2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:四半期(第3四半期累計)実績は会社予想(通期)に対して明確な乖離はなく、会社は通期予想の修正を行っていない(市場予想との比較は資料に記載無しのため –)。
- 業績の方向性:増収増益。経常収益690億41百万円(+26.5%)、経常利益127億25百万円(+30.1%)、親会社株主に帰属する四半期純利益96億48百万円(+46.3%)。
- 注目すべき変化:貸出金利息や有価証券利息配当の増加により資金運用収益が増加(貸出金利息:306億27百万円、前年同期比増)。貸出金残高・預金ともに前年度末から増加。その他、その他有価証券の評価益が増加し包括利益が大幅に拡大(当第3Q包括利益 261億43百万円 vs 前年 △9百万円)。
- 今後の見通し:通期会社予想は変更なし(経常利益 15,700百万円、親会社株主当期純利益 11,100百万円)。第3四半期累計で経常利益達成率は約81.1%、純利益達成率は約86.9%で、現時点では通期予想達成は可能範囲。
- 投資家への示唆:高金利環境下で貸出金利息や有価証券収益が拡大し収益力が向上。自己資本比率やROEは改善傾向ながら依然として銀行業の望ましい水準(ROE 8%等)には達していないため、資本効率回復の長期視点での推移確認が重要。また株式分割(1→4)の実施を決議しており流動性向上と投資家層拡大を狙う点は注目。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社三十三フィナンシャルグループ
- 主要事業分野:銀行業(主に地域銀行業務)、リース業、クレジットカード・信用保証等の「その他」事業
- 代表者名:代表取締役社長 道廣 剛太郎
- 上場取引所:東証(東)
- コード:7322
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月6日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期連結累計(2025年4月1日〜2025年12月31日)
- 決算説明資料作成:有、決算説明会は開催せず
- セグメント:
- 銀行業:預金・貸出・有価証券運用等、グループの基幹事業
- リース業:リース債権・投資資産等
- その他:クレジットカード業、信用保証業等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、分割前):26,167,585株
- 期中平均株式数(四半期累計):26,033,798株
- 株式分割:取締役会決議済(1株→4株、基準日2026/3/31、効力発生日2026/4/1)。分割後発行済株式数:104,670,340株(参考)。
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 決算発表:本報(2026/2/6)を実施済
- 株主総会/IRイベント:–(当該資料に記載なし)
- 株式分割の基準日公告:2026/3/16(予定)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(全て累計・単位:百万円)
- 経常収益:実績 69,041(+26.5% YoY)。会社の四半期別指標による目標提示は無し。通期予想との比較は通期に対する進捗で評価(下記)。
- 経常利益:実績 12,725(+30.1% YoY)。通期予想 15,700 に対する達成率 約81.1%。
- 親会社株主に帰属する当期純利益:実績 9,648(+46.3% YoY)。通期予想 11,100 に対する達成率 約86.9%。
- サプライズの要因:
- 主因は資金運用収益の増加(特に貸出金利息の増加:306.27億円)及び有価証券関連損益の改善。経常費用は預金利息等の上昇で増加しているが、収益増が上回った。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を変更しておらず、現時点の進捗率(経常利益81%、純利益87%)からは達成可能性は高い。ただし、預金利息等コスト増や市場環境変動がリスク。
財務指標
- 財務諸表(ハイライト、単位:百万円)
- 損益(累計 2025/4/1–2025/12/31)
- 経常収益:69,041(+26.5%)
- 経常利益:12,725(+30.1%)
- 四半期純利益(親会社帰属):9,648(+46.3%)
- 特別損益(純額):特別利益239、特別損失254(差し引き小幅の純損失)
- 貸借対照表(当第3Q末)
- 総資産:4,572,198(前期末比 +613億円)
- 純資産:228,655(前期末比 +226億円)
- 自己資本(参考):228,615百万円
- 収益性
- 売上(経常収益):69,041百万円(前年同期比 +26.5%/+14,462百万円)
- 経常利益:12,725百万円(前年同期比 +30.1%/+2,946百万円)
- 四半期純利益:9,648百万円(前年同期比 +46.3%/+3,055百万円)
- 1株当たり四半期純利益(実績):370.61円(分割前、前年253.40円)
- 経常利益率(経常利益/経常収益):12,725 / 69,041 = 18.4%(参考指標)
- 収益性指標(参考)
- ROE(累計、単純計算):9,648 / 228,615 = 4.22%(第3Q累計ベース)
- 年率換算(単純):約5.63%(9か月実績を12か月換算)
- 目安(資料指標):8%以上が良好 → 現状は目標未達
- ROA(累計):9,648 / 4,572,198 = 0.211%(累計、年率換算約0.282%)
- 営業利益率(銀行では慣用指標ではないが経常利益率を記載):18.4%
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 通期経常利益進捗率:12,725 / 15,700 = 81.1%
- 通期親会社株主純利益進捗率:9,648 / 11,100 = 86.9%
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は「作成しておりません」(資料明記)。従って営業CF等の金額は提示なし。
- 減価償却費:3,255百万円(当第3Q累計)
- 四半期推移(QoQ・季節性)
- 提示は累計比較中心。四半期ごとの明確なQoQ数値は資料の表現上把握困難だが、貸出金・預金等は季節変動なく増加傾向。
- 財務安全性
- 自己資本比率(資料注記値、独自算定のため注意):5.0%(貸借対照表ベース、注:自己資本比率告示の定義ではない)
- 国内基準の自己資本比率(別表・開示):連結 8.58%(2025年12月末、前3月末比 +0.10pt)、三十三銀行単体 8.31%(同 +0.13pt)→ 銀行基準での資本比率は改善傾向
- 流動比率・負債比率の詳細は資料に限定的情報。預金の比率が高い(預金等約3兆9,840億円)
- 効率性
- 総資産回転率等の詳細指標は提示なし(計算上は低めの数値が想定される:業種特性を考慮)。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産処分益 239百万円
- 特別損失:固定資産処分損 108百万円、減損損失 146百万円(主に銀行セグメントの営業用店舗等の移転・廃止による減損)
- 一時的要因の影響:特別損益の純額は小幅。減損146百万円は四半期における一時的費用であり継続性は低いと思われるが、店舗再編等の方針動向は注視。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期(実績):中間 37円、期末 63円、年間 100円
- 2026年3月期(実績/予想):中間 64円(支払済)、期末予想 64円、年間予想 128円(前回公表から修正なし)
- 配当性向(通期予想ベース):配当合計128円 ÷ 予想EPS 426.50円 ≒ 30.0%
- 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
- 株主還元方針:自社株買い等の記載は無し。株式分割を実施し投資単位を引き下げ、流動性向上を図る方針。
設備投資・研究開発
- 減価償却費:3,255百万円(累計第3Q)
- 研究開発費:該当なし(非製造業)
受注・在庫状況
- 該当なし(銀行業のため受注/在庫の開示は該当せず)
セグメント別情報
- 当第3Q累計(2025/4–2025/12、単位:百万円)
- 銀行業:経常収益 55,277、セグメント利益(経常利益)12,709(前年同期比増)
- リース業:経常収益 12,935、セグメント利益 156(前年同期比減)
- その他:経常収益 1,323(外部)、セグメント利益 3,873
- 連結調整後の合計 経常収益 69,041、連結経常利益 12,725
- セグメント動向:
- 銀行業が収益の主力で貸出金利息の増加が利益押し上げ要因
- リース業は収益は増加するもセグメント利益は微増〜微減で収益性の改善余地あり
- 「その他」はクレジットカード・保証等で安定貢献
中長期計画との整合性
- 中期経営計画およびKPIに関する進捗の明示は資料内に限定的。自己資本比率の改善や収益増加は中期目標に整合的と考えられるが、ROE水準は目標(8%以上)に未達のため追加の資本効率改善施策が鍵。
競合状況や市場動向
- 競合比較:資料内での他社比較はなし。マクロ要因(長短金利動向、国債価格の変動)が収益・評価損益に影響。
- 市場動向:金利上昇局面で貸出金利収入と有価証券利息の増加がポジティブに働いているが、預金利息等の資金コスト上昇も影響。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(変更なし):経常利益 15,700百万円(+33.6% YoY)、親会社株主に帰属する当期純利益 11,100百万円(+28.3%)、1株当たり当期純利益 426.50円(分割前)
- 会社見解:通期予想は維持(2025/5/9公表値のまま修正なし)
- 予想の信頼性:第3Q累計の進捗率は高く、現時点での通期達成の確度は比較的高いが、金利・市場環境、貸出のクレジットコスト動向が鍵。
- リスク要因:金利変動、国債価格の変動(有価証券評価損益)、預金・資金調達コストの上昇、信用コスト(貸倒・不良債権の増加)、規制・資本要件の変化等。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:当第3Q累計期間に係る作成は無し(資料明記)
- 監査/レビュー:四半期財務諸表に対する監査法人のレビューは無し(資料明記)
- 重要な後発事象:株式分割(1→4)および定款の一部変更を取締役会決議(基準日2026/3/31、効力発生日2026/4/1)
(注記)
- 不明項目や資料未記載の数値は — と表記しました。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7322 |
| 企業名 | 三十三フィナンシャルグループ |
| URL | https://www.33fg.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 銀行 – 銀行業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.3)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。