2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期予想に対する修正は無し。第3四半期累計の実績は通期計画に照らすと「売上は概ね順調だが営業利益は未達気味/特別利益で純利益は黒字化」と言える(会社予想との齟齬はなく、特段の上方修正はなし)。
- 業績の方向性:前年同期比で減収増益(売上△6.7%、営業利益は赤字→黒字化)。ただし純利益には投資有価証券売却益(150.9百万円)が寄与。
- 注目すべき変化:インテリア事業が増収(+3.4%)かつセグメント損益が大幅改善(赤字→48百万円の黒字)。スペースソリューションは売上減(△30.5%)だが利益率改善でセグメント利益増。
- 今後の見通し:通期予想(売上36,800百万円、営業利益1,000百万円、当期純利益450百万円)は未修正。第3四半期までの進捗を見ると営業利益進捗が低く、第4四半期で利益回復(季節性や特別損益の影響)を見込む必要あり。
- 投資家への示唆:純利益黒字化は評価できるが、その多くが一時的な特別利益による点に留意。営業利益ベースでの回復持続性(特にスペースソリューションの受注回復)と、会計方針変更・長期借入増加・配当性向の高さ(予想ベース)を注視すべき。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:リリカラ株式会社
- 主要事業分野:インテリア事業(壁装・床材・カーテン等の製品と見本帳)、スペースソリューション事業(オフィス/施設の空間提案)、不動産投資開発事業(投資・開発)
- 代表者名:代表取締役社長執行役員 山田 俊之
- 問合せ先:取締役専務執行役員 コーポレート本部長 平山 雅也(TEL 03-3366-7845)
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月14日
- 対象会計期間:2025年1月1日~2025年9月30日(2025年12月期 第3四半期累計、非連結)
- 決算説明資料の作成:有、決算説明会:無
- セグメント:
- インテリア事業:壁装・床材・カーテン等の製造販売、見本帳によるマーケティング
- スペースソリューション事業:オフィス等の空間設計・施工・提案
- 不動産投資開発事業:不動産投資・開発(中期計画「Beyond-120」で新規展開)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数:12,662,100株(自己株式含む)
- 期末自己株式数:345,154株
- 期中平均株式数(四半期累計):12,317,503株
- 時価総額:–(記載なし)
- 今後の予定:
- 決算発表(通期予想は既に開示):通期予想の修正は現時点で無し
- 株主総会/IRイベント:–(本資料に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社が通期予想を修正していない前提での進捗)
- 売上高:23,652百万円(通期予想36,800百万円に対する進捗率 64.3%)
- 営業利益:228百万円(通期予想1,000百万円に対する進捗率 22.8%)
- 純利益:183百万円(通期予想450百万円に対する進捗率 40.7%)
- サプライズの要因:
- 純利益が黒字化した主因は「投資有価証券売却益 150,865千円(150.9百万円)」の計上(特別利益)。営業面ではインテリア事業の改善が寄与しているが、スペースソリューションの売上減で営業利益進捗は低い。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。営業利益の進捗率が低いため、第4四半期での利益回復(受注回復、費用削減、季節性)や追加の一時利益が必要となる可能性がある。現時点で予想修正の発表はなし。
財務指標
- 財務諸表(要点)
- 総資産:20,463,794千円(+324,995千円 vs 2024/12/31)
- 純資産:7,775,855千円(△353,198千円 vs 2024/12/31)
- 自己資本比率:38.0%(前年 40.4% → やや低め。目安: 40%以上で安定)
- 現金及び預金:3,438,712千円(増加)
- 短期借入金:1,540,802千円、長期借入金:1,502,448千円(長期借入が増加)
- 収益性(第3四半期累計)
- 売上高:23,652,060千円(前年同期 25,349,162千円、△6.7%)
- 営業利益:228,633千円(前年同期は営業損失△253,517千円)、営業利益率 ≒ 0.97%(228,633 / 23,652,060)(業種平均は会社公表なし→比較留保)
- 経常利益:173,977千円(前年同期は経常損失△308,066千円)
- 四半期純利益:183,246千円(前年同期は四半期純損失△273,797千円)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):14.88円(前年同期 △22.25円)
- 収益性指標(通期予想ベース)
- ROE(予想ベース):約5.8%(当期純利益予想450,000千円/純資産7,775,855千円)(目安: 8%以上で良好 → 未達)
- ROA(予想ベース):約2.2%(450,000千円/総資産20,463,794千円)(目安: 5%以上良好 → 未達)
- 営業利益率(第3Q累計):約1.0%(業界比要確認)
- 進捗率分析(第3四半期累計)
- 売上高進捗率:64.3%(通常ペースかやや上回る)
- 営業利益進捗率:22.8%(かなり遅れ)
- 純利益進捗率:40.7%(特別利益の影響でやや良好)
- 過去同期間との比較:前年は損失計上のため直接比較は会計方針変更の影響あり(注記参照)
- キャッシュフロー
- 四半期キャッシュ・フロー計算書は作成していない(当第3四半期累計期間は非作成)
- 営業CF等の詳細:–(未作成)
- フリーCF:–(未作成)
- 四半期推移(QoQ)
- 減価償却費:136,403千円(前年同期176,251千円)
- 季節性:建築着工の動向等で下期に影響が出やすい旨言及あり
- 財務安全性
- 自己資本比率:38.0%(安定目安40%超にやや届かず)
- 負債合計:12,687,938千円(増加)。長期借入金増加(+488,350千円)が主因
- 流動比率:流動資産17,015,442千円/流動負債10,856,638千円 ≒ 156.8%(流動比率は概ね良好)
- 効率性
- 総資産回転率等の記載なし(計算必要データは限定的)
- セグメント別(第3四半期累計)
- インテリア事業:売上18,353,023千円(+3.4%)、セグメント利益48,258千円(前年は△314,835千円)
- スペースソリューション事業:売上5,277,278千円(△30.5%)、セグメント利益173,100千円(+123.2%)
- 不動産投資開発事業:売上21,758千円(+101.5%)、セグメント利益7,274千円(前年は△16,220千円)
- 財務の解説:
- 総じてインテリア事業の改善が業績回復に寄与。一方でスペースソリューションは売上減が見られるが利益率は改善。長期借入金増加で負債構成はややリスク要素を増すが、現預金は短期・長期借入合計を上回る水準ではなく(概算でネット現金化はややプラス)流動性は保たれている。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:投資有価証券売却益 150,865千円(第3四半期累計に計上)
- 特別損失:該当記載なし(当第3四半期累計ではなし)
- 一時的要因の影響:特別利益が税引前利益・当期純利益に大きく寄与しており、純利益黒字化の主要因。営業利益ベースでは回復が限定的であるため、一時要因を除いた実力値の判定に注意が必要。
- 継続性の判断:投資有価証券売却益は一時的な項目で継続性は低いと想定される。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(第2四半期末):0.00円(2025年)
- 期末配当(予想):36.00円
- 年間配当予想:36.00円(前年実績36.00円)
- 配当利回り:–(株価情報未記載)
- 配当性向(予想ベース):約98.6%(予想EPS 36.53円に対し年間配当36円 → 高水準)
- 特別配当の有無:無し
- 株主還元方針:自社株買いに関する記載なし
設備投資・研究開発
- 設備投資:記載なし(当第3四半期累計では明示なし)
- 減価償却費:136,403千円(第3四半期累計、前年同期176,251千円)
- 研究開発:記載なし(R&D費用の明細なし)
受注・在庫状況(該当性のある項目)
- 受注状況:受注高/受注残の明細は記載なし
- 在庫状況:
- 商品:3,174,019千円(前年期末 2,979,009千円、増加)
- 仕掛販売用不動産:1,166,528千円(増加)
- 在庫回転日数等は記載なし
セグメント別情報(要点再掲)
- インテリア事業:見本帳発行等の販促で売上増、セグメント損益大幅改善(赤字から48百万円の黒字)
- スペースソリューション事業:大型案件不在で売上減だが、利益率改善でセグメント利益は増加
- 不動産投資開発事業:中期計画に伴う新規セグメント化、売上・利益とも改善
中長期計画との整合性
- 中期経営計画「Beyond-120」(~2026年12月期まで)に沿った事業再編・不動産事業の拡大を実行中。インテリアのデジタルと見本帳ハイブリッド化を進めるための会計方針変更を行った(見本帳費用の費用化など)。
- KPI達成状況:–(具体KPIの進捗数値は資料に限定的)
競合状況や市場動向
- 市場動向:住宅着工戸数の低迷や建築確認審査の長期化でインテリア業界は下押し圧力。新設住宅着工の影響は業績に反映。
- 競合比較:同業比較データは資料に無し(相対評価は要外部情報)
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想は修正無し(売上36,800百円、営業利益1,000百円、当期純利益450百円、EPS 36.53円)
- 会社想定の前提条件:原材料・物流コストの変動等により大きく変動する可能性あり(詳細前提は別紙参照)
- 予想の信頼性:
- 過去の推移および第3四半期までの営業利益進捗(22.8%)を踏まえると、通期営業利益目標達成には第4四半期での回復が必要。特別利益なしでの達成はやや楽観的に見える可能性あり。
- リスク要因:
- 建築市場(着工戸数)の低迷、原材料・物流コストの高騰、為替変動(該当影響記載なし)、高配当性向による内部留保の制約、借入金増加による金利負担増リスク。
重要な注記
- 会計方針変更:第1四半期から「商品見本帳に係る会計処理」を変更(見本帳費用の配布時一括費用化、未配布分は貯蔵品計上等)。この変更は遡及適用され、前期数値に影響(利益剰余金△260,237千円等)。
- その他:四半期キャッシュ・フロー計算書は作成していない。監査法人のレビュー:無。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9827 |
| 企業名 | リリカラ |
| URL | https://www.lilycolor.co.jp/company/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.3)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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