企業の一言説明

安藤・間は、ゼネコン準大手として住宅、商業施設、生産・物流施設からダム、トンネルといった大型土木まで幅広い建設事業を展開し、特にダムやトンネルなどの大型土木、および海外事業に強みを持つ企業です。

投資判断のための3つのキーポイント

  • 堅調な受注残高と建築事業の伸長: 直近の決算では建築事業の受注が大幅に増加し、総受注残高も積み上がっており、将来の売上高の下支えとなる基盤が固まっています。利益面では上方修正を実現しており、収益改善への期待が高まります。
  • 優れた収益性と財務健全性: ROEは16.28%、ROAは7.11%と高い水準を維持し、自己資本比率も46.0%と安定しています。Piotroski F-Scoreも7/9点と優良判定であり、高い財務品質を誇ります。
  • 減益予想と高めのバリュエーション: 2026年3月期の連結業績予想は、前年実績と比較して減益見込みであり、市場の評価に影響を与える可能性があります。また、PERやPBRは業界平均と比較して割高感があり、株価の調整リスクに注意が必要です。信用倍率も高水準で、将来的な売り圧力となる可能性も考慮すべきでしょう。

企業スコア早見表

項目 スコア 判定
成長性 A 良好な成長期待
収益性 A 良好な収益水準
財務健全性 S 優れた財務基盤
バリュエーション C やや割高水準

注目指標サマリー

指標 業界平均比
株価 1,963.0円
PER 15.19倍 業界平均14.0倍
PBR 1.64倍 業界平均1.1倍
配当利回り 4.07%
ROE 16.28%

1. 企業概要

安藤・間は1873年創業の歴史あるゼネコン準大手で、主に建築、土木、グループ事業などを展開しています。オフィスビル、商業施設、工場などの建築から、ダム、トンネル、道路といった大型土木工事まで幅広く手掛け、特に社会インフラの整備に強みを持っています。海外展開も積極的で、収益モデルは建設工事の請負が中心です。長年にわたる技術蓄積と大型プロジェクトの実績が、同社の技術的独自性と参入障壁を形成しています。

2. 業界ポジション

安藤・間は総合建設準大手に位置付けられ、特にダムやトンネルといった難易度の高い大型土木工事において高い技術力と実績を持ち、業界内で定評があります。競合と比較して、安定した受注基盤と海外事業への積極的な取り組みが強みです。一方、国内建設市場の競争激化や資材価格高騰は共通の課題です。現在の株価指標を見ると、PERは15.19倍で業界平均14.0倍をやや上回り、PBRは1.64倍で業界平均1.1倍を大きく上回っており、市場から同業他社に比べて割高に評価されている状況が見受けられます。これは、同社の堅調な業績や財務状況が好感されている可能性を示す一方で、今後の適正水準への回帰リスクも内包していると言えます。

3. 経営戦略

安藤・間は、直近の2026年3月期第3四半期決算短信において、売上高予想は若干減額修正したものの、営業利益と当期純利益の通期連結業績予想をそれぞれ上方修正しました。これは、建築事業における高採算案件の獲得やコスト管理の徹底が奏功した結果と推測されます。第3四半期累計の受注高は前年同期比+13.2%3,453億1,100万円と好調で、特に建築受注が同+25.2%と大きく伸長しています。これにより、受注残高は合計6,155億7,000万円(前年同期比+11.4%)に増加しており、将来の安定的な収益基盤を確保しています。
今後の重要なイベントとしては、2026年3月30日が配当権利落ち日、そして2026年5月13日に本決算発表が予定されており、次期以降の業績見通しや株主還元方針に注目が集まります。

【財務品質チェックリスト】Piotroski F-Score

安藤・間のPiotroski F-Scoreは以下の通りです。

項目 スコア 判定
総合スコア 7/9 S: 優良(収益性・健全性・効率性すべて良好)
収益性 2/3 純利益とROAがプラスだが、営業キャッシュフローのデータが不足。
財務健全性 3/3 流動比率が高く、債務水準も低く、株式希薄化もない。
効率性 2/3 ROEと四半期売上高成長率は良好だが、営業利益率に改善余地。

解説:

本社のPiotroski F-Score総合スコアは7/9点と「優良」判定であり、高い財務品質が確認されます。
収益性の点では、純利益が264億4,400万円(過去12か月)、ROAは7.11%とプラスを維持しており、基本的な収益力は確保されています。ただし、営業キャッシュフローの具体的なデータが今回の分析時点ではシステムで検出されなかったため、この点で満点には至りませんでした。
財務健全性の点では、流動比率が1.60倍(直近四半期)、自己資本比率が46.0%(実績)と良好な水準であり、有利子負債も総資産に対して低い水準にあります(D/Eレシオ28.41%)。また、株式の希薄化も確認されず、非常に健全な財務体質を維持しています。
効率性の点では、ROEが16.28%と高い水準を達成しており、四半期売上高成長率もプラスですが、過去12か月の営業利益率7.78%がベンチマークの10%を下回っており、事業運営の効率性にはまだ改善の余地があると言えます。

【収益性】営業利益率、ROE、ROA

安藤・間の収益性は非常に良好です。

  • 営業利益率: 過去12か月実績で7.78%、2025年3月期(連)で8.29%となっています。これは一般的な建設業の水準としては妥当ですが、F-Scoreの効率性評価においては改善余地があると判断されています。
  • ROE (自己資本利益率): 株主が投じた資本に対してどれだけ効率的に利益を生み出したかを示す指標で、2025年3月期実績は16.28%です。一般的な目安である10%を大幅に上回っており、資本効率の高さを示しています。
  • ROA (総資産利益率): 企業の総資産をどれだけ効率的に利益に結びつけたかを示す指標で、過去12か月実績はF-Score内の情報から7.11%です。一般的な目安である5%を上回っており、資産の有効活用ができていると評価できます。

【財務健全性】自己資本比率、流動比率

同社の財務健全性は非常に安定しています。

  • 自己資本比率: 企業財務の安定性を示す指標で、2025年3月期実績は46.0%です。一般的に40%以上で優良とされ、強固な財務基盤を築いていると言えます。
  • 流動比率: 短期的な支払い能力を示す指標で、直近四半期は1.60倍(160%)です。一般的に120%以上が健全とされ、十分な流動性を確保しているため、短期的な資金繰りの安心感があります。

【キャッシュフロー】営業CF、FCFの状況

キャッシュフローの状況は変動が見られますが、直近では改善傾向にあります。

  • 営業キャッシュフロー (営業CF): 企業の本業による現金の増減を示します。2023年3月期は322億7,200万円と潤沢でしたが、2024年3月期には-111億1,500万円のマイナスとなりました。しかし、2025年3月期には111億7,600万円と再びプラスに転換しており、本業で安定して現金を稼ぎ出す体制に戻りつつあります。
  • フリーキャッシュフロー (FCF): 企業が自由に使える現金を示します。2023年3月期は275億3,200万円でしたが、2024年3月期には-172億1,000万円のマイナスを記録しました。これは主に積極的な投資活動を反映したものと考えられます。2025年3月期には127億7,600万円のプラスに転じており、投資とキャッシュ創出のバランスが改善しています。

【利益の質】営業CF/純利益比率

利益の質を見る指標として、営業キャッシュフローを純利益で割った比率があります。1.0以上が健全とされます。
過去12か月の純利益が264億4,400万円に対し、2025年3月期の営業CFが111億7,600万円であったため、営業CF/純利益比率は約0.42となります。この比率が1.0を下回っていることから、計上された利益に対して、実際に手元に残る現金が少ない状況を示唆しています。これは、売掛金の増加や棚卸資産の積み増しなど、運転資本の増加がキャッシュフローを圧迫している可能性があるため、今後の運転資本の効率的な管理が重要となります。

【四半期進捗】通期予想に対する進捗率、直近3四半期の売上高・営業利益の推移

2026年3月期第3四半期(12月31日時点)の決算進捗は以下の通りです。

  • 売上高: 3,110億4,300万円(通期予想4,350億円に対し71.5%
  • 営業利益: 206億3,400万円(通期予想297億円に対し69.5%
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 144億2,400万円(通期予想203億円に対し71.0%

進捗率は概ね計画通りであり、第3四半期時点で売上高は前年同四半期比+5.1%、営業利益は同+7.6%と堅調に推移しています。これは、通期連結業績予想の上方修正(営業利益:前回271億円→今回297億円、純利益:前回180億円→今回203億円)にも繋がっています。売上高予想は前回予想から減額修正されたものの、利益の上方修正は、工事採算性の改善やコスト効率化が進んでいることを示唆しており、ポジティブな兆候と評価できます。

【バリュエーション】PER/PBR

安藤・間のバリュエーション指標は以下の通りです。

  • PER(株価収益率): 株価が1株当たり利益の何倍かを示す指標です。会社の予想PERは15.19倍で、建設業界平均の14.0倍と比較すると、やや割高な水準にあります。これは、同社の堅調な業績や将来性に対する期待が市場に反映されていると解釈できます。
  • PBR(株価純資産倍率): 株価が1株当たり純資産の何倍かを示す指標です。実績PBRは1.64倍で、建設業界平均の1.1倍と比較すると、大幅に割高な水準です。PBR1倍未満であれば解散価値を下回る割安とされますが、1.64倍は企業のブランド力、技術力、収益力を評価されている結果とも言えます。ただし、PBRの割高感は、業績下振れ時には調整圧力が強まる可能性があるため注意が必要です。

目標株価を見ると、業種平均PER基準では2,362円となりますが、業種平均PBR基準では1,316円となり、評価基準によって大きく異なる結果となっています。これは、同社が資産価値以上に利益創出力で評価されている、またはPBRが歴史的に低い建設業界の平均との乖離が大きいことを示唆しています。

【テクニカルシグナル】

直近のテクニカルシグナルは以下の通りです。

指標 状態 数値 解釈
MACD 中立 MACD値: -15.67 / シグナル値: 10.75 弱気トレンド継続を示唆する可能性も
RSI 中立 32.3% 30%に近く、売られすぎ水準への接近を示唆
5日線乖離率 +0.14% 株価は5日移動平均線付近で推移
25日線乖離率 -5.36% 短期トレンドから下向きに乖離
75日線乖離率 -0.01% 中期トレンドとほぼ同水準
200日線乖離率 +12.45% 株価は長期トレンドを明確に上回る

解説:

RSIが32.3%と30%に接近しており、市場では株価が売られすぎの水準に近いことを示唆しています。MACDは「中立」とされていますが、MACD値(-15.67)がシグナルライン(10.75)を下回っている状態は、短期的な弱気トレンドの継続を示唆する可能性も考慮する必要があります。
移動平均線との関係では、株価は5日移動平均線とほぼ同水準であるものの、25日移動平均線(2,073.06円)を5.36%下回っており、短期的な下降トレンドにあることを示しています。一方で、75日移動平均線(1,962.17円)とは非常近く、長期トレンドを示す200日移動平均線(1,743.55円)を約12.45%**上回っていることから、長期的な上昇トレンドは維持されていると見ることができます。

【テクニカル】52週高値・安値との位置、移動平均線との関係

現在の株価1,963.0円は、52週高値2,270.0円と安値1,118.0円のレンジ内で、71.3%の位置にあります。これは、年間の中でやや高値圏に位置していることを意味します。
直近では株価が下降基調にあり、5日移動平均線をわずかに上回っているものの、25日移動平均線を下回っています。一方、75日移動平均線とはほぼ同じ水準で、200日移動平均線を大きく上回っているため、短期的には調整局面にあるものの、中長期的な株価の底堅さは維持されていると判断できます。

【市場比較】日経平均・TOPIXとの相対パフォーマンス

安藤・間の株価パフォーマンスを市場指数と比較すると以下の特徴が見られます。

  • 1ヶ月リターン: 安藤・間が-5.85%に対し、日経平均は-2.88%、TOPIXは-2.18%と、市場全体を下回るパフォーマンスとなっています。
  • 3ヶ月リターン: 安藤・間が+7.00%に対し、日経平均は+6.95%、TOPIXは+7.03%と、市場指数とほぼ同程度のパフォーマンスです。
  • 6ヶ月リターン: 安藤・間が+14.19%に対し、日経平均は+23.12%と、市場全体を下回っています。
  • 1年リターン: 安藤・間が+48.71%に対し、日経平均は+37.90%と、市場全体を大きく上回るパフォーマンスを達成しています。

年間を通してみると、安藤・間は市場全体を上回る優れた株価パフォーマンスを示していますが、直近1ヶ月や6ヶ月のような短期・中期では市場を下回る局面も見られます。これは、短期的な市場センチメントの変化や利益確定売りなどの影響を受けている可能性を示唆しています。

【注意事項】

⚠️ 信用倍率が6.26倍と高水準です。将来の売り圧力に注意が必要です。

【定量リスク】

  • 年間ボラティリティ: 21.29%
    • 株価の年間ボラティリティが21.29%であるため、仮に100万円投資した場合、年間で±21万2,900円程度の変動が想定されます。これは市場平均と比較して中程度の変動リスクと言えます。
  • 最大ドローダウン: -52.55%
    • 過去に-52.55%という最大ドローダウンを記録しています。これは、投資元本が半分以下になる可能性も過去に存在したことを意味し、この程度の下落は今後も起こりうるリスクとして認識すべきです。
  • シャープレシオ: -1.26
    • リスクに見合うリターンが得られているかを示すシャープレシオは-1.26とマイナスであり、過去にリスクに見合う十分なリターンが得られなかった期間があることを示しています。これは、リターンがリスクに見合わない時期があったことを意味します。

【事業リスク】

  • 国内建設需要の変動: 国内の公共投資や民間設備投資の動向、景気変動は建設需要に直結します。人口減少や、自然災害からの復旧需要が一時的に高まる可能性がある一方で、長期的な国内市場の縮小はリスク要因となります。
  • 資材価格・人件費の高騰: 建設資材価格の高騰や熟練労働者不足による人件費の上昇は、工事原価を押し上げ、利益率を圧迫する可能性があります。契約における価格転嫁が適切に行われない場合、収益悪化に繋がるリスクがあります。
  • 海外事業の地政学的・経済的リスク: 安藤・間は海外展開も積極的ですが、海外事業は現地の政治情勢、法律・規制の変更、為替変動、経済状況など、国内とは異なるリスクに晒されます。特に、新興国市場でのプロジェクトは、予期せぬ事態により収益性が悪化する可能性があります。

7. 市場センチメント

安藤・間の信用買残は53万2,500株、信用売残は8万5,000株であり、信用倍率は6.26倍と高水準です。これは投資家の買いが売りを大きく上回っている状況を示しており、将来的に信用取引の期日到来による売り圧力が発生する可能性があります。
主要株主構成を見ると、日本マスタートラスト信託銀行(信託口)が15.81%、自社(自己株口)が11.55%、日本カストディ銀行(信託口)が4.96%を保有しています。機関投資家の保有割合が高く、安定株主が多いと見られますが、自己株口の割合も高く、今後の自社株買いや株式償却、あるいは経営戦略における活用にも注目が集まります。

8. 株主還元

安藤・間は堅実な株主還元策を実施しています。

  • 配当利回り: 会社予想1株配当80.00円に対し、予想配当利回りは4.07%と高い水準です。これはインカムゲインを重視する投資家にとって魅力的な水準と言えるでしょう。
  • 配当性向: 2026年3月期の予想配当性向は41.5%です。これは利益の約4割を配当に回している計算になり、健全な水準と言えます。2024年3月期の配当性向67.7%から大幅に改善しており、増益に伴う安定的な還元姿勢が評価されます。
  • 自社株買いの状況: 自己株口の保有割合が11.55%と高水準であり、過去に自社株買いが実施され、それが株主還元の一環として機能していると考えられます。今後も市場環境や業績に応じて自社株買いを通じた株主還元が期待されます。

SWOT分析

強み

  • ダム、トンネルなど大型土木工事における高い技術力と実績、および海外事業への積極的な展開。
  • 非常に高いROE(16.28%)と健全な自己資本比率(46.0%)に裏付けられた強固な財務体質。

弱み

  • 特定の事業において工事原価高騰や収益変動のリスクを抱え、利益の質(営業CF/純利益比率0.42)に改善余地。
  • 市場平均と比較して高めのバリュエーション指標(PER15.19倍、PBR1.64倍)。

機会

  • 老朽化したインフラの更新需要や、災害復旧・防災対策による安定した公共工事需要。
  • 海外における経済成長とインフラ投資拡大による事業機会の獲得。

脅威

  • 国内建設市場における競争の激化、および少子高齢化に伴う労働力不足、人件費の高騰。
  • 原材料価格の変動やエネルギーコストの上昇による工事原価の増加圧力。

この銘柄が向いている投資家

  • 安定した配当と堅実な事業基盤を求める中長期投資家: 年間4.07%という高い配当利回りと、安定した受注残高、健全な財務体質は、インカムゲインを重視し、企業の持続的な成長に期待する投資家にとって魅力的です。
  • 国内インフラ投資やグローバル建設市場の成長に期待する投資家: ダムやトンネルといった大型土木に強みを持ち、海外展開も積極的であるため、国内外のインフラ投資の恩恵を受けたいと考える投資家。

この銘柄を検討する際の注意点

  • 業績予想とバリュエーションのバランス: 2026年3月期は減益予想であり、市場平均と比較して割高なバリュエーションを維持できるか、今後の業績変動には特に注意が必要です。
  • 信用取引の動向: 信用倍率が6.26倍と高水準にあるため、将来的に信用売りの期日到来による株価下落リスクを考慮し、需給状況を継続的に監視することが重要です。

今後ウォッチすべき指標

  • 受注高と受注残高の推移: 特に建築事業の受注高と、総受注残高の積み上がりは、将来の売上高と利益の下支えとなるため、継続的にウォッチすべきです。
  • 営業利益率の改善: F-Scoreで改善余地が指摘された営業利益率が、目標とする10%超を安定的に達成できるか、四半期ごとの推移を注視する必要があります。

10. 企業スコア

  • 成長性: A (良好な成長期待)
    • 2025年3月期に売上高4,251億6,000万円(前々期比7.87%増)、営業利益352億4,300万円(同89.5%増)、EPS168.75円(同90.3%増)と大幅な増収増益を達成しました。2026年3月期は減益予想ですが、第3四半期での上方修正や堅調な受注残高を考慮すれば、中期的な成長期待は十分にあると判断できます。
  • 収益性: A (良好な収益水準)
    • 2025年3月期の実績ROEは16.28%、過去12ヶ月のROAは7.11%と、ベンチマーク(ROE 10%、ROA 5%)を大幅に上回る高い水準を維持しています。過去12ヶ月の営業利益率は7.78%ですが、利益率改善の兆しが見られます。
  • 財務健全性: S (優れた財務基盤)
    • 自己資本比率は46.0%(基準60%未満)、流動比率は1.60倍(基準200%未満)と良好な水準であり、Piotroski F-Scoreも7/9点と「優良」判定です。特に財務健全性スコアは満点の3/3点を記録しており、非常に安定した財務基盤を誇ります。
  • バリュエーション: C (やや割高水準)
    • 現在のPERは15.19倍で業界平均14.0倍を上回り、PBRも1.64倍で業界平均1.1倍を大きく上回っています。業績が好調であることから市場から評価されているものの、業界平均と比較すると割高感があり、今後の業績次第では株価調整のリスクも考慮すべきでしょう。

企業情報

銘柄コード 1719
企業名 安藤・間
URL http://www.ad-hzm.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 建設・資材 – 建設業

バリュー投資分析(5年予測・3シナリオ参考情報)

将来のEPS成長と配当を3つのシナリオ(楽観・標準・悲観)で予測し、現在の株価が割安かどうかを試算した参考情報です。

現在の指標

株価 1,963円
EPS(1株利益) 129.46円
年間配当 4.07円

シナリオ別5年後予測

各シナリオの成長率・PER前提と、それに基づく5年後の予測株価・期待リターンです。

シナリオ 成長率 将来PER 5年後株価 期待CAGR
楽観 15.2% 17.3倍 4,539円 18.4%
標準 11.7% 15.0倍 3,381円 11.7%
悲観 7.0% 12.8倍 2,320円 3.6%

目標年率別の理論株価(標準シナリオ)

標準シナリオに基づく参考値です。「理論株価」は、この価格以下で購入すれば目標年率リターンを達成できる可能性がある株価上限です。

現在株価: 1,963円

目標年率 理論株価 判定
15% 1,695円 △ 16%割高
10% 2,117円 ○ 7%割安
5% 2,671円 ○ 27%割安

【判定基準】○X%割安:現在株価が理論株価よりX%低い / △X%割高:現在株価が理論株価よりX%高い

競合他社

企業名 コード 現在値(円) 時価総額(億円) PER(倍) PBR(倍) ROE(%) 配当利回り(%)
戸田建設 1860 1,539 4,965 17.11 1.22 8.4 2.92
熊谷組 1861 1,683 2,913 14.49 1.55 11.0 2.67
西松建設 1820 6,149 2,569 11.78 1.32 12.6 3.57

関連情報

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このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.31)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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企業スコアは、AIによる財務・業績データの分析をもとに試験的に算出した指標です。評価方法は現在も検討・改善を重ねており、確立した標準的な指標ではありません。投資判断の唯一の基準ではなく、あくまで参考情報としてご利用ください。

By ジニー

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