2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)(公認会計士等による期中レビューの完了)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期業績予想に変更はなし(発表済予想からの修正なし)。四半期(累計)実績は通期予想に対して進捗率がやや低め(売上・営業利益・純利益ともに約60〜69%の進捗)。
- 業績の方向性:増収増益ではなく「増収減益/減収減益」ではあるが、セグメントで差が大きい。全社では増収ではなく減収・減益(第3四半期累計:売上高 △7.5%、営業利益 △23.0%、親会社株主帰属当期純利益 △21.0%)。
- 注目すべき変化:ディスプレー(FT)事業が売上・採算ともに大幅改善(売上 +44.5%、営業利益 +436.5%)で寄与。一方、主力の半導体装置(SPE)は売上(△11.8%)・営業利益(△22.4%)で低下。
- 今後の見通し:通期予想の修正はなし。第3四半期累計の進捗(売上68.5%、営業利益66.2%、純利益62.4%)を踏まえると、通期計画達成は可能だが下期の受注/引渡しペース次第で不確実性あり。
- 投資家への示唆:半導体向け装置の回復待ちの一方、FT(OLED)やGAのリカーリング収益が一定の下支え。通期見通しは維持されているが、注目点は(1)SPEの下期取り込み状況(受注・出荷)、(2)キャッシュ動向(自己株取得・配当等)と為替・関税の影響。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社SCREENホールディングス(コード 7735、東証プライム)
- 主要事業分野:半導体製造装置、グラフィックアーツ機器、ディスプレー製造装置および成膜装置、プリント基板関連機器、ライフサイエンス等(注:セグメント別は下記参照)
- 代表者名:取締役社長 後藤 正人
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月13日(第3四半期決算短信、期中レビュー完了)
- 対象会計期間:2025年4月1日~2025年12月31日(2026年3月期 第3四半期累計、連結)
- 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)
- セグメント:
- SPE(半導体製造装置事業):半導体装置の開発・製造・販売・保守
- GA(グラフィックアーツ機器事業):印刷関連機器の開発・製造・販売・保守(インク等のリカーリングあり)
- FT(ディスプレー製造装置および成膜装置事業):ディスプレー/OLED向け装置の開発・製造・販売・保守
- PE(プリント基板関連機器事業):プリント基板関連機器の開発・製造・販売・保守
- その他:ライフサイエンス、先端パッケージ、水素関連、新規事業、ソフト等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株含む):95,379,986株(2026年3月期3Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):94,528,755株(2026年3Q累計)
- 時価総額:–(指定なし)
- 今後の予定:
- 決算発表:今回(第3四半期)発表済
- 株式分割:取締役会決議により普通株式を1→2株に分割(効力発生日 2026年4月1日)
- IRイベント:決算説明会資料あり(ウェブ掲載)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社の通期予想との比較は「通期ベース進捗率」)
- 売上高:第3四半期累計 425,352 百万円。通期予想 621,000 百万円に対する進捗率 68.5%(425,352/621,000)。
- 営業利益:77,439 百万円。通期予想 117,000 百万円に対する進捗率 66.2%。
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:54,946 百万円。通期予想 88,000 百万円に対する進捗率 62.4%。
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:FT(ディスプレー/OLED)事業の好調(売上・採算性改善)、GAのリカーリング収益増。
- 下振れ要因:主力のSPE(半導体装置)がロジック/ファウンドリー向け装置の売上減、固定費増加、米国関税の影響等で営業利益減。全体で売上減(△7.5%)が利益を圧迫。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。累計進捗は概ね計画ラインに近いが、純利益進捗がやや低めな点、下期のSPE回復が鍵。現時点で予想修正はなし。
財務指標
- 財務諸表(要点)
- 総資産:677,081 百万円(前期末 671,287、+0.9%)
- 純資産:443,254 百万円(前期末 420,694、+5.4%)
- 自己資本比率:65.4%(安定水準、前期 62.7%)
- 有利子負債:4,059 百万円(ネットキャッシュ 180,192 百万円)
- 収益性(第3四半期累計:2025/4/1–2025/12/31)
- 売上高:425,352 百万円(前年同期比 △7.5% / △34,612 百万円)
- 営業利益:77,439 百万円(前年同期比 △23.0% / △23,180 百万円)
- 営業利益率:18.2%(前年同期 21.9%、△3.7pt)
- 経常利益:78,846 百万円(前年同期比 △23.0%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:54,946 百万円(前年同期比 △21.0%)
- 1株当たり四半期純利益(累計):581.27円(前年同期 714.70円)
- 収益性指標(実績ベース、参考)
- ROE(直近9か月実績ベース):約12.4% = 54,946 / 443,133(自己資本) → 目安:良好(8%以上が良好)
- ROA(直近9か月実績ベース):約8.1% = 54,946 / 677,081 → 目安:良好(5%以上が良好)
- 営業利益率:18.2%(業種平均は事業により差異大、同社は高水準だが前年より低下)
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:68.5%
- 営業利益進捗率:66.2%
- 純利益進捗率:62.4%
- 過去同期間(前年同累計)との比較:前年は売上・利益とも高い伸び(前年は半導体市況回復期)で、今年は減収減益の反動。
- キャッシュフロー
- 営業CF:40,510 百万円(前年同期 44,425 百万円の収入 → 減少)
- 投資CF:△17,447 百万円(設備投資・無形資産取得、前年 △17,367)
- 財務CF:△41,962 百万円(配当支払・自己株取得等、前年 △26,744)
- フリーCF(営業CF−投資CF):約23,063 百万円(40,510 − 17,447)
- 営業CF/純利益比率:40,510 / 54,946 ≒ 0.74(目安1.0以上が健全、やや低い)
- 現金及び現金同等物残高:183,024 百万円(前期末 197,484、△15,612)
- 四半期推移(QoQ)
- 四半期ごとの詳細は開示資料参照だが、累計ベースでSPEの弱さが顕在化。季節性や四半期偏在は受注→出荷タイミングで変動。
- 財務安全性
- 自己資本比率 65.4%(安定水準)
- 有利子負債は小さい(4,059 百万円)、ネットキャッシュ 180,192 百万円と高い流動性
- 効率性
- 減価償却費:10,701 百万円(第3四半期累計、前年 9,349)
- 総資産回転率などは売上推移により低下傾向(詳細は別表)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:投資有価証券売却益 2,156 百万円(当第3四半期累計)
- 特別損失:投資有価証券評価損 1 百万円(小額)
- 一時的要因の影響:特別利益はややポジティブに寄与するが金額は限定的。主要な業績変動要因は本業(SPE等)の売上減・固定費増。
- 継続性の判断:投資有価証券売却益は一時的(継続性なしと判断)
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当:123.00 円(2026年3月期)
- 期末配当(予想):157.00 円
- 年間配当予想:280.00 円(前期 308.00 円)
- 配当利回り:–(株価情報がないため算出不可)
- 配当性向(通期予想ベース):280 / 930.90 ≒ 30.1%(予想EPS 930.90円に対する比率)
- 特別配当の有無:なし
- 株主還元方針:自己株式の取得・消却を実施済み(第3四半期に自己株買い及び8月に消却。資本構成に影響)
設備投資・研究開発
- 設備投資(第3四半期累計):18,854 百万円(前年同期 13,824、+36.4%)
- 通期予想:28,000 百万円(進捗率 約67.3%)
- 主な投資内容:研究開発設備等、有形固定資産取得
- 減価償却費:10,701 百万円(第3四半期累計)
- 研究開発費(R&D):26,660 百万円(第3四半期累計、前年 22,508、+18.4%)
- 通期予想:38,000 百万円(進捗率 約70.2%)
- コメント:R&D投資と設備投資の増加は中長期の製品競争力強化を意図
受注・在庫状況(該当情報)
- 受注高/受注残高:–(決算短信に明示的な受注高・受注残は未記載)
- 在庫(棚卸資産):商品・製品 100,404 百万円、仕掛品 52,971 百万円、原材料等 18,374 百万円(期末)
- 在庫の動き:棚卸資産は前年同期間に比べ増加だが、キャッシュの実態・回転は別途注視が必要
セグメント別情報
- セグメント別売上高(第3四半期累計、百万円)
- SPE:338,669(売上比率最大、前年同期比 △11.8%)、セグメント利益 78,347(△22.4%)
- GA:39,515(前年同期比 +1.3%)、セグメント利益 1,937(△41.0%)
- FT:35,869(前年同期比 +44.5%)、セグメント利益 7,315(+436.5%)
- PE:8,923(前年同期比 △7.3%)、セグメント損失 △527(前年は黒字)
- その他:5,239(事業多様化分野)
- 前年同期比較:FTが最も伸長。SPEの減少が全社業績に与える影響大。
- 地域別:海外比率 約85.2%(高い海外依存)。台湾向け増加、中国・米国向け減少がセグメント動向に影響。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料中に明示的な中期目標の詳細は記載なし(–)。R&D・設備投資増は中期戦略との整合性を示唆。
- KPI達成状況:半導体向け受注回復がKPI的に重要。現時点でSPEの下期取り込みが進捗キー。
競合状況や市場動向
- 市場動向:生成AIやDXによる先端半導体への投資加速期待、ディスプレー需要は回復基調。米国通商政策や関税が不確実性要因。
- 競合比較:同業他社との相対的ポジションや市場シェアは本資料での記載なし(–)。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期業績予想(変動なし):売上 621,000 百万円(△0.7%)、営業利益 117,000 百万円(△13.8%)、親会社株主帰属当期純利益 88,000 百万円(△11.5%)
- 会社予想の前提:為替前提等の詳細は決算説明資料参照(本短信では明示なし)
- 予想の信頼性:通期据え置きだが第3四半期累計の進捗はやや保守的余地あり。過去の予想達成傾向は決算説明資料参照。
- リスク要因:為替変動、米国関税・通商政策、顧客側の設備投資動向(特に半導体ファウンドリー/ロジック)、原材料・部品供給、地政学リスク。
重要な注記
- 会計方針の変更:なし
- 監査・レビュー:四半期連結財務諸表について公認会計士等による期中レビューが完了(結論:重要な点で不備なし)
- 株主資本の変動:自己株式取得・処分・消却を実施(第3四半期累計で消却に伴い資本剰余金の処理あり)
- 重要な後発事象:普通株式を1株→2株に分割決議(効力発生日 2026年4月1日)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7735 |
| 企業名 | SCREENホールディングス |
| URL | http://www.screen.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.3)」によって自動生成されました。
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