2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想(通期)に対する第2四半期(中間期)着地はおおむね順調で、通期予想の修正はなし(上振れ/下振れの大幅サプライズはなし)。ただし前年中間期に計上された投資有価証券売却益(713百万円)が当中間期に無かったため、当期純利益は前年同期比で減少。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高+4.8%、営業利益+2.1%)だが、親会社株主に帰属する中間純利益は△16.6%減。
  • 注目すべき変化:特別利益不在(前中間期の投資有価証券売却益713百万円が今期に無い)と、当中間期に減損損失69,534千円・関係会社清算損24,332千円を計上し特別損失合計94,316千円を計上した点。また、通期で投資有価証券売却益約1,070百万円の計上見込みを開示。
  • 今後の見通し:通期業績予想(売上高33,970百万円、営業利益4,570百万円、当期純利益3,700百万円)に変更は無し。中間実績の進捗率は売上高で約52.9%、営業利益で約84.6%、当期純利益で約70.2%と、特に営業利益の進捗が良好。
  • 投資家への示唆:営業利益率が高く事業は堅調だが、一時的な特別損益の影響で純利益が前期割れ。期末に予定する投資有価証券売却益約1,070百万円の計上が通期業績に影響する点に注目。株式分割(1→3、2025/12/1効力)に伴う1株当たり指標と配当額の表示調整にも注意。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社クイック(コード 4318)
    • 主要事業分野:人材サービスを中核に、リクルーティング事業、地域情報サービス、HRプラットフォーム、海外事業等を展開(看護師紹介・派遣、求人広告・採用支援、地域向け販促等)。
    • 代表者名:代表取締役社長 川口 一郎
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年10月31日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)連結(2025年4月1日~2025年9月30日)
    • 決算説明資料:作成有、機関投資家向け説明会あり
  • セグメント(報告セグメント):
    • 人材サービス事業:人材紹介、人材派遣・紹介予定派遣・業務請負等
    • リクルーティング事業:求人広告取り扱い、採用サイト制作等(当中間期より一部事業移管)
    • 地域情報サービス事業:生活情報誌、ポスティング、コンサル等
    • HRプラットフォーム事業:「日本の人事部」などの情報・イベント事業
    • 海外事業:米国、メキシコ、英国、オランダ、中国、ベトナム、タイ等で展開
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株含む):18,850,676株(中間期時点)
    • 期中平均株式数(中間期):18,707,149株
    • 株式分割予定:普通株式1株につき3株(基準日 2025/11/30、効力発生日 2025/12/01)。分割後の発行済株式数 56,552,028株。
  • 今後の予定:
    • 半期報告書提出予定日:2025年11月13日
    • 配当支払開始予定日:2025年12月1日
    • その他IRイベント:決算説明会(資料有)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社予想は通期ベース。以下は当中間期実績と通期予想の比較による進捗率)
    • 売上高:17,972百万円(前年同期比+4.8%) 通期予想33,970百万円に対する進捗率 52.9%
    • 営業利益:3,864百万円(前年同期比+2.1%) 通期予想4,570百万円に対する進捗率 84.6%
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:2,599百万円(前年同期比△16.6%) 通期予想3,700百万円に対する進捗率 70.2%
  • サプライズの要因:
    • 純利益が前年同期を下回った主因は、前年に計上された投資有価証券売却益(713百万円)が当中間期に無かった点。また当中間期は減損(69,534千円)および関係会社清算損(24,332千円)を計上。
    • 営業面では求人広告(アグリゲーション系)や看護領域の堅調が寄与し、営業利益は高い進捗率。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想の据え置きを表明。期末に投資有価証券売却益約1,070百万円を計上する見込みとされており、これが実現すれば通期純利益にプラス寄与する想定。

財務指標(要点)

  • 主要数値(当中間連結会計期間=2025年4月1日~9月30日、単位:百万円)
    • 売上高:17,972(+4.8%)
    • 営業利益:3,863(+2.1%)
    • 経常利益:3,901(+2.2%)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:2,599(△16.6%)
    • 1株当たり中間純利益(注記あり):138.92円(表示は株式分割考慮の有無により異なる。株式分割考慮しない場合の参考値あり)
  • 収益性指標
    • 営業利益率:3,863 / 17,973 = 約21.5%(高水準)
    • ROE(簡易計算、親会社中間純利益 / 期末自己資本):2,599 / 19,550 ≒ 13.3%(良好、目安10%以上)
    • ROA(親会社中間純利益 / 総資産):2,599 / 25,815 ≒ 10.1%(良好、目安5%以上)
  • 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
    • 売上高進捗率:52.9%(通期比:順調、通年半ばでやや先行)
    • 営業利益進捗率:84.6%(非常に良好→下半期の負担リスク小)
    • 純利益進捗率:70.2%(特別損益の有無で変動)
    • 過去同期間との比較:売上・営業利益は増加だが純利益は一時要因で減少
  • キャッシュフロー(単位:百万円)
    • 営業CF:2,116(前年同期比△17.9%)
    • 投資CF:△1,392(前年同期は+121) 主な支出:投資有価証券取得1,028、無形固定資産取得391
    • 財務CF:△923 主に配当支払922
    • フリーCF(営業CF − 投資CF):約723(正味のキャッシュ創出は継続)
    • 営業CF/純利益比率:約0.81(2,116 / 2,599)(目安1.0以上で健全だが今回は1.0未満)
    • 現金及び現金同等物残高:14,792百万円(期首15,007百万円、△214百万円)
  • 四半期推移(QoQ):四半期別詳細は非掲載だが中間累計は堅調。季節性の影響は通期予想と併せて管理。
  • 財務安全性
    • 総資産:25,815百万円(前期末比 +684百万円)
    • 純資産:19,554百万円(前期末比 +1,712百万円)
    • 自己資本比率:75.7%(前期末 71.0%、安定水準。目安40%以上で安定)
    • 有利子負債:短期借入金119.999百万円(ほぼ無借金に近い構成)
  • 効率性
    • 総資産回転率・売上高営業利益率は高い水準(営業利益率約21.5%)
  • セグメント別(当中間期=百万円、前年同期比%は本文)
    • 人材サービス:売上 13,006(+5.3%)、営業利益 3,430(+2.2%) — 中核で堅調
    • リクルーティング:売上 1,687(+4.5%)、営業利益 472(+19.1%) — 利益改善
    • 地域情報サービス:売上 1,486(+16.0%)、営業利益 314(+57.1%) — 大きく増益
    • HRプラットフォーム:売上 550(△11.1%)、営業利益 231(△23.8%) — 広告系の減収影響
    • 海外事業:売上 1,243(△3.3%)、営業利益 102(△50.0%) — 地域差・為替影響

特別損益・一時的要因

  • 当中間期の特別利益:計上なし(ただし会社は通期で投資有価証券売却益約1,070百万円計上見込みを公表)
  • 当中間期の特別損失:94,316千円(内訳:減損損失69,534千円、関係会社清算損24,332千円等)
  • 一時的要因の影響:特別損失計上のため税引前利益は圧迫されたが、営業面では堅調。前中間期の投資有価証券売却益713百万円が無い点が純利益差の主要因。
  • 継続性の判断:減損や関係会社清算は一時的要因である可能性が高く、通期で予定する投資有価証券売却益が計上されれば純利益は回復見込み。

配当

  • 配当実績・予想(表示は株式分割の影響を考慮した表記あり)
    • 第2四半期(中間)配当:50.00円(表示は分割考慮後の金額)
    • 期末配当(予想):18.00円(株式分割を考慮した金額。分割前換算では期末54.00円となる旨注記)
    • 直近(2025年3月期)年間配当:96.00円(分割前)
  • 配当支払額(当中間期):922.707百万円(配当金支払)
  • 配当性向:通期ベースの予想・計算は通期業績確定後のため現時点で–(参考:当期中間利益との単純比較は変動あり)
  • 株主還元方針:株式分割により流動性向上を図ると同時に配当予想の修正(増配)を発表(詳細は2025/10/10公表資料参照)。自社株買いは当中間期では特記事項なし。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(投資活動の主な内訳、当中間期)
    • 有形固定資産取得:26,076千円(約26.1百万円)
    • 無形固定資産取得(ソフトウェア等):391,444千円(約391.4百万円)
    • 合計設備投資(開示ベースの主な支出):約417百万円(資料記載の通期ないし中間の合計と整合)
    • 減価償却費:276,401千円(約276.4百万円)

セグメント別情報(要旨)

  • 人材サービス:建設・不動産、製造業、IT、看護師領域が堅調で増収。派遣は看護師堅調だが保育士は登録者獲得で苦戦。
  • リクルーティング:Indeed等アグリゲーション系が好調、制作系サービスも増収。事業譲受によるのれん191,852千円計上。
  • 地域情報サービス:生活情報誌・ポスティング・コンサルが好調で大幅増益。
  • HRプラットフォーム:オンライン広告減少で苦戦する一方、イベント事業は好調。全体減収減益。
  • 海外:地域により差分。米国・メキシコ等は一部採用控えや為替影響で減収、英国・オランダは増収。中国は子会社解散・清算準備中。
  • セグメント戦略:既存事業拡大、新規マーケット開拓、プロモーション強化、人材への投資等を継続。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:当該資料内に詳細な中期数値目標は未掲(別資料参照)。当中間期の業績は通期予想に沿って概ね順調。
  • KPI達成状況:営業利益率や自己資本比率は高水準。のれん発生、投資有価証券売買予定等により中長期の収益性・資本効率に影響あり。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:国内は有効求人倍率高止まりで採用ニーズ堅調。求人手法の多様化で競争は激化。海外は各国の景気・通商政策(米国関税等)や為替が影響。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(変更なし):売上高33,970百万円(+4.5%)、営業利益4,570百万円(+0.8%)、当期純利益3,700百万円(+3.3%)
    • 会社予想の前提:投資有価証券売却等の一時利益計上見込みあり(約1,070百万円)。為替やマクロ動向は不確実要因。
  • 予想の信頼性:中間実績の進捗(特に営業利益の高進捗)から、会社は通期予想達成の見通しを示している。ただし特別損益や資産売却の実現状況に依存。
  • リスク要因:国内消費マインド低下、為替変動、原材料(人件費)上昇、海外の通商政策(関税)、競争激化、重要子会社の清算・撤退リスク等。

重要な注記

  • 会計方針の変更:当中間期における重要な会計方針の変更、見積り変更、修正再表示等はなし。
  • 第2四半期(中間期)決算短信は監査法人のレビュー対象外。
  • 株式分割(1→3)に伴う1株当たり情報・配当の表示は分割後の金額で表記されているため、数値比較時は注意。
  • 不明項目は「–」で表記。

免責(注記)

  • 本まとめは提供資料に基づく要約であり、投資助言を目的としたものではありません。現状の公開情報を整理したもので、将来見通しは会社発表に依存します。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4318
企業名 クイック
URL https://919.jp/
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.3)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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