2025年9月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の当該期(2025年9月期)に対する事前の通期予想は本決算短信に示されていないため、会社予想との比較は該当なし(–)。市場予想との比較データも提供されていないため記載不可(–)。
- 業績の方向性:増収増益だが最終損益は特別損失計上で赤字(増収増益/営業増益だが親会社株主帰属の当期純損失)。
- 注目すべき変化:売上高は4,934,733千円(前期比+35.7%)、営業利益278,892千円(前期比+69.6%)と大幅増だが、減損(216,845千円など)・のれん償却(98,808千円)の特別損失計上により親会社株主に帰属する当期純損失は△142,198千円(前年は+68,767千円)に転落。
- 今後の見通し:2026年9月期予想は売上高5,450百万円(前期比+10.4%)、営業利益320百万円(同+14.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益180百万円。主要施策(新サービスの投入・受注拡大・事業体質改善)に基づく成長見込みを示しているが、新サービス等の戦略投資も予定しておりセグメント別の利益動向は差異あり。
- 投資家への示唆:営業・受注面は改善(受注高・受注残増、営業CF改善)している点はポジティブ。一方、買収先の収益性やのれん・固定資産の回収可能性に起因する減損が発生しており(一次的だが影響は大きい)、業績評価では特別損失を除いた実質業績と、買収後の統合・収益改善の進捗を注視する必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社イルグルム
- コード:3690(東証上場)
- 主要事業分野:マーケティングDX支援(広告効果測定プラットフォーム「アドエビス」等)、コマース支援(オープンプラットフォーム「EC‑CUBE」およびEC構築・運用支援等)
- 代表者名:代表取締役社長執行役員CEO 岩田 進
- URL:https://www.yrglm.co.jp
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月6日
- 対象会計期間:2024年10月1日〜2025年9月30日(2025年9月期・通期、連結)
- 決算説明資料の作成:有、決算説明会:有
- セグメント:
- マーケティングDX支援事業:広告効果測定「アドエビス」、キャンペーン管理、レポーティング等のSaaSおよび関連サービス
- コマース支援事業:EC‑CUBE等のECプラットフォーム、EC構築・運用支援、決済手数料収入等(2026年より「コマースAI事業」へ名称変更予定)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):6,372,415株(2025年9月期)
- 期中平均株式数:6,187,272株
- 期末自己株式数:172,835株
- 時価総額:–(資料に株価情報なしのため省略)
- 今後の予定:
- 定時株主総会予定日:2025年12月19日
- 有価証券報告書提出予定日:2025年12月16日
- 配当支払開始予定日:2025年12月4日
- 決算説明会:開催(詳細はIRへ)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績:
- 会社予想との比較:当該期(2025年9月期)について会社の直前予想(通期)は本資料に記載なし → 比較不可(–)。
- 市場予想との比較:データなし → 比較不可(–)。
- サプライズの要因:
- 売上・営業利益は好調(マーケティングDXは既存SaaS伸長、コマースはルビー・グループの連結化等で増収)が要因。
- ただし、ルビー・グループ㈱の買収に伴う将来キャッシュフロー不確実性を踏まえた減損(のれん等)や、マーケティング側の一部ののれん償却を特別損失計上(会計指針に基づく)したことが純損失の主因。
- 通期への影響:
- 営業基礎は改善しており翌期見通しは増収増益(会社予想)だが、買収先の収益改善、及び新サービスの投入とその販促費等の戦略支出があるため、予想達成には受注・費用コントロールの成果が必要。
- なお、今回の特別損失は当期の計上であり「一時的要因」と記載されているが、類似リスク(買収案件のキャッシュフロー不確実性)は今後も注意点。
財務指標(要点)
- 損益(連結・千円)
- 売上高:4,934,733(+35.7%)
- 営業利益:278,892(+69.6%) 営業利益率:5.7%(278,892/4,934,733)
- 経常利益:279,654(+72.5%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:△142,198(前年 +68,767)
- 1株当たり当期純利益(EPS):△22.98円(前年 +11.14円)
- 財政状態(連結・千円)
- 総資産:3,205,091(前期3,524,446 → △319,355千円)
- 純資産:1,684,802(前期1,934,987 → △250,185千円)
- 自己資本比率:51.8%(前期53.3%、安定水準)
- 1株当たり純資産:267.60円(前期304.60円)
- キャッシュ・フロー(千円)
- 営業CF:590,444(前年386,259、増加)
- 投資CF:△188,138(前年△489,394、支出縮小)
- 財務CF:△264,204(前年+53,967→返済・子会社株取得等で支出)
- 現金及び現金同等物期末:1,461,669(前期1,324,920、増加)
- フリーCF(営業CF−投資CF):約402,306千円(プラス)
- 営業CF/当期純利益比率:営業CF 590,444 ÷ 当期純損失(△168,812)=算出不可(当期は損失のため比率は意味が薄い)
- 収益性指標
- ROE:約△8.0%(親会社株主に帰属する当期純利益△142,198千円÷平均自己資本 ≒ △8.0%、目安8%以上で良好→未達)
- ROA(経常利益ベース):経常利益279,654千円÷平均総資産 ≒ 約8.3%(目安5%以上で良好) — 当期は経常利益ベースだと資産効率は良好。
- 営業利益率:5.7%(業種平均との比較は業種別に要確認)
- 進捗率分析(該当なし:本決算は通期)
- 四半期推移(QoQ):四半期別詳細は別資料参照(本短信は通期中心)
- 財務安全性
- 自己資本比率51.8%(安定水準)
- 有利子負債は期末で短期借入250,000千円、長期借入金(1年内返済分75,377千円、長期354,036千円)等、全体負債は1,520,289千円
- キャッシュ・フロー対有利子負債比率:1.2年(資料掲載の値)
- インタレスト・カバレッジ(利払いカバー率):78.8倍(資料掲載の値)
- 効率性・資産回転等:総資産回転率等の詳細は記載なし(–)
- セグメント別(千円)
- マーケティングDX支援事業:売上 2,923,546(+2.2%)、セグメント利益 272,683(+80.6%)
- コマース支援事業:売上 2,017,691(+159.2%、ルビー・グループ連結化の影響)、セグメント利益 6,209(△17.0%)
- 受注高:928,248千円(+124.8%)、受注残高:485,947千円(+335.9%)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:子会社株式売却益 -(当期は計上なし)
- 特別損失(合計340,248千円):主な内訳
- 減損損失:219,495千円(うちルビー・グループ㈱に係るのれん等の減損216,845千円、その他2,649千円)
- のれん償却額(特別損失計上分):98,808千円(会計指針第32項に基づくマーケティングDXの一部ののれん償却)
- 固定資産除却損:21,944千円(含む)
- 一時的要因の影響:特別損失合計により当期純損失へ直接影響(営業ベースでは増益にもかかわらず最終赤字)。特別損失は買収評価・会計処理に関連しており、将来も同種の損失が発生するかは買収後の収益回復次第。
- 継続性の判断:のれん償却は会計処理に起因する期次の負担、減損は買収先の事業環境・顧客動向に起因しており、買収先の収益性改善が確認されない場合は追加リスクあり。
配当
- 2025年9月期(実績):期末配当 7.90円(年間合計 7.90円、配当総額 48,065千円)
- 2026年9月期(予想):年間合計 8.00円(普通配当 7.00円+スタンダード市場上場記念配当 1.00円)
- 配当利回り:–(株価データがないため算出不可)
- 配当性向:2025年は当期純損失のため算出非該当(配当性向表記は「-」)。(注:2024年は高い配当性向が示されていた)
- 株主還元方針:期末配当年1回を基本。自社株買いは当期に処分・取得の動きあり(期中の自己株式処分等)。
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動支出・千円)
- 無形固定資産の取得:147,359(前年141,304)
- 有形固定資産の取得:20,804(前年14,232)
- 合計投資支出(投資CF支出合計):188,138(前年489,394:前年は子会社株式取得等の大口支出あり)
- 減価償却費:198,263(前年175,002)
- 研究開発(R&D費用):明確記載なし(R&D費用は販売費及び一般管理費等に含む可能性あり → 詳細は別途資料)
受注・在庫状況(該当業種)
- 受注状況:
- 受注高:928,248千円(前期比+124.8%)
- 期末受注残高:485,947千円(前期末比+335.9%)
- Book-to-Bill:受注高が当期売上(2,017,691千円等)に対して改善傾向(具体比率はセグメント詳細参照)
- 在庫状況:
- 棚卸資産(仕掛品等):期末仕掛品 3,153千円(前期10,621千円)
セグメント別情報(要点)
- マーケティングDX支援事業:
- 売上:2,923,546千円(+2.2%)
- セグメント利益:272,683千円(+80.6%)
- 成長ドライバー:既存SaaS「アドエビス」伸長、新サービス(アドエビスキャンペーンマネージャー)の提供開始(2025年5月)、クロスセル強化
- コマース支援事業:
- 売上:2,017,691千円(+159.2%、連結子会社化の影響)
- セグメント利益:6,209千円(△17.0%)
- 課題:外注費の増加や決済手数料収入の減少により利益率低下。買収後の収益管理・改善が進行中。
- 地域別:国内売上が全体の90%超(海外比率小さい)
中長期計画との整合性
- 中期経営方針「VISION2027」を掲げ、マーケティング領域で新SaaS展開(キャンペーン管理等)とクロスセル、コマース領域で大規模案件受注・開発体制強化を推進。
- 今期の新サービス開始(アドエビスキャンペーンマネージャー)や受注・受注残の増加は中期目標と整合。ただし買収統合の課題(減損計上)は中期計画の実行リスク要因。
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内インターネット広告市場・EC市場は拡大基調(資料内引用:電通・経産省データ)。同社の主たる市場は拡大中。
- 競合との相対位置付け:詳細比較データなし(–)。SaaSプラットフォームとECプラットフォームの組合せは競争優位性の構築余地あり。
今後の見通し
- 業績予想(連結・会社発表:2026年9月期予想、千円ベース表示→百万円表示で資料記載)
- 売上高:5,450百万円(対前期+10.4%)
- 営業利益:320百万円(対前期+14.7%)
- 経常利益:310百万円(対前期+10.9%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:180百万円
- 予想の前提:コマース側は受注増・収益体質改善、マーケティング側は新サービス売上増を見込む一方で認知獲得やAI活用強化等の戦略投資を実施予定。
- 予想の信頼性:資料注記で「入手可能な情報に基づく見通しであり不確定要素が多い」と明記。過去の買収関連の会計影響があるため、達成性は受注・投資実行の結果に依存。
- リスク要因:買収先の顧客解約・収益性低下(今回の減損の原因)、為替・原材料等のマクロ要因、競争激化、新サービスの採用進捗。
重要な注記
- 会計方針の変更:特記事項なし(会計基準の変更等なし)。
- 企業結合関連:ルビー・グループ㈱の2024年9月30日付け企業結合の暫定会計処理を当期に確定。これにより前期のれん等に修正が反映されている(前期のれんが40,874千円増加等)。
- のれん/減損:当期におけるのれん償却額および減損の計上は連結財務諸表に影響。のれん未償却残高は期末で57,869千円(のれん合計)等の注記あり。
- その他:決算短信は監査対象外(注記あり)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3690 |
| 企業名 | イルグルム |
| URL | https://www.yrglm.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.3)」によって自動生成されました。
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