗(当初ベース): 売上進捗率 約42.5%(949/2,232)、営業利益進捗率 10.5%(21/200)。
- 2026年2月12日 発表の修正後通期予想(修正値)に対する進捗(修正ベース): 売上約46.2%(949/2,056)、営業利益約38.2%(21/55)、中間純利益約99.1%(112/113)。
- サプライズの有無: 通期業績の下方修正(売上△7.9%、営業利益△72.5%)が注目点。中間で補助金収入計上により純利益は確保。
- 進捗状況
- 通期予想に対する中間進捗(修正後): 売上46.2%、営業利益38.2%、純利益99.1%。
- 中期経営計画や年度目標に対する達成率: 中期目標のKPI(従業員300名体制等)への進捗は人員増で前進。ただし採用に見合う売上増が未達で採算性は一時低下。
- 過去同時期との進捗比較: 売上は微減、利益率低下が顕著。
- セグメント別状況(中間期)
- クライアントワーク: 898 百万円(構成比 約94.6%)、前年同期比 △2.9%(主力事業、売上減の主要因/大型案件一段落)
- アプリ分析サービス: 50 百万円(構成比 約5.3%)、前年同期比 +1.5%
業績の背景分析
- 業績概要: 売上は微減だが従業員(クリエイティブ人材)増加を継続。労務費・AIツール費用・低採算案件の影響で売上総利益が減少し営業利益は大幅悪化。補助金(57百万円)と税効果により中間純利益水準はほぼ前年並み。
- 増減要因:
- 増収/減収の主要因: 大型開発案件が一段落、新規受注開始時期の遅れ → 売上微減(△2.7%)。
- 増益/減益の主要因: 労務費増(クリエイティブ人材増)・AIツール費用増・低採算案件の影響で売上原価が11.6%増、売上総利益が△22.7%低下。販管費は抑制したが吸収できず営業利益大幅減。
- 一時的要因: 中間期に補助金収入57百万円計上、上場関連諸経費や上場記念賞与等でCFに影響。
- 競争環境: 国内アプリ市場でノーコード(ヤプリ)~フルスクラッチ(フラー)~大企業向け(電通グループ)を連携してカバーするポジショニング。デザイン力(グッドデザイン賞等)やApp Apeのデータが差別化要因。
- リスク要因: 大型案件依存と受注タイミング、採用ペースと売上成長のミスマッチによる利益圧迫、低採算案件の混入、短期的なキャッシュフロー圧迫(ただし現金預金1,157百万円で余裕あり)、市場需要の変動。
戦略と施策
- 現在の戦略: 「リソースの拡充」「ソリューション能力の向上」「販路の拡大」の3本柱。中期的に300人体制を目指し、クリエイティブ人材を増強。外部サービス/開発パートナーを積極活用しスケール対応。
- 進行中の施策:
- 採用強化: 2026年4月新卒19名(エンジニア16/デザイナー3)、2027年4月も20名前後予定。
- 提携推進: ヤプリおよび電通グループとの販売・共同受注が収益貢献開始。電通グループとは「D-FULLER」ブランドで協業。
- 外注・パートナー活用: 複数の開発パートナー(YAZ、ADGLOBE、IMAGICA GEEQ等)を活用し大規模案件に対応。
- AI活用・業務効率化: 現場主導でAIを導入しものづくり力向上。
- セグメント別施策:
- クライアントワーク: 提携を通じた共同受注・相互送客で大型・継続案件の獲得を狙う。
- アプリ分析(App Ape): レポート提供・データを営業・ソリューションに活用し差別化。
- 新たな取り組み: 「D-FULLER」等の共同ブランド、ヤプリとの連携(Yappli WebXデザイン等)で販路拡大。
将来予測と見通し
- 業績予想(通期 修正予想 2026年6月期)
- 売上高: 2,056 百万円(当初比△176 百万円、△7.9%)
- 営業利益: 55 百万円(当初比△145 百万円、△72.5%)
- 経常利益: 100 百万円(当初比△87 百万円、△46.5%)
- 当期純利益: 113 百万円(当初比△47 百万円、△29.4%)
- 予想の前提条件: 中間の下振れ(影響87百万円)と下期見込みの新規受注の現状から下期売上計画を下方修正。外注費・人件費・諸経費は抑制を図る想定。
- 予想修正:
- 通期予想の修正有無: 有(2026/2/12に修正)。主因は大型案件の開発計画変更と下期見込みの下振れ。
- 修正の主要ドライバー: 売上要因で△176百万円、費用面では外注費削減等で一部埋め合わせ(費用要因 +31百万円)。
- 中長期計画とKPI進捗:
- 中期目標(従業員300名等)に向け採用継続。クリエイティブ人材割合は81.3%(前期末比 +1.3pt)。
- クリエイティブ人材1人当たり月間売上高は1,041千円(△13.9%)と低下しており、採用に見合う売上増の確保が鍵。
- 予想の信頼性: 中間での大幅下振れと通期修正から短期的な業績変動リスクが高いことが示唆される。経営は下期の受注復調を前提にしているが、達成には営業推進が必要。
- マクロ経済の影響: 特に記載なし(為替・金利の直接影響は大きく言及されていない)。
配当と株主還元
- 特別配当: なし(資料記載なし)
- その他株主還元: 自社株買い・株式分割の記載なし。主要株主として(株)ヤプリ(持分比率21.76%)・(株)電通グループ(持分比率20.38%)を明示。
製品やサービス
- 製品: クライアント向けスマホアプリ企画・デザイン・開発(事例: ORBIS公式アプリ、花王「Kaoコレモ!」等)
- サービス: App Ape(アプリ分析データ提供、ダッシュボード、オーダーメイド分析)、デジタルパートナー全般(事業開発、UX設計、運用など)
- 協業・提携: ヤプリ(相互送客・Yappli WebXデザイン等)、電通グループ(共同受注・情報発信)、多数の開発パートナー
- 成長ドライバー: 提携による販路拡大、採用でのクリエイティブ人材強化、App Apeを核としたデータ駆動の提案力
経営陣のトーン分析
- 自信度: 中立〜慎重。人材投資と提携の有効性は強調するが、通期下方修正を行っており短期的な業績に対しては慎重な姿勢。
- 表現の変化: 前回(通期当初)から下方修正に伴い目標トーンは抑制的に。成長戦略自体は堅持。
- 重視している話題: 人材採用・ものづくり力(デザイン・エンジニアリングの融合)、業務提携による販路拡大。
- 回避している話題: 詳細なQ&A・個別顧客案件の公開情報は限定的。
投資判断のポイント(事実整理、助言は行わない)
- ポジティブ要因:
- ヤプリ・電通グループとの資本業務提携で販路・共同受注基盤を確保。
- クリエイティブ人材比率81.3%と人材面の強み、App Ape等のデータ資産。
- 財務面では現金及び預金1,157百万円、自己資本比率64.1%で財務健全性は高い。
- ネガティブ要因:
- 大型案件の一時的な反動・受注遅延で売上下振れと利益率悪化。
- クリエイティブ人材増が売上増に追い付かず1人当たり売上低下(△13.9%)。
- 営業利益の大幅減(中間で△82.8%)と通期修正(営業利益当初200→修正55百万円)。
- 不確実性: 下期の新規受注獲得力、提携の継続的効果、採用した人材の早期戦力化。
- 注目すべきカタリスト:
- 下期および次期での大型案件受注・進捗、
- Yappli/電通グループとの共同案件の獲得状況、
- 四半期ごとのクリエイティブ人材1人当たり売上の回復。
重要な注記
- 会計上の特記事項: 中間期に補助金収入57百万円を計上(経常利益に影響)。
- リスク要因: 資料末尾に将来見通しに関する不確実性(経済状況等により実績が変動する旨)の注記あり。
- その他: 資料は「事業計画及び成長可能性に関する説明資料」を再構成している箇所あり(Appendix)。公開情報以外の記載情報の検証責任は会社側にある旨明記。
(注)不明な項目は「–」としました。なお、本まとめは提供資料に基づく事実整理であり、投資助言を目的としたものではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 387A |
| 企業名 | フラー |
| URL | https://www.fuller-inc.com/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.3)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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