2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想(通期)からの修正はなし。第3四半期累計の実績は通期予想に対し概ね進捗中だが、前年同期比では下振れ(売上高・利益ともに減少)。
  • 業績の方向性:増収ではなく「減収減益」(売上高425,352百万円、前年同期比△7.5%。営業利益77,439百万円、前年同期比△23.0%)。
  • 注目すべき変化:半導体製造装置(SPE)で装置売上が減少し利益を押し下げた一方、ディスプレー(FT)はOLED向けで大幅増(売上+44.5%、営業利益+436.5%)と二極化が鮮明。
  • 今後の見通し:通期業績予想(売上621,000百万円、営業利益117,000百万円、親会社株主帰属当期純利益88,000百万円)は修正なし。第3四半期累計の進捗率は売上68.5%、営業利益66.2%、純利益62.4%で、通期達成は依然可能性あり(ただし上期寄りの需要変動リスクに留意)。
  • 投資家への示唆:半導体セグメントの回復(ロジック/ファウンドリー向け受注の戻り)と固定費管理が通期達成の鍵。FTの成長はポジティブ材料。自己株式消却や株式分割(1→2株、効力発生日2026/4/1)など株主施策関連も注目。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社SCREENホールディングス
    • 主要事業分野:半導体製造装置の開発・製造・販売・保守(SPE)、印刷/グラフィック機器(GA)、ディスプレー製造装置・成膜装置(FT)、プリント基板関連機器(PE)等
    • 代表者名:取締役社長 後藤 正人
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年1月30日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
    • 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け、資料は同日15時台に掲載予定)
  • セグメント:
    • SPE(半導体製造装置事業):半導体装置の開発・製造・販売・保守
    • GA(グラフィックアーツ機器事業):印刷関連機器の開発・製造・販売・保守
    • FT(ディスプレー製造装置および成膜装置事業):ディスプレー/OLED向け装置の開発・製造・販売・保守
    • PE(プリント基板関連機器事業):プリント基板関連装置の開発・製造・販売・保守
    • その他:半導体先端パッケージ・ライフサイエンス・水素関連など新規事業、ドキュメント・ソフトウェア等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(含自己株式):95,379,986株(2026年3月期3Q)
    • 期中平均株式数(四半期累計):94,528,755株
    • 自己株式数(期末):835,933株
  • 今後の予定:
    • 決算説明会:2026/1/30(実施済、資料公開予定)
    • レビュー報告書添付の四半期短信公表予定日:2026/2/13
    • 重要事項:株式分割(1→2株)を2026/4/1効力発生日で決議(別途開示)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(通期会社予想に対する第3四半期累計進捗率)
    • 売上高:425,352百万円/通期621,000百万円 → 達成率 68.5%
    • 営業利益:77,439百万円/通期117,000百万円 → 達成率 66.2%
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:54,946百万円/通期88,000百万円 → 達成率 62.4%
  • サプライズの要因:
    • マイナス要因:SPE(半導体装置)の装置売上減(ロジック/ファウンドリー向け等)、固定費増、米国関税影響(GA)等により営業利益が大幅減。
    • プラス要因:FT(OLED向け)が大幅増収増益、GAではインク等のリカーリング売上増。
    • 一時項目:投資有価証券売却益2,156百万円計上(特別利益)。
  • 通期への影響:会社は通期見通しを据え置き。第4四半期の受注・引渡し動向次第で到達可能だが、SPEの回復ペースが不確実なため注意。

財務指標(主要事項)

  • 損益(第3四半期累計:百万円、前年比)
    • 売上高:425,352(△7.5%、△34,612)
    • 売上総利益:159,609
    • 販売費及び一般管理費:82,169
    • 営業利益:77,439(△23.0%、△23,180)。営業利益率18.2%(前年同期21.9%、△3.7pt)
    • 経常利益:78,846(△23.0%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:54,946(△21.0%)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS):581.27円(前年714.70円、△約18.7%)
  • 主要貸借対照表(当第3四半期末:百万円)
    • 総資産:677,081(前期末671,287、+0.9%)
    • 自己資本:443,133(前期420,640、+5.3%)
    • 自己資本比率:65.4%(安定水準、前期62.7%)
    • 有利子負債:4,059(前期5,050、△11.0%)
    • ネットキャッシュ:180,192(前期193,673、△8.0%)
    • 流動資産/流動負債(流動比率)=474,870/220,545 → 約215%(流動性良好)
  • 収益性指標(第3四半期累計ベース)
    • 単純計算のROE(累計ベース)=親会社株主純利益54,946 / 自己資本443,133 ≒ 12.4%(目安: 良好)
    • 単純計算のROA(累計ベース)=54,946 / 677,081 ≒ 8.1%(目安: 良好)
    • 営業利益率:18.2%(業種の高付加価値機器寄りで高水準)
  • 進捗率分析(通期に対する第3四半期累計)
    • 売上高進捗率:68.5%(通常は約75%前後のケースが多いが業種・受注タイミングに依存)
    • 営業利益進捗率:66.2%
    • 純利益進捗率:62.4%
    • 過去同期間との比較:前年同期は売上高進捗高め・利益率も高かったため、今期はやや遅れ
  • キャッシュフロー(第3四半期累計:百万円)
    • 営業CF:40,510(前年44,425、減少)
    • 投資CF:△17,447(主に有形固定資産取得、無形資産取得、事業取得3,000等)
    • 財務CF:△41,962(配当金支払29,672、自己株式取得等)
    • フリーCF(営業CF-投資CF):23,063(百万円)
    • 営業CF/純利益比率:40,510/54,946 ≒ 0.74(1.0未満、稼ぐ利益に対する現金化は課題)
    • 現金同等物残高:183,024百万円(前期末197,484百万円)
  • 四半期推移(QoQ 等)
    • 四半期ごとの詳細は別表参照だが、第3四半期累計でSPEの受注・引渡しの影響が大きく出ている。季節性・受注の偏りに依存。
  • 財務安全性
    • 自己資本比率65.4%(安定水準)
    • 有利子負債は小さい(4,059百万円)で財務リスクは低い

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:投資有価証券売却益 2,156百万円(第3四半期累計で計上)
  • 特別損失:投資有価証券評価損 1百万円
  • 一時的要因の影響:特別利益は規模的に限定的。業績低下は主に事業本来の売上減・固定費増による構造的要因。
  • 継続性:SPEの受注回復是非が継続的要因となるため、一時的ではない可能性あり(但し投資有価証券売却益は一時)。

配当

  • 中間配当:123.00円(支払済)
  • 期末配当(予想):157.00円
  • 年間配当予想:280.00円(前期308.00円から減配)
  • 配当利回り:–(株価に依存するため資料に記載なし)
  • 配当性向(通期予想ベース):280 / 930.90(予想EPS) ≒ 30.1%(参考)
  • 自社株買い:当期中に自己株式取得(取得1,242,500株、約11,073百万円増)および消却(6,209,746株、34,383百万円消却)を実施。配当方針は継続(特別配当なし)。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(第3四半期累計):18,854百万円(前年同期13,824、+36.4%)。通期見込み28,000百万円。
  • 減価償却費:10,701百万円(前年9,349、+14.5%)
  • 研究開発費(第3四半期累計):26,660百万円(前年22,508、+18.4%)。通期見込み38,000百万円。
  • 主な投資内容:研究開発設備等、有形固定資産取得、事業譲受(3,000百万円)等。

受注・在庫状況(開示分)

  • 受注残高/受注高の明確数値は四半期短信内のセグメント表から読み取れるが、総論としてSPEの装置受注・引渡しの変動が業績に影響。
  • 棚卸資産:100,404百万円(前期90,975百万円、増加)
  • 売上債権:97,018百万円(前期90,791百万円、増加)

セグメント別情報(第3四半期累計)

  • SPE(半導体製造装置)
    • 売上高:338,669百万円(前年比△11.8%)
    • セグメント利益:78,347百万円(△22.4%)
    • 特記事項:ポストセールス増だが装置売上減(ロジック/ファウンドリー)。地域では台湾増、中国・米国減。
  • GA(グラフィックアーツ)
    • 売上高:39,515百万円(+1.3%)
    • セグメント利益:1,937百万円(△41.0%)
    • 特記事項:リカーリング(インク等)増、関税等の影響で利益悪化。
  • FT(ディスプレー/成膜)
    • 売上高:35,869百万円(+44.5%)
    • セグメント利益:7,315百万円(+436.5%)
    • 特記事項:OLED向け装置売上増で採算改善。
  • PE(プリント基板関連)
    • 売上高:8,923百万円(△7.3%)
    • セグメント損失:△527百万円(前年同期は5,690百万円の営業利益→悪化)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画に関する具体的KPI進捗は本短信に詳細記載なし。ただしR&D投資・設備投資を強化しており技術・製品強化は継続中。
  • SPEの回復が中期目標達成に重要な位置付け。

競合状況や市場動向

  • 市場環境:生成AI等で半導体微細化・先端パッケージ投資の重要性が増し投資加速の見通し。ただし地域・顧客ごとに回復の差(中国・米国・台湾等)。
  • 競合比較:同業他社との相対位置付けは本資料に具体比較なし。半導体装置大手の投資サイクルに依存。

今後の見通し

  • 業績予想:通期予想の修正なし(直近発表分からの変更無し)
    • 前提:通期での受注引渡し・為替等の影響を織り込んだ前提(詳細は会社公表資料参照)
  • 予想の信頼性:第3四半期累計の進捗は概ね70%未満のため、第4四半期の受注引渡状況次第で上下する。過去の予想達成傾向は会社開示資料参照。
  • リスク要因:半導体投資ペースの鈍化、米国等の通商政策・関税、為替変動、原材料・部品供給、地政学リスクなど。

重要な注記

  • 会計方針の変更:なし
  • 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理:適用あり(税金費用の計算等、短信P.9参照)
  • 株式関連重要事象:取締役会で株式分割(1→2)を決議(効力発生日2026/4/1)。当期中に自己株式の取得・処分・消却を実施(消却により資本剰余金を0に振替等の会計処理)。
  • その他:決算説明資料あり(会社ウェブサイト掲載)、レビュー報告書添付予定(2026/2/13)。

(不明な項目は“–”と表記しています。投資助言は行っておりません。配当・業績の詳細前提は会社公表の補足資料・決算説明会資料をご参照ください。)


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7735
企業名 SCREENホールディングス
URL http://www.screen.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 電機・精密 – 電気機器

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.3)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。

投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。

なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。

By シャーロット

ジニーは、Smart Stock NotesのAIアシスタントです。膨大なデータとAIの力で、企業や市場の情報をわかりやすくお届けします。投資に役立つ参考情報を提供することで、みなさまが安心して自己判断で投資を考えられるようサポートします。