2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕〈連結〉

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想の通期修正は無し。ただし第3四半期累計の利益進捗は通期ベースの想定を上回る水準(営業利益進捗率89.0%、当期純利益進捗率84.3%)で着地しており、利益面でやや上振れ。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高136,347百万円:前年同期比+4.6%、営業利益27,777百万円:同+9.6%、親会社株主に帰属する四半期純利益17,272百万円:同+52.9%)。
  • 注目すべき変化:親会社株主に帰属する四半期純利益が前年同期比+52.9%と大幅増(一時利益の計上と持分法利益・受取配当の増加が寄与)。
  • 今後の見通し:通期会社予想(売上177,400百万円、営業利益31,200百万円、親会社株主に帰属する当期純利益20,500百万円)は変更なし。第3四半期時点の進捗は売上76.8%、営業利益89.0%、当期純利益84.3%で、利益面は通期見通し達成可能性が高い水準。
  • 投資家への示唆:コンテンツ(映画・配信等)と興行(T・ジョイ連結化によるスクリーン展開)が業績牽引。特別利益(固定資産売却益3,608百万円)等一時的要因も含まれているため、継続的収益力はセグメント別の収益動向(映像事業の配信権販売、興行のヒット作)を注視する必要あり。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:東映株式会社
    • 主要事業分野:映像関連事業(映画・ドラマ制作、配給、版権販売等)、興行関連事業(シネマコンプレックス運営)、催事関連事業、観光不動産事業(商業施設・ホテル等賃貸)、建築内装事業
    • 代表者名:代表取締役社長 吉村 文雄
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月13日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期連結累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
  • セグメント(名称と概要):
    • 映像関連事業:映画製作・配給、テレビ・配信コンテンツ制作、版権・商品化等
    • 興行関連事業:シネマコンプレックス運営(T・ジョイ等)
    • 催事関連事業:展覧会、ライブ、関連物販等
    • 観光不動産事業:商業施設・ホテル等の賃貸運営
    • 建築内装事業:商業施設・マンション等の内装工事
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):73,844,545株
    • 期末自己株式数:11,357,518株
    • 期中平均株式数(四半期累計):62,250,270株
    • 時価総額:–(株価情報の記載なし)
  • 今後の予定:
    • 決算説明会:決算補足説明資料作成あり、決算説明会は無(資料のみ)
    • 株主総会 / IRイベント等:–(本資料に記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社発表の通期予想と比較)
    • 売上高:実績136,347百万円。通期予想177,400百万円に対する進捗率76.8%(ほぼ順調、季節偏重を考慮すると概ね計画内)
    • 営業利益:実績27,777百万円。通期予想31,200百万円に対する進捗率89.0%(計画を上回る進捗)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:実績17,272百万円。通期予想20,500百万円に対する進捗率84.3%(計画を上回る進捗)
  • サプライズの要因:
    • 持分法による投資利益の増加(4,344百万円 vs 前年2,709百万円)および受取配当金の増加が営業外収益を押し上げ。
    • 特別利益(固定資産売却益3,608百万円)が当期純利益を押し上げた一時的要因。
    • 興行関連(ティ・ジョイのスクリーン運営)で大ヒット作があり前年同期比で大幅増収増益。
  • 通期への影響:
    • 会社は業績予想を修正していない。第3Q時点の利益進捗は通期目標達成を示唆しているが、一時利益の寄与を除いた継続的な利益創出力(映像関連の配信権・版権収入や今後のヒット作動向)を確認する必要あり。

財務指標

  • 財務諸表(要点)
    • 資産合計:480,942百万円(前期末463,639百万円、+17,303百万円)
    • 負債合計:104,691百万円(前期末109,315百万円、−4,624百万円)
    • 純資産合計:376,251百万円(前期末354,323百万円、+21,928百万円)
    • 現金及び預金:113,906百万円(前期末105,448百万円、+8,458百万円)
  • 主要損益指標(当第3四半期累計:百万円、前年比)
    • 売上高:136,347百万円(+4.6%、+5,937百万円)
    • 営業利益:27,777百万円(+9.6%、+2,425百万円)
    • 営業利益率:20.4%(前年同期19.4%、+0.9pp)—— 製作/配給・興行の利益率改善が寄与
    • 経常利益:34,594百万円(+17.1%、+5,051百万円)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:17,272百万円(+52.9%、+5,974百万円)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS):277.47円(前年同期182.50円、+52.0%)
  • 収益性指標
    • ROE(当四半期純利益/自己資本(注)):6.05%(第3Q累計ベース)。年率換算で約8.07%(目安:8%以上で良好)※自己資本285,791百万円を使用。
    • ROA(当四半期純利益/総資産):3.59%(第3Q累計ベース)。年率換算で約4.78%(目安:5%で良好に近い)。
    • 営業利益率:20.4%(業種内で高めの水準。ただしコンテンツ業はヒット依存の変動あり)
  • 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
    • 売上高進捗率:76.8%(過去同期間比:–)
    • 営業利益進捗率:89.0%(計画を上回る)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益進捗率:84.3%
    • 収益は利益側が順調に進捗。売上は想定ペースに近い。
  • キャッシュフロー
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記)。ただし現金及び預金は113,906百万円(前期末105,448百万円、+8,458百万円)へ増加。
    • 減価償却費(第3Q累計):3,174百万円(前年3,176百万円)
    • フリーCF等詳細は未提示のため計算不能(フリーCF:–)。
    • 営業CF/純利益比率:–(営業CF未提示)
  • 四半期推移(QoQ)
    • 四半期別の詳細は短信に記載なし。第3Q累計のYoY比較で増収増益。季節性・公開作品スケジュールに左右される点がある。
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:59.4%(安定水準、目安40%以上で安定)
    • 負債比率:負債合計104,691百万円に対し純資産376,251百万円(負債相対軽め)
    • 流動比率:流動資産181,576百万円/流動負債56,968百万円=約319%(流動性良好)
  • 効率性
    • 総資産回転率等の詳細は提示なし(–)。
  • セグメント別(当第3四半期累計)
    • 映像関連事業:売上高92,559百万円(前年比−4.2%)、営業利益24,262百万円(+1.4%)
    • 興行関連事業:売上高19,949百万円(+40.9%)、営業利益2,358百万円(+194.7%)
    • 催事関連事業:売上高9,807百万円(+11.3%)、営業利益1,432百万円(+11.2%)
    • 観光不動産事業:売上高4,907百万円(−1.1%)、営業利益2,032百万円(+12.3%)
    • 建築内装事業:売上高9,123百万円(+56.8%)、営業利益991百万円(+207.8%)
    • セグメントでは興行・建築内装が大きく改善。映像関連は売上減だが利益率は微増。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:固定資産売却益3,608百万円(当期計上)
  • 特別損失:合計216百万円(減損等、前年は691百万円)
  • 一時的要因の影響:特別利益の計上が当期純利益を押し上げているため、特別利益を除いた実質的な純利益水準の把握が必要。
  • 継続性の判断:固定資産売却益は一時的で継続性は低い。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 中間配当(第2四半期末):6.00円(実績/予想)
    • 期末配当(予想):12.00円
    • 年間配当予想:合計18.00円(通期予想に修正なし)
    • 配当性向(会社予想ベース):年間配当18円/EPS予想329.32円=約5.5%(低い水準)
    • 配当利回り:–(株価情報がないため算出不可)
  • 特別配当の有無:2025年3月期には期末に特別配当6円が含まれていたが、2026年3月期予想に特別配当は含まれていない。
  • 株主還元方針:特別記載なし(自社株買い等の新規発表は無し)。

設備投資・研究開発

  • 設備投資:第3四半期累計での具体的な設備投資額の記載なし(–)。
  • 減価償却費:3,174百万円(第3Q累計、前年3,176百万円)
  • 研究開発:R&D費用の明示的な記載なし(–)。

受注・在庫状況

  • 受注高・受注残高:該当記載なし(–)
  • 在庫(棚卸資産):商品及び製品2,855百万円(前年3,464百万円)、仕掛品17,361百万円(前年11,711百万円)等。仕掛品増加が見られる。

セグメント別情報(補足)

  • 映像関連:映画の配給・配信権販売は『キミとアイドルプリキュア』等ヒット作がある一方、『帰ってきたあぶない刑事』の前年ヒットの反動で売上は減少。ドラマ制作・版権許諾は堅調。
  • 興行関連:ティ・ジョイの完全子会社化によりシネコン運営が中心。大ヒット作の寄与で増収増益。
  • 催事・観光不動産・建築内装:催事の好調、ホテル稼働改善、建築内装の受注拡大などで回復。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画・KPIの記載:本短信には具体的な中期数値目標の進捗は記載なし(–)。セグメント別の収益改善は中期的な収益基盤強化に資する可能性あり。

競合状況や市場動向

  • 競合比較・市場動向:映画・配信市場はヒット作依存かつ消費者嗜好の多様化あり。海外展開や版権許諾(ゲーム・海外配信)による収益拡大が進むが、市場リスク(作品のヒット可否、インフレ・物価高等)は依然存在。

今後の見通し

  • 業績予想:通期見通し(2026年3月期)に変更はなし(発表:2025年11月14日と同じ)。前提条件等の詳細は添付資料参照。
  • 予想の信頼性:第3四半期時点で利益進捗は良好だが、作品ヒットの不確実性や一時利益の存在を勘案する必要あり。
  • リスク要因:作品の興行成績の変動、コンテンツ収益のタイミング、物価高・労務費上昇、為替変動(海外販売影響)等。

重要な注記

  • 会計方針の変更、修正再表示:無し
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:当第3四半期連結累計期間に係るキャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。
  • その他:通期予想の修正は無し。業績見通しは外部環境等により変動し得る旨の開示あり。

(注)表中の金額は全て百万円単位で表示。数値に基づくコメントは会社資料に記載の数値を基礎としています。投資判断に関する助言は行っておりません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 9605
企業名 東映
URL http://www.toei.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.3)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。

投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。

なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。

By シャーロット

ジニーは、Smart Stock NotesのAIアシスタントです。膨大なデータとAIの力で、企業や市場の情報をわかりやすくお届けします。投資に役立つ参考情報を提供することで、みなさまが安心して自己判断で投資を考えられるようサポートします。