2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想(通期)に対する修正はなし。第3四半期累計の業績は概ね予想通りだが、特別利益(投資有価証券売却益)1,164百万円の計上が業績を押し上げている(上振れ要因)。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高25,383百万円、前年同期比+5.0%;営業利益4,212百万円、同+2.4%;親会社株主に帰属する四半期純利益3,673百万円、同+9.9%)。
  • 注目すべき変化:地域情報サービスの伸長(売上高+14.5%、営業利益+45.8%)と、リクルーティング事業の営業利益増(+23.1%)。一方、HRプラットフォーム事業は売上・利益とも減少(売上高△10.5%、営業利益△19.7%)。海外は売上は小幅増(+2.9%)だが営業利益が大幅減(△37.6%)。
  • 今後の見通し:通期業績予想は据え置き(売上33,970百万円、営業利益4,570百万円、親会社株主に帰属する当期純利益3,700百万円)。第3四半期累計の通期進捗率は売上約74.7%、営業利益約92.2%、純利益約99.3%と、利益面では通期予想達成可能性が高い水準。
  • 投資家への示唆:特別利益の寄与が大きく、恒常的な収益力を見るには営業利益・事業別のトレンド(地域情報・リクルーティングは好調、HRプラットフォームは弱含み、海外利益性の低下)を注視する必要あり。通期計画は現時点で変更なしだが、海外の採算やテクノロジー競争(生成AI等)による影響がリスク。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社クイック(コード番号 4318)
    • 主要事業分野:人材サービス(人材紹介、派遣等)、リクルーティング事業(求人広告取扱等)、地域情報サービス、HRプラットフォーム、海外事業
    • 代表者名:代表取締役社長 川口 一郎
    • URL: https://919.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年1月30日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期連結累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
    • 決算補足説明資料:無、決算説明会:無
  • セグメント(報告セグメント名と概要):
    • 人材サービス事業:人材紹介、派遣、紹介予定派遣、業務請負等
    • リクルーティング事業:求人広告取扱、採用関連サービス(看護roo!就活等)
    • 地域情報サービス事業:生活情報誌、ポスティング、地域向けコンサル等
    • HRプラットフォーム事業:「日本の人事部」等のHR関連メディア・イベント等
    • 海外事業:米国、メキシコ、英国、オランダ、ドイツ、中国、ベトナム、タイ等での人材サービス
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式):56,552,028株(自己株式含む)
    • 期中平均株式数(四半期累計):56,121,436株
    • 期末自己株式数:430,614株
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 決算発表:当該開示(2026/1/30)以外の予定は資料に記載なし
    • 株主総会・IRイベント:–(資料に記載なし)
    • 備考:決算説明会・補足資料は開催・作成なし

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社予想は通期。第3四半期単独の「予想」は無し)
    • 売上高:第3四半期累計25,383百万円。通期予想33,970百万円に対する進捗率=約74.7%(高め)
    • 営業利益:第3四半期累計4,212百万円。通期予想4,570百万円に対する進捗率=約92.2%(非常に高い)
    • 純利益:第3四半期累計(親会社株主)3,673百万円。通期予想3,700百万円に対する進捗率=約99.3%(ほぼ達成)
  • サプライズの要因:
    • 上振れ要因:投資有価証券売却益1,164百万円(特別利益)を計上したことが税引前利益・純利益を押し上げている。
    • 下振れ要因:地域別・事業別ではHRプラットフォームや一部海外の採算悪化、また地域情報での減損(のちに特別損失計上)などがあった。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想を据え置き。営業利益・純利益の進捗が高く、特別利益を除いた本業ベースでも通期達成の可能性は高いが、海外採算やHRプラットフォームの低迷、外部環境変化がリスク。

財務指標

  • 主要財務諸表(要点)
    • 総資産:24,378,497千円(前期末 25,130,673千円、△752,176千円)
    • 純資産:18,992,158千円(前期末 17,842,102千円、+1,150,056千円)
    • 自己資本比率:77.9%(前期末71.0% → 77.9%)(安定水準:40%以上)
    • 現金及び預金:13,519,818千円(前期末15,052,626千円、減少)
    • 投資有価証券:3,338,245千円(前期末1,762,665千円、増加)
  • 収益性(第3四半期累計)
    • 売上高:25,383,341千円(前年同期比+5.0%/+1,199,899千円)
    • 営業利益:4,212,686千円(前年同期比+2.4%/+99,389千円)
    • 営業利益率:4,212,686 / 25,383,341 ≒ 16.6%(業種として高めの利益率)
    • 経常利益:4,276,327千円(前年同期比+2.5%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:3,673,086千円(前年同期比+9.9%)
    • 1株当たり四半期純利益(調整後):65.45円(株式分割を考慮)
  • 収益性指標(目安に対する評価)
    • ROE(参考)=親会社株主純利益 / 自己資本 ≒ 3,673 / 18,987 ≒ 19.3%(高水準。目安8%以上で良好)
    • ROA(参考)=親会社株主純利益 / 総資産 ≒ 3,673 / 24,378 ≒ 15.1%(良好。目安5%以上)
    • 営業利益率 ≒ 16.6%(業種平均との比較は業種別で差があるが高め)
    • 注:上記ROE/ROAは第3四半期累計の利益を期末残高で割った参考値。年間化や平均残高使用では変動あり。
  • 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
    • 売上高進捗率:約74.7%(通常ペースよりやや進捗良好)
    • 営業利益進捗率:約92.2%(非常に順調)
    • 純利益進捗率:約99.3%(ほぼ達成)
    • 過去同期間との比較:前年同期比で増収増益(詳細は上記参照)
  • キャッシュフロー
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(資料注記)。
    • 減価償却費:431,195千円(前年同期411,459千円)
    • したがって、営業CF等の直接数値は不明(営業CF/純利益比率は算出不可)
    • 現金同等物残高は減少(15,053 → 13,520百万円)
  • 四半期推移(QoQ)
    • 四半期ごとの詳細なQoQ数値は資料に記載なし(累計値のみ)。季節性は通期進捗から判断する必要あり。
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:77.9%(安定水準。目安40%以上で安定)
    • 有利子負債:短期借入金は90,000千円(期末)。総負債5,386,338千円(前期7,288,570千円、減少)
    • 流動比率:流動資産17,038,498 / 流動負債5,074,480 ≒ 336%(流動性は良好)
  • 効率性
    • 総資産回転率等の詳細は資料に限られた情報のみだが、売上増と資産は減少傾向のため効率性は改善している可能性あり。
  • セグメント別(第3四半期累計)
    • 売上高(千円)/前年同期比(資料内注記で記載済)
    • 人材サービス:17,757,550(+5.0%)、セグメント利益3,452,846千円(+1.8%)
    • リクルーティング:2,586,928(+5.0%)、セグメント利益762,826千円(+23.1%)
    • 地域情報サービス:2,242,701(+14.5%)、セグメント利益444,339千円(+45.8%)
    • HRプラットフォーム:893,698(△10.5%)、セグメント利益410,646千円(△19.7%)
    • 海外:1,902,463(+2.9%)、セグメント利益151,989千円(△37.6%)
    • セグメント別では人材サービスが主力、地域情報とリクルーティングの収益性改善が寄与。海外の利益低下は懸念。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:
    • 投資有価証券売却益:1,164,476千円(当第3Q累計。前年同期718,380千円)
    • 為替換算調整勘定取崩益:25,179千円
    • 特別利益合計:1,189,656千円
  • 特別損失:
    • 減損損失:69,534千円(地域情報サービスに計上)
    • 関係会社清算損:24,500千円
    • 固定資産除却損等:450千円
    • 特別損失合計:94,484千円
  • 一時的要因の影響:
    • 投資有価証券売却益が実績を大きく上乗せしたため、純利益が高水準。営業利益ベースの実力は特別項目を除いて評価する必要あり。
  • 継続性の判断:
    • 投資有価証券売却益は一時的要因で継続性は低い。減損・清算損は非継続的要因として扱う。

配当

  • 配当実績・予想(注:2025年12月1日に普通株式1株→3株の株式分割を実施)
    • 中間配当:50.00円(資料表記、株式分割後の金額)
    • 期末配当(予想):18.00円(株式分割後の金額)
    • 年間配当予想:分割により単純比較不可(会社は年間合計を表示せず)。なお、株式分割を考慮しない場合の期末配当予想は54.00円と注記あり。
    • 配当利回り:–(株価情報なしのため算出不可)
    • 配当性向:–(年間予想純利益と配当合計が非表示のため算出不可)
  • 株主還元方針:特別配当や自社株買いの記載なし(現時点)

設備投資・研究開発

  • 設備投資額:–(資料に記載なし)
  • 減価償却費:431,195千円(当第3Q累計。前年411,459千円)
  • 研究開発費(R&D):–(資料に記載なし)
  • 備考:無形資産(ソフトウェア等)が増加(ソフトウエア1,363,090千円等)、のれんは159,876千円(のれん増加や事業譲受でのれん計上あり。リクルーティングでのれん増加191,852千円を計上)。

受注・在庫状況

  • 該当業種(人材サービス等)のため、受注・在庫の詳細は該当せず、資料でも開示なし。
  • 棚卸資産等:その他流動資産等に一部記載ありが、主要情報は記載なし。

セグメント別情報(要点再掲)

  • 人材サービス:主力。建設・不動産、IT、製造、看護師の採用ニーズ堅調。売上17,757百万円(+5.0%)、営業利益3,452百万円(+1.8%)。
  • リクルーティング:求人広告(Indeed等)好調。売上2,587百万円(+5.0%)、営業利益763百万円(+23.1%)。
  • 地域情報サービス:生活情報誌・ポスティング等が好調。売上2,243百万円(+14.5%)、営業利益444百万円(+45.8%)。ただし固定資産の減損69,534千円計上。
  • HRプラットフォーム:広告減少で売上・利益減。売上894百万円(△10.5%)、営業利益411百万円(△19.7%)。イベントは堅調も広告収入低下。
  • 海外事業:地域により差。売上1,902百万円(+2.9%)だが営業利益151.9百万円(△37.6%)と採算悪化。中国子会社(上海クイック)は清算完了。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:資料内での中期計画の具体数値は記載なし。継続的な既存事業拡大、新市場開拓、投資、人材投資を継続している旨を記載。
  • KPI達成状況:特段のKPI開示なし。営業利益・純利益の高進捗は短期的には良好。

競合状況や市場動向

  • 競合・市場の状況:
    • 国内:採用ニーズ旺盛だが採用手法の多様化と競争激化(生成AI等の影響も言及)。
    • 海外:米国の関税政策など外部要因で需給に変動あり。
  • 競合比較:同業他社との定量比較は資料に記載なし。市場での取り扱い強化(Indeed等)や地域展開が奏功。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(据え置き):売上33,970百万円(+4.5%)、営業利益4,570百万円(+0.8%)、経常利益4,620百万円(+0.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益3,700百万円(+3.3%)
    • 次期予想:–(資料に記載なし)
    • 会社予想の前提条件:資料の添付資料4ページ参照のこと(為替や原材料等の前提は通期開示参照)
  • 予想の信頼性:過去の実績進捗からは保守的とは言えないが、特別益を除く本業の進捗も良好。外部環境次第で変動し得る。
  • リスク要因:為替変動、米国等の通商政策、採用市場の需給変化、生成AI等による採用手法の変化、海外事業の採算悪化等。

重要な注記

  • 会計方針の変更:該当なし。
  • 連結範囲の変更:当四半期に連結範囲の重要な変更あり(上海クイック有限公司の除外・清算等)。
  • 開示に関する注意:四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(CF細目は未提示)。
  • 株式分割:2025年12月1日に普通株式1株につき3株の株式分割を実施。1株当たり指標・配当は分割後表記で記載。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4318
企業名 クイック
URL https://919.jp/
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.3)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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