2026年6月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:通期会社予想(2026年6月期)に対して中間期業績は営業利益・経常利益・当期純利益ともに上振れ(特に営業利益8,185百万円は通期予想7,000百万円を既に上回る)。会社は通期見通しの修正を行っていない(上振れだが未修正)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高90,210百万円、前年同期比+22.9%/営業利益8,185百万円、同+44.5%)。
- 注目すべき変化:主力の不動産関連事業が売上高71,897百万円(同+32.3%)、営業利益6,845百万円(同+33.5%)と大きく寄与。中間期末の未契約住戸は133戸のみと販売進捗良好。
- 今後の見通し:通期予想は据え置きだが、中間で営業利益等が既に通期目標を超過しており、上方修正の余地がある可能性が高い(会社は現時点で修正なし)。
- 投資家への示唆:利益面での上振れが顕著。既存事業(分譲マンション)およびエネルギー等の複数セグメントが収益を押し上げている一方、金利上昇・建築コスト・為替や政策リスクは中長期の注意点。会社側は中期方針に基づく事業ポートフォリオの再構成を継続。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:穴吹興産株式会社
- 主要事業分野:不動産開発(分譲マンション販売、収益物件)、人材サービス、施設運営(ホテル・サービスエリア等)、介護医療、エネルギー供給、観光、その他(霊園・再エネ・物流・リゾート等)
- 代表者名:代表取締役社長 穴吹 忠嗣
- コード:8928、上場取引所:東証
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月13日
- 対象会計期間:2026年6月期 第2四半期(中間期)連結(2025年7月1日~2025年12月31日)
- 決算説明会:無、決算補足資料:無
- セグメント(報告セグメントの主な名称と概要):
- 不動産関連事業:分譲マンション販売、収益物件販売等(主力)
- 人材サービス関連事業:派遣・委託等
- 施設運営事業:ホテル、サービスエリア、PPP等
- 介護医療関連事業:介護施設運営等
- エネルギー関連事業:高圧一括受電・電力提供、再エネ工事等
- 観光事業:旅行、クルーズ等
- その他:コーポレート等および霊園等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株含む):11,535,600株
- 期末自己株式数:868,799株
- 中間期の期中平均株式数:10,666,801株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2026年2月16日
- 配当支払開始予定日(中間):2026年3月2日
- 株主総会・IRイベント:–(資料に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社の通期予想に対する中間実績の達成率)
- 売上高:中間実績90,210百万円/通期予想144,000百万円=進捗率62.7%
- 営業利益:中間実績8,185百万円/通期予想7,000百万円=達成率116.9%(通期予想を既に超過)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:中間実績5,255百万円/通期予想4,400百万円=達成率119.4%(既に通期予想超過)
- サプライズの要因(上振れの主な理由)
- 不動産関連事業の販売戸数・引渡しが堅調(売上増と高付加価値商品の寄与)。
- 施設運営・エネルギー・人材・介護等の複数セグメントで増収・増益。
- 営業外では為替差益の増加(542百万円)や固定資産売却益(175.8百万円)が寄与(ただし固定資産売却益は特別利益扱い)。
- 連結範囲の変更(新規連結1社:栄新テクノ、除外1社:ジョイフルサンアルファ)による影響。
- 通期への影響
- 中間で営業利益等が通期予想を超過しており、上方修正の余地が示唆されるが、会社は現時点で通期見通しを据え置き(修正なし)。
- リスク要因(建築コスト上昇、金利上昇、需給動向、為替変動等)を踏まえ、会社は保守的に据え置いている可能性。
財務指標
- 財務諸表(要点)
- 総資産:148,736百万円(前期末148,139百万円、+597百万円)
- 純資産合計:48,608百万円(前期末43,654百万円、+4,954百万円)
- 負債合計:100,127百万円(前期末104,486百万円、-4,357百万円)
- 現金及び預金:15,105.7百万円(前期末6,972.6百万円、+8,133.1百万円)
- 収益性(中間期実績)
- 売上高:90,210百万円(前年同期73,376百万円、増減率+22.9%、増加額+16,834百万円)
- 営業利益:8,185百万円(前年同期5,664百万円、増減率+44.5%、増加額+2,522百万円)
- 営業利益率:9.07%(8,185 / 90,210、目安:業種により異なるが約9%は良好な水準)
- 経常利益:8,540百万円(前年同期5,880百万円、増減率+45.2%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:5,255百万円(前年同期3,590百万円、増減率+46.4%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):492.65円(前年同期336.53円、+46.4%)
- 収益性指標
- ROE(単純計算):5,255 / 48,608 = 約10.8%(目安:10%以上で優良)
- ROA(単純計算):5,255 / 148,736 = 約3.5%(目安:5%以上が良好、現状はやや低め)
- 営業利益率:約9.1%(セグメント混在のため一概には比較困難だが堅調)
- 進捗率分析(中間→通期)
- 売上高進捗率:62.7%(通常の不動産業では前半に売上計上が偏ることもあり一概に良否は判断しにくいが高め)
- 営業利益進捗率:116.9%(通期目標を超過)
- 純利益進捗率:119.4%(通期目標を超過)
- 過去同期間との比較:前年同期比いずれも増収増益で進捗良好
- キャッシュフロー:資料に中間CF明細の記載なし(営業CF・投資CF・財務CF等の詳細は–)。ただし現金及び預金は大幅増(+8,133百万円)。
- 四半期推移(QoQ):詳細な四半期別数値は資料に限定的。中間期四半期累計で前年同期比改善。
- 財務安全性
- 自己資本比率:32.6%(前連結会計年度末29.4%、改善。ただし目安40%以上で安定)
- 流動負債:49,352百万円(減少)、固定負債:50,776百万円(減少)
- 短期借入金は減少(12,314→9,570百万円)、長期借入金も減少(39,408→37,465百万円)
- 効率性・在庫
- 販売用不動産(棚卸資産):販売用不動産41,198,818千円(前期42,469,504千円、減少)、仕掛販売用不動産53,278,421千円(前期58,814,114千円、減少)→在庫の取り崩しが進行
- 分譲マンションの未契約住戸は133戸(通期売上予定戸数1,798戸に対し残少)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益175,846千円(約175.8百万円)
- 特別損失:関係会社株式売却損57,102千円(約57.1百万円)、固定資産除却損281千円
- 一時的要因の影響:特別利益は営業外・特別利益の範囲で一時寄与。営業利益自体も好調だが、経常利益・税前利益での寄与を考慮する必要あり。
- 継続性の判断:固定資産売却益等は一時的。営業利益の上振れは主に事業本体の寄与(不動産販売・エネルギー等)で継続性は相対的に高いと判断されるが、市況・コスト動向に依存。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(実績):32.00円(前期中間27.00円)
- 期末配当(予想):36.00円(通期合計68.00円、前期合計58.00円)
- 直近発表の配当予想修正:無
- 配当性向(会社発表の通期想定EPSを用いた推定):通期EPS予想412.49円に対する年間配当68.00円=配当性向約16.5%(低めから中程度)
- 配当利回り:–(株価情報が資料にないため計算不可)
- 株主還元方針:特別配当・自社株買いの記載なし(現状は定常配当を維持・増配傾向)
設備投資・研究開発
- 設備投資:資料中に中間期の設備投資額の明細は記載なし(–)
- 減価償却費:資料中明細なし(–)
- 研究開発:R&D費用の記載なし(–)
受注・在庫状況(該当項目)
- 受注状況:販売計画(通期売上予定戸数1,798戸)、当中間期の契約戸数750戸(前年同期比-8.3%)、売上戸数1,152戸(前年同期比-3.0%)。未契約住戸133戸と販売進捗は良好。
- 在庫状況:販売用不動産・仕掛販売用不動産ともに前期末より減少(販売加速・引渡し進捗を示唆)。在庫回転日数等の詳細は記載なし。
セグメント別情報
- 不動産関連事業:売上71,897百万円(同+32.3%)、営業利益6,845百万円(同+33.5%)。主力で収益の中心。
- 人材サービス関連事業:売上3,093百万円(同+8.8%)、営業利益162百万円(同+77.3%)。
- 施設運営事業:売上4,608百万円(同+22.2%)、営業利益316百万円(同+1,295.4%)—イベント需要等で大幅改善。
- 介護医療関連事業:売上3,831百万円(同+10.8%)、営業利益236百万円(同+37.2%)。
- エネルギー関連事業:売上5,180百万円(同+29.3%)、営業利益538百万円(同+76.6%)。
- 観光事業:売上1,224百万円(同+24.4%)、営業利益3百万円(同-86.6%)—原価高等で利益率低下。
- セグメント戦略:中古マンション買取再販・仲介拡大、霊園・再エネ・物流・リゾート等の新規投資、東南アジア・米国等への海外展開強化。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:新たな中期方針「地域密着型ビジネスモデルの研鑽と拡充、独創的新事業の創造と挑戦」に基づき、事業ポートフォリオの組替えを実行中。中間期の収益拡大は方針と整合。
- KPI達成状況:具体KPIの記載は限定的だが、不動産販売進捗・収益多様化の進展が確認できる。
競合状況や市場動向
- 競合比較:同業他社との相対比較データは資料に記載なし(–)。
- 市場動向:国内はインバウンド回復・賃金上昇が需要を下支えする一方、金利上昇や建築資材・人件費高騰がコスト圧力。住宅ローン金利上昇観測が購買判断に影響するリスクあり。
今後の見通し
- 業績予想:
- 連結通期予想(据え置き):売上高144,000百万円(+9.9%)、営業利益7,000百万円(+23.0%)、経常利益6,600百万円(+17.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益4,400百万円(+18.2%)、1株当たり当期純利益412.49円
- 会社は今回の中間決算で通期見通しを修正していないが、中間実績を見ると上振れ要因が強い。
- 予想の信頼性:過去の予想達成傾向の記載なし(–)。今回の据え置きは慎重姿勢と判断される。
- リスク要因:為替変動、建築資材・人件費の高騰、金利上昇(住宅ローン金利影響)、政策変更、海外進出リスク、施工遅延やサプライチェーン制約。
重要な注記
- 会計方針等の変更:当中間期における会計方針の変更・見積り変更・修正再表示はなし。
- 連結範囲の変更:栄新テクノ(新規連結)を連結範囲に追加。株式会社ジョイフルサンアルファは2025年7月1日付で連結範囲から除外(これに伴い小売流通関連事業区分を廃止)。
- 重要な後発事象:2026年1月14日、外国人材の紹介・定着支援を目的とした子会社「株式会社あなぶきグローバルキャリア」を設立決議(資本金50,000千円、出資比率等記載あり、設立予定2026年2月)。
- その他:本第2四半期決算短信は公認会計士または監査法人のレビュー対象外。
(注記)
- 不明な項目は“–”として表示しています。
- 本資料は決算資料の要約であり、投資助言を行うものではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 8928 |
| 企業名 | 穴吹興産 |
| URL | http://www.anabuki.ne.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 不動産 – 不動産業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.3)」によって自動生成されました。
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