2026年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社は通期業績予想を修正(有)。中間期の実績は会社予想に対する上振れ/下振れの明確な数値提示はないが、当初想定していたソフトウェア開発費の会計処理変更(研究開発費として費用化)により販管費が増加し、中間での損失転化を招いた点が想定外要因。結果として「ほぼ予想外(下振れ)」と言える。
  • 業績の方向性:増収減益。売上高は前年同期比+12.8%の増収だが、営業損失(49,132千円)・経常損失(28,674千円)・親会社株主に帰属する中間純損失(57,142千円)と赤字転落。
  • 注目すべき変化:ソフトウェア開発予定コストを当初の資産計上(ソフトウェア)予定から研究開発費として費用処理したこと、IPプロデュース事業での開発費(ぽか活アプリ 51,204千円)とのれん償却(16,840千円)の計上によりIP事業が大幅な赤字拡大。短期貸付金(貸出)を大幅に増やした一方で短期借入金を300,000千円計上。
  • 今後の見通し:通期(2026年2月期)予想は売上962百万円(+8.3%)だが営業損失▲132百万円など利益面での赤字予想のまま。中間実績の進捗(売上約53.1%、純損失は通期見込みの約72.3%)を踏まえると、通期予想は現状の費用化方針・開発投資を継続するなら達成可能性はあるが利益改善は困難と判断される(会社は予想修正済)。
  • 投資家への示唆:売上自体は成長しているが利益面は投資(開発・人件費)先行と会計処理変更で悪化。キャッシュ動向(営業CFマイナス・短期貸付の増加)と借入の組合せが短期的な注視ポイント。配当は0円の継続(修正なし)。

基本情報

  • 企業名:株式会社ALiNKインターネット(証券コード 7077)
  • 主要事業分野:天気予報専門メディア「tenki.jp」の運営(広告/課金)、IPプロデュース(温泉むすめ等)、太陽光コンサルティング、ダイナミックプライシング等の新規事業
  • 代表者名:代表取締役CEO 池田 洋人
  • 問合せ先:執行役員 コーポレート部長 小幡 真幹(TEL 03-6907-0158)
  • 報告概要:提出日 2025年10月14日/対象会計期間 2025年3月1日~2025年8月31日(第2四半期・中間)
  • 決算説明資料作成の有無:有、決算説明会の開催:無(補足資料あり)
  • セグメント(報告セグメント)
    • tenki.jp事業:天気予報メディア運営(広告・課金)
    • IPプロデュース事業:キャラクター/物販/イベント等(温泉むすめ等)
    • その他の事業:太陽光コンサルティング、ダイナミックプライシング等新規事業
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む) 2,136,900株
    • 期末自己株式数 330,068株
    • 中間期の期中平均株式数 1,806,832株
    • 時価総額:–(株価情報の記載なし)
  • 今後の予定:
    • 半期報告書提出予定日 2025年10月14日
    • その他IRイベント等:直近公表の予定は記載なし(決算補足資料はあり)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(当中間期実績と会社通期予想との関係・達成率)
    • 売上高:509,926千円。通期予想962,000千円に対する進捗率 53.1%(中間で概ね上半期比重が高め)。
    • 営業利益:当中間期 営業損失▲49,132千円。通期予想 営業損失▲132,000千円に対する累積の損失比率(損失の達成率)約37.2%(損失目標に対し第1半期で約37%の損失を計上)。
    • 純利益:当中間期 親会社株主に帰属する中間純損失▲57,142千円。通期予想 親会社株主に帰属する当期純利益▲79,000千円(=通期での当期純損失想定)に対する累積比率約72.3%(損失規模が通期見込みに近い)。
  • サプライズの要因:
    • 主因:当初資産計上予定だったソフトウェア開発費を研究開発費として費用処理した会計判断の変更(販管費増加)。
    • IPプロデュース事業でのぽか活アプリ開発費(51,204千円)およびのれん償却(16,840千円)の計上で当該セグメントの損失が拡大。
    • その他:ダイナミックプライシング事業での減損損失9,452千円計上。
  • 通期への影響:会社は既に通期予想を修正(公表済)。上記の費用化方針・投資継続が続く限り、通期では利益回復は限定的で通期赤字見込み。売上進捗は良好だが利益改善はコスト配分次第。

財務指標

(数値の単位は千円、注記のない割合は対前年同期比)

  • 貸借対照表(要点)
    • 総資産:2,072,039千円(前連結年度末 1,834,866千円、増加 +237,173千円)
    • 主因:短期貸付金の増加(+409,009千円)、売掛金・契約資産増(+46,232千円)に対し現金・預金は減少(-256,318千円)。
    • 負債合計:468,037千円(前期 173,720千円、増加 +294,316千円)
    • 主因:短期借入金 300,000千円計上。
    • 純資産合計:1,604,002千円(前期 1,661,145千円、減少 ▲57,142千円)
    • 自己資本比率:77.4%(安定水準。 前期 90.5%)
  • 損益計算書(中間)
    • 売上高:509,926千円(前年同期 452,005千円、+12.8% / +57,921千円)
    • 売上原価:282,645千円(前年同期 186,395千円)
    • 売上総利益:227,280千円(前年同期 265,609千円、▲14.4%)
    • 販管費:276,413千円(前年同期 217,902千円、+26.9%)
    • 営業利益:▲49,132千円(前年同期 営業利益 47,706千円)
    • 経常利益:▲28,674千円(前年同期 56,326千円)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:▲57,142千円(前年同期 63,758千円)
    • 1株当たり中間純利益(EPS):▲31.63円(前年同期 35.38円)
  • 収益性指標(中間実績ベース)
    • 営業利益率:▲9.63%(営業損失49,132 / 売上509,926)
    • ROE(中間):約▲3.50%(親会社株主に帰属する中間純利益▲57,142千円 ÷ 平均自己資本約1,632,439千円) → 目安8%未満(低い)
    • ROA(中間):約▲2.93%(▲57,142千円 ÷ 平均総資産約1,953,452千円) → 目安5%未満(低い)
  • 進捗率分析(通期予想 2026年2月期に対する中間進捗)
    • 売上高進捗率:509,926 / 962,000 = 53.1%(上半期で約過半)
    • 営業利益進捗(損失ベース):▲49,132 / ▲132,000 = 37.2%(損失の累積が通期比では中程度)
    • 純利益進捗(損失ベース):▲57,142 / ▲79,000 = 72.3%(通期見込み損失の大半が既に発生)
    • 備考:純損失の進捗が大きいため、下半期での利益改善が必須。
  • キャッシュフロー(中間)
    • 営業CF:▲148,411千円(前年同期は +155,551千円) → マイナス(営業力に課題)
    • 投資CF:▲407,499千円(前年同期 ▲231,870千円) → 主因:短期貸付金純増(▲409,009千円)
    • 財務CF:+300,000千円(前年同期 0) → 短期借入による調達(400,000千円受入、返済100,000千円)
    • フリーCF(営業CF+投資CF):▲555,910千円(大幅マイナス)
    • 現金及び現金同等物残高:487,058千円(期首 743,377千円、減少 ▲256,318千円)
    • 営業CF/純利益比率:営業CF(▲148,411)/純損失(▲57,142) = 約2.60(比率の符号が両方マイナスのため解釈注意)。目安1.0以上が健全だが、ここでは営業CFは実際に消費。
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率 77.4%(安定水準)
    • 流動比率(流動資産 1,769,730 / 流動負債 451,911) ≒ 391%(非常に高い)
    • 負債比率(負債合計/純資産) 468,037 / 1,604,002 ≒ 29.2%(保守的)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:当中間期に計上なし(前年同期は保険解約返戻金 54,354千円)。
  • 特別損失:減損損失 9,452千円(ダイナミックプライシング事業に係る減損)
  • 一時的要因の影響:減損は一時費用であるが、IP事業の開発費およびのれん償却は継続的な費用(のれん償却は今後も計上)。ソフトウェア会計処理の判断変更は今後の会計期間にも影響(費用化が継続すれば利益へ継続的な下押し効果)。
  • 継続性の判断:開発投資・R&D費用は戦略投資で継続性が高い可能性あり。減損は単発性の見込み。

配当

  • 中間配当:0.00円(実績)
  • 期末配当(予想):0.00円(会社予想)
  • 年間配当予想:0.00円(変更なし)
  • 配当利回り:–(株価情報がないため算出不可)
  • 配当性向:–(赤字のため算出意義限定)
  • 株主還元方針:現時点で配当は無配。自社株買い等の記載なし。

設備投資・研究開発

  • 設備投資:中間期の有形固定資産は減少(31,060千円 → 27,695千円)。当期の明示的な大型設備投資の記載はなし。
  • 研究開発(R&D):当中間期はソフトウェア開発費の一部を研究開発費として費用処理(具体金額は販管費増加分等から特定可能だが、IPアプリ開発費 51,204千円が注記)。R&D比率:明確な合算値の開示なし(R&D費用総額は販管費内に含まれる)。

受注・在庫状況

  • 受注情報:記載なし(–)
  • 在庫状況:棚卸資産(商品) 9,284千円(前期 2,728千円、前年同期比 +240%)在庫増。詳細(在庫回転日数等)は記載なし。

セグメント別情報

  • tenki.jp事業
    • 売上高:295,505千円(前年中間 355,473千円、▲16.9%)
    • セグメント利益:111,460千円(前年中間 157,480千円、▲29.2%)
    • 備考:PVは前年同期比80.7%(28億PV)に低下。PV当たり広告単価は前年同期比107.2%で回復傾向。将来収益モデル構築のため人件費・開発投資を継続。
  • IPプロデュース事業
    • 売上高:127,708千円(前年中間 45,930千円、+178.0%)
    • セグメント損失:▲84,777千円(前年中間 ▲33,176千円、損失拡大)
    • 主因:ぽか活アプリ開発費 51,204千円、のれん償却 16,840千円計上。物販・イベントは順調。
  • その他の事業
    • 売上高:86,713千円(前年中間 50,601千円、+71.4%)
    • セグメント利益:50,828千円(前年中間 28,301千円、+79.6%)
    • 備考:太陽光コンサル事業で一時的に発電設備保有により売電収入を計上。ダイナミックプライシング事業で9,452千円の減損計上。
  • セグメント合計:売上509,926千円、セグメント利益合計 77,510千円、全社費用・調整額 ▲126,642千円により営業損失▲49,132千円。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画の具体値は短信に記載なし(–)。ただし成長投資(R&D、IP強化、新規事業)が継続されている点は中期投資戦略と整合。
  • KPI達成状況:PV減少や広告単価の動向、IP事業の売上拡大・利益化が中期の主要KPIになりうるが、短信でのKPI定量目標は記載なし。

競合状況や市場動向

  • 競合比較:同業他社との比較数値は短信に記載なし(–)。
  • 市場動向:天気メディアは広告市場・検索ランキング影響を受ける。主要因として降水量減少がPV減に影響。

今後の見通し

  • 業績予想:通期(2026年2月期)売上高 962,000千円(+8.3%)、営業損失▲132,000千円、経常損失▲103,000千円、親会社株主に帰属する当期純損失▲79,000千円(通期予想は修正済)。
  • 会社予想の前提:短信に為替等の詳細前提はなし(–)。
  • 予想の信頼性:中間で純損失が通期予想損失の大半を占めるため、下半期でのコスト統制や売上拡大がなければ予想の達成(特に損失圧縮)は容易でない。会社は予想修正済みであり、保守的に見積もっている可能性。
  • リスク要因:広告市場の低迷・PV変動、開発費の追加負担、のれん償却・減損リスク、短期貸付金の回収リスク、資金調達状況(短期借入増)等。

重要な注記

  • 会計方針の変更:法人税等に関する会計基準等の適用を期首から行っているが、本中間連結財務諸表への影響はない。
  • 当中間期に会計処理判断(ソフトウェア開発費の費用化)が業績に影響。今後も同判断が適用される場合、費用計上が継続的に利益を圧迫する可能性あり。
  • 第2四半期決算短信は公認会計士/監査法人のレビュー対象外。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7077
企業名 ALiNKインターネット
URL https://www.alink.ne.jp/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.3)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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