(数値データ追加)「2025年12月期 決算短信 〔日本基準〕 (連結)」における数値データ(XBRL)について
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:特段の市場コンセンサスとの比較は開示されていないが、営業利益・経常利益は会社の通常の事業収益構造から「やや下振れ」の内容。親会社株主に帰属する当期純利益は特別利益の計上により前年並びに市場見通し(未提示)に対して上振れ。総じて「特別項目により純利益は上振れ」。
- 業績の方向性:増収ではなく減収減益(売上高:△2.2%、営業利益:△10.1%、経常利益:△19.5%)。ただし特別項目で当期純利益は+25.3%。
- 注目すべき変化:旅客数の減少が顕著(乗船客数 646千人→741千人、△12.8%)で海運部門の収益に下押し圧力。これに対し、特別修繕引当金の取り崩し(210百万円)等の特別利益が発生し、最終利益を押し上げた点が大きい。
- 今後の見通し:2026年12月期会社予想は売上高14,820百万円(+3.7%)だが営業利益260百万円(△50.3%)と利益は大幅減見込み。配当は「未定」。通期達成可能性は、旅客需要回復と安全関連コストの動向に左右されやすく、下振れリスクあり。
- 投資家への示唆:営業面は旅客回復遅延や気象リスクで不確実性が高く、今回の純利益改善は一時的要因(特別利益)による。収益力回復の持続性を確認するには、(1)次期以降の営業利益回復、(2)旅客数・貨物量の改善、(3)配当方針(未定)を注視する必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:東海汽船株式会社
- 主要事業分野:東京諸島と本土間の旅客・貨物定期航路を中心とする海運関連事業、商事・料飲事業、ホテル事業、旅客自動車運送事業(島内バス等)
- 代表者名:代表取締役社長 山﨑 潤一
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月12日(決算短信公表日)
- 対象会計期間:2025年1月1日~2025年12月31日(連結・通期)
- 決算説明資料・説明会:作成・開催無し
- セグメント(報告セグメント4つ):
- 海運関連事業:旅客・貨物定期航路、東京湾内周遊等(主力)
- 商事料飲事業:船内販売、待合所での料飲販売、島向け生活必需品・建設資材供給等
- ホテル事業:大島でのホテル運営
- 旅客自動車運送事業:大島島内バス運行、自動車整備等
- 発行済株式:
- 発行済株式数(期末):2,200,000株
- 期末自己株式数:5,382株
- 期中平均株式数:2,194,632株
- 時価総額:–(記載なし)
- 今後の予定:
- 定時株主総会(予定):2026年3月24日
- 配当支払開始予定日:2026年3月25日(期末配当1株当たり10円は株主総会承認前提)
- 有価証券報告書提出予定日:2026年3月26日
- IRイベント:決算説明会なし
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想との比較は、当該開示に「2025実績に対する事前予想」は明示されていないため、主に前期比で記載)
- 売上高:14,288百万円(対前期14,604百万円 △2.2%)
- 営業利益:523百万円(対前期582百万円 △10.1%)
- 純利益(親会社株主):368百万円(対前期293百万円 +25.3%)
- ※会社の当初予想との達成率は資料上明示なし → サプライズ判定は「特別損益により純利益が上振れ」
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:特別利益(特別修繕引当金取崩210百万円、国庫補助金116百万円、その他)計338百万円が発生し、税引前利益を押し上げた。
- 下振れ要因:旅客数の減少(夏季の減便・ジェット船の減船や減便の影響)により旅客収入が圧迫、海運部門の営業利益は減少。
- 通期への影響:
- 2026年予想は売上増(+3.7%)も営業利益・純利益を大幅に減額見込み(営業利益260百万円、親会社株主帰属当期純利益160百万円)。特別項目の再発は期待できないため、2026年は営業改善が鍵。配当は未定(株主還元は慎重姿勢)。
財務指標
(単位:百万円。%は前年比)
- 主要財務諸表要点(連結)
- 売上高:14,288(△2.2%:△316)
- 営業利益:523(△10.1%:△59)
- 経常利益:445(△19.5%:△108)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:368(+25.3%:+75)
- 総資産:20,744(△17,762? → 実数の差は22,506→20,744で△1,762百万円)
- 純資産:6,924(+8.2%:+566)
- 自己資本比率:25.4%(前年21.2%)(目安:40%以上で安定→25.4%は低めだが改善)
- 1株当たり当期純利益(EPS):167.70円(前年133.80円)
- 1株当たり純資産(BPS):2,404.18円(前年2,174.32円)
- 収益性指標(会社開示)
- ROE(自己資本当期純利益率):7.3%(目安:8%以上で良好 → やや未達)
- ROA(総資産経常利益率):2.1%(目安:5%以上で良好 → 低位)
- 営業利益率(売上高営業利益率):3.7%(前年4.0%)
- 進捗率分析(四半期決算該当せず):
- 四半期進捗は該当資料にて四半期開示無しのため –(省略)
- キャッシュフロー
- 営業CF:685(前年2,231)→ 減少(ただし営業CF/当期純利益比率=685/429≈1.60、目安1.0以上で健全 → 良好)
- 減価償却費は1,215(前年1,303)
- 投資CF:△249(前年△556)→ 主に有形固定資産取得による支出(307)
- 財務CF:△1,657(前年△926)→ 借入金返済の増加によるキャッシュアウト
- フリーCF(営業CF – 投資CF):約+436(685−249)
- 現金同等物残高:3,546(前年4,768)→ 減少(△1,221)
- 四半期推移(QoQ):開示なし(通期報告)
- 財務安全性
- 自己資本比率:25.4%(改善、ただし業種・目安として40%が安定水準。現状は低め)
- 負債動向:長短借入金の総額は減少(短期借入3,528、長期借入6,737。借入金は前期比で減少)
- 流動比率:流動資産6,960 / 流動負債5,124 ≈ 135.9%(健全域、目安100%以上)
- 効率性
- 総資産回転率(売上/総資産):14,288 / 20,744 ≈ 0.69回
- 売上高営業利益率の低下は旅客減少等の影響
- セグメント別(外部売上・セグメント利益、当期)
- 海運関連事業:売上高 12,482百万円(前期12,849 △2.9%)、セグメント利益 875百万円(前期952 △8.1%)
- 商事料飲事業:売上高 1,182百万円(前期1,165 +1.5%)、利益116百万円(前期112 +3.6%)
- ホテル事業:売上高 345百万円(前期319 +8.1%)、利益14百万円(前期10 +40%)
- 旅客自動車運送事業:売上高 278百万円(前期270 +3.0%)、利益19百万円(前期14 +35.7%)
- 財務の解説(要点)
- 旅客数の大幅減が海運事業の売上・営業利益を押し下げた。費用面では船舶燃料費・修繕費が改善傾向。
- 総資産は船舶の減価償却等で減少。負債減少(借入金返済)により純資産が増加し、自己資本比率は改善。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:合計338百万円
- 国庫補助金 116百万円
- 特別修繕引当金取崩額 210百万円(主因)
- その他特別利益 12百万円
- 特別損失:合計182百万円
- 固定資産圧縮損 115百万円
- 固定資産除却損 66百万円
- 一時的要因の影響:
- 特別利益の寄与で税引前利益・純利益が改善。営業ベースでは減益のため、本質的な業績改善とは言いづらい。
- 継続性判断:
- 特別修繕引当金取崩は一時的要因であり、今後も継続する保証はない(再発は不確定)。
配当
- 2025年12月期(実績):期末配当 10円、年間配当合計 10円(配当金総額 21百万円)
- 配当性向(連結):6.0%
- 純資産配当率(配当/純資産):0.4%
- 2026年12月期(予想):配当未定(会社は現時点で未定と表明)
- 特別配当:無し
- 株主還元方針:安定配当の維持を基本方針とするが、次期は経営環境不確定のため未定。自社株買い等の情報は無し。
設備投資・研究開発
- 設備投資(連結):有形固定資産および無形固定資産の増加額合計 305百万円(前期499百万円)
- 主な内容:船舶関連・本社管理部門等の設備投資(詳細は注記)
- 減価償却費(連結):1,215百万円(前年1,303百万円)
受注・在庫状況
- 受注情報:該当記載なし(–)
- 在庫状況:
- 棚卸資産(連結:原材料及び貯蔵品)949百万円(前年851百万円、増加)
- 在庫回転日数:記載なし(–)
セグメント別情報(補足)
- 海運関連事業が主力で売上構成比が高く、旅客回復のスピードが業績に直結。
- 商事料飲事業は安定的に推移(セメント等が好調)で「第三の収益の柱」として拡大へ注力。
- ホテル・旅客自動車は需給回復の局面で改善。ホテルは稼働率・客単価が改善。
- 地域別売上:国外売上なし(国内中心)。
中長期計画との整合性
- 中期経営戦略:コスト弾力化・固定費圧縮、閑散期対策、船隊再編、EC等新規事業の展開を掲げる。
- KPI達成状況:ROEや営業利益率の向上が課題。2025はROE7.3%で目標(8%以上)には届かず。事業再編と需給回復の両立が鍵。
競合状況や市場動向
- 競合比較:同業他社との詳細比較は資料に記載なし(–)。旅客フェリー市場は気象影響・観光需要回復のスピードで業績が大きく変動。
- 市場動向:観光需要は回復基調だが、東京諸島は都心部より回復が遅い点が業績に影響。
今後の見通し
- 業績予想(連結・会社予想 2026年1月1日~2026年12月31日)
- 売上高:14,820百万円(+3.7%)
- 営業利益:260百万円(△50.3%)
- 経常利益:260百万円(△41.6%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:160百万円(△56.5%)
- 1株当たり当期純利益:72.91円
- 予想の信頼性:過去の予想達成傾向は資料上限定的だが、旅客数・気象・燃料価格等外部要因の影響が大きく不確実性は高い。
- リスク要因(主なもの)
- 旅客収入の下振れ(冬季・気象、感染症等)
- 燃料価格上昇
- 自然災害(地震・噴火・台風)
- 人材確保問題、法令遵守・安全管理コストの増加
- 繰延税金資産の回収可能性悪化リスク
重要な注記
- 会計方針変更:2022年改正会計基準(法人税等)を期首から適用。連結財務諸表への影響は無し。
- 将来適用予定の会計基準:リース会計基準改正(借手の全てのリースを資産・負債計上)を2028年12月期から適用予定。影響評価中。
- その他の重要事項:国土交通当局からの是正命令(船員法等)を受け、改善報告書提出・安全管理体制強化を実施。役員人事(2026年3月24日付の就任予定者・辞任者)あり。
(注)
- 本まとめは、提供された決算短信(2025年12月期・連結)を基に作成。市場(コンセンサス)数値や時価総額等、資料に未記載の項目は「–」としている。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9173 |
| 企業名 | 東海汽船 |
| URL | http://www.tokaikisen.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 運輸・物流 – 海運業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.3)」によって自動生成されました。
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