2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期予想に対して利益が大幅上振れ(営業利益・経常利益・当期純利益ともに通期予想を第3四半期累計で既に超過)。売上高は会社予想に対してやや未達(上振れ:営業・経常・純利益、下振れ:売上高)。
- 業績の方向性:増収減益ではなく「減収増益」/売上高は前年同期比△3.8%だが、営業利益+45.2%、当期純利益+48.0%と収益性が改善。
- 注目すべき変化:電気事業の営業収益は減少した一方で、その他事業(主に「その他事業営業収益」)が大きく伸長し(181,398→266,467百万円)、営業利益の改善に寄与。また、国の補助金等(電気・ガス料金負担軽減支援等:約24,949百万円など)が収益に含まれている点が利益押上げ要因として重要。
- 今後の見通し:通期業績予想の修正は無し。だが第3四半期累計で営業利益等は通期予想を既に上回っており(営業利益進捗103.0%等)、通期達成は高い可能性。ただし補助金・一時要因の継続性や第4四半期の需給・燃料費動向が影響するため要注視。
- 投資家への示唆:利益側は強いが、売上の伸び悩みと補助金依存の可能性、自己資本比率が低め(19.2%)である点を踏まえ、利益の質(補助金や一時的要因の持続性)と第4四半期の燃料費/需給動向を確認することが重要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:九州電力株式会社(Kyushu Electric Power Co., Inc.)
- 主要事業分野:電力(発電・販売、送配電)、エネルギーサービス、ICTサービス、都市開発、その他(有料老人ホーム、事務受託、人材派遣等)
- 代表者名:代表取締役 社長執行役員 西山 勝
- 報告概要:
- 提出日:2026年1月30日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- 決算説明会:決算補足資料は作成(開示)/決算説明会は無し
- セグメント(報告セグメント):
- 発電・販売事業(国内電気事業:発電・販売等)
- 送配電事業(国内電気事業:送配電等)
- その他エネルギーサービス事業(小売承継等)
- ICTサービス事業
- 都市開発事業
- その他(有料老人ホーム、事務受託、人材派遣等)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数:474,183,951株
- 期末自己株式数:1,403,016株
- 期中平均株式数(四半期累計):472,676,707株
- 時価総額:–(開示資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 通期業績予想の修正:直近公表から修正無し
- 株主総会、IRイベント等:–(本資料に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社発表の通期予想との比較、百万円)
- 売上高:第3四半期累計 1,649,342 / 通期予想 2,250,000 → 達成率 73.3%
- 営業利益:第3四半期累計 216,306 / 通期予想 210,000 → 達成率 103.0%(通期予想を超過)
- 経常利益:第3四半期累計 215,424 / 通期予想 190,000 → 達成率 113.4%(通期予想を超過)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:第3四半期累計 161,065 / 通期予想 140,000 → 達成率 115.1%(通期予想を超過)
- サプライズの要因:
- 電気事業の営業収益は減少したものの(1,533,950→1,382,875百万円)、営業費用の低下(特に電気事業営業費用:1,399,955→1,188,003百万円)とその他事業の収益改善(その他事業営業収益の増加)により営業利益が大幅改善。
- 国の支援金・補助金(電気・ガス料金負担軽減支援等)が収益に含まれており、これが利益を押し上げている点が業績上振れの一因(当第3四半期累計で発電・販売事業に約24,949百万円等を計上)。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想の修正を行っていないが、現状では利益面は通期予想を超過しており達成可能性は高い。ただし補助金や一時要因の継続性、燃料価格・需給の第4四半期動向が不確定要素。
財務指標(要点)
- 損益(第3四半期累計 2025/4/1–2025/12/31、百万円)
- 売上高:1,649,342(前年同期比 △3.8%:△66,007百万円)
- 営業利益:216,306(前年同期比 +45.2%:+67,347百万円)
- 経常利益:215,424(前年同期比 +40.1%:+61,708百万円)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:161,065(前年同期比 +48.0%:+52,208百万円)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):331.55円(前年同期 221.07円)
- 収益性指標(目安併記)
- 営業利益率:216,306 ÷ 1,649,342 = 13.1%(業種平均との比較は業種により異なるが高めの水準)
- ROE(参考):会社の通期予想当期純利益140,000百万円と自己資本1,127,980百万円を用いると約12.4%(10%以上で優良の目安を満たす)
- ROA(参考):140,000 ÷ 5,860,348 = 約2.39%(5%以上が良好の目安 → 低め)
- 進捗率分析(通期予想比)
- 売上高進捗率:73.3%(通常ペースかやや高めの進捗だが売上目標未達)
- 営業利益進捗率:103.0%(既に通期予想超過)
- 純利益進捗率:115.1%(既に通期予想超過)
- 貸借対照表(百万円)
- 総資産:5,860,348(前期 5,774,025 → +1.5%)
- 純資産:1,158,893(前期 1,031,280 → +12.4%)
- 自己資本比率:19.2%(前期 17.3%)(目安:40%以上が安定 → 低めだが改善)
- 自己資本(参考):1,127,980百万円
- 流動性・資金等
- 現金及び預金:328,004百万円(前期 362,577百万円、減少)
- 受取手形・売掛金:227,989百万円(前期 260,886百万円、減少)
- 棚卸資産:137,691百万円(前期 89,698百万円、増加)
- 負債合計:4,701,455百万円(前期 4,742,744百万円、やや減少)
- 社債:1,472,725百万円、長期借入金:1,680,139百万円
- 減価償却・核燃料減損
- 減価償却費:169,316百万円(前年同期 167,592百万円)
- 核燃料減損額:17,980百万円(前年同期 18,817百万円)
- キャッシュフロー:四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(詳細CFは未公表)
- 債務関連指標:流動比率、負債比率等の詳細指標は公表値から算出可だが、自己資本比率19.2%は低め(安定基準40%未満)
特別損益・一時的要因
- 渇水準備金:当第3四半期累計で取崩し△224百万円(前年は引当549百万円)
- 特別損益(大きな特別項目):該当目立った特別損失/利益の新規記載なし(核燃料減損は17,980百万円を計上)
- 一時的要因の影響:国の電気・ガス料金負担軽減支援等の補助金が収益に含まれている(発電・販売事業で約24,949百万円等)。補助金は政策ベースの一時または期間限定の性格があり、今後の継続性を確認する必要あり。
配当
- 2026年3月期(会社予想):年間配当 50円(第2四半期末 25円、期末予想 25円)→ 直近公表予想からの修正無し
- 配当利回り:–(株価情報が未提示のため計算不可)
- 種類株式(B種優先株式):年間配当 2,900,000.00円(変更無し)
- 株主還元方針:特別配当・自社株買いの新規発表無し
設備投資・研究開発
- 減価償却費(参考):169,316百万円(前年同期比わずか増)
- 設備投資額・R&D費用:本資料に明示的記載なし → 設備投資額/R&D費用は「–」
- 備考:固定資産・建設仮勘定は増加(建設仮勘定 327,829百万円 → 投資的支出は継続中と推測)
受注・在庫状況
- 棚卸資産:137,691百万円(前年同期 89,698百万円、増加)
- 受注高・受注残高:該当記載なし(–)
セグメント別情報
- 第3四半期累計(当第3四半期:2025/4–12、百万円)
- 発電・販売事業(国内電気事業):売上(顧客契約)1,223,926、セグメント利益 148,801
- 送配電事業:売上(顧客契約)195,887、セグメント利益 21,530
- その他エネルギーサービス事業:売上 915、セグメント利益 11,899
- ICTサービス事業:売上 106,738、セグメント利益 23,572
- 都市開発事業:売上 72,851、セグメント利益 5,989
- その他:売上 5,328、セグメント利益 3,418
- セグメント計の利益合計:215,213(調整後 215,424 = 経常利益に一致)
- セグメント要点:発電・販売事業が利益の中心。その他事業の売上増加が全体の収益改善に寄与。各セグメントに国の補助金が含まれる旨を注記。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画の進捗:本資料に具体的なKPI進捗や中期計画数値の照合記載なし(進捗はセグメント別利益の改善等から部分的に判断可能)
- KPI達成状況:–(明示的記載なし)
競合状況や市場動向
- 市場要因:燃料価格、電力需要(季節性)、政府の料金負担軽減策・補助金、規制(電力小売・発電規制)等が業績に影響
- 競合比較:同業他社との相対比較データは本資料に無し(–)
今後の見通し(会社発表)
- 通期業績予想(変更無し、2025/4/1–2026/3/31、百万円)
- 売上高 2,250,000(前期比 △4.5%)
- 営業利益 210,000(+5.2%)
- 経常利益 190,000(△2.4%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益 140,000(+8.7%)
- 1株当たり当期純利益 283.99円
- 予想の信頼性:第3四半期累計で利益は既に通期予想を上回っているが、一時的補助金等の継続性、燃料価格・需給の第4四半期推移が不確実性要因。会社は予想修正を行っていない。
- リスク要因(主要):
- 燃料費・原油・LNG等の価格変動
- 電力需要の季節変動・天候(渇水リスク等)
- 補助金・政策対応の終了や変化
- 原子力関連の運転・規制対応、廃炉・核燃料関連コスト
重要な注記
- 会計方針の変更・修正なし(本四半期に特有の会計処理なし)
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(CF明細は未提供)
- セグメント区分変更:2025/4/1に小売電気事業の承継に伴い、セグメントの一部区分変更あり(前期比較は変更後区分に整合済)
- 補助金等の計上に関する注記があり、該当額はセグメント注記に明示(発電・販売事業等に計上)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9508 |
| 企業名 | 九州電力 |
| URL | http://www.kyuden.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 電力・ガス – 電気・ガス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.3)」によって自動生成されました。
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