2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想(通期)からの修正は無し。四半期・中間決算としては売上・利益ともに会社予想との直接比較指標は公表されていないため市場予想との差異は–。通期予想は未修正(据え置き)。
  • 業績の方向性:増収減益ではなく「減収・減益(前年同期比)」、中間は売上高10,173百万円(△1.4%)、営業損失△356百万円(前年同期は△453百万円の損失で損失幅縮小)、親会社株主に帰属する中間純損失△355百万円(前年同期は299百万円の利益)。
  • 注目すべき変化:インナーウェア(D2C強化)が好調でインナーウェア売上は4,647百万円(+4.8%)と成長。一方レッグウェアは4,861百万円(△8.3%)と継続的に需要低下。繊維事業全体は売上9,508百万円(△2.3%)で営業損失継続(△600百万円)が課題。
  • 今後の見通し:通期業績予想は据え置き(連結売上高23,000百万円、営業利益100百万円、親会社株主に帰属する当期純利益100百万円)。中期経営計画(2025-2027)で2028年に連結営業利益10億円到達を目標に掲げる。現時点で通期達成可能性は売上進捗は約44%だが利益面は中間で損失となっており、コスト削減・D2C拡大や海外生産強化の実行が重要。
  • 投資家への示唆:D2C・インナーウェアの拡大や不動産収益の寄与は見られるが、為替・原燃料・物流・人件費高止まりで製造原価上昇が継続。通期で黒字化を実現するにはコスト低減策(中国新工場の自動化・ASEAN生産強化等)の成果確認が重要。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:アツギ株式会社(Atsugi Co., Ltd.)
    • 主要事業分野:繊維事業(レッグウェア、インナーウェアの製造・販売)、不動産事業、その他(介護用品販売・グループホーム運営、太陽光発電による売電)
    • 代表者名:代表取締役社長 日光 信二
    • 上場取引所/コード:東証 / 3529
    • URL:https://www.atsugi.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年10月30日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)連結、2025年4月1日~2025年9月30日
    • 決算補足説明資料:無、決算説明会:無
  • セグメント:
    • 繊維事業:レッグウェア、インナーウェア(OEM・D2C含む)
    • 不動産事業:保有不動産の賃貸等
    • その他:介護用品の仕入・販売、グループホーム運営、太陽光発電による売電
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):17,319,568株
    • 期末自己株式数:1,303,722株
    • 中間期中の平均株式数:16,016,531株
    • 時価総額:–(本資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 次回決算発表:通期予定(会社公表スケジュール参照)
    • 株主総会/IRイベント:–(本資料に記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社発表の通期予想に対する中間累計達成率):
    • 売上高:中間 10,173百万円 / 通期予想 23,000百万円 → 進捗率 44.2%
    • 営業利益:中間 △356百万円 / 通期予想 100百万円 → 進捗率 △356.0%(中間で損失のため数値は負)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:中間 △355百万円 / 通期予想 100百万円 → 進捗率 △355.0%
  • サプライズの要因:
    • 売上面:消費者の節約志向や物価上昇の影響でレッグウェアが不振(△8.3%)、これが全体の減収要因。一方インナーウェア(D2C強化)やOEM拡大は寄与。
    • 利益面:為替(長引く円安)による調達コスト上昇、原燃料・物流・人件費の上昇が利益を圧迫。固定資産の減損78百万円が当期に計上。
    • 特別利益として投資有価証券売却益68百万円があるが、営業ベースの損失を補えない状況。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想を据え置き。売上進捗は概ね計画の半分弱であるが、利益面は現状で赤字のため通期黒字化にはコスト削減と販売構造改革(D2C拡大、海外生産強化、医療用途等の新商品展開)の実効性が鍵。予想修正は現時点「無」。

財務指標

(単位は特記がある場合を除き百万円)

  • 財務諸表の要点(中間期末 2025/9/30)
    • 総資産:39,837(前期末 40,847 → △1,009)
    • 純資産:31,477(前期末 31,662 → △185)
    • 自己資本比率:79.0%(前期末 77.5%)(高水準・安定)
  • 主要PL指標(当中間期 vs 前中間期)
    • 売上高:10,173百万円(△1.4%、前年中間 10,318)
    • 売上総利益:3,356百万円(前年3,295)
    • 営業利益:△356百万円(前年△453百万円、営業利益率 約△3.5%)※営業利益率 = 営業利益/売上高
    • 経常利益:△310百万円(前年△134百万円)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:△355百万円(前年 299百万円)
    • 1株当たり中間純利益(EPS):△22.20円(前年 18.68円)
  • 収益性指標(参考)
    • 営業利益率:約△3.5%(繊維製造業ではプラスの業界平均が通常期待される;企業・業態で差あり)
    • ROE:–(中間期単体の算出は変動要因大。会社の通期予想ROEは0.2%(2026予想))
    • ROA:–(同上)
  • 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
    • 売上高進捗率:44.2%(通常ペースは50%が目安。44%はやや遅れ)
    • 営業利益進捗率:△356.0%(目標は黒字100百万円だが中間で赤字)
    • 純利益進捗率:△355.0%
    • 過去同期間との比較:売上は微減、営業損失は縮小(損失幅改善)が進展は見られるが純損失計上で通期黒字の確度は注意が必要
  • キャッシュフロー(中間累計)
    • 営業CF:△672百万円(前年 △705)→ キャッシュ消費
    • 投資CF:△458百万円(前年 △363)→ 主に有形固定資産取得 540百万円
    • 財務CF:△863百万円(前年 +323)→ 短期借入金返済等
    • フリーCF:営業CF – 投資CF = △1,130百万円(マイナス)
    • 営業CF/純利益比率:該当期間は純利益がマイナスのため比率は算出不能/健全性判定困難
    • 現金及び現金同等物残高:3,517百万円(前期末 5,354→中間期首 5,354? 注:資料内期首5,354→中間末3,517、減少1,837)
  • 四半期推移(QoQ)
    • 四半期ごとの詳細は別表参照だが、中間累計で在庫が増加(棚卸資産 +1,021百万円)が営業CF悪化要因
  • 財務安全性
    • 自己資本比率 79.0%(安定水準)
    • 流動比率(流動資産15,524 / 流動負債4,259)≈ 365%(高い流動性)
    • 負債合計 8,360、純資産31,477 → 負債/純資産比率低位(財務レバレッジは低い)
  • 効率性
    • 棚卸資産増加が見られ、在庫回転面の改善が短期課題
  • セグメント別(当中間期)
    • 繊維事業:売上 9,508百万円(△2.3%)、営業損失△600百万円(前年度△685、損失幅改善)
    • レッグウェア 4,861百万円(△8.3%)
    • インナーウェア 4,647百万円(+4.8%)
    • 不動産事業:売上 354百万円(+26.7%)、営業利益 278百万円(+30.0%)
    • その他:売上 309百万円(+1.9%)、営業利益 46百万円(+2.5%)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:投資有価証券売却益 68百万円、固定資産売却益 13百万円
  • 特別損失:減損損失 78百万円(繊維事業に係る固定資産の減損)、固定資産売却損 3百万円 等(合計 81百万円)
  • 一時的要因の影響:投資有価証券売却益は一時収益で、営業損失を相殺するには限定的。減損は当期の収益性にネガティブ影響を与えているが継続性は低い可能性。
  • 継続性の判断:減損は非継続的要因だが、原価上昇などは継続的リスク。

配当

  • 中間配当:0.00円(実績)
  • 期末配当(予想):0.00円
  • 年間配当予想:0.00円(直近公表予想から変更なし)
  • 配当利回り:0%(株価依存、配当金ゼロのため)
  • 配当性向:0%(当期予想ベース。配当がないため)
  • 株主還元方針:特別配当・自社株買いの記載無し

設備投資・研究開発

  • 設備投資(中間累計):有形固定資産の取得による支出 540百万円(前年中間 1,438百万円)
  • 減価償却費:265百万円(中間累計)
  • 主な投資内容:中国新工場の自動化推進(2024年12月稼働開始)による原価低減投資の継続

受注・在庫状況(該当情報)

  • 在庫状況:
    • 棚卸資産 5,057百万円(前期末 4,229 → 増加1,021百万円)(在庫増加は営業CF悪化要因)

セグメント別情報(補足)

  • セグメント別の収益構成:
    • 繊維事業が売上の約93%を占める(9,508/10,173)
    • 不動産事業は小口ながら高収益(営業利益率高め)
  • セグメント別前年同期比較:上述のとおり、インナー堅調、レッグウェア不振
  • 地域別売上:記載無し(国内/海外比率は明示されていない)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画(2025-2027)概要:
    • 基本方針:顧客視点価値最大化、新発想による価値創造、競争力強化、人的資本経営、資産有効活用促進
    • 目標(連結):2026売上230億円/営業利益1億円、2027売上259億円/営業利益2億円、2028売上273億円/営業利益10億円
    • 取り組み:D2C強化、ヘルスケア/メディカル用途品拡大、海外事業拡大、中国新工場の自動化、ASEAN生産強化
  • KPI達成状況:中間時点では売上は通期見込みに向けて44%の進捗だが利益面で赤字。中期目標達成にはコスト削減効果と販売拡大の実行が必要。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:国内繊維(レッグウェア)需要は2018以降減少傾向、インバウンド特需の喪失、消費者の節約志向、円安・原材料高が業界圧迫要因
  • 競合他社比較:本資料に他社比較データは無し → 比較は要別途調査

今後の見通し

  • 業績予想(通期 2026年3月期、会社予想・修正無し)
    • 連結売上高 23,000百万円(+5.1% 前期比)
    • 連結営業利益 100百万円(計画)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益 100百万円(計画)
    • 前提条件・リスク:為替動向、原材料・物流費、人件費、消費動向(節約志向)、生産コスト削減の進捗等
  • 予想の信頼性:中間で赤字を計上しており、会社の示すコスト削減・販売施策の効果確認が重要。過去の予想達成傾向は中期計画に係る注記参照(企業側は計画達成に向け施策を進める旨表明)。
  • リスク要因:円安・原料価格上昇、消費冷え込み、在庫増加、為替変動、海外生産の実行遅延等

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し
  • 監査・レビュー:中間決算短信は公認会計士または監査法人のレビュー対象外(注記あり)
  • 継続企業の前提に関する注記:当中間期末時点で継続企業の前提に重要な不確実性は認められないと判断(ただし事業環境には重要な課題ありと明示)

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3529
企業名 アツギ
URL https://www.atsugi.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 素材・化学 – 繊維製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.3)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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