2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:通期業績予想の修正は無し(会社予想どおり)。ただし四半期純利益は特別損失計上で大幅下振れ(前年同期大幅下落)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高+2.6%、営業利益+7.6%、経常利益+9.3%)だが、親会社株主に帰属する四半期純利益は△87.4%(一時要因で大幅減)。
- 注目すべき変化:営業利益は増加した一方、事業撤退損(中東・アフリカ撤退)や事業構造改革費用を特別損失で計上し、当期純利益が大幅悪化(特別損失計2,539百万円)。国内での第2世代スマートメーター出荷開始が増収貢献。
- 今後の見通し:会社は通期予想(売上98,000百万円、営業利益5,800百万円、当期純利益3,600百万円)を据え置き。第3四半期累計の進捗は売上・営業利益ともおおむね7割台で通期達成の可能性は一定(純利益は一時損失で進捗が低いが、特殊損失を除けば回復余地あり)。
- 投資家への示唆:スマートメーター需要による国内の増収基調と海外での選別(撤退・構造改革)を注視。一時的な特別損失が純利益を押し下げているため、継続的収益力を見るには特別損失除くベース(コア利益)の確認が必要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:大崎電気工業株式会社
- 主要事業分野:計測制御機器(スマートメーター等)の国内外販売、配電盤、不動産等
- 代表者名:取締役会長 CEO 渡辺 佳英
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月3日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- 決算補足説明資料・決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)
- セグメント:
- 国内計測制御事業:スマートメーター、配電盤等の国内販売・サービス
- 海外計測制御事業:海外向けスマートメーター等(英国、中東・アフリカ、オセアニア等)
- 不動産事業:保有不動産の賃貸・売却等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):46,917,180株(2026年3月期3Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):44,760,078株(2026年3月期3Q)
- 時価総額:–(株価情報未提供のため省略)
- 今後の予定:
- 決算発表:当四半期短信(2026/02/03公表)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想との比較は「通期予想の修正なし」を前提に累計達成率を算出)
- 売上高:72,086百万円(前年同期比+2.6%)/通期予想98,000百万円に対する進捗率 73.6%(72,086/98,000)
- 営業利益:4,358百万円(前年同期比+7.6%)/通期予想5,800百万円に対する進捗率 75.1%(4,358/5,800)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:294百万円(前年同期比△87.4%)/通期予想3,600百万円に対する進捗率 8.2%(294/3,600)
- サプライズの要因:
- 売上・営業利益の上振れ要因:国内スマートメーター事業での第2世代向け出荷開始、配電盤等での利益率改善、海外(英国)でのプロジェクト増など。
- 純利益の下振れ要因:中東・アフリカ事業撤退に伴う事業撤退損 2,040百万円、事業構造改善費用 498百万円、固定資産減損46百万円等の一時損失計上により大幅減益。これに対し投資有価証券売却益等の特別利益は495百万円(合計特別利益612百万円)で影響を一部相殺。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。第3四半期の一時損失は通期予想に織り込まれているか、または下半期での利益回復(スマートメーター出荷等)や資本政策による利益を見込んでいる可能性が高い。純利益の進捗は低いため、通期達成は下半期の業績回復・追加の特別要因の有無に依存。
財務指標
- 財務諸表の要点(第3四半期末 2025/12/31)
- 総資産:92,700百万円(前期末100,513百万円、△7,813百万円)
- 純資産(連結):61,971百万円(前期末63,343百万円、△1,371百万円)
- 自己資本(注記値):50,337百万円(自己資本比率 54.3%(安定水準))
- 現金及び預金:8,315百万円(前期末11,552百万円、△3,236百万円)
- 負債合計:30,728百万円(前期末37,170百万円、△6,441百万円)
- 収益性(第3四半期累計)
- 売上高:72,086百万円(前年同期比+2.6%、増加額 +1,848百万円)
- 営業利益:4,358百万円(前年同期比+7.6%、増加額 +306百万円)
- 営業利益率:6.05%(4,358/72,086。業種平均との比較は業種別で差ありだが概ね中程度)
- 経常利益:4,407百万円(前年同期比+9.3%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:294百万円(前年同期比△87.4%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):6.57円(潜在株式調整後 6.46円)
- 通期予想EPS:80.28円(会社予想)
- 収益性指標(簡易)
- ROE(四半期累計ベース):約0.58%(294 / 自己資本50,337) ← 目安:8%以上が良好 → 現状低い
- ROA(四半期累計ベース):約0.32%(294 / 92,700) ← 目安:5%以上が良好 → 低い
- 営業利益率:6.05%(前述)
- 進捗率分析(通期予想に対する累計進捗)
- 売上高進捗率:73.6%(やや順調。通期達成に向けて概ね通常ペース)
- 営業利益進捗率:75.1%(順調)
- 純利益進捗率:8.2%(非常に低い。特別損失計上の影響)
- コメント:営業ベースは第3四半期までで通期目標に近い水準。ただし純利益は一時損失で大きく落ち込んでおり下半期での回復が必要。
- キャッシュフロー:
- 当四半期のキャッシュ・フロー計算書は作成しておらず、営業CF等の詳細は未開示(–)。ただし現預金は3,236百万円減少。
- 減価償却費:2,128百万円(前年同期1,592百万円、増加)
- 四半期推移(QoQ):四半期ごとの詳細は未提示のためQoQ変化は–。ただし棚卸資産・売掛金等の減少で総資産は減少。
- 財務安全性:
- 自己資本比率:54.3%(安定水準、目安40%以上で安定)
- 流動負債合計:23,610百万円、固定負債合計:7,118百万円
- 負債合計の減少(△6,441百万円)は短期借入金・買掛金等の削減による
- 効率性:総資産回転率等の詳細指標は四半期単位の年間換算等が必要なため –(情報不足)
- セグメント別:(第3四半期累計、百万円、前年同期比)
- 国内計測制御事業:売上 41,838(+5.7%)、営業利益 2,926(+8.4%)
- 海外計測制御事業:売上 30,619(△1.9%)、営業利益 1,275(+10.6%)
- 不動産事業:売上 334(△20.4%)、営業利益 161(△22.2%)
- セグメント別コメントは下段参照。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:合計612百万円(投資有価証券売却益 495百万円、固定資産売却益 117百万円)
- 特別損失:合計2,539百万円(事業撤退損 2,040百万円、事業構造改善費用 498百万円、固定資産除却損等)
- 事業撤退損には海外(中東・アフリカ)からの事業撤退に係る損失を含む(2,040百万円)
- 海外セグメントで固定資産減損46百万円を計上(注記)
- 一時的要因の影響:特別損失が大きく純利益を圧迫。営業利益・経常利益は増益であり、特別損失を除いた「通常営業」の収益力は改善基調。
- 継続性の判断:事業撤退損は非継続的な一時費用だが、事業構造改革費用は短期的に発生しうる。将来の同種費用発生の可能性は事業ポートフォリオの見直し次第。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(第2四半期末):17円(2026年3月期)
- 期末配当(予想):18円
- 年間配当予想:35円(前回見通しから修正無し)
- 配当利回り:–(株価情報未提供のため算出不可)
- 配当性向(会社予想ベース):約43.6%(年間配当35円/通期EPS80.28円 → 35/80.28 ≒ 43.6%)
- 特別配当:無し
- 株主還元方針:配当は継続。自社株買い等についての新情報は無し(–)。
設備投資・研究開発
- 設備投資額:–(四半期短信に明示的な設備投資額の記載なし)
- 減価償却費:2,128百万円(前年同期1,592百万円、増加)
- R&D費用:–(記載無し)
- 主な設備投資/R&Dテーマ:第2世代スマートメーター生産開始に伴う設備・投資が示唆されるが金額は不明。
受注・在庫状況(該当情報)
- 受注状況:受注高・受注残高の明示記載は無し(–)
- 在庫状況:
- 棚卸資産(商品・製品・仕掛含む):11,737(商品及び製品、前期12,895)、仕掛品3,282(前期3,337)、原材料等 5,943(前期8,656) → 棚卸資産全体は減少傾向
- 在庫回転日数等は記載無し(–)
セグメント別情報
- 国内計測制御事業
- 売上高 41,838百万円(前年比+5.7%)、営業利益 2,926百万円(+8.4%)
- 主因:第2世代スマートメーターの出荷開始、従来機種の最終需要取り込み、配電盤での利益率改善
- 海外計測制御事業
- 売上高 30,619百万円(前年比△1.9%)、営業利益 1,275百万円(+10.6%)
- 主因:英国の政府主導プロジェクトでの出荷増、中東・アフリカの一時受注寄与で利益率改善。オセアニアでの顧客側在庫調整による出荷減が売上を抑制。事業ポートフォリオ見直しに伴う撤退損が発生。
- 不動産事業
- 売上高 334百万円(前年比△20.4%)、営業利益 161百万円(△22.2%)
- 主因:前年度に一部不動産売却を実施した反動等
- 地域別売上:詳細地域別β数値はセグメント内の説明で一部言及(英国増、中東・アフリカ一時増、オセアニア減)だが全社の地域比率詳細は記載なし。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(2024~2026年度、最終年度2026年度目標)
- 最終年度目標(グループ目標):売上高1,000億円、営業利益90億円、当期純利益55億円
- 今期(中期2年目)目標:売上高980億円、営業利益58億円、当期純利益36億円(会社資料)
- 進捗状況:
- 売上・営業利益は年度目標に対し第3四半期累計で概ね順調(約73~75%)。中期目標(最終年度)達成に向けてスマートメーターの第2世代投入が重要。
- 事業再編・撤退等は中期計画の収益性向上に資する可能性があるが、一時費用が発生。
競合状況や市場動向
- 競合比較:同業他社との詳細比較は資料に無し(–)。スマートメーター関連は国内外で大型案件の影響を受けやすく、海外ではプロジェクト単位の増減が業績に直結する。
- 市場動向:国内のスマートメーター世代交代が追い風。海外は地域別のプロジェクト需要と在庫調整の影響が混在。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(変更無し):売上高98,000百万円(前期比+0.9%)、営業利益5,800百万円(+1.7%)、経常利益5,700百万円(+5.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益3,600百万円(+2.7%)、1株当たり当期純利益80.28円
- 会社は中東・アフリカ撤退損等は発生したものの資本政策等を踏まえ予想を据え置きと表明
- 予想の信頼性:過去の予想達成傾向の記載は無し(–)。第3四半期累計の売上・営業利益進捗は通期達成見込みを示唆する一方、純利益は一時損失で進捗が悪い点に注意。
- リスク要因:
- 追加の事業撤退費用や構造改革費用の発生リスク
- 海外プロジェクトの進捗・顧客在庫調整(特にオセアニア等)
- 為替変動、原材料価格動向、政策(英国等のスマートメーター政策)変化
重要な注記
- 会計方針の変更/見積り変更:無し
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(当四半期累計に係るCFは未提示)
- 添付注記:海外計測制御事業における固定資産減損46百万円は事業撤退損に含めている旨記載あり。
(注)本まとめは開示資料に基づく情報整理であり、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。記載のない項目は「–」としています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6644 |
| 企業名 | 大崎電気工業 |
| URL | http://www.osaki.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.3)」によって自動生成されました。
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