2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社公表の通期予想に対する修正は無し。第3四半期累計は概ね予想どおりだが、売上高は前年同期比で下振れ(△5.2%)、営業利益・純利益は上振れ(営業利益+9.5%、親会社株主帰属四半期純利益+9.5%)。
- 業績の方向性:増収減益ではなく「減収増益」――売上高は減少した一方、利益面は改善。
- 注目すべき変化:舗装資材事業で製造コスト上昇分の価格転嫁が進み、営業利益が前年同期比+89.7%と大幅改善。建設事業は完成工事高の進捗遅れ等で営業利益が減少(△12.2%)。
- 今後の見通し:通期予想は据え置き(売上101,300百万円、営業利益6,600百万円、当期純利益4,600百万円)。第3四半期時点の進捗率は売上・営業利益とも約69%で達成可能性は高めだが、原材料価格や工事進捗に左右される点は留意。
- 投資家への示唆:利益率改善(特に舗装資材)と自己資本比率の高さ(50.9%)が安心材料。一方で売上の落ち込み、配当が前年実績から減額(年間70円→前年90円)している点は注視が必要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:世紀東急工業株式会社
- 主要事業分野:道路舗装・土木建設を中心とする建設事業、舗装資材の製造販売、その他(リース・売電等)
- 代表者名:代表取締役社長 平 喜一
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月5日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日〜2025年12月31日)
- 決算説明会:無、決算補足説明資料:無
- セグメント:
- 建設事業:公共・民間の道路・土木工事等(完成工事高と営業利益が主なKPI)
- 舗装資材製造販売事業:アスファルト等の製造・販売(製品売上高、製造コスト転嫁の状況が重要)
- その他:リース事業、売電事業等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株含む):37,424,507株
- 期末自己株式数:792,243株
- 期中平均株式数(第3四半期累計):36,623,046株
- 時価総額:–(決算短信に記載無し)
- 今後の予定:
- 決算発表:今回(第3四半期)公表済
- IRイベント:決算説明会は「無」、その他IR開催予定は記載無し
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想は通期予想。第3四半期累計実績との比較は進捗率で表示)
- 売上高:69,848百万円(前年同期比△5.2%)――通期予想101,300百万円に対する進捗率 69.0%
- 営業利益:4,513百万円(前年同期比+9.5%)――通期予想6,600百万円に対する進捗率 68.4%
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:2,987百万円(前年同期比+9.5%)――通期予想4,600百万円に対する進捗率 64.9%
- サプライズの要因:
- 舗装資材事業:製造コスト上昇分の価格転嫁が進んだことにより利益率が大幅改善(営業利益+89.7%)
- 建設事業:大型工事の進捗遅れ等で完成工事高・営業利益が減少(完成工事高△8.7%、営業利益△12.2%)
- 営業外費用ではシンジケートローン組成費用等が増加(118百万円)している点は留意
- 通期への影響:第3四半期時点で進捗率は高く、会社の通期予想達成可能性は比較的高いと判断されるが、原材料価格や工事進捗が不確定要素。
財務指標
- 財務諸表(主要項目、単位:百万円)
- 資産合計:82,104(前期末82,556)
- 純資産合計:41,805(前期末41,692)
- 自己資本比率:50.9%(前期末50.5%)(安定水準)
- 現金預金:14,125(前期末7,751)増加
- 受取手形・完成工事未収入金:34,169(前期末40,571)減少
- 収益性(第3四半期累計/前年同期比)
- 売上高:69,848百万円(△5.2%|前期73,715百万円)
- 営業利益:4,513百万円(+9.5%|前期4,119百万円)
- 経常利益:4,364百万円(+6.7%|前期4,092百万円)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:2,987百万円(+9.5%|前期2,727百万円)
- 1株当たり四半期純利益(累計):81.56円(前期74.73円)
- 収益性指標(目安)
- 営業利益率(第3Q累計):4,513/69,848 ≒ 6.46%(業種平均との比較は個別に要確認)
- 予想ベースROE(通期予想を用いた概算):4,600/41,805 ≒ 11.0%(良好、目安:10%以上で優良)
- 予想ベースROA(通期予想を用いた概算):4,600/82,104 ≒ 5.6%(良好、目安:5%以上で良好)
- 進捗率分析(通期予想に対する第3四半期累計)
- 売上高進捗率:69.0%
- 営業利益進捗率:68.4%
- 純利益進捗率:64.9%
- コメント:建設業は季節・工事進捗の影響で進捗に偏りが出るが、現状は概ね通期見通しに沿った進捗
- キャッシュフロー(注記)
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(決算短信記載)
- 減価償却費:1,411百万円(前第3Q累計1,509百万円)
- 簡易的なネット有利子負債概算:現金14,125百万円 −(短期借入金202 + 長期借入金6,525)=約▲7,398百万円(=現金が有利子負債を上回る「ネットキャッシュ」約7.4億円)
- 四半期推移(QoQ):四半期ごとの詳しいQoQ数値は記載無し(累計比較のみ)。季節性は事業特性上あり得る。
- 財務安全性:
- 自己資本比率:50.9%(安定水準)
- 流動負債合計:31,059百万円、流動資産合計:51,131百万円(流動比率は良好そうだが正確な流動比率は流動資産/流動負債で算出可能=51,131/31,059 ≒ 164.6%)
- 効率性:総資産回転率等は詳細データ不足のため算出困難(–)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益 2百万円(小額)
- 特別損失:固定資産除却損 33百万円、減損損失 0(今回合計33百万円、小規模)
- 一時的要因の影響:特別損益は小額で、業績の主要変動は事業収益性の変化(特に舗装資材の価格転嫁)によるもの。
- 継続性:舗装資材の利益改善は価格転嫁が背景であり継続可能性は市場環境次第。特別損失等は継続性低い。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(第2四半期末):35.00円(2026年3月期)
- 期末配当(予想):35.00円
- 年間配当予想:70.00円(前期実績:90.00円)
- 配当利回り:–(株価情報が無いため算出不可)
- 配当性向:通期予想ベースで 4,600百万円の当期純利益に対し年間配当額(35×発行済株式数ベースで概算)が必要だが、明示値なし(–)。前年から配当減額(90→70円)。
- 特別配当の有無:無
- 株主還元方針:特記事項無し(自社株買い等も特に記載無し)
設備投資・研究開発
- 設備投資:四半期短信に設備投資額の明確記載無し(–)
- 減価償却費:1,411百万円(第3四半期累計)
- 研究開発:R&D費用の記載無し(–)
受注・在庫状況
- 受注状況(記載あり)
- 連結受注高(製品売上高等含む):72,677百万円(前年同期比+0.3%)
- 個別受注実績(表):68,574百万円(前年同期比△0.3%)
- 受注の内訳(建設部門):国内官公庁が減少(△16.8%)、国内民間が増(+5.3%)
- 在庫状況:棚卸資産(材料貯蔵品)365百万円(前年同期344)等、在庫回転日は記載無し
セグメント別情報
- 建設事業(報告セグメント)
- 売上高(外部):54,335百万円(前年同期59,525百万円、完成工事高は前年同期比△8.7%)
- 営業利益:4,990百万円(前年同期5,682百万円、△12.2%)
- 要因:大型工事の進捗遅れ等
- 舗装資材製造販売事業
- 製品売上高:25,091百万円(前年同期25,497百万円、△1.6%)
- 営業利益:2,278百万円(前年同期1,201百万円、+89.7%)
- 要因:製造コスト上昇分を販売価格へ転嫁したことによる利益改善
- その他
- 売上高:776百万円(+5.5%)
- 営業利益:171百万円(+33.8%)
- セグメント戦略・示唆:舗装資材の価格転嫁が成功しているため同事業の利益貢献が拡大。建設事業の工事進捗管理が通期業績に影響しやすい。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(2024-2026年度)に沿った事業基盤強化とサステナブル経営を推進中と記載。
- KPI進捗:具体KPIは短信に数値での記載無(–)。
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内では建設投資は堅調だが原材料価格高止まりがリスク。米国の政策動向等、外部環境の不確定性を指摘。
- 競合比較:同業他社との定量比較データは記載無し(–)。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年3月期)予想:売上101,300百万円(+2.0%)、営業利益6,600百万円(+13.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益4,600百万円(+18.3%)。予想の修正は無し。
- 会社予想の前提:特段の為替等前提の記載無し(–)
- 予想の信頼性:第3四半期累計の進捗率は高め(売上・営業利益とも約69%)。ただし建設工事の進捗や原材料価格変動が不確定要素。
- リスク要因:原材料価格(アスファルト等)高騰、工事進捗遅延、金融コストの変動、政策・景気動向の影響
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 四半期連結財務諸表に対する期中レビュー:独立監査法人(EY新日本)による期中レビュー済、重要な修正事項無しとの結論
- その他:四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない旨の注記あり
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 1898 |
| 企業名 | 世紀東急工業 |
| URL | http://www.seikitokyu.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 建設・資材 – 建設業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.3)」によって自動生成されました。
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