2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社の通期業績予想に変更はなし。第3四半期累計は「売上上振れ・利益は減益」で、会社予想からの修正は無しのため概ね会社見通しどおり(市場予想は–)。
  • 業績の方向性:増収減益(売上高62,536百万円、前年同期比+6.1%、営業利益14,621百万円、同△6.7%)。
  • 注目すべき変化:連結子会社化(株式会社スカラベサクレ等)に伴う資産・負債の大幅増(取得対価44,000百万円、のれん約30,040~31,047百万円計上) → 総資産が257,818百万円(前期末比+39.4%)、負債が148,761百万円(前期末比+64.9%)。自己資本比率は51.0%→40.4%(△10.6pt)。
  • 今後の見通し:通期予想(売上83,900百万円、営業利益21,800百万円、当期純利益14,400百万円)に対する進捗は売上約74.6%、営業利益約67.1%、純利益約68.8%。売上は順調だが利益進捗はやや遅れ(減価償却費や人件費、外注費増が影響)。通期予想は未修正。
  • 投資家への示唆:M&Aによる事業基盤拡大(最終処分場容量拡大などのシナジー期待)が見られる一方、のれん・有利子負債の増加で財務レバレッジが上昇。利益率圧迫要因(減価償却・人件費・外注費)と統合後コスト動向、キャッシュフロー/借入返済計画を注視すべき。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:大栄環境株式会社
    • 主要事業分野:環境関連事業(廃棄物処理・資源循環、土壌浄化、施設建設・運営管理)およびその他(有価資源リサイクル、スポーツ振興等)
    • 代表者名:代表取締役社長 金子 文雄
    • 上場取引所:東証
    • 証券コード:9336
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月10日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
    • 決算説明資料:作成あり、決算説明会:機関投資家・アナリスト向け開催あり
  • セグメント:
    • 環境関連事業:廃棄物処理・資源循環、土壌浄化、施設建設・運営管理(主力)
    • その他:有価資源リサイクル事業、スポーツ振興事業
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式):99,892,900株
    • 期中平均株式数(四半期累計):98,824,590株
    • 自己株式数(期末):43,983株
    • 時価総額:–(未記載)
  • 今後の予定:
    • 次回決算発表(通期):会社発表スケジュールに準拠(詳細日程は未記載)
    • IRイベント:決算説明会実施済み(機関・アナリスト向け)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(通期会社予想に対する累計進捗=達成率)
    • 売上高:62,536百万円 → 通期予想83,900百万円に対して進捗 74.6%
    • 営業利益:14,621百万円 → 通期予想21,800百万円に対して進捗 67.1%
    • 純利益(親会社株主帰属):9,905百万円 → 通期予想14,400百万円に対して進捗 68.8%
  • サプライズの要因:
    • 売上は関西中心のインフラ案件継続受注、関東エリアでの受入拡大、土壌浄化案件増で増収。
    • 営業利益は減価償却費増(設備・のれん関連)、人件費増、外注費増(解体・運搬等)が主因で減益。
    • 連結範囲の変更(スカラベサクレの連結子会社化等)に伴う一時的な費用/のれん発生も影響。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想を据え置き。売上は通期達成に近いが、利益は進捗がやや遅く、下期での利益回復(コスト抑制やシナジー実現)が必要。予想修正は現時点で無し。

財務指標

  • 財務諸表の要点(第3四半期末:百万円)
    • 総資産:257,818(前期末184,905、+72,913、+39.4%)
    • 負債合計:148,761(前期末90,223、+58,538、+64.9%)
    • 純資産合計:109,057(前期末94,681、+14,375、+15.2%)
    • 自己資本(注記参照):104,136百万円(参考値)
    • 自己資本比率:40.4%(前期末51.0%、△10.6pt)→ 40%前後(目安:≥40%で一応安定だが前期比で低下)
  • 収益性(第3四半期累計)
    • 売上高:62,536百万円(前年同期比+6.1%、増加額 +3,622百万円)
    • 営業利益:14,621百万円(前年同期比△6.7%、△1,054百万円)
    • 営業利益率:23.4%(前年同期26.6%、△3.3pt)→ 高率だが低下
    • 経常利益:14,858百万円(前年同期比△5.5%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:9,905百万円(前年同期比△6.2%)
    • 1株当たり四半期純利益(累計):100.24円(前年同期106.89円)
  • 収益性指標
    • ROE(概算、親会社純利益÷自己資本104,136):約9.5%(目安:8%以上で良好)
    • ROA(概算、親会社純利益÷総資産257,818):約3.8%(目安:5%以上が良好 → 未達)
    • 営業利益率:23.4%(業種平均との比較は–、高い水準だが前年から低下)
  • 進捗率分析(通期予想に対する)
    • 売上高進捗率:74.6%
    • 営業利益進捗率:67.1%
    • 純利益進捗率:68.8%
    • コメント:売上は順調に進むが利益は下期の回復が必要
  • キャッシュフロー
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は開示済みだが、本資料(Q3短信)では作成していない旨の注記あり。
    • 現預金:47,336百万円(前期末51,481百万円、△4,145百万円)
    • 営業CF/投資CF/財務CFの詳細:–(開示無し)
    • フリーCF:–、営業CF/純利益比率:–(目安1.0以上で健全)
  • 四半期推移(QoQ)
    • 四半期別の詳細数値は本文に記載なし(累計比較のみ)。季節性の影響はセグメントや案件進捗に依存。
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:40.4%(目安:40%以上で安定 → 増資や借入で低下したが概ね維持)
    • 負債比率:負債の絶対額が大幅増(+58,538百万円)し、長期借入金が増加(スカラベサクレ取得資金等で長期借入増47,044百万円)。
    • 流動比率:流動資産67,070 / 流動負債31,833 ≒ 210.8%(流動性は保たれている)
  • 効率性
    • 減価償却費増加(前第3四半期:4,487 → 当第3四半期:6,142百万円)によりEBITDAは増加(20,240→21,117百万円)するも営業利益は圧迫。
  • セグメント別
    • 環境関連事業:売上60,614百万円(全体の約97%)、セグメント利益14,874百万円
    • その他:売上1,922百万円、セグメント損失△193百万円

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:合計658百万円(投資有価証券売却益492百万円、補助金収入148百万円等)
  • 特別損失:合計544百万円(固定資産除却損154百万円、固定資産圧縮損147百万円、解体撤去引当金繰入240百万円等)
  • 一時的要因の影響:のれん発生(約30,040~31,047百万円)などM&A関連の暫定処理が累計に影響。特別項目を除いても営業ベースで減益が確認されるため、構造的コスト増の影響が見られる。
  • 継続性判断:解体撤去引当金等は実務的な発生要素で今後も発生し得る。のれん償却は20年均等償却で継続費用化。

配当

  • 配当実績・予想:
    • 2025年3月期:第2四半期末 23.00円、期末 25.00円、年間 48.00円
    • 2026年3月期(予想):第2四半期末 24.50円、期末 24.50円、年間 49.00円(変更無し)
  • 配当利回り:–(株価情報未提示のため算出不可)
  • 配当性向:通期予想ベースでの配当性向 ≒ (年間配当総額 ÷ 親会社帰属当期純利益) = (49.00円×発行済株数99,892,900株 → 配当総額は別計算必要) → 詳細数値は–(便宜上算出不可)
  • 株主還元方針:普通配当継続。自己株式の処分(1,361,000株処分)等実施あり。特別配当の記載は無し。

設備投資・研究開発

  • 設備投資:開示のうち、有形固定資産の増加が大きい(建設仮勘定+16,368百万円、最終処分場増加12,387百万円等)。取得原価の一部は企業結合に伴う取得資産計上。
  • 減価償却費:当第3四半期累計で6,142百万円(前年同期4,487百万円、増加)
  • 研究開発:R&D費用の明示的記載は無し(–)

受注・在庫状況(該当する場合)

  • 受注状況:受注高/受注残についての明示的数値は無し(–)
  • 在庫状況:
    • 製品:88百万円(前期末80百万円)
    • 仕掛品:511百万円(前期351百万円)
    • 原材料及び貯蔵品:535百万円(前期294百万円)
    • 在庫回転日数等の指標は記載無し(–)

セグメント別情報

  • セグメント別(第3四半期累計、百万円)
    • 環境関連事業:売上60,614、セグメント利益14,874(前年比:売上+6.5%、利益△6.7%)
    • その他:売上1,922、セグメント損失△193(前年同期の「アルミペレット」修繕による販売停止で減収・減益)
  • 地域情報:九州での最終処分事業獲得(スカラベサクレ連結子会社化により九州展開強化)。地域別売上の詳細は記載無し。
  • セグメント戦略:最終処分場の容量拡大・エリア拡大を通じたシェア獲得とPPP等によるエネルギー回収施設整備でシナジー期待。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画「D-Plan2028」への整合:スカラベサクレ取得は最終処分場の年間埋立計画量・残容量拡大に資するもので、中期計画の成長施策と整合。
  • KPI達成状況:具体KPIの進捗数値は開示無し(–)

競合状況や市場動向

  • 競合比較:同業他社との相対比較データは開示なし(–)
  • 市場動向:原材料価格上昇・人手不足・長期金利上昇がリスク要因、設備投資需要は堅調で受注の下支え要因。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(変更なし):売上83,900百万円(+4.6%)、営業利益21,800百万円(+1.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益14,400百万円(+0.2%)、1株当たり当期純利益146.19円
    • 次期予想:–(未開示)
    • 会社予想の前提条件:特段の注記無し(為替・原材料前提等の明示は無し)
  • 予想の信頼性:会社は通期見通しを維持。過去の予想達成傾向は本資料では言及無し(保守的・中立・楽観的の判断は–)。
  • リスク要因:
    • M&Aに伴うのれん償却・負債増加とそれに伴う信用コスト
    • 減価償却費、人件費、外注費の上振れ(既に利益圧迫)
    • 規制・公的承認、地域別需給変化、為替・資源価格変動

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し
  • 連結の範囲の変更:有(株式会社スカラベサクレを連結子会社化、株式会社要興業を持分法適用関連会社に追加等)
  • のれん:スカラベサクレ取得によりのれん約30,040~31,047百万円発生(暫定配分、20年均等償却)
  • 監査:四半期連結財務諸表に対して監査法人の期中レビューを受けており、重大な指摘はなし

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 9336
企業名 大栄環境
URL https://www.dinsgr.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.3)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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