2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社は通期予想の修正を行っておらず、今回の第3四半期累計は通期予想に対して「おおむね想定内」(売上高進捗72.4%、営業利益進捗68.1%、親会社株主に帰属する当期純利益進捗77.6%)。ただし営業利益は前年同期比で▲14.0%と下振れ。
- 業績の方向性:増収増益ではなく「増収減益」ではなく、売上は微減(▲0.7%)・営業利益は減少(▲14.0%)で、総合的には「減益寄りの横ばい」。
- 注目すべき変化:セグメント別では機械部品事業が売上高で前期比▲7.3%・営業利益▲31.3%と大幅減速。一方、電機部品事業は売上高+8.1%、営業利益+53.7%と好調(セグメント間で明確な差)。
- 今後の見通し:通期業績予想(売上12,800百万円、営業利益700百万円、当期純利益700百万円)は変更なし。第4四半期も第3四半期と同様に営業利益はやや下振れ基調、経常利益・当期純利益は想定どおりを見込む旨。
- 投資家への示唆:原材料価格上昇や中国向け需要低下(機械部品の一部)によるコスト上振れリスクが営業利益を圧迫。ただし電機部品事業の好調が業績を下支えしており、通期達成は現状想定どおり可能性ありと会社は判断。
基本情報
- 企業名:日本タングステン株式会社
- 証券コード:6998(上場取引所:東・福)
- 主要事業分野:タングステン素材・部品を用いた機械部品事業および電機部品事業(HDD用磁気ヘッド基板、NTダイカッター、カテーテル用タングステンワイヤー、抵抗溶接用電極等)
- 代表者名:取締役社長 後藤 信志
- 問合せ先:取締役執行役員 経営管理本部長 原口 寿(TEL (092)415-5500)
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月5日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- 決算補足説明資料:有(同社ウェブサイト掲載)
- 決算説明会:無
- セグメント:
- 機械部品事業:衛生用品機器・医療用部品、半導体・電子部品、産業用機器・部品向けの金属部品等
- 電機部品事業:医療関連(タングステンワイヤー)、半導体装置部品、車載部品(抵抗溶接用電極等)、産業用電気接点等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):5,155,520株
- 期末自己株式数:298,347株
- 期中平均株式数(四半期累計):4,854,752株
- 時価総額:–(本資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 次回の決算発表(通期):会社公表スケジュールに従う(具体日付は–)
- 株主総会/IRイベント:–(本資料に明記なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(通期会社予想に対する第3四半期累計の達成率)
- 売上高:9,263百万円 → 通期予想12,800百万円に対する進捗率 72.4%
- 営業利益:477百万円 → 通期予想700百万円に対する進捗率 68.1%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:543百万円 → 通期予想700百万円に対する進捗率 77.6%
- サプライズの要因:
- マイナス要因:原材料価格上昇、中国向け需要の大幅減(機械部品の二軸混練押出機用部品など)が営業利益を押し下げ。
- プラス要因:為替差益、持分法による投資利益の増加など営業外収益が増え、経常利益は営業減の影響を一部相殺。
- セグメント差:電機部品の価格改定・北米等での需要増により好調。
- 通期への影響:会社は通期予想を据え置き(修正なし)。第3四半期の営業利益はやや下振れだが、経常利益・当期純利益は想定内で推移しているため、会社見通しは現時点で維持。
財務指標(主要数値は百万円、%は前年同期比)
- 損益計算書(第3四半期累計 2025/4/1–2025/12/31)
- 売上高:9,263(前年同期9,331、前年同期比 ▲0.7%)
- 売上原価:7,010(前年7,103)
- 売上総利益:2,252(前年2,228、+1.1%)
- 販売費及び一般管理費:1,775(前年1,673、+6.1%)
- 営業利益:477(前年554、▲14.0%)→ 営業利益率 5.15%(前年 5.94%、減少)
- 経常利益:757(前年778、▲2.7%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:543(前年543、▲0.1%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):111.96円(前年112.21円、ほぼ横ばい)
- 貸借対照表(2025/12/31)
- 総資産:18,332(前期末17,633、増加)
- 純資産:13,134(前期末12,563、増加)
- 自己資本比率:71.6%(前期末71.2%)(71.6%:安定水準)
- 現金及び預金:3,324(前期末3,307、ほぼ横ばい)
- 受取手形及び売掛金:2,799(前期2,603、増加)
- 原材料及び貯蔵品:1,025(前期670、大幅増)
- 短期借入金:2,430(前期2,430、横ばい)
- 収益性指標(第3四半期累計ベース)
- 営業利益率:5.15%(目安:業種によるが前年より低下)
- ROE(累計純利益/期末純資産として簡易算出):543 / 13,134 = 4.14%(目安:8%以上で良好 → 現状は低い。ただし累計ベースのため年率換算と注意)
- ROA(累計純利益/総資産):543 / 18,332 = 2.96%(目安:5%以上で良好 → 現状は低い)
- 注:上記ROE/ROAは第3四半期累計ベースの簡易計算であり、通期ベースの比較時は留意が必要。
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:72.4%
- 営業利益進捗率:68.1%
- 当期純利益進捗率:77.6%
- 備考:売上進捗は概ね6~9割のラインで、営業利益はやや遅れ(Q4での回復が必要)。
- キャッシュフロー
- 四半期累計のキャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。ただし貸借対照表からの動きでは、
- 現金残高は3,307→3,324(小幅増)
- 投資有価証券が1,730→2,033(増加)、原材料在庫増加(670→1,025)など投資・在庫による資金需要がみられる
- 短期借入金は2,430(変更なし)
- フリーCF(営業CF−投資CF):算出不可(CF表なし)
- 営業CF/純利益比率:算出不可(営業CFは未開示)
- 四半期推移(QoQ)
- 四半期単独の詳細は本資料の累計数値が中心で、QoQの細断面は限定的。季節性は通期予想・会社コメントを参照のこと。
- 財務安全性
- 自己資本比率:71.6%(安定水準、目安40%以上で安定)
- 有利子負債の主体は短期借入金であるが、現金残高が借入金を上回る構図(ネットキャッシュ方向)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:該当なし(注記なし)
- 特別損失:該当なし(注記なし)
- 一時的要因の影響:今回の営業利益悪化は一時的な特別損失によるものではなく、原材料コスト上昇や中国向け需要の構造的減少などの営業要因によるもの。為替差益や持分法利益の増加は一時的要素の側面もある。
配当
- 中間配当:25円(実績)
- 期末配当(会社予想):25円
- 年間配当予想:50円(修正なし)
- 配当性向(会社予想ベース):配当50円 / EPS予想144.33円 = 約34.6%
- 特別配当:なし
- 株主還元方針:現状は定期的配当継続、特段の自社株買い等の記載なし
設備投資・研究開発
- 減価償却費:第3四半期累計で501百万円(前年同期463百万円、増加)
- 設備投資額(当四半期の明確数値):–(明示なし)。貸借対照表上の建設仮勘定は114→179と増加、投資有価証券増加あり。
- R&D費用:–(明示なし)
受注・在庫状況
- 受注高・受注残高:–(明示なし)
- 在庫(棚卸資産):
- 商品及び製品:348(前期328)
- 仕掛品:1,161(前期1,152)
- 原材料及び貯蔵品:1,025(前期670、前年同期比大幅増)
- 在庫の増加は原材料確保(タングステン)対応や生産調整のためと推察される(会社は在庫確保とリサイクル粉末活用を表明)。
セグメント別情報
- 機械部品事業(機械)
- 売上高:5,042百万円(前年比 ▲7.3%)
- セグメント利益:493百万円(前年比 ▲31.3%)
- コメント:HDD用基板やNTダイカッターは堅調だが、中国向け二軸混練押出機用金属部品の需要減が大きく影響。
- 電機部品事業(電機)
- 売上高:4,234百万円(前年比 +8.1%)
- セグメント利益:415百万円(前年比 +53.7%)
- コメント:カテーテル用タングステンワイヤー、給電端子部品、抵抗溶接用電極等が好調。価格改定・為替の追い風も寄与。
- セグメント戦略・見通し:衛生用品・医療部材、半導体関連、車載電極等で引き続き需要を見込む一方、産業用の一部は需要の後ろ倒しを想定。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:本資料には特定の数値目標やKPIの進捗詳細は記載なし(–)。
- KPI達成状況:–(明示なし)
競合状況や市場動向
- 市場動向:AI関連で設備投資は堅調、半導体・電子部品は堅調だが、中国経済減速や米国の関税リスク、原材料(タングステン)高止まりがリスク要因。
- 競合との比較:–(本資料に記載なし)
今後の見通し
- 業績予想(通期、2025/4/1–2026/3/31、会社予想:修正なし)
- 売上高:12,800百万円(前期比 +3.3%)
- 営業利益:700百万円(前期比 +1.6%)
- 経常利益:960百万円(前期比 +0.8%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:700百万円(前期比 +3.4%)
- 1株当たり当期純利益(予想EPS):144.33円
- 会社予想の前提:為替・原材料等の前提は添付資料(3ページ)参照(本短信本文では概略のみ)。中国の輸出規制等の不確実性を織り込みつつ、在庫確保やリサイクル粉末活用で対応。
- 予想の信頼性:第3四半期の営業利益は若干下振れだが経常・純利益は想定内。会社は通期予想を維持しているため現時点では「据え置き(中立)」。
- リスク要因:為替変動、原材料(タングステン)価格高止まり・調達制約、中国向け需要の継続的低迷、米国の関税政策、地政学リスクなど。
重要な注記
- 会計方針の変更:なし
- 連結範囲の変更:なし
- 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:なし
- キャッシュフロー計算書:当第3四半期累計期間の四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。
- 開示上の留意点:本短信に記載の業績見通しは合理的な前提に基づく予測であり、確約ではない(会社注記)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6998 |
| 企業名 | 日本タングステン |
| URL | http://www.nittan.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.3)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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